Quantcast
Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 427

【麒麟がくる感想_24話】将軍て可哀想…

$
0
0
第24話 将軍の器

①将軍義輝暗殺される

孤立したまま三好一派に暗殺されてしまった将軍義輝。
史料によると、実は剣豪であった将軍自身が派手な大立ち回りを演じメッチャ殺しまくって抵抗したそうですがw
本ドラマでは、向井理さんの貴族的美貌を最大の見せ場とし、あくまで悲劇的に美しくお散りになられました。


その知らせを聞きつけた左馬助くん、全速力で登場〜!いいぞ!いい走りだ!馬だけに🐴!


(間宮氏は、ドラマの中で全力疾走する事が割と多い気がします。本人スポーツマンですし実際足もかなり速そうですよね❤️)



義輝に心酔していた十兵衛、大ショックです


②松永の本心は?

激怒の十兵衛、松永を問い質すべく京へ(またかよw)

しかし松永は、三好息子らのしでかした事に警護責任は感じつつ、自分の本意では無かったと弁明。


そして、あくまでも将軍という存在は必要として、次に義輝の出家した弟覚慶を立てるべく、三渕細川らに託して甲賀に避難させたと。

ここねえ…吉田鋼太郎さんがさすがで、楽しく見たんですが、
困った事に、これが本心なのか、それとも黒い腹があるのか、私には判別しかねたんですよねえ笑
吉田鋼太郎さんの外連味たっぷりな演技のせいだと思うのw


史実でも、この人(松永弾正)は有能な行政長官ではあっても、正義の味方ってキャラでは毛頭ないですからね。
だから、あくまでも松永らが求めているのは傀儡人形であって、自己主張の激し過ぎる義輝は邪魔者だった。消えてくれて喜んでるし、次はもっと自分に扱いやすい将軍を据えようとしてるんだなって解釈しときます。


③こちらも本心が読めない朝倉

十兵衛が京に行くのを黙認し、それどころか予め覚慶擁立の動きを知った上で

「将軍の器に相応しい男か、その目で確かめて来い」と要請。

越前良いとこ京なんか行きたくないもんね〜、と田舎のお大尽を気取っていた朝倉も、この変事を機にいよいよ上洛and天下取りに色気を見せ始めたのか?

もし眼鏡に叶う男であれば将軍へと推してやっても良いと言う朝倉ですが、

びっくりした事に十兵衛のお返事は
「いや…あの方はちっと…アカンです」
というもの。十兵衛正直過ぎて笑えるwww
拍子抜けした朝倉。煮え切らない男ですが、さあ芽生えた野心はどうする?


④三渕と細川すら「コイツ大丈夫か?」

その覚慶さん、今のところ言われてるほど困った人には見えません。情けも深く頭も悪く無さそう。


ただし
「わしは死にとうない」
良くも悪くもとっても正直な人らしい。

生に執着を見せるなど、僧としてちょっと問題発言だし、還俗して武士になったとしても、やっぱり微妙発言に思えますねえ…

そんな訳で十兵衛さんは、あの凛々しく麗しかった義輝様との余りの違いに幻滅を隠せない。


しかも、この覚慶さんを支えるべき三渕細川両名まで、「将軍の器にあらず」とやはり感じてしまっている様子。
「でも三好が推してきた候補は傍流で筋が違う。我らには他に選択肢が無い」
どうやらこれが彼らの本音らしい。


うーん😔
これまた見ている人によって解釈が分かれそうな描き方ですね。
覚慶さんて確かに俗物で、残念ながら歴史がそれを証明してしまうんですが…
でもね?側近を自負する彼らは、義輝暗殺の時一体何してたんです?さては見捨ててたんじゃないですか?

もしそうだとしたら、
この後覚慶さんが三渕細川を信用できず、十兵衛さんの方ばっかり全力ですがりついて来るのも無理は無いと思っちゃったんですけど。


⑤関白近衛はどう描かれる?

本郷奏多くん、バッチリ公家役に嵌ってると思います👏
強いて言うならば、この方も義輝公同様に実は豪傑であった説が強い方なのですが、どうやら本作では色白華奢な少年関白のキャラとして描かれそうですね。


となると、今後この物語上では、近衛前久がどちらの立場で本能寺と関わって行くのか、予測できません。

即ち、
1)陰謀家の公家として十兵衛を嵌める側
2)仲間になり、むしろ十兵衛と共に嵌められる側


私が読んだ範囲の創作物では、このどちらのパターンの解釈もありました。
果たしてどうなるか、これも見所の一つとして楽しみたいと思います。










Viewing all articles
Browse latest Browse all 427

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>