猛スピードで過ぎ去ってく剛の青春、今回は特にウルトラ秒速だったんすけど!😂
あっという間の千葉制覇。まあそれは良いとしても
神奈川最強の男との対決は、もっともっとバトル見たかった〜!きっと原作には見せ場あったでしょうに、尺的に仕方無かったのかなあ。残念。
しかも、何と次回はもう三年生ですと?
これから剛の二重生活がどうなっちゃうのかハラハラしてきましたし、最後は幸せそうに笑う難破一家を必ず見たいなって本当に思います🥺
①前半はシャバ剛の可愛い顔芸たくさん
美術部部長が卒業し寂しいなと思ったら、浪人生だから普通に現れるw。この様子だと、剛が三年になっても二浪して現れてそう😂そして剛が副部長に。
2年のクラスでも藤田さんが席隣で密かにガッツポーズ😁(本当にこれやってた男子いたなぁって懐かしい。口じゃ言えないの可愛かったね)
藤田さんのモテぶりに焦った剛。コラコラ目がうっかり怖くなってます😆
そして下駄箱にお手紙入れて告白を決意。(実は昭和でもこんな方法見た事ない…いや、単に私個人が経験した事ないだけってオチだったらどうしよう🤣)
いちいち伍代と大丸に相談する剛が可愛いし、この三人の場面はやはり楽しくって良いです😊
見るからにモテそうな伍代の助言に比べ
明るいゴリラの大丸が可愛くてしゃーない!
ワイ、大丸大好き😘
いざ告白!ってタイミングで、例によって藤田さんのお節介?のせいで、剛は横浜のレディースに絡まれるし、
藤田さんは特服の方の剛が自分に気があると勘違いして意識しちゃうしで、色々うまくいかない😂
しかし、ここの森川さんの圧倒的少女マンガ感は素晴らしいですね。目に星が見えました🌟少年マンガの世界で一人浮きまくってる点も含めて完璧な藤田さんだと思う。お見事!
②自分達で解散を決めたとこが良かったレディース
絡んだ横浜レディースの総長は、何と白百合美術部に入って来た後輩弥生ちゃん。
正体バレそうになって逃げる剛💨の、このポーズが独特過ぎて妙に印象に残ってしまった😂
うっかり付き合った元カレが神奈川最強のヤバい男だったせいで、弥生ちゃんだけでなく仲間まで追われて危険。何とか男達に喧嘩で対抗したいと指南を頼まれてしまいます。
けれど、剛は諭したのです。
「喧嘩で勝っても人生何も変わらねえ」
「そうやって連んで傷を舐め合ってるより、もっと他にやれる事あるだろ。勉強したり、恋愛したり仕事したりよ」
それは剛自身が悩んで出した答えだったからこそ、強い説得力を感じた言葉でしたね。
最初は反発した彼女達でしたが、剛の助言は正しいと、自分達で話し合って解散を決意します。
居場所がなくてダラダラと連み、仲間に甘えてしまっていたと自己反省したところも共感できましたし(本当にそういう若い人沢山いると思うのです…)
クズで終わりたくねえって新しく踏み出すのはとても勇気の要る事だと思いますが、「こんなヤンキー達なら応援したい」って思えるエピソードになってました。
元総長も現れて
「私が言うべき台詞だった。ちゃんと解散させなきゃいけなかった」
そう言って、彼女達の気持ちのこもった赤い特服をくれました。
しかし、ほっとけない性格の剛は
「女が殴られてるとこなんて見たくねえんだ」
そう言って、伍代に助けを求めます。
強いくせに、こういう上目遣いするとワンコみたいな剛。ずるいわあざといわ笑。そりゃ伍代も断れませんよね😆(萌)
③主演だけでなく出演者リスペクトの遊びがチラホラ
伍代と剛のタンデムシーンは、「キャー😍」ってミーハー全開で大喜びしちゃいました。
ところで、こういう二人乗りのバイクの事をタンデムって呼ぶ事を実はあまりちゃんと理解してなくて、暴走族用語なのかと思ってた私です😂←(失礼なアホ)
今回レディース役を頑張ってくれたももクロちゃん達は、剛の代わりに血糊と傷だらけで頑張ってくれましたが、さりげなく「Z(ぜーっと)」を入れ込んでファンサ忘れてませんでしたね😁
この作品、こういう遊びが随所にあります。
間宮くんの着てたタンクトップが水球ヤンキースのと同じ衣装だったり、登場場面で投げた缶コーヒーのラベルが、始球式記録の139だったり…
あと今日は、「特服先生」と並んでかっこよく喧嘩した伍代の事を「イケメン先生」「顔だけじゃなかったね」と言わせ弄ってましたね。(神尾くんの『顔だけ先生』観てみようかな笑)
現場もチームも、良い雰囲気だからこその遊びだろうと感じます。嬉しいな😊
④兄貴と剛が互いに思いやる優しさ切ない
事情を理解してくれてる中学時代の先生が再登場して嬉しかったな。
こんな人に支えられ、家族には秘密のまま進学する事ができたのですね。
人から見ればバカみたいかもしれないけれど、こんなに一生懸命努力を積み重ねて二重生活を続けている剛を、何とか無事卒業させてあげたいよう😢
ところが。
実は横浜での剛の台詞を兄の猛が聞いてしまっていたのでした。
誘われて川沿いを散歩する二人。相変わらずノスタルジックで美しい絵の切り取り方が素敵です。
「剛、お前変わったな。」
「喧嘩で勝っても人生何も変わらねえ、ってどういう事だ?」
「喧嘩なんてくだらねえ事やってる暇あったら本勉強とか恋愛とかをしてえって考えてるのか?」
兄貴は、一体どこまで真相に気づいているのでしょうか?
変装までして白百合通ってる事までは恐らく知らないでしょうが、猛にとっては「喧嘩で無敵になる」という事が一番大事な男としての矜持だと思うのです。そこを可愛がっている弟に否定されてしまったら…
でも私には、兄貴が怒ってる様には見えませんでした。
猛はただ生き方を否定されるのが怖かったのかもしれないし、自分が弟に無理強いしたのかもしれないという優しさからくる迷いが生じた様にも思えます。
その問いを受けて、剛の顔は一瞬強張ります。
そう、だって剛は本当に変わってしまったのだから…
しかし剛はすぐに笑みを作り、いつも通りに返すのです。
「そんな訳ねえだろ!俺、難破猛の弟だぜ」
「関東制覇だってもうすぐだ」
心だけで呟いた剛が切ないよ。
「ごめんな兄ちゃん」
「でもあと一年、俺は嘘を突き通す」
ここで真実を言わなかった、いや、言えなかった事もまた剛の優しさであると私は思います。
兄貴や親父は自分に期待している。期待には応えたかったが自分らしく生きたい。けれど、自分達とは違う生き方を選択したと知ったら、傷つき寂しがるだろうと考えているのではないでしょうか?(兄貴無職でお悩み中だしね😂)
間違っても、ぶっ飛ばされるのが怖くて嘘ついてるなんて事じゃあないのは、もうお互い分かっているのでしょう。
「嘘が下手だな」
お互いがそう言葉を飲み込みあって、大層切ないエンディングでしたね。
とにかくこの作品は、ヤンキーを美化し過ぎてない所が良いです!
それを生き様として選ぶカッコよさも、バカバカしさも、悲哀も。ちゃんと青春ドラマらしく盛り込まれています。
ヤンキーマンガ、ヤンキードラマという先入観だけで避けてる人たちにも見て貰えると本当に嬉しいんですがね🥹
次回は、とうとう妹の吟子が白百合に入ってきて。秘密バレるのでしょうか?ハラハラです。