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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【べしゃり暮らし 感想】2話 デジきんのかっこよさにひれ伏す

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2話、物凄く良かったです!
いよいよ登場したデジきんのお二人に加え、小芝風花ちゃんの演技にも惚れ惚れしました!


①ホンマにこいつ成長するんかなw>上妻

こういうキャラだと理解はしていても、間宮演じる上妻のアホさ暑苦しさは、存在を許せないレベルwww

間宮ファンの多くは、大先輩金本さんに対する上妻の傍若無人さや滑りまくってるテンションに、自分の事のような恥ずかしさで悶絶したに違いありません。







あの騒がしさだけでなく、口元に大変特徴ある表情をしているので、原作未読の私でも、今回の間宮氏が原作絵をまんま再現しようと研究しているのが分かります。(あるいは本人の思い入れの結果かも)


しかしながら、これこそが王道の少年漫画主人公!なのですよね。成長物語の主人公は、アホで怖いもの知らずのガキからスタートするのがお約束。

「やれよ。その子と漫才やれ」
「別れるために手ェ抜いたらぶっ殺すぞ」(ちょっと良い奴)


そしてやはり、本作でもこの暑苦しいアホが、その真っ直ぐさと素直さで周囲を動かし認められ、本人も目覚めていく。その片鱗が今回早速見られた事は嬉しいです。この速いテンポ良い。

「なんか違ぇ…」
「まず自分らが楽しんでねえ」




②本作のイケメン枠は辻本

そんな事に今更気づいた私は鈍い笑。
とぼけた表情に味があり、普通の青年が出来る良い役者さんと認識していた渡辺大知くんですが、どんどん色男に見えてきましたっ。

先輩たちにも一目置かれる確かな才能があり、高校生にして既にお笑いを仕事と定める覚悟や真摯さを持ち、惚れた女には純情と自分なりの誠意を貫く(黙って姿を消したのはヘタレやけれども)

大変魅力的な役です。
そして、そんな才能と経験で一歩も二歩も先んじている辻本が、アホの子上妻を相方として選ぶという流れが最高にエモい、尊いっ(←何かに目覚めつつある己を隠せていませんw)

今回、なぜ辻本と上妻が互いを相方と認め合ったかその理由が語られたのですが…

「アイツとなら漫才が楽しい」
「(学園祭の)あんなの経験してしまったら、もう他のやつとなんかやれへん」


グハッ(吐血音)

真面目で一途なあまり融通の利かなそうな面もある辻本。彼は、学園祭のアドリブパフォーマンスただ一回で、己(と元相方静代ちゃん)には絶対に持ち得ない上妻の奔放で破壊的な魅力に気づいたのですね…

(するとナニかい?告られて焦る上妻はもしやヒロイン枠なんかい?あんなゴツくて暑苦しいヒロインあり??)


③ヒロイン上妻のライバル小芝ちゃん?

最初から期待はしてましたよ?
そして見事に期待通りでした!小芝風花ちゃんの素晴らしい演技に大拍手です👏

堺ご出身?との事ですが、漫才シーンの流れるようなセリフ回しはもちろんのこと

自分と辻本との間に芽生えてしまった恋心を語る下り

別れに涙する静代を、新しい女相方が迎え入れる場面は、私泣いてしまいましたよ…



この二人もまた、「お友達」とは全く異なる漫才相方という特殊な道をこれから歩んで行くのですね。


④デジきん>相方というものの複雑さ

いやもう…こんなん惚れるわ反則や!

1話に比べて一気に物語が引き締まり深みが増したと感じましたが、その多くがこのお二人のキャラの登場によるものです。

「このままやったら学園の人気者止まり」
そうバッサリ言い切った金本と上妻の場面で、駿河太郎サイコーと叫び

「普通こんなん読んでくれへんで」
金本の心情をきっちり教えてくれる藤本の場面では、尾上さんダイスキーと泣き

波岡さんやら山口さんやら過剰な色気を振りまくイケオジにも眩惑されつつ

「高校時代の俺によう似てる」
で「いいえやっぱり駿河太郎ーっ」と、もう奥様の興奮止まらないのよ責任とって。


特に印象的だったシーンを無理矢理二つに絞ると


1)プロの世界に魅せられる上妻を見守る場面

板の上にサンパチマイクが置かれ、一瞬でプロの芸人を迎えるための場となる。
その空気感に一気に引き込まれていく上妻の表情と、それをまるで懐かしいものを見るような目で見守る金本。



ここ、繰り返し見てしまいました。
原作から貫かれているであろう、プロ芸人の世界へのリスペクトというものを最大限感じます。


2)不器用に歩み寄りネタ合わせするデジきんコンビ

漫才の相方というのが、いかに複雑で難しいものであるかを体現しているデジきんというキャラ。
人気コンビでありながら実生活では口もきかない二人が、ピュアな若者たちの「俺は自分が楽しくてやってる」、「あいつとなら楽しんでいける」という言葉に触発されて、きっと大切な何かを思い出したに違いなく。



相変わらず目も合わせないままのくせに、絶妙な空気感で突然ネタ合わせを始めたシーンにグッときました。二人がこれまで歩んできたであろう歴史まで漂う。

無論、その後のお手本のような漫才シーンも、上妻辻本の勢いだけに任せたノリと全く異なり、大人の余裕を感じさせて実にお見事でした。



次回は浅香くんの漫才シーンありそうで待ち遠しい。
ただ、例によって調子に乗った上妻が盛大にすべり凹む展開で、試練を覚悟しておきます笑


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