※ネタバレ含みます!ご注意下さい!
試写会での評判良かったので、期待はしてましたが、
面白いじゃないか面白いじゃないか!
うん、これは良い実写化作です(いきなり断言)
①普通の学園コメディじゃないっす
事前に原作読破する派の私は、もちろん本作もきっちり予習して臨みました。
ライチで洗礼を受けたあの濃厚な絵とキャラはそのままに、生徒会選挙を戦う男子高校生たちの権力闘争劇。
熱いぞ熱い。
主人公たちが大真面目どころか命がけ過ぎて、独特のギャグ感が炸裂。
もはや大人政治世界の風刺を超えて極上の戯画(カリカチュア)と言える作品です。
②若いイケメンだけが見所じゃないっす
ゆえに私は少々残念に思っていたのですよ。映画の宣伝が余りにも「イケメン大集合!」とだけ煽ってる気がして…
(あ、イケメン揃いなのは全力同意です。つか、どの番宣もキラッキラだったわ恐ろしいほどだわ。あらゆるタイプを揃えて待ち受けてる地獄の1丁目ホスト感凄かったわ)
ところが、蓋を開けて見れば。
劇場が男性はもちろん年配のご夫婦とか、驚くほど幅広い客層で埋まっていたのにかなり驚きました。
しかも、ちゃんとウケて劇場内で笑いが起きてた。素直に嬉しい😆
原作エピソードの絞り方も、逆に付け足し方も個人的には納得感がありましたし
何より、ちゃんと少年誌作品らしい熱血の仕上がりでした!👏
③キャストにハズレ無いっす
実写化キャストにブーイングが起きるのはコミック原作ものの宿命。
しかし、本作キャストはビジュも演技もかなり好評と私は感じており、結果を出した若手くんたちに拍手したい。
本当にどのキャラもハマっていたのですが…
まず挙げるとすれば野村周平くん。
これまで見た他のどの作品より生き生きして見えたよ!もう半端なイケメン役なんて他の誰かに任せて、こっちの路線でいくべきなんじゃないの??それっくらい腐れ根性役にぴったりでした。
竹内涼真くんは、いつ清涼飲料水の宣伝始めてもおかしくないくらいの爽やかな男らしさで、アレはもう完全に地でしょ。人気爆発間違いない人材だわ。
千葉雄大くんも、穏やかな表情の裏で計算巡らす役が凄く上手い。「家売る女」で似たポジションの役作りに感心してたんだけど同じくらい似合ってる。
志尊淳くんのニャン台詞って、何気にハードル高い難役だと思うんだけど、凄いのホントに可愛いの。アレは間宮氏には絶対にできないワザだと思いましたまる。
そして駒!鈴木勝大くんスピンオフ評判通り。原作イメージまんまのビジュアルでしたよ。
ヒーローのみなさんありがと〜う泣
んで忘れちゃいけないのが、堂山会長役の木村了くんね。舞台版でゼラも帝一も演じたお方。この方の名前がキャスト欄にあるだけで、原作及び舞台ファンの信頼得てると思うのよ。これって凄い事じゃないですか?今後こういう皆が幸せになれるパターンが実写化界隈に増えるといいなって思います。
④菅田将暉はさすがだったっす
熱演というのがふさわしい、本当に見事な帝一ぶりでした。
独特過ぎる世界観へ、観客をガッと引きずり込んだのは、間違いなく彼のスーパーハイテンション演技でした。
もともと好きな若手俳優でしたけど、今本当に「旬」の時を迎えたんだなあって、眩しいっす。
父親役の吉田鋼太郎さんが賛辞を送っているのも納得です。
⑤氷室ローランド様濃かったっす
さて、ようやく我らが間宮氏について語るぞ〜。
氷室ローランド様のあの金髪ヅラを、曲がりなりにも被りこなせていただけで、点数あげてほしい程度にはビジュアルからしてキョーレツなキャラだと思ってます笑
あ、うっかり指が滑りました…
本作の演出は、北朝鮮かよ〜みたいな乱れぬ拍手→やめい!とか、、、
海帝という名門男子校を、独自の規律に支配された、ちと狂気じみた世界として見事に表現している。
そんな中、間宮氏の圧倒的な美声と男らしさという武器が存分に活かされており、他のメンバーに負けないくらいにハマってると感じてもらえるはず。
実際、彼が登場する場面の威圧感・緊張感ハンパ無いです。んで、だからこそその後転落してしまう惨めぶりが際立つという…
曲者役大好きな間宮ファンにとって一粒でいくつも美味し過ぎるよナニコレ!!なんであります!
海帝祭の和太鼓も、屋上からのイーグルジャンプも素晴らしい場面なのですが、
私が本作の円盤を手に入れた暁に、一番リピってしまいそうな場面は、帝一が瞬殺!と評した氷室の公約演説ですねー。
…やっぱり私は間宮氏の声が大好きです、はい笑
また今週もう一度見にいく予定でっす。新たな発見あるかな?楽しみ。
まだこれからの方、期待していて大丈夫だと思いまっす🙆