①想像の翼を再び広げ出したスズメ
昨晩の失態をフォローすべく、新妻の職場にご機嫌伺いに現れた涼ちゃん。
そういえば今日は撮休とか言ってた。
手にはお手製の豪華弁当。
スズメはこれで全てを許してしまうのだろうか。
…そうらしい…(ちょっとビックリ)
そして、どうやらこの100円ショップライフに本気で前向きに取り組む気力が満ちてきた様で。
あんな商品、こんなサービスと、どんどんアイディアが溢れ出す💡!
燃え尽きて迷い子みたいになっていたヒロインが、再び立ち上がって歩き出そうとする姿は、やはり気持ちがいいものです。
そして、私なんとなーく察したんです。
涼ちゃんの初登場の時に、なぜ「ソケット」だったのか。
ソケット君と運命的に出会い結ばれた事で、スズメという閃きの電球💡は、またピカって光り出せたのかなあって笑
②スズメ、涼ちゃんに諭される
「この飯炊きだけが能のボンクラ亭主がっ」と罵られっぱなしだった涼ちゃんですが
あら、妻の話し相手しながらお重を水洗い…本当にまめまめしい。
(この絵、やはりどう見てもスズメが亭主で涼ちゃんが嫁)
そして、フランチャイズの仕組みを説明。
涼ちゃんの言葉は、立派に社会経験を踏まえたもので。
単に映画が好きというだけではダメで、作るための理不尽な圧力や制約を知り、それと戦ったり折り合ったりして創作の道を模索している現実。
つまり、不自由には守ってもらえるメリットがあり、そこから羽ばたくのであればリスクが生じる。
実に正論。その通りなんですよね…
🐤「でも、秋風塾では自由やった」
プロ漫画家ではあっても、制約を伴う経験の乏しかったスズメは納得いかない様子。
すると、ここで涼ちゃんがスズメに思わぬ気づきをくれるのです。
🐶「それは秋風先生が、出版社の意向とか色々なものから守ってくれていたんだよ、きっと」
なんか、今日の涼ちゃん、凄く見直したなー。
良い事言ってる上に、それが説教くさく無いのが優しい性質のなせる技という感じです。
師匠にすら反抗する程、気の強いスズメですが、こんな涼ちゃんとは案外相性良いのかもしれませんね。
③懐かしのおもかげと菱本女史
涼ちゃんの言葉を受けて、スズメは菱本さんに話を聞くことに。
すると、やはり。
スズメの知らないところで、秋風先生が出版社の都合と戦ってくれていた事実が分かりました。
秋風先生〜カムバーック泣
今になって知る、秋風塾の有り難さ。守られていた自分。
ようやく気付いたこの真実が、今後のスズメの成長に繋がっていくと信じます。
「あなたの空を見つけるのよ」
④光江オバの思いがけない提案
大家ブザーで呼び出されたスズメ。
待ち構えていた光江オバ様が目に涙を浮かべて迎えてくれたのにビックリ!
なんと、オバ様、涼ちゃんから借りたスズメの「一瞬に咲け!」にすっかり感動した様子。
すかさずファンサの握手を与えようとするスズメの女王気質が可笑しい。
🐯「あ、いえ、握手は結構どす」
たじろぎながらも秒で断る光江さんも最高!
🐯「こんな綺麗なお話を描いていたのに、なんで漫画描くのやめはったん?」
🐤「潮時かなって感じて。…分かるんです、そういうの」
多くは語らなくても、光江さんは察してくれました。
なぜなら、光江さん自身も、本当は辞めたくなかった父から受け継いだ帽子店を泣く泣く大納言にしたという悔しい経験していたからです。
なんだか意外な流れでしたが、
思いがけずスズメの才能が認められた上、
この二人が心を交わし合うなんて、嬉しい驚きじゃありませんか!
しかし、驚きはこれで終わりませんでした。
モアイ店長から、スズメが店へのアイディアを色々出していた事を知らされていたためでしょう。
🐯「大納言はやめ!店をあんたに任す。あんたが店長や!」
🐤「えーっ!!」
100円ショップが思わぬ展開を迎えそう。
自由にやってみたいと語っていたスズメ、果たして店を切り盛りしていく事が出来るのでしょうかっ?
さあ来週も超スピードで物語が進みそうですよー。