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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【僕やり感想】6話 苦い真実から逃げられますか

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釈放されたパイセンを囲んで四人が再会をはしゃぐ場面からスタート

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ようやく警察やヤバ校の奴らから逃げまくる日々が終わり、各人が元の暮らしに戻ろうとします。

伊佐美きゅんは、一人で淋しくさせてゴメンね〜と今宵ちゃんとイチャコラ
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一瞬だけ、「ん?」とトビオと浮気していた痕跡に気付きそうでしたが
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すぐに、調子よく目の前のお楽しみに耽るのでした笑
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二人がおバカにイチャコラしてる脇では、自首した犯人のニュースが流れていましたね。

表面的にはどんなにお気楽に暮らそうとも、何かが決定的に違ってしまっており、実は完全に元には戻れないのだという事を予感させていた様に思います。


それは伊佐美と今宵の関係だけでなく、トビオたち四人の友情にも垣間見得ており
特に印象的だったのは、トビオがマルをぶん殴ったとこですかねー
(あそこ、ウケながらもスカッとした人多かったのでは)


一方、原作にはないオリジナルエピソードですが。
正直どうねじ込まれるか不安だったのですが、めっちゃ楽しかった笑

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パイセンが花束抱えてるだけで面白いw

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裏でスパイしてる彼らの表情の多彩な事
いちいち「やっぱ童貞だわ」と突っ込む伊佐美くん大好きですww
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で、この楽しい場面からの、一転、地獄落としが凄かった。本日の白眉です。



実は真犯人などでっち上げで、やはり自分たちがやったんだという真実を知ってしまった彼ら。
ズーンという音が聞こえてきそうな顔つきの面々…
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必死に目を逸らそうと
そして目を逸らしさえすればもう全てを忘れられるのだと
「闇の中〜闇の中」と手拍子を始めた彼らでしたが…

そこへ登場。刑事三浦翔平渾身の呪いの台詞
「一生苦しめ」
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この目凄かったですね。


4人の分かれ道で、真っ先に自分の道へと歩き出した伊佐美。実に彼らしい。
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ジェットコースターのように状況が変わるのに連動して、感情や関係性もまたぐるぐると変わる。それをしっかり演じて見せてくれていて、私はこの四人のキャストで観れて本当に良かったと思ってます!

ラスト近く
学校ですれ違うトビオと伊佐美の場面も、実に印象的でした…
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そうだよな、伊佐美ならそうするよなぁ
呟くトビオの心の台詞と、諦観と寂しさを滲ませた窪田君の表情が素晴らしかったです。


伊佐美は一度自殺を図ることで自分を罰そうとしています。彼は、本当に逃げられないのは彼らの心なのだと知っている。

クールに見えていますが、自分の心が弱い自覚があるから、触れたくないものから遠ざかる選択をするのかもしれませんね。
(もしかしたら今宵ちゃんの浮気とかも、知らない方がいいとか思っているのかも…)

そして、流されやすかったトビオがようやくかつての伊佐美と同じ心境にたどり着きました。
自己嫌悪に吐く→彷徨う→そして…

屋上から衝動的にダーイブ!!
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今話は、ようやくこの物語の最大のテーマに触れた最重要回でありました。

このお話は、確かに四人の逃亡劇ではありますが、物理的に何かに追われなくなってからが真の物語の始まりなんですね。

つまり、彼らはこれから、自分の心の中で背負ってしまった罪の意識から逃げられるのかどうか、戦うことになります。

そして、罪を償おうにも、既に社会的には無罪になってしまっており、彼らは法的に償うことすら出来なくなっている
次回からは、そんな設定がズシンと活きてくるハズです。

さあそれぞれどんな生き様を見せてくれるでしょうか。楽しみです。


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