「4話に並ぶ神回になるのでは」という事前の期待に存分に応えてくれました。
妹吟子ちゃんの衝撃と剛の葛藤を丁寧に描き、ハラハラドキドキ。そして感動🥹の見事な仕上がりでした👏
どんどん期待値上がってるんだけど、この勢いでラストまで駆け抜けて下さいねー!
①意に反して進む関東制覇と生徒会長選挙
無敵の「特服」が有名になってしまい、勝手に向こうの方から押し寄せてきて喧嘩を挑まれてしまう日々。
仕方なく返り討ちにしてるだけなのに、軽〜く埼玉も茨城もやっちまった。
「相手にしなきゃいい」そう伍代も大丸も助言するのですが、責任感溢れる剛は自分のせいで周囲を巻き込みたくないから必死に火の粉を祓いに行ってしまう。完全に悪循環に陥っています。
強すぎる事は罪なのか。断ち切れない暴力の連鎖にはまってしまった彼は、いったいどうしたら良いのでしょうね?
これって「戦争反対」とかと同じで、簡単に答えが出ない問題の一つだと感じますし、割と重くて深いテーマだと思うんです、、、
今のところ、心配し手助けしようとしてくれる伍代や明るい大丸という仲間の存在によって、物語が暗くなり過ぎず、めちゃくちゃ救われてると思います。
一方で、これまた皆の応援と期待に応えたいという責任感から、生徒会長選挙に立候補。
忙しすぎるし目立ち過ぎるしで、伍代も大丸も心配してる中、見事当選してしまいます。
「もし学校を辞めなくてはならない日が来たら、と想像してみた事はありますか?」
「僕は、本当にこの学校に通えて毎日が幸せなんです。」
剛の演説は、事情を良く知らない生徒たちの心にも響いた様ですね。そりゃそうです。だってこれは、彼の本心からの言葉だったんですから…
普通の平和な青春を送れるって、決して当たり前ではないのかもしれません。剛の台詞は、これが何かのフラグにならない事を心から祈ります😢
だって…原作新章「デッドエンド」編に突入って言われちゃったらさぁ…それって「袋小路」「出口の無い行き止まり」って意味っすよ?
内心、どんなラストか怯えまくってる私なのです…
(こっそりと、クルクル回るバカップルちゃんの彼氏が立候補してたのには癒されました😊)
(それでも不安な皆さんは、帝一の國のローランド先輩でも見て癒されてくだ……癒されるかなぁ…)
②吟子が白百合だと?
受験勉強頑張ってる妹吟子ちゃん。
志望校は密かに剛が通っている白百合だと!
それを知った瞬間の剛の噴射うますぎる😂
そして目が泳ぎまくり動揺😂😂😂
そして遂に吟子入学の日がやってきてしまいました。
生徒会長たる剛は、全校生徒の前で挨拶せねばなりません。絶対絶命、もうバレちゃうよー。
男らしい顔で決意した剛は壇上に登りました。そして…
「皆さーん、おはようございまぁーっす!」
「僕が生徒会長でーす!よろしくぅー!」
謎の漫才テンションで乗り切りました…
って…本当にこれで乗り切りれちゃったの?凄いね?笑
ま、こんな調子のハイテンション芝居なんて、漫才師演った事もある中の人にとっては朝飯前の芝居だったでしょうよハッハッハ。(なぜか自分の手柄の様に威張る古参オタ)
③吟子にも弥生にもバレました
ごまかし作戦に伍代も巻き込まれて気の毒😆
ていうか、客観的に見ると、女関係で修羅場ってる色男にしか見えないの図😁
横浜以来、ずっと特服先生と再会したがってる弥生が先に気付きました。
つかさ、弥生ちゃん、絵うますぎる😂
しかし吟子の方が…
生徒指導室にて最悪のバレ方をしてしまい、ショックを受ける吟子。
「誰だよ、お前」
怒りを込めた吟子の視線に、剛も苦しみます。
家でも様子のおかしい二人を猛も察し、慰めます。
「人はぶつかり合う事でしか絆を深められねえから」
これは真実かもしれませんが、猛が剛に抱いている疑念をどうしようと考えているのか、この言葉からだけでは分かりませんね。難破兄弟の殴り合いなんて悲しいから見たくない筈なのに、きっと物凄い迫力になるぞとか想像しちゃってる私もいます。矛盾。悩ましい←
一方、吟子は悲しくてたまりません。
強くてみんなを守ってくれる自慢のお兄ちゃんだったのです。それが、2年も家族を欺いていたなんて。
④兄ちゃんはやっぱりヒーロー
異動してきた新校長が酷い曲者だ。
進学実績を上げるため、赤点者が多い部活は活動停止と言い出しました。
危機感を抱く野球部だけが問題か?不安を抱いた剛が美術部員にも尋ねると案の定…
「部員の半分がバカ」でした…え〜ん私も赤点取った事あるよ😭勉強舐めててすいませんでしたー
「よーしこうなったら」
「みんなまとめて勉強みてやる!」
きゃー難破剛、喧嘩だけでなくお勉強も人に教えられる程できるなんて、マジ最強。
結果は残念でしたが😂、全員が剛の言葉で結束し
、何とか活動停止は免れました。
しかしながら、この校長がこれだけで引き下がるとはとても思えず、またまた不穏な材料が増えてしまいましたね😟
皆んなに慕われ守ろうとしている剛の姿に、モヤモヤしていた吟子の気持ちが少しずつ解れていきます。
伍代に相談すると
「特服も生徒会長も、どっちも難破剛の姿だ。嘘はついてない」
さすが伍代くんは一番の理解者!って目がハートで一杯になったシーンです😍
そして、弥生ちゃんもまた拗れてしまった兄妹を話し合わせてくれようとします。良い子だ!もうこの子がヒロインでも良いじゃないか!(またヒロイン候補が増えました😂)
そんな弥生と吟子を連れ去った、命知らずたちが登場。アホだなあこいつら死ぬぞと思っていたら😂
自転車で車に追いつきぶっ壊す、怒り狂った剛登場!
「てめえら俺の大事な妹に何してくれてんだよ」
学ラン姿で闘う剛が新鮮で眩しい!スーパーカッコいいこの飛翔を見て!ムササビを超えたわ!💕
助けてくれたお兄ちゃん暖かさと頼もしさは、昔から何も変わってませんでした。
⑤「後悔はしてない」目線の芝居に注目
漸くきちんと向き合って話し合った兄妹。
どうして、という吟子の問いに、最初は悩みつつ言葉を発していた剛です。
「期待してくれてる家族と、まともに目を合わせられない時もあるよ…」
しかし
「でも俺は自分のために白百合行くと決めたんだ」
「後悔はしていない」
この時にはしっかりと目線を正面に捉えて言っていましたね。大事な台詞がとても印象に残りました。
事務所の後輩でもある吟子役の原さんが、インタビューで、間宮氏に目線の動かし方を教わったと語っていましたが、それってまさにこの場面のこういう芝居の事じゃないかなぁって感じた次第。
今回のエピソードは、原さんの確かな演技力で完成度が高まったと思います。
映画「罪の声」で拝見した以来でしたが、将来有望な若手女優さんですね😊
ラストは、剛もビックリのシャバく大変身した吟子ちゃんで明るい締めくくり。普通に可愛いじゃないか😍
「シャバい時の兄ちゃんも、普通に気合い入ってるって分かった」
この吟子の言葉は、罪悪感を抱えてる剛には嬉しかったでしょうね。
心強い味方を得た剛ですが、残る家族とはどうなるでしょうか?まだまだ心配山積み。
でも、次回はとっても楽しそうな修学旅行編だから!全力で楽しもうと思います!