①風水にこだわる顧客の事情を思いやる
いきなり冒頭から“詫びの玄”の「もーーーしわけございません!」が炸裂して始まった今回
お話のメインでもないのに、棟梁?に寺島さん使うとか豪華やし、似合い過ぎとるし😂
足場も組んで工期に入ってんのに、プラン変更とか超困りますよね💦
畑は違えど、私も昔コレで幾度も煮湯を飲まされたため、胃に穴の空いた思い出が思わず甦りそうに。
そんな迷惑な顧客なのに、なんとかしてやりたいと頑張ってしまう小梅さん、心底立派な営業だと思いますが、(ただし竜とか現場は泣く事になる😂)、
恐らく以前のやり手なだけの彼女だったら降りてたのではないでしょうかね。
単なる安請け合いでもなく、一応の狙いというか根拠があるのはさすがだと思いましたが(これお仕事ドラマとして大事な描写です)(ただみんなでがんばります、みたいなお話だと見てて腹立ちます←)
そんな彼女の変化を嬉しそうに受け止めて、「良かったです。僕も、なんとかしてあげたかったんで」
って温かく微笑む玄之介に、思わずキュンしそうになってた小梅は可愛い😍
彼女のこの変化は、間違いなくまるふく工務店の家族的雰囲気と、他でもない相棒の玄之介に感化されたものでしょう。
玄之介は本当に優しい奴で
「風水とかを急に気にし出す時って、きっと何かそう考えてしまう事情がある」
そんな風に迷惑客を思いやれる。
しかしさらに、スポンサーを名乗る風水スピリチュアル女である叔母がどーんと登場!さすが浅野ゆう子さん、迫力凄い😆
金に糸目をつけず大リノベ受注のチャンス?
しかし、そこは誠実な梅玄コンビ。
風水大リノベプランだけでなく、当初予算内に収まる限定リノベプランもちゃんと提案し、そちらで見事お客様の心を安心させ、掴んだのでした。
夫の不慮の死という不幸について、互いに腹を割って語り合ってみれば、お客様は自分の責任を感じ過ぎてしまっており、叔母も息子もその気持ちを思いやっていた。そういう温かい結末で、本当にホッとしました。
もし私だったらゴネ出したお客と喧嘩しちゃいますし、スピな叔母とか!現れた時点で全力で逃げを打ちます😂絶対に関わりたくない人種です😂
ほんと、梅玄コンビの文字通りの粘り勝ちエピソードで、心から偉いなって思いながら見てました。
お局化してふんぞりかえってたけど、私なんかには到底営業最前線は務まらなかっただろうって教えられた気分です。コンビの成長を感じる事ができましたね。
②過去の因縁と向き合う覚悟をした小梅
小梅ってしっかりしてるし、何でも言いたい事ズバズバ言ってきてそうなイメージだったんですけど
この妖魔のごとき桜子ちゃんが相手だと勝手が違った様ですね。
大げさに泣かれ騒がれ、加害者に仕立て上げられた時点で負けを感じたのかもしれないし、面倒でもうひたすら関わりたくないって気持ちになったのかもしれないし。
あとは私の勝手な想像でしかないですが、プライドも邪魔した気がしますね。こんなアホらしい奴ら相手にして言い訳なんてみっともない事したくない、みたいな…。(私ならそうだろなって気持ちでして)
けれども、遂にまるふくにまで乗り込んで来た桜子を見て、小梅はこの因縁の相手と決着をつけるべく、きちんと向き合う覚悟をしたのでした。いいぞ!頑張れ小梅!
「もうやめなよ、そうやって被害者になろうとするの」
ズバリ切り込んだ小梅のセリフは、見守っていたまるふくメンバーも凍りつく鋭い一撃!
なのに、女同士の戦争に居た堪れなくなった玄之介が、余計な茶々を入れてしまい
「久保寺くんに代わって、僕が謝りますんで!」
って…😩ハア?何でお前が?関係なさすぎだろう…
結局この結果、、この二人は腹を割って話す機会を失したまま。
したたかな桜子ちゃんは、どうやらもう次の男を捕まえようとしてる、というオチで終わってしまいました😂
もし、あのまま全面対決モードに突入してたら、桜子ちゃんからどんな言葉が聞けたか興味はありますね。あくまで女優的に悲劇のヒロインを演じ切ったのか、そういうやり方でしか勝負できない自分の弱さを曝け出したか…。
(本気で自分が被害者だと信じきってる妄想女子だった場合、マージで身の危険がある時代ですから、対決から逃げるのも悪くはないですよね、ハイ)
それにしても、桜子ちゃんを演じた北香那さん、あっぱれでしたよね!何というか、自分の個性の見せ方を良く知ってて、存分に発揮してたと思います👏
③詫びの玄、反省する
今回は、お仕事エピソードに絡めて小梅の変化が描かれましたし、玄之介の「反省」が描写されたのも凄く良かったです。
「私は、彼女と腹割って話したかったんです」
そう小梅に言われてしまい、自分が「ただ謝ってその場を収める」事しか考えて無かったって事実を突きつけられ、大いに反省した玄之介。
人には誰でも長所と短所があって、それは同じ性格によるコインの表裏の関係でしかありません。
玄之介の場合も、まさにそれ。
優しさゆえに、言いたい事も話し合えないまま嫁と弟に去られ
多分、それを結構引きずってます。いつかは向き合わなければならないでしょう。
だからでしょうか、きちんと面倒ごとと向き合おうとする小梅に頼しさと魅力を感じていそう。
「僕のリノベーションは小梅さんと出会った事かもしれません」
一方の小梅もまた、自分とは違う、底抜けにお人好しな玄之介の事が気になり始めていますね。
「優しすぎる。けど、時々パンチがかえってくる」
山ガール仲間が謎に玄之介の顔面をガン見してたのも気になりますし(気持ちはとてもわかる←)
もしかして当初思ってたより恋愛要素が入ってきそう?
でも私は、もし二人に淡い感情が芽生えたとしても、あくまでお仕事パートナーとしての関係性の深まりと成長、その延長線上で描いて欲しいと思っています。まずは相棒としての信頼ありき!ですよ。
来週は、遂に!駆け落ちした次男の寅之介が登場!
今度は、玄の方が過去と向き合う番という事でしょうか?
彼の頑張りと成長がどう描かれるのか、楽しみです。