では今週も感想を。
2話は、3バカくんメイン回でした。
スピード感とテンポの良さは、初回からはちょっと落ちましたが、前回違いが分からなくて動揺してしまった3バカくんたちが、完全に判別できるようになったので良しと致します。
3名とも、顔だけ役者でなくコメディのノリがうまいですね。安心して見れそうで嬉しいなー。
さて、問題の間宮くんですが。
これはいい役もらったねー。わたし、嬉しい。
二枚目間宮を期待していた方は、もうきっぱりすっぱり諦めましょう。
今回の彼の役回りは、はっきりと三枚目の狂言回しです。
私、最初から、本作品は間宮&矢本のお笑いコンビこそが見所、と感じてはおりました。
(あくまでも私にとって、の意味ですが)
しかし、お二人のビジュアルから、「アーニーとバート」くらいしか連想できていなかった自分を、ただ今全力で恥じております笑。
1)黒澤映画のオマージュであったことが判明
山崎賢人くんの役名が「三船」で、ゲスト関ジャニくんの伝説先輩苗字が「黒澤」であったことから、もっと早く気づくべきでした。
今回、「もしや??」と思って検索かけたら、やはり気づいて呟いていた方がおられましたねっ。
素晴らしきかな先端技術共有知。素晴らしきかなヲタクの知識。
>間宮くんと地主の息子の凸凹コンビは『隠し砦の三悪人』の千秋実と藤原釜足のイメージ
>有名な話だけど『隠し砦の三悪人』の凸凹コンビは『スターウォーズ』のR2-D2とC3-POのモデルだよ。
矢本くんの役名「宮口」は七人の侍から。おおうナルホド。
そういえば、ちょっと前に、間宮くんが黒澤映画見て「世界に誇る日本の映画」って呟いておられましたよね…。
スタッフアドバイスの受けてのことだったのか、自分で気づいて自覚的にチェックしていたのかは分かりませんが、銀英伝原作もきちんと読んで作品に臨んでくれた、本気役者間宮くんらしいなと思いました。
だからといって「この作品には深みがある」とは全く言いませんが笑、少なくとも、手馴れた製作陣が心から楽しんで作ってる様子は伝わってくるわけです。うん、ヘンに深刻方向へ頑張っちゃってるドラマより、好きだなーこういうノリ。
2)コメディアンへの挑戦!がんばれっ
という訳で、目の保養系イケメンは、中島くんやザキヤマさんに頑張っていただくとして、間宮くんには本作品でコメディセンスをぜひものにしていただきたい。
もとから芝居はうまいし、マンガチック学園ドラマにたくさん出てますから、今のままでも十分できる人ではある。
でも、どうしても熱血もしくはヤンキー的ノリの、がーっと押し出しの強い役のイメージが強く、率直に言ってそういう演技ならばできる人が他にも結構いることはもう分かった。
だから、もっと肩の力を抜いた雰囲気でも演技ができるかどうかを見てみたかったんです。
そう思ってたら、こんな場面を見せられて、もう私大喜び↓
「たしカニ~」
うわあ~。小ネタ可愛い~。手を抜いてなーい。
いける。いけるぞコメディアン路線っ。
次回も期待してます、頑張ってください!
3)美形隠しに気を抜くな
お笑い要員であるならば、半端にかっこ良くなってはいけない。
あくまで残念キャラを徹底すべきであります。
と・こ・ろ・が、実はこれが間宮くんにはなかなか難しいんだな~。
ちょっと気を抜いたら、ホラかっこいい笑。
女教師との妄想場面
髪濡れてボンバーつぶれたら普通のイケメン
美形隠し頑張ってねっ。
(こぼれてくるのを拾うこの感じ、楽しい…やめられない笑)