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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【映画感想】トリガール! これは空飛ぶ弱虫ペダル

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これまではネタバレ云々を気にして、公開初日の映画感想は控える事が多かったのですが…


ちょっと興奮収まらないから書かせて頂く

(観に行く予定でネタバレ嫌な方は避けてくださいませ)
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(1)私の中で遂にラインハルトを超えた!

いきなり本ブログの読者にしか分からないネタですんません。

私が間宮祥太朗氏のファンになったのは、舞台版銀河英雄伝説のラインハルト役からでした。
余りのオーラと凛々しさ溢れる美声に魅入られて今に至る。

役幅の広さに感服しつつも、率直に言ってラインハルト以上に好きな役にはお目にかかれないままで四年が経過。

そして遂に現れた銀河皇帝を超える当たり役。それが本作の酒場大使!あ、いえ、坂場大志です!!!
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(2)野性味溢れるイケ…メン…?

坂場は素手で熊を倒したという伝説を持つほどの強面キャラ。
間宮氏は、完全に顔と声の迫力だけで説得力あるキャラを作った。

実はそこまでガチマッチョタイプでは無いのに、単に体格の良い役者というだけではあの野性味は出せなかったと思うんです。褒めてあげて褒めてあげて!

大酒かっくらうとこなんてさ、あんなにビールジョッキ似合う若手俳優いないわって位に、ワイルド。ほとばしるウワバミ感が素敵〜
あ、だけどココは多分間宮氏の素のまんまだろうから別に褒めなくていいや笑
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(3)なのに豆腐メンタル

卑怯過ぎるほどのギャップ萌えキャラなんす坂場って奴は!

抜群の体力を持ちながら、はカナヅチ
水に落ちる恐怖から冷静にハンドルが切れません。そのせいで前回大会も今年のテストフライトも大失敗を…

映画版トリガールでは、原作小説以上にこのギャップにフィーチャーしており、オリジナル場面が結構ある。
死ぬ死ぬビート板プールとか、Myクルーズなスワンボートとか。
どっちの場面も映像的笑いに溢れ、映画ならではの「可愛い坂場」魅力増強に繋がっていて、大好きなシーンです。
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なんて美味しい役を頂戴したんでしょうかっ
間宮ファンはこの感激と感謝を何処にお伝えすれば宜しいのでしょうかっ

とりあえず、琵琶湖の神様ありがとーう


(4)バイク漕ぐ2人は生ける青春の風!

私、間宮氏が弾丸のように疾走して来る冒頭場面で、いきなり鳥肌が立ちました…

顔なんか全然映らないし、ワザと間宮氏とは分からないように撮られているにもかかわらずです。

そう。この作品の真の主役は躍動する若い二人の汗と肉体なのです!顔なんか映らんでも、美しい生き物が風の様に走り飛翔する。それだけでただもうひたすら爽快!
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間宮氏が肉食獣のジャガーや猛禽の鷹だとしたら、
並ぶ土屋太鳳ちゃんは生きのいい鹿や身軽なツバメに見えました。

そんな二人がトムとジェリー芸を繰り広げる…こりゃたまらん…
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鍛え抜かれたアスリートとしての肉体と動きは、他の女優さんには到底真似出来ないだろうと感じます。数多い出演作を誇る売れっ子の太鳳ちゃんですが、彼女にとってもこれは渾身の当たり役になったのではないでしょうか?


(5)映画館で観る意味と価値ある作品

これは私の実感として、一番お伝えしたいと思った事なんです!

私はこの作品を二回見ております。
1回目は、配給会社の試写室で。
そして2回目は本日舞台挨拶回のtoho新宿大スクリーンで。

率直に言って、感動が段違いでしたよ…

試写室のスクリーンサイズと音響では、人力飛行機の飛ぶ瞬間の迫力がイマイチで残念。
そして登場人物達の早口大声の台詞が聞き取りにくくて笑い損ねる事が多々あった。そんな事実を、本日大スクリーンで観て知った次第…

観るなら、絶対に映画館、それもより良い設備のスクリーンを厳選して行ってください。その価値は充分あります。

貴女も琵琶湖の風になれますよ〜
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(6)原作も是非読んで欲しい

映画として良くまとまっているし、映像ならではの効果を出せているオリジナルシーン(ダンスなど)もありますが、原作にしか無い魅力もあります。

台詞のテンポ良い面白さと、思いがけない深み。

そして何よりも、団体戦かつ技術競技としての鳥人間コンテストの魅力

映画やTV放映では、どうしてもパイロットだけに注目が集まりがちですが、あくまでもパイロットは人力のエンジン。空飛ぶためのパーツの一つでしか無いのです。

原作小説では、花形と呼ばれる設計チームは勿論、各パーツの製作や管理に関わる全ての部員達の違いが丁寧に描かれています。
飛ぶための理論も技術も書いてあり、イメージだけの理系で終わらせてない。読み応えありました。

映画だけ見ると、なんで坂場とゆきながパスタと鶏肉食べてひたすら自転車漕いでるか、説明無くて相関関係が分からなかったんじゃないでしょうか?

二人は自分たちの出力ワット数を計りつつ、目指すべき減量値から摂取カロリーをきっちり逆算してるんですね。実に実に理系ぽいストイックさなんすよ〜
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他にも魅力的なキャラいっぱいなのに、映画では描かれる時間が限られてしまっていたので、その補完的な楽しみとしても是非どうぞ〜

(圭くんと坂場くんの絡みは原作の方がより萌え萌えだし
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和美ちゃんが坂場くんにうっかり惚れるスピンオフも超大好きっす)


こんなにも、より多くの人に見てもらいたいと感じた作品はありません。
今私のココロは、この作品を生み出してくれた全ての人と物への感謝に溢れちゃってます。本当に本当にありがとうございました〜

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