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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【半分青い】7/23_97 涼ちゃんの瞳に力が宿った

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今日はスズメと涼ちゃん、二人が迎えたターニングポイントを丁寧に描いた回でした。

さらっと一回見ただけでは分からなかったのですが、ブログ書くためにスクショ撮っていたら、永野さんも間宮くんも本当に素晴らしい表情で…

二人の内面に生じた大きな変化を見事に表現してました!
あまり推しを盲目に礼賛しまくりたくは無いのですが(そういうの見苦しいじゃん?)
今日は本気で、手放しに褒めたい気分!!


①大納言は継続する事に

前回の終わりでは、光江さんが脱フランチャイズを唐突に決断してましたが、
妹達の猛反対に合ってあえなく頓挫。

ひっちゃかめっちゃかな三人の喧嘩の中にいると、どうしよう、スズメがとても常識人に見える

そして明らかになる三姉妹の秘密とは。

光江さん→嫁ぎ先関西からの出戻りバツ1
麦さん→独身
めありさん→既婚だが別居中

ファー!三種三様とはこの事。
この三人の前で幸せ新婚を調子に乗ってアピールするスズメ、凄えいい根性してます笑。
そして、すっかりこの母屋でのお食事会に溶け込んどる。


②なんかクールフラット落ち着くわ笑

姦しオバズ➕良く鳴くスズメの騒がしい家と異なり、
祥平さんと涼ちゃんの仕事場クールフラット場面は、なんか落ち着くわ〜笑
(多分、涼ちゃんも同じ気持ちなんじゃn…ゲフンゲフン)




追憶のカタツムリ2制作が佳境。
そして、うやむやになりそうで不安視されていた補填金の返済も見えた。
あー良かった笑カンパーイ🍻
(ここの乾杯場面、完全に素で演じてそうな二人が大好きです)

だがな。
奥様は見逃しませんよ!
祥平さん、あなた肌の露出がじわじわと増えてきてます。

視聴率に貪欲な監督か演出の指示ですかっ?それとも台本に細かくト書きされてるんですかっ?
🦁「お前ホント、良くやってくれてる…」(視線を落とす祥平。覗く胸元素肌にパーカージッパーは20センチ下げる)
とか、そういう台本なんですか、どうなのセンセイ!!!

ごっつぁんです!


③脚本を最後まで書けない理由

自作の目処が立ったのに加え、内助の功に心から感謝していたのでしょう。祥平さん、涼ちゃんが監督デビューできる様支援すると言ってくれました。



だが、問題が…。
そう、脚本を終わらせられない問題。

酒の力を借りて(?)ようやく涼ちゃん、自分の気持ちを語り相談します。

🐶「物語を終わらせたら、そこで出てくる人達は消えていなくなってしまう。寂しいんですよね。」



うーん🧐
コレは、どう考えても、両親を突然失ったトラウマに起因していそう…

すると、次に祥平さんがくれた助言が、涼ちゃんにとって天啓となるのです!

🦁「原作があるものを脚本にしろ!とにかく自分で終わらせる練習だと思って一本書け!」


完結させないと世に出せないという現実を知る師匠の言葉は重い。

ここからの間宮氏の演技の、丁寧で見事だった事!
ぜひ皆さんにも見て欲しい!

言葉にハッと気づかされた瞬間


すっと自分の心を覗きなおして


次の瞬間に瞳に火が灯った!




④一方スズメもまた

三オバを前に、気持ちを整理しつつ決意を語るのでした。

🐤「自分の漫画家の夢は折れてしまったけど、今度は涼ちゃんの夢を叶えるのを応援したい」

ここの永野さんの表情も凄く良い。
妻となって、自分の事だけを考えていた頃とは違った成長や慈愛を感じ取る事が出来ました👏

そのために、独立店舗を任される事を断ったスズメですが、オバ様方、不快になるどころか、スズメにグンと好意を持ってくれた様子。

本当は、内助の功というのはスズメらしくないよなーとも感じるのですが…
成長した結果の変化の一つなんだと、今は受け止め見守りたいですね。


⑤涼ちゃん頑張って!

そんな様子を、涼ちゃんが外から伺って聞いていました。

スズメの気持ちを知って、奮起した様子。

パンドラの箱開けて全員に書きかけ脚本読まれちゃった事を知っても、もう気にしないみたい笑


そして、皆の前で張り切って宣言しました!

🐶「小説原作で脚本をちゃんと最後まで書き上げるよ!そして、監督デビューを目指します!」



どうよ、この目の別人の様な輝き

同じ笑顔でも、祥平さんに相談してた時、自分の事を🐶「俺変わってますかねw」

なんて自虐で茶化すように誤魔化してた時の表情と何たる違いでしょう!

涼ちゃん頑張れ!ここが正念場だぞ!






【半分青い】7/24_98 元住吉ダークサイドに落ちる

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①生まれ変わった涼ちゃん

キーを叩く結婚指輪でスタート!
脚本原稿に没頭している涼ちゃんの顔つきが、キリッとして別人みたい。

元住吉にもスズメにも繰り返しチェックと助言を受け





ようやく辿り着いた完成というゴール!
なんと2年の時間を要した労作ですね。



おめでとう🎉よく頑張った!


②内助の功を頑張ったスズメ

その2年間、大納言で働きながら生活を支え続けてきたらしきスズメ。

帰宅時、取り込まれてもいない洗濯物の描写一つで、いかに涼ちゃんが脚本だけに集中出来る環境を、スズメが作ってあげていたのかが分かります…

そして遂に!

明るい顔で迎えた涼ちゃんのほっぺには嬉しい報告が😆

早速読んでもらおうと原稿を渡しかけますが…

ふと思いついたスズメは、ちゃんと綺麗に洗った手で受け取ろうと洗い場に。


私、ここの描写とても好きです。
あの秋風先生の原稿をばら撒くぞってブチ切れていた頃のスズメと何たる違いでしょう!様々な経験を経て本当に成長したんだなぁ。創作とそれに従事する者への敬意は気持ちよい。


③ところが涼ちゃんは

スズメが手を洗ってくる間に、大事な事を思い出した様子の涼ちゃん、困ったような表情に。


こういう所の涼ちゃんは、以前のまま。
甘ったれでハッキリしない困った男のままなんですね。


すると、何と彼の気持ちをスズメは察してあげるのです。
🐤「祥平さんに一番先に見せたい?」


弱りながらも、正直にそれを認める涼ちゃん。
2年も支えてくれた妻に、結構残酷だと私は感じたんですが、それでもスズメは明るくそれを受け止めます。
何て大人になったのスズメ!アンタ偉いわ!


④元住吉の困窮

完成原稿に目を通す元住吉を見上げる涼ちゃん。完全にご主人を信頼するワンコの図。



完成度に花マル貰えた事が嬉しくて感激する涼ちゃんでしたが…


突然現れた男の傍若無人ぶりにビックリ。





追憶のカタツムリ2が大コケし、その後映画の仕事無し…辛い…
元住吉らしからぬCM映像の仕事で食いつないでいる現状を知る事になってしまいました。


元住吉は、自分を尊敬して慕ってくれる彼に本当は見られたくなかったのでしょうね…



恐らく助監督業務も無く、その間ひたすら脚本書きだけに没頭していた涼ちゃんは、初めて知った現実にショックを隠せず。



ただ言葉もないままに、見てはいけなかったものから目を逸らし、俯く事しか出来ません。


⑤愛らしい夫婦の絆

でも、とにかく完成原稿をプロデューサー経由で持ち込みプッシュして貰える事は決まりました。

元住吉の次にようやく原稿に目を通したスズメもその面白さにすっかり嬉しくなります。


🐤「良くこんなに話を膨らませたね!そしてこのヒロイン、なんだか私みたい…」

🐶「うん、自然とそうなりました照」

か、わ、い、い、ぞ!!!!!!

貧乏そうだし煮詰まる事一杯あっただろうにね!
相変わらず仲が良くパジャマまでお揃い

スズメの評にはネーム書いてた経験がちゃんと活きてるし、涼ちゃんもそんな妻の意見や感想を尊重している。

こんな形で同じ夢を共有している二人なんだなって確かな絆を感じとる事ができました。ほっこり…💞




⑥原作者大絶賛!だがしかし…

ベストセラー作家だが自作を容易に映像化させないという原作者登場。

若村真由美様の賞賛されるべきこの美貌…
自負もクセもありそうな女流作家にぴったりくる贅沢キャスティング。

元住吉の追憶のカタツムリのファンだった事から実現した対面。
何の実績もない森山涼次という男の書いた脚本に最初は懐疑的な様子の作家でしたが…
🦁「彼は私の助監督で、優秀な男です!」


元住吉の熱いプッシュで読んでみる気に。



読み始めてすぐに面白さに没頭。
そして大絶賛してくれた事に、祥平は自分の事の様に一旦は喜ぶのでしたが…

「彼、凄いわ。才能ある!」

作家の発したこの言葉が、祥平の中の何かに刺さってしまった。


ここの場面の斎藤工さんの芝居は実に見応えありました!

表情が消えた瞬間



そして、自分の中に思いがけなく芽生えてしまった若い才能への嫉妬と焦り
それが追い詰められている己の現状と結びついてしまい…

🦁「これ…俺が撮ったらダメでしょうか?」


この台詞を発してしまうまでに、心の中でおきた逡巡が伝わってきました。

そして、それを聞いた若村さんの受けの演技も見事で。元住吉の言葉が意味するものを瞬時に理解した人間の目ですよね…


ラストシーン。

ついこぼれてしまっただけだったかもしれない野心を、再び確信を持って口にする元住吉。
視線も、もう逸らしておらず、しっかりと作家を見つめ返していました…。




今こそ思い出されるあの詩。
「アタシは弱い人間かもしれない…でも…」
祥平さんと涼ちゃんの師弟の絆はどうなる?!


【半分青い】7/25_99 悪になれなかった元住吉

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①監督は元住吉で決定してしまう

元住吉が呟くように漏らした台詞に、何か思う所あったらしき作家佐野弓子。

彼女が元住吉を監督に指名した事で、事態は決まり一気に動き出してしまいます。

しかし、この時点で早くも、もう既に元住吉の心には迷いが生じてしまった様に見える…


②涼次は落胆するも脚本を差し出す

🐶「俺じゃダメって事なんですね…」


初監督という夢の実現に期待感を抱いてしまっていた涼ちゃんは、落胆。
無理もないですが…

🐶「…でも脚本が認められた事は嬉しいし、俺の本を祥平さんが撮ってくれるなんて、嬉しいです!」



彼なりに現実を受け入れる決意をした模様。

お人好し過ぎるとも思えるんですが、でも、これが涼ちゃんという人なんですよね〜



③むしろスズメの方が悔しそう

🐶「働いて応援してくれてたのにごめん…」

スズメの内助の功に報えなかった事を謝る涼ちゃんでしたが、

🐤「そんなのおかしくない?涼ちゃんの本なのに!」

疑問や怒りを抑えきれないスズメ。
ここで視聴者は皆、スズメの漫画家人生の終わりがどういうものであったかを思い出さざるを得ないのです。

エンディングプロットが生み出せなっていたスズメ。やがて自分で描く筈だった物語を師匠が完成させてしまい、本物の凄さを見せつけられた事が、漫画家への夢を断つ決断をさせたのでした…。

従って、この事態が涼ちゃんの夢の終焉となってしまうのではないか、スズメは再びの悪夢を見る思いだったのではないでしょうか。

しかし、涼ちゃんなりに前向きな気持ちを立て直そうとしているみたい。


脚本が認められたのは事実ですしね。
瞳の輝きだってまだ失っていません。少なくともこの時点では…




④悔しさと戦う涼ちゃんを見守るスズメ

結構多くの視聴者が、怒ったスズメが涼ちゃん押しのけて祥平に怒鳴り込みに行きそうって思ったのでは?(実は私もそう笑)

でも、そうはなりませんでした。

支えてくれている周囲には明るく見せようと頑張っているものの、一人っきりになるとやはりもたげてくる悔しさと戦う涼次。
絵コンテまで描いて…


画伯健在…

丸二年、頭の中をどう撮るかで一杯にして、ひたすら夢想し続けていたのですね。

でも、スズメはそんな涼ちゃんの姿をただ黙って見守る事しか出来ません。


これは涼ちゃんが自分で越えなければいけない壁。クリエイターの孤独を知るスズメだからこそ、手を差し伸べる事が必ずしも助けにならないと感じているのかもしれません。


⑤着々と映画化は進んでしまうが

「名前のない鳥」
まだ誰も見た事がない美しい鳥を見つける話…
このストーリーが何かの意味を持ってくるのかも知れないと、淡い期待をつい抱いてしまいます。
まだ世に知られていない純粋な才能を見出してもらえる未来、とかね…。


鳥繋がりで、麦さんが鳥の考証をサポートする事になったのは意外な成り行きでした。



でも、クールフラットを訪ねた麦さんが見た元住吉は、なんだか病気の様に生気がない。



実は、現実が進行するにつれて膨らむ罪悪感に元住吉は苦しんでいたんです。

プロデューサーに降板を願い出るも認められず。


追い詰められた元住吉は、遂に佐野弓子へと直訴しに。


⑥己の弱さに勝てなかった祥平

客観的に見れば、無名の新人に監督させてもらえたかどうかは極めて怪しく、脚本として名前が出るだけでも涼次にとっては立派なステップアップ。

世間でも、佐野が賞歴のある元住吉を指名した事になっており、それが自然に見えます。


でも、真実を知る祥平だけは、逆にそれを受け入れられなくなってしまった。
自分しかしらない自分の卑劣さが心を苛む。



おまけに、土下座までして涼次に撮らせて欲しいと願う理由には、名前だけで人気監督に仕事を取られる不当な現状への怒りがあったのに、他ならぬ自分が同じ事をしてしまったという自己嫌悪を生んだんじゃないかと思うんです…。


ところが、佐野は今更の変更を認めません。そして、どうして元住吉に任せると決めたのか理由を教えてくれるのです。


作家になるため、がむしゃらに見苦しい事も一杯やって登ってきた過去。

「この世界は競争なの。一つ一等賞のゴールテープ切っても、すぐ次のために走り続けなきゃいけない。」

あの時、祥平の黒い野心が覗く目に、自分と同じものを見た。それが理由であったのに。

「悪い人にならなきゃこの世界でやっていけないわよ」


そう嘯き退出して行く佐野の顔には、元住吉に対する失望や軽蔑まで浮かんでいました。



⑦追い詰められた祥平は

「僕は。弱い人間かもしれない。」

涼ちゃんの元に、夜中に突然かかってきたコール


🦁「涼次…許してくれ…」



突然の祥平さん?電話の向こうで泣いているのか?

訝しむ涼ちゃんとスズメを電話の向こうに置いて



クールフラットのテラスに出て雨に打たれる祥平…うーん映画みたいに素晴らしい絵だ…


だが、色気に見惚れてる場合じゃない!手すりに手をかける祥平。え?ええっ?


きゃー祥平さーん待ってー絶叫






【半分青い】7/26_100 そして涼ちゃんは壊れた

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①麦さんによって一命を取り留めた祥平

アパートを訪ねた麦さんが見たものは


死ねずにテーブルの下で隠れる様に丸まり、ずぶ濡れのまま惨めに泣いている祥平の姿でした。

🦁「怖くて、死ねなかった…」

こうして祥平から全てを告白されたであろう麦さんにより、関係者全員へ事態が伝わったと思われます。

(どうしてここで発見して止めに来るのを電話貰った涼ちゃんにしなかったのかなって少し考えたんですが、、、
そうしちゃったら本当に斎藤工と間宮祥太朗の退廃的ブロマンスになり過ぎて、ヒロインスズメの立場消えて無くなってまうわな〜と思いなおしましたw)

(が、どうせならそんな二人芝居も見て見たかった笑)


②怒れない人涼ちゃん

プロデューサー含む関係者が緊急会議。
ちと部外者多過ぎね?とも思いますが、麦さんまで巻き込まれてしまったから仕方ないのかも…


真実を知り、悔しくて堪らないスズメ。

🐤「許せない…最初は、佐野弓子先生は涼ちゃんに撮らせる気持ちだったのに!」


怒りを抑えきれずに言葉にしてぶちまけます。これが涼次にとって望外のチャンスであった事がスズメには分かり、故に悔しさが止まらない。

しかし、それに対してじっと目を瞑り無言のままの涼次…


むしろ、叔母さん達の方が宥めにかかります。
無論、スズメだって自殺未遂をした人間を追い詰めるリスクも知ってるし、祥平が涼次にとって大事な人というのもちゃんと理解して一線を越える気などない。
だからこそやり場の無い怒りを、理不尽に周りにぶつけるしか無いのです。
逆に言えば、こういう身勝手な傍若無人さがある人間は強い

しかし、一方の涼次は…涼ちゃんときたら…
漸く涼次は口を開くのですが

🐶「スズメちゃん、そういう事、祥平さんには言わないで。」

気弱な涼ちゃんにしては珍しく、きっぱりした強い調子でスズメに言いました。

思わず涼ちゃんを振り返るスズメの顔。


無理もないです。祥平と自分との間にスズメを立ち入らせる気が無いという強い意志表示をされたも同然ですから。
夫婦の絆に亀裂が入り始めた音が聞こえそう…泣


③許しを請う祥平

謝罪と釈明のため現れた祥平。
最早惨めさを隠さず、許してもらえるとは思ってないなどと口では言うものの、




その目は間違いなく許しを請う者のそれで、涼次が口を開いた時の、すがる様な甘えた哀願の顔…(斎藤工の凄さが分かる…)


そして、やはり涼次は許してしまうのです。



🐶「俺の脚本面白いと認めてくれて、撮りたいって思ってくれた。光栄です」


🐶「祥平さんの手で映画にして下さい」


土下座した涼ちゃんのうなじが真っ赤になるほど、内面には様々な感情が荒れ狂っている事が分かる。


けれど、それらを人に決してぶつける事が出来ない涼ちゃん。全てを自分の中に押し込めてしまったんですね…


その姿をスズメは、どんな気持ちで見つめれば良いのでしょうか…


④そして、涼ちゃんは、壊れた

無気力な引きこもり状態となってしまった涼ちゃん。


間宮氏の演技が無駄に上手いので、ここの顔つきとか狂気すら感じて怖いほどだったんですが…


知らなければそれなりに納得出来たかもしれない事を、知ってしまったが故の苦しみ
吐露して許されて自分だけが楽になった祥平の弱さの分まで背負ったんですから、祥平さんの罪深さたるや…


しかしこの虚ろな涼次の姿は
浅ましくともチャンスを手にしてきた佐野弓子と同じ道を選んだ祥平と、ただの良い人になってしまう涼次との残酷な対比でもあるんですね。


スズメは、そんな夫に不満を募らせます。


⑤ボクテとユーコは良き理解者だけど

「それは涼ちゃん壊れるの無理ないわ」


ボクテの発した言葉に、なんだか救いを感じました。
一般人の我々の視点からは、ただ弱くて意気地なしにしか見えない涼ちゃんですが、創作者の世界にしか分からない苦しさがやっぱりあるのかなあって。


三人が思い起こす秋風塾での経験は、創作の苦しみと喜びというこの作品のテーマが、ちゃんと章を越えて受け継がれている安心をくれて好きです。

🐤「ここぞ、というチャンスを掴めた人だけが生き残る世界じゃない」

やはり、スズメは、今回の事を涼次にとっての奇跡のチャンスだったと思っており、それを手放してしまった彼に失望しているのですね。

ボクテ「自分も一度は終わったと思ったよ。でも、諦めずにがむしゃらに続けてたらまたチャンスは訪れた」

そうだったね…ボクテ。君は強い子。
そしてユーコも。



「がむしゃらに頑張って、足掻いたから、負けて見切りをつける事も出来た。無駄だった経験なんて一つもないよね」

今やユーコと同じ立場になったスズメは、この言葉に深く頷きます。

🐤「涼ちゃんが夢を諦めるにせよ、頑張って続けるにせよ、応援して行くよ」

スズメなりに、何とか気持ちを立て直したみたい。持つべきものは良い友ですね!



でもね…
三人と涼ちゃんとの間には決定的な違いがあるのです。

第一に、涼ちゃんは、何一つがむしゃらに足掻いてなどいない。周りを傷つけない良い子のまま、本心を覆い隠してしまったままです。

第二に、彼は負けたどころか勝負に立たせてすらもらえなかった。彼が本当に望んだ夢は脚本の評価でなく、監督として自分の映画を撮る事。

だから、燃え尽きたのではなく、くすぶり続けてしまっているんだと思うんですよね…


⑥何と100話記念のベイビー

そんな心配してたら、来ましたよー

🐤「私、妊娠したかも!」


おいおい。涼ちゃんあんなになってますけど、どうする?
支え続けていけるのか、スズメ!

【半分青い】7/27_101 そして父になる

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①ゴミクズ亭主ぶりに拍車がっ

スズメが懐妊したことも知らず、涼ちゃんのゴミっぷりに拍車が。



一日中ゴロゴロ。
そして、布団の上で食っちゃ飲み。

ぶっちゃけ、ここだけの話。

一人暮らししてた頃の休日の私、まるきりこんなでしたアハハのハー笑笑い泣き
むしろ時々あの頃に戻りたくなるウフフのフー笑ニヒヒ

だからこの程度ならまだ、うん、何とか…
👼「胸に手を当て心当たりが全く無い、と言える立派な人だけが彼に石を投げなさい」
という気分だったんだけど

だがな!
女房に金をせびり



堪らずスズメが小言を漏らすと
🐤「働きなよ涼ちゃん。助監督の仕事あるでしょう」

🐶「…一生監督になれない助監督なんて意味ないし」


少なくともスズメは涼ちゃんの映画への道をまだ応援したい気持ちはあるようだけど、本人がいじけきってますよ…

かーっこいつイライラするっ

🐤「お金家に入れてよ涼ちゃん」

スズメの当然の要求に対して、返した台詞が金輪際許せないレベル!

🐶「なんだよ、こんなはした金」

ムッキームキームキームキー

もうてめえは早くチコちゃんにしばかれて来いっ!と全視聴者が思ったはず。


②心労を抱え込んだスズメは

ストレスから腹痛を起こしたスズメ。
母屋の叔母さん達には妊娠を打ち明けて助けてもらった様子だけど、


まだ何も知らされてない涼ちゃんは、申し訳なさにお土産なんか買って来て。


一応反省はしてるらしく一生懸命謝ってはいる。




けれど、深刻な顔で何事かを伝えようとするスズメの顔を見て、

🐶「り、離婚っ?リコン切り出されるの?それは嫌だようっ泣」

もう必死でキャウンキャウン泣く捨て犬ワンコと化す。
情け無い。頼りない。甘ったれ。
あんさんのロミオはボンクラですさかいなー棒


③意外にも涼ちゃん大喜び

漸く妊娠を打ち明けたスズメ。
すると涼ちゃんの喜びっぷりが凄かった。

やったー!

困らせるのではと危惧して言い出せなかったスズメもびっくり。
そんな心配までさせていた事に漸く気づいた涼ちゃん、流石に猛省。

🐶「目が覚めたよ!もう映画やめる。この子とスズメちゃんの為に働くよ!」


ここまでの劇的改心?は予想していなかったスズメは、驚きを隠せてませんが…



取り敢えず涼ちゃんが立ち直ってくれた事は嬉しいし、本当に頑張って欲しいものであるが…うーむ





そんな、視聴者の懐疑的な気持ちを、ちゃんと三叔母様達が代弁してくれてました。
「あの喜び方はヤバい…」
ハイ私もそう思います。


嬉しいに決まってる!
だけどね、父になるっていう事は、重い責任も生じるんで、そこの自覚があまりにも感じられないままの無邪気なはしゃぎっぷり。辛い事からの現実逃避の匂いまでします…

だけど今は、幸せそうな二人をそっと見守ってあげたいです。



涼ちゃんのお土産は、また出ましたよの万華鏡




以前にも書きましたが↓

私は、この幼い夢見る二人の恋を象徴するアイテムとして使われるだろうと予想してましたが、やっぱりねとしか言えない…泣いていいですか←



④灯りの消えたクールフラット

元住吉の所へ挨拶に訪れた二人。
これが、涼ちゃんなりのケジメの付け方なんでしょう。


映画の仕事をやめると言われて、祥平は明らかに戸惑いますが…


子供が生まれる事を知らされては、もう何も言える立場でない事を悟るしかない。
脚本料を支払い、お詫びと誠意を示すだけで精一杯だったのでしょう。


🐶「大変お世話になりました。」

深々と頭を下げる涼次。
ただ見送るしか出来ない祥平。



無言のうちに交わされた視線は、二人にしか分からない絆を感じさせます。

それを見守るスズメの表情も少し複雑…


新しいスタートを切るべく、歩き始めた二人。




しかし私は、青く輝いていたはずのクールフラットの看板文字の、灯りが消えてしまっている事に気付いてしまいました…。


コレが、祥平さんの心の情景でなくて一体なんだというのでしょう。
そして、恐らくは夢を捨てた涼ちゃんの心でも…

涼ちゃんにとって、真に夢のパートナーであったのは祥平でした。
そして、祥平にとっても、涼ちゃんは必要な人間であった事を、離れた事で痛感するに違い無いと私は思う。

子供とスズメの為に夢を捨てると誓った涼ちゃんですが、本当にそれで良かったのかどうか、まだ誰にも分かりません…

【半分青い】7/28_102 尽くすボンクラ始めました

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①臨月を迎え里帰り

大きくなった臨月のお腹を抱え、食っちゃ寝状態のスズメに付き添う優しき夫涼ちゃん



里帰り出産するため帰省してるのは一目で分かる。
けどさ、セットでくっついて来て嫁の実家に居着いちゃう旦那って初めて見たわ笑



どんなに優しく尽くしてくれてても、相変わらずお仕事関係緩くて、嫁の方が強いのじゃろうてw


②岐阜でも時は流れてる

ブッチャーとナオちゃん、なんとまだ結婚してない。
ブッチャーの癖に、のらりくらりかわし技とか生意気なっ笑←

まあそれでも、この二人は収まるべき所に収まるんだろうなって思えるので良いのですが、気になるのは律の近況

「息子の教育問題とかで、嫁さんと上手くいってないらしい」


そんな事を知らされたら、スズメの心に波風立たないかしら…?思わず気にするナオちゃんでしたが、

🐤「アテクシ今最高に幸せざますから。律?どなた様?てなもんす!何の未練もございません!」(超意訳)


はいはい笑。勝気でお調子者の女王様がすっかり復活しとるの結構な事で。

まあ流石に二人の手前か、不自然に強がり過ぎの様な気もしましたが、今スズメが心から幸せなのは本当なんでしょう。

そして、皆が密かに気にしてた草太の結婚も…


結局、年上のバーのママとは別れ、新たなフィアンセをゲットしていた。
ちゃっかりしとるの〜。でも、要するに、楡野家は今、皆が幸せに包まれているのですね。


③映画辞めた涼ちゃんを気遣う晴さん

スズメが喫茶店でおしゃべりに花を咲かせている間に、涼ちゃんはお留守番。
何度も言うけど、ここ嫁の実家な!笑



涼ちゃんも晴さんたちも呑気なお人好し感凄いっす。

気まま放題のスズメが申し訳ないと、涼ちゃんに気を使うが
🐶「いえ。僕の方が色々心配させちゃったので…」


頑張って支えてくれた嫁に恩返しする気持ちで尽くしてるんですね。まあそれくらいは当然ですね。

「映画を辞めさせる事になって申し訳無かった…」


晴さんは、ごく普通の保守的な田舎のお母さんですから、大人の男が妻子のために仕事を辞めたという事実を重く受け止めているのでしょう。

しかし、そんな突っ込んだ言葉にも、動じる事なく明るく答える涼ちゃん。

🐶「辞めさせられたんじゃありません。自分で辞めたんです。」

そして、やたらキッパリと

🐶「もう未練はありません」


おおっと!言い切ったよ?

うーむ。これまでのさまざまなな言動から、いまいちこの言葉を視聴者に信用してもらえない涼ちゃんです笑

だって、思わず脳にフラッシュバックする光江オバさんのあのセリフ

「いつも始める時は本気なんや〜。けど、どれも三日坊主」


④二人の今に嘘はない

我々は、どうしてもハラハラしたり勝手に切なくなったりしてしまってますが、
(その様に公式に仕向けられているので)


幸せの絶頂にいるスズメと、優しく寄り添う涼ちゃんという、今の二人の姿に嘘はないのです。

🐶「赤ちゃん産まれても、名前で呼び合える晴さんたちみたいでいたいね」



未熟な者同士のおままごとの様に思えても、二人が仲良く寄り添っている図は愛らしい。
それぞれに夢破れた経験をした、そんな二人が今手を取り合って同じ一つの夢を見てる。それが二人の赤ちゃんなんですね…





⑤すわ!ご出産!

三叔母まで駆けつけてくる大騒ぎ
いや、だからー里帰り出産の意味って…笑


良きパパ目指し立会い出産に望んだ涼ちゃんだったが


あえなく気絶。うむ、それでこそ役立たずのボンクラロミオである。


そして、漸くおぎゃあという声が!


(出すべきモノは出してスッキリじゃ)

🎉娘誕生。
愛らしい二人のベビーに幸あらん事を!



【ゼロ一獲千金ゲーム】3話 日テレ土ドラ感が凄いです

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①増田くん熱演

過去の私怨からゼロ騙そうとする黒いカズヤ。増田くん、善良そのもののお顔を歪めて熱演してましたね!


ゼロもそんな彼の言葉を一旦は信じかけますが、、


ジャンプ寸前で靴紐がほどけている事に気付き、それを指摘しなかった友に疑念が生じます。

そして、嘘が見破られてしまったカズヤ。
信じたかった相手に裏切られたゼロ。


この二人の過去の友情話はHuluスピンオフで配信されているそうなので、そちらをご覧になったNEWSファンの皆様には堪らないシーンだった模様


そして増田くんは退場時にも「生きろ」って、曲名を台詞にしてしっかり呟いて去って行きましたから、この徹底したジャニドラぶりに、だいぶニヤニヤしちゃった私笑


②間宮と小池登場

次の招き役に立ったのは、間宮氏と小池様。待ってました!(個人的に笑)




自分とゼロが敵対関係である事を逆手にとって、

改心したフリしてみたり


本音っぽい悪意を言葉にしたり


巧みにゼロを翻弄するセイギくん。
間宮氏の変化ある芝居が楽しめます。

一方の小池さんも、さすがの曲者感で、これにはゼロも混乱し始めました。


しかし、ゼロは足元を相手に見させる先程のトラップを逆手にとって、セイギに対して計略を思いつく。


チートな鏡による覗きが見破られたセイギくん。



セイギくんがノリノリで鏡棒支える姿が、むしろちょっと間抜けで可愛く思えてしまう笑。顔に無駄に迫力あるだけにニヤリ



今んとこ、そんな程度の小者感漂うワルなんですが、こんなポジションの間宮氏もあんまり見ないですね〜。


③ゼロの死をなぜそこまで望む

無事セーフエリアにたどり着いたゼロに対して、御前は更に死のトラップを仕掛ける。


御前と一緒にそれを見守る片腕小池さんも、どう見てもゼロの死をワクワクして望んでる!
よくわかんないけど、正義漢を憎む心理なのかしらん?



結局ゼロはコレも見破って、遊びで命を弄ぶ御前達に怒りをぶつけます。あくまでも正義の人なんですね。



ゼロの怒りはもっともで、二人同時に呼びかけたり鏡が即用意されたり、後出しジャンケン臭いルールで主催者は好き勝手し過ぎじゃないかと思いますよね…

このままじゃまるでゼロ達ゲーム参加者全員も、悪どい胴元だけが得をする博打に興じる愚か者って事になっちゃいます。


でも、そのチートな悪を倒してあくまで正義で勝とうとする、そこが少年漫画らしいテーマなんでしょうね、きっと。

④存在感を増す標

次いで、同じゲームに臨んだ美少年標くんは、なんとものの数分でこのゲームをクリアしてしまいます。


クールな美貌でカリスマ感を出しているjrの佐藤龍我くん、凄くハマっている!
むしろ、このドラマ、彼の売り出しのためのドラマになる勢いで良いです笑



そんな彼の元に更に人は集まりますが、ゼロ対してにどういう感情を抱いているのかもまだ読めない。ミステリアスで魅力的な役どころですね。


⑤一方ゼロの元に集まる人たちは

抜きん出た実力を見せつける標を見て、己の力量や信念に、僅かな揺らぎを感じざるを得ないゼロ。


だがしかし、彼の優しさと正しさが周囲をも変え、感化され共感してくれる仲間達がそんな彼を支えて行きます。うーん実に王道主人公。





⑥次回はワル兄弟と組む羽目に

標が勝った方法をどうしても知りたかったために、声役を務めたサクラに安易な約束をしてしまっていたゼロ。


その結果、どうやら次回の三人組ゲームでは、ゼロと、サクラとよりによってセイギという、意表つき過ぎのチームで臨む事になりました。




個人的に、間宮氏が今後どういう役割を本作で演じて行くのか、まだ展開が読めていないので楽しみにしたいと思います。
裏切り続ける超ワルか、味方につくか、どっち方向に向かうキャラなのかかマジで分かりません。

⑦獲得リング数ジャーン

各話のラストにこうして、図で状況を示しゲーム感を盛り上げる手法は、既視感しかありませんね笑!



日テレ土ドラ枠でよく見たわ〜
もしやコレ、金田一くんみたく、リング数表示だけで済まずに、順にバッテンつけられていくんじゃないの?

本作、なんで伝統のジャニ土ドラ枠でなく、準深夜枠のこっちで放映したんでしょうね?子供達も見れる時間帯の方が向いてそうなのに…

…さては、これからバンバン血が流れるのか?そういう事なのか?ガーン

【半分青い】7/30_103 間宮ファン試練の1週間始まる

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①無事産まれた赤ちゃんがワープ

大騒ぎの末、無事産まれた赤ちゃんが




あっという間に1歳のお誕生日を迎えるまでに育ちました!
かの(花野)ちゃん🌼カンちゃんって呼んでね💛


しかしワープすげー!
もうこのかっ飛ばし具合から、
今週は波乱と怒涛で攻め抜くから覚悟しとけよって天の声聞こえました←


癒しをくれてたユーコとボクテコンビも、どうやら退場…
(怖い…何が始まるの…怖い…)


②大納言のサンタ涼ちゃん

お久しぶりの店長さん!
涼ちゃんとまだ一緒に働いてたんですね。何気にこの店の月商凄いのかもしれませんぜ奥様w


一方の元住吉は恐らく鳥の映画をヒットさせ、監督業大成功してるらしい。




その雑誌記事を眺める涼ちゃんの表情に、何かを読み取ったからでしょうか。
店長、突然自分の過去を語り始めます笑

ミュージシャンの夢を追いかけすぎて逆玉も逃し、今はこんな。ま、気楽で良いけどね」


涼ちゃんが夢に見切りをつけた決断は間違ってなかったんだよと、
励ましてあげたかったんでしょうね。店長良い人。顔はモアイだけどっ

その言葉を受けて、涼ちゃんは静かな微笑だけで応えますが、
なんだろう…少しだけ翳りが見えるような…




③夢が燻り続けたままの涼ちゃん

三叔母たちも溺愛してる様子のカンちゃん。
豪華なクリスマス&お誕生日会の準備も万端に、パパ涼ちゃんの帰りを待ちますが…


グズるカンちゃんをあやしつつ、
ついスズメは先日うっかり見つけてしまった涼ちゃんの秘密を再び覗き見てしまいます。


それは、新作の創作ノート
スズメと娘の為に映画を辞めると誓った涼ちゃんでしたが、心に燻り続ける夢をどうする事も出来ないのでしょうか?


涼ちゃん…スズメと一緒になって不安を感じる我々。


④突然の発熱

カンちゃんの様子がおかしい。


42度という高熱に驚き、皆で病院に駆け込みますが、自分の熱で負った障害を連想してしまい取り乱すスズメ


思わず、晴さんに電話しますが


晴さん、落ち着いてスズメを励まします。


今でもスズメを精神的に支えてくれるお母さん晴さん、素敵ですね。
カンちゃんもきっと大丈夫。




⑤涼ちゃんどこにいるのさ

携帯に連絡しても、ずっと繋がらず。
一体涼ちゃんパパってば、どこにいるというのでしょう。

イライラしてかけ続けた光江さんの携帯がようやく繋がりましたが…


何と見知らぬ女の声で応答された事にたまげ、思わず切ってしまいます。
女といるの?涼ちゃん!?


我々には聞き覚えのある声の主…
あの人なんですね…



今日は、学校休みの娘が隣で一緒に視聴してたんですが、
娘「間宮くん浮気しちゃうのー?」
ってからかい口調で私に聞いてきました。
けど、余りにも私がションボリして哀しそうな顔してたからでしょう。直ぐにどっかへ逃げてきましたね笑

最初から分かっていた筈の事なんですが、、、
この後訪れるであろう展開を思うと、哀しくなっちゃうの自分でもどうしようもないんです。間宮ファンにとって、試練の1週間が始まりました。

クルクル髪の涼ちゃんは
傷ついていたスズメに光をもたらし
やがて堕天使ルシファーとなるべく作られたキャラだと思っています。
ルシファーとは、人間に欲望に生きる事と自由意志を目覚めさせたサタンの別名です。
これがどう悪徳とされたのかを説いた宗教・哲学者シュタイナーという方がいるのですが、
斎藤工さんが、その人が提唱した教育方の学校で育った事は有名ですね。
元住吉監督を演じているのも、間違いなくただの奇遇でしょうに、なんだか胸がざわざわするんです…

(被害妄想が遂にニーチェの深淵を覗き始めたから、多分今の私なら追憶のカタツムリ3撮れます笑)





【半分青い】7/31_104 パパ涼ちゃんの葛藤。そして

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①電話に出たのは佐野弓子でした

浮気なんて事じゃありませんでしたが、、
ある意味それよりももっと悪い予感がします。


佐野弓子の新刊が出るに当たり、その映画脚本を森山涼次に頼みたいと指名したらしい。
脚本良ければ撮ってもらっても、そんな調子の良い事まで…

小悪魔的魅力と実力で男たちを翻弄するファムファタル。若村さんにぴったりの配役でしょ!

元住吉に呼び出された涼次は、恐らく断りきれずやって来たのでしょうが…




叔母達に詰め寄られる涼ちゃん

病院へようやくやって来たパパ涼ちゃん。遅いよ〜!


カンちゃんはオタフク風邪でしたが
スズメが心配でたまらない後遺症については後日検査となりました。


そして、三叔母達に囲まれて、何処で何をしていたかを問い詰められる涼ちゃん





③何とオファーはキッパリ断って来たと

ベストセラー作家が、かつての自分の仕事を認めてくれて、再びオファーをくれた。
その事実は、涼ちゃんにとってどんなに嬉しく、そして強烈な誘惑だった事でしょう。


しかし、涼ちゃんは、何とここでキッパリ断ったのです。

🐶「もう映画監督には微塵も未練はありません」



無名の若者を大抜擢してあげる気分でいたプライド高い佐野は当然激怒



そして、そんな涼次を見守る祥平の表情も複雑そうです。


そもそも元住吉は、ケジメの挨拶までして離れた涼次を、どうして再び誘ったのか。
ここ、ちゃんと描いて欲しい所ですが、どうなるでしょうね…


事の真相を知った三叔母達の反応は、割れました。

光江さんはケジメつけたんだから断って当然派の模様ですが、(母親代わりであればコレが普通だろう)


めありさんが思わず発してしまった「えーっ勿体ない!」てのも、凄く分かりますよね…

こんなオファーを喉から手が出るほど欲している人間山のようにいるに違いない。
そして、誰も言いませんが、これは単なる幸運でなく、紛れもなく涼ちゃん自身のかつての努力と才能を見込まれて訪れたチャンスだからです。

ですが、兎に角。
涼ちゃんはキッパリ断った
妻と娘のために映画なんていう不安定な世界からは足を洗うと誓ったのですから!



④良き夫、良きパパを頑張る涼ちゃん

検査の結果、後遺症の心配は無し。
安堵した妻を温かく包み込む良き夫涼ちゃん





そして、実家に報告するスズメの横で、カンちゃんあやしてる良きパパ涼ちゃん



(私ここでホロリとなって…)

誘惑をつい思い出して眠れなくなっても



安心し切った妻と子の寝顔を見て必死で自分に言い聞かせている涼ちゃん


(ついにここで号泣してしまった私)

そう、あなたにはもう守るべき家族がいるのです。


⑤だが、遂にその瞬間が訪れてしまう

遅れて祝ったお誕生日。
皆がカンちゃんのために一生懸命で幸せそうです。


「涼ちゃんはカンちゃんのもみじのような小さな手の感触に なんとか自分の夢を封印しようとしていました」


そうして平穏に過ぎていったある日。


相変わらず大納言の仕事頑張ってるらしき涼ちゃんですが、店長が持って来た佐野弓子の新刊が目に入ってしまう。


まるでその本から呼びかけられたかの様に目が離せません。


読んではいけない。
涼ちゃんは、ここでも誘惑と戦い逡巡します。
一度ページをめくったら、自分がどうなってしまうのか、彼には分かっていた筈です。


しかし遂に。堕天落の瞬間が訪れてしまった!

読み始め、直ぐに物語の世界へと引き込まれていく目



創作する人種の業を知る方であれば、分かる筈。一旦こうなると、もう頭の中は物語でいっぱい。
次々と溢れ出すイメージと言葉、それらをどうしても吐き出したくなってしまうのです。止める事の出来ない衝動に支配されてしまうのです!
私もかつてかかった事のある重篤な病なので泣けるほど分かってしまい、胸が苦しい…

⑥そして4年が過ぎた

5歳を迎えたカンちゃん。おしゃまな可愛い女の子に育ちました。
三叔母は相変わらずカンちゃんに夢中。




しかし、視聴者には、超高速ワープでしか無かった四年という歳月ですが、涼ちゃんたちにとっては異なる長さでした。


ケーキを作るスズメに、涼ちゃんが突然発した言葉とは…


余りの唐突さにただ驚いて問い返す事しかできないスズメ

🐤「…今、何て?」


だがしかし、涼ちゃんはゴクリと唾を飲み込みつつ、はっきりとした声で再び言った。

🐶「…別れて、欲しい…」



よく見れば、苦し気に間宮氏の顔が歪んでいるのが分かる。けど、その視線はまっすぐで強く、並々ならぬ覚悟で発した言葉であったことを察します。

なぜなんだ!涼ちゃん!
四年の間に彼の心に起きた事とは?




【半分青い】8/1_105 このクズは伝説になる…

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ふうーっ
遂に爆誕しましたキング・オブ・クズ涼ちゃん!

余りにも色々な感情が渦巻いてしまっているのですが、
なんとか書きながら気持ちを整理してみようかと思います。

①涼ちゃんにとっての四年間

余りにも唐突な言葉「別れて欲しい」


涼ちゃんなりに拙い説明を語り始めるのですが、

🐶「実は、仕事終わりにこっそり脚本を書いていた。これは趣味だ、って何回も自分に言い聞かせて」

🐶「どんどんシーンが心に浮かんで来るんだ。」




そして、書いては直しを繰り返し、
遂に完成させた、いや完成させてしまった…

・最初から売り込むつもりで書いたのではなく、狂おしい衝動に駆られた結果の産物であった事

・集中させて貰っても2年かかった涼ちゃんは、バイトしながらだと4年かかったという事実

こんな事も、一応台詞で語られてはいるのですが、、
そんなのスズメにも視聴者にも意味不明の説明でしか無い。



②再び夢に憑かれてしまった涼ちゃん

涼ちゃんを決定的に夢の世界へ引き戻す事になったのは、
四年前に断られたにも関わらず、佐野弓子が結局他の人に脚本を任せず、待っていたかのように自分の作品を認めてくれた事。
そして、今度こそ監督の夢に挑戦させて貰える事になったという大チャンス!

🐶「これはもう夢じゃないんだ。本当に監督デビューするんだ」

🐶「今度は自分で撮りたい!祥平さんに撮られたくない」






こうして、どんどん熱を込めてスズメに語るほど、涼ちゃんの目が完全に夢に憑かれた人のソレになって行くの、心底怖いと思いました。

この時の涼ちゃんは、どういう気持ちでスズメに語っていたのでしょうかね…
夢の実現を語る事にただ夢中で、相手の気持ちなんて考えてないようにも思えるし

あるいは、、もしや、、

自分の夢を支えると言ってくれたスズメなら、理解して貰えると甘い期待すらしてしまっていたのでしょうか…


③四年の間にスズメも変わっていました

脚本を認めらた喜びを語る涼ちゃんに、スズメが鋭く放った言葉

🐤「馬鹿じゃないの?涼ちゃんに才能なんてないよ」


私は、この台詞で、最早四年前のスズメでは無いという事を瞬時に悟りました。

🐤「家族の為に夢を諦めたんじゃ無かったの?」

🐤「私が現実で子育て苦しんでる間に、涼ちゃんは架空の物語の夢を見てた。それは、裏切りだ!」



かつては、自分の代わりに夢を追う涼ちゃんを支えようと確かに決意していたスズメ。

しかし、涼ちゃんも夢破れ、二人でカンちゃんを守って育てて行くことが二人の新しい夢になった筈でした。

だから、秘密の創作ノートを見つけて夫の未練に気づいても、それを後押しする事はもう無かった。むしろ、全力でその事から目を逸らしたのではないでしょうか。

遅筆でも、頼りなくとも、涼ちゃんの脚本が認められたという事実が意味する事を理解できないスズメではない筈。
だから、「あんたに才能なんてない!」というのは、むしろ「才能なんかあってたまるか」、の意味だし、自分を置き去りにして自分だけ夢へ再び羽ばたこうとする夫への嫉妬でもある。


④カタストロフを招いた言葉

そして、涼次は、遂に言ってはならない言葉を口にするのです。

🐶「僕は映画を撮り続けたい。生活は不安定になる。家族は、邪魔になる。



コレ、幾ら何でも酷すぎるでしょう!私ごときでも幾らでも脳内補完を思いつくのにっ。
「2年も支えて貰ったあの時と同じ事はもう頼め無いと分かってる。子供がいるから」
「自分の映画を撮る為には借金だってする。家族を巻き添えに出来ない」
とかさ…。

でもね、結局涼ちゃんが発した言葉はたったあれだけで。何より、もう最初から勝手に決断を下しちゃって決心変える気は全く無い目をしてました。

だから、スズメが返したセリフには、私は当然だとすら思いました。

🐤「いっそ死んでくれ!」


そして、悩んでいた事も、監督業の話が具体的に進んでいた事も、何一つ自分に言わなかったのは何故だとなじる。

それに対して、涼ちゃんは言えなかった…」と。夢を諦めたスズメに、再び自分の夢を語る残酷さは、流石に後ろめたかったのでしょう。だからこそ自分も諦めようと努力した…だけど

🐶「映画の世界が、僕を呼ぶんだ!」


もう、涼ちゃんの心は戻らぬ世界へ羽ばたいて行ってしまったのですね…

秋風塾時代のスズメがフラッシュバックし、これは因果応報なのかと自分に問うスズメがもう切なくて…


⑤カンちゃんの前で錯乱するスズメ

🐤「こんなのは、私が愛した涼ちゃんじゃ無い!」



手当たり次第に物を投げつけ、錯乱するスズメ。




ただ黙ってされるがままの涼ちゃんの元に、カンちゃんが二人を止めようと割って入ります。

🐣「ママやめて、パパが痛いよう。」


🐣「仲良し」


うっわーん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
こ、ここまで見せますか?いくらクズ役耐性ついてる間宮ファンでも、ライフはもうゼロよっ

🐤「このカンちゃんを捨てるって言うのかーっ(絶叫)」


キエーーーガーンそれだけは子供に聞かせちゃダメだった…泣

⑥涼次の決意は変わらず、家を飛び出す

三叔母に詰め寄られても、涼ちゃんの決意は変わらず。




緑子さんの迫力が凄かった。

🐯「なら、なんで結婚した!出て行け!」



インタビューで、リアルに気圧されて汗が出たと間宮氏が語っていたのはここかー

だが、それどころじゃ無いわ。
涼ちゃん、プレゼントをカンちゃんに渡した後、



一瞬だけ苦しそうな顔を浮かべるも…

🐤「…どこに行くの?」


🐶「…ごめん…」


もう交わす言葉もない二人。
これで本当に終わってしまうのか?
スズメにとって、結局涼ちゃんとの恋って、なんだったん??その答えは見せて欲しい!!

⑦これは伝説のクズの幕開け

なんせ、初回の段階で公式様が「夢追い人のダメンズ夫に捨てられる」とはっきり書いてありましたから、間宮氏演じる涼ちゃんがクズでしかない事は最初から確定していました笑。

従って、自分が書いてきた感想を読み返しても、
「朝ドラ史上最悪の相手役になる」
「天使の顔したままサタンになるキャラ」
などと、言いたい放題してきましたが、

ハイ!(^O^)/!
想像と覚悟を軽〜く超えてきた事を潔く認めます笑

自分の夢のために妻子を捨てるというのは、主婦層をターゲットとする朝ドラ界隈では絶対的タブーです。恐らくこれを超えてくる相手役(?)は今後登場しないのではあるまいか?

視聴者層と数の多さから、予測以上にネットが罵倒で溢れましたが、我々ファンがどう思うかに関わらず、多分間宮氏自身は気にしたりしないでしょう。そこが一番の救いであり、だからこそ間宮祥太朗という俳優が好きなんです。

⑧北川女史の魂の叫びを聞いた

涼ちゃんの描かれ方には、実に様々な意見が飛び交ってますね。
「ここまでクズにする必要あったのか」
「炎上狙いか」
「中の人たちの掛け持ち事情の結果か」
etc…

私自身は、これを炎上狙いとも計算とも受け止めていません。
むしろ、「ここは計算間違えてやり過ぎたな」「さては配分しくじったのでは」などとアラを感じる事の方が多いというのが本音でして。

私は、スズメも、涼ちゃんも、さらには佐野弓子も元住吉も、モデルがいるどころのキャラではなく、全員他ならぬ北川さんの分身なんだと強く感じているのです。

だから、緻密に練られた結果産み出されたものでなく、全てが脚本家の心の中を、そのまんまさらけ出されて見せつけられている。
上手いというより、ただひたすら凄まじいと感じる。だからこそもう目が離せないという気持ちです。

もっと踏み込んだ事を書いてしまうと、、
子供や家族がいなければ全てを仕事に注げるのに!と感じた瞬間が女史には幾度もあった筈なのですよ。だって、私ごときパンピーですらお仕事に燃えてた時にそうだったから…
ただ、誰もがそれを言葉にしてはいけないと知っている。
そんな、最もどす黒い臓腑のような心の中までさらけ出して、この作品を書いている。私はそう感じております…





【半分青い】8/2_106 夢追い人の残酷

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①乗り込んで来た叔母様

正月になっても戻らない涼ちゃんを、遂に光江さんたちが連れ戻しに来ました。


え?居どころ?んなもんは、祥平さんちに決まってますし。

完全に元サヤの彼氏彼女の図やんけ。


何いそいそと餅揚げてんだよ!



飯作って食う以外は、ただひたすら映画三昧なのだろうという空気だけは察した。


この二人の愛の巣(違)見せられて何を思う叔母たち。
あんだけの剣幕で「出てけ」って言ってても、どうせ戻って来るだろうってタカをくくってた様ですけどね笑。
まあ甘やかしてるってことは、舐めてるって事と同義ですから。


つか、ここに乗り込んで来たのがスズメでなくてマジ良かったわー。完全に血を見る展開になるとこだったわー。(朝から夫を刺すヒロインとか、斬新じゃすまねえわっ笑)

下手な猫の真似しても、バレバレ過ぎる🐶涼ちゃん。🐯に直ぐに取っ捕まる。つか、まじめにやれ。



②完全に略奪愛人ポジションに立たされた元住吉

誰に促された訳でもなさそうなのに、別れから復縁までの流れを釈明し出す元住吉。



🦁「以前自分が盗んでしまったチャンスを、いつか涼次に返したいと思っていました…」

🐶「祥平さん!盗んだなんてそんなっ」


🦁「涼次は一度はキッパリ断りました。だから私はもう関わってはいけないと…」

🐶「僕から連絡を取ったワン!祥平さんは悪くないワン!」


憧れていた映画の世界と祥平とのその関係を断つことはどうしても出来なかったのだと訴えるポチ。



お前ら…いったいなんなんだよ…純愛かよ…



③ほな、監督すればええやんけ

二人のズブズブ感に諦めもついたのか、光江さんは言いました。

🐯「ほな、映画監督すればええ。お金の事やったら皆で協力して何とかなる。」

🐯「さ、せやからウチへ帰ろ?」


甘ったれの涼ちゃんだから、こうやって宥めすかしてれば、直ぐに言う事聞いてくれる筈でした。

ところが

🐶「僕は帰らない!スズメちゃんとは別れる!」



🐯「何でやの!訳が分からんわ〜!」


で、す、よ、ね〜笑


④家庭と映画の両立は無理な涼ちゃん

🐶「僕みたいな人間に、これは一世一代のチャンスなんだ。全てを賭けたいんだ。」


🐶「だけどスズメちゃんは愛しいし、カンちゃんは可愛すぎる。それで自分が一杯になってしまう。」



🐶「両立出来る立派な人もいる。だけど僕には無理なんだ。」



………ですってよ。全国の奥様、お分りいただけたでしょうか?
(今ワタシには見える…見えるわ…死んでくれ俳優ナンバー1の異名を手に入れた間宮の姿が…)

そういう人もいるって事は理解出来る。
だがな、
ならアンタは夫にも父にもなってはいけない人だったんだよ涼ちゃん!


🐯「家族より大事なもんがあるんか!アンタは家族と映画を天秤にかけて、映画とるんかーっ」


激怒する光江さんですが。

涼ちゃんは、変わってしまったのです光江さん。
優柔不断で飽きっぽく、自分の意志を貫く術を知らなかった子が、遂に自分が譲れない道を定めてしまったのですから。



⑤夢に生きることのリアル

夢追い人とはロマンチックな響きですが、こんなにも身勝手で醜悪になり得る。


創作に人生を捧げるのもカッコいいが、我を通さねば貫けないほどの道は、必ず誰かを踏みにじって傷つけて歩む事になる。


そんな残酷な現実を、この作品の中で、我々はいったい何回見せられて来た事でしょう。

マンガ家の夢を阻止しようとする母をなじり
・結婚もせず全人生をマンガのために捧げた秋風を鬼と罵り
・ユーコをマンガから逃げたと責めて傷つけ

ただ見上げているだけなら夢は夢で終わる。
夢とは、ここまで見苦しく足掻いてこそ己の血肉になるもの。
間違いなく、これこそが本作のテーマだと私は解釈しています。これは生き様の問題なので、賛否など無意味なのです。

こうして涼ちゃんは、
自分の夢を捨て生き方を変えようとしたスズメに対し、
自分のものでない夢は裏切るという事を見せつける存在となりました。



目覚めろ!スズメ!
アンタにしか見れない夢がある筈だ!

⑥取り残されたスズメ

カンちゃんをめありさんに預かってもらい、1人になって物思いに沈むスズメ。


ただ待ち続けても、もう万華鏡の夢を見せてくれた涼ちゃんは戻って来ないかも知れません。


自分で立ち上がり一歩を踏み出さねば…

すると、自分でも無意識のうちに、スズメの指がある番号をプッシュしていた。


それは、何と律の実家でした…。

自分では決心できず、律に背中を押して貰いたいのでしょうか?
スズメにとって律とは、何か始めたり、あるいは決別する時には、必要な儀式みたいなものなのでしょうか?
さあ、何が起きる?












【半分青い】8/3_107 クズ役ばかりが僕を呼ぶんだ!

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本日は、どのキャラも力をググッと溜め込んで、明日の大ジャンプに備える、みたいな感じでしたね。

話が大きく動いたわけでは無いので、感想書くこともそんなにありません。いつも以上に好きにやらせてもらいます←


①電話に出たのは律の息子くん

随分賢い御子だこと。さすが律の息子。


どうやら、律のお母さん和子さんが病気の様子で、それで実家に帰っているのでしょうか?


しかしアレだな。全然普通のリーマンにゃ見えねえな。相変わらず若くてカッコいい。むしろ時が止まってて怖いよ!


でも…ちょっと表情が暗い。元から明るいキャラじゃ無かったですが、幸せそうには見えないですねえ…。
そして、どうやら電話がスズメからだった事を薄々察している描写でしたね。近く二人の再会が来そうです。


②スズメ決断する

律の家に電話をかけた心理は、正直私には良く分かりませんでした。



こちらのお二人はドラマチック・アストロツインでいらっしゃいますから〜
(間宮ファンの卑屈でグヌヌな嫉妬が滲み出ちゃってますが、見苦し過ぎるのでスルーして下さい笑)、
切れていない絆を再確認させたかっただけなんでしょうが、一歩間違えば、また視聴者の要らぬ反感を買いそう〜とヒヤヒヤもん笑

とにかく、なんかよく分からんけど←背中を押されたらしきスズメ。
待つばかりでなく、自分から涼次と話し合いに行く事を決断した様です。






③愛人よお前もそこにいろ!

🦁「本当に良いのか?」

🐶「ハイ。もう決めたんで。」



🐶「俺、人として間違ってますかね?」

🦁「…多分な。でもお前の人生はお前のもんだから、俺はお前の味方だよ」



なんと見事な愛人芸か。
「あなた酷い人ね。でもあなたがアタシを選んだのよ。アタシだけがあなたを理解してるし許せるの」(超訳)

でも、多分、この二人の関係だって以前と何かが変わっているはずです。
だって!
もう涼ちゃんが祥平さんに尻尾振るワンコに見えないもの。
(むしろ祥平さんの方が仕事場譲って目を逸らして答えているように見えてしまった…。考え過ぎかもしれないけどね…。)


そこへ妻登場



そそくさと消えようとした祥平さんが、本妻スズメにそこにおれ!と命じられてシューンと座り込むの可愛かったです❤️

別れ話なんだから夫婦で話し合いなよ〜w


④怒鳴らなければスズメは可愛い笑

先日の逆上が嘘の様に落ち着いて見えるスズメ。


むしろ涼ちゃんの方が、険しい表情のままでにこりともしない。



スズメのが涼ちゃんに語りかけたのは、子供の事でもなく、お金や責任の常識話でもない。

🐤「雨のプロポーズの日から私はずっと涼ちゃんに恋してる」

🐤「戻って来て!涼ちゃん!」


なんと素直でいじらしい…泣けるわ…
下手な計算などまるでなく、直球で涼ちゃんにぶつかりに来たとは。

⑤心揺れるか涼ちゃん

間宮氏、グッと来て心が動かされた演技を頑張っていた。
じっくり鑑賞いたしましょう。







⑥クズ役の本懐とは

明日の見所は、二人が如何に前向きな別れを迎えられるか、その一点のみであります。

どんなクズであろうとも、子まで成した相手です。そして、カンちゃんの父親であることは一生変わらないのですから…


私は、夢のために妻子を捨てた涼次というキャラは、超どクズだと思っておりますが、俳優視点からみれば、これはかなりの難役であると同時に美味しい役であるとも思っております。

前回、これは生き様の話なので賛否を問うても無意味であると書きましたが、今もその考えは変わっておりません。

家族こそ一番大事にすべき、という人が世の多数であるとは思いますが、家族以外の何かを上位に置いてしまう人も確かに存在する。
両者は絶対に分かり得ない筈なのに、実際には人として関わり合って助け合って生きている。
そして、ここが一番大事だと私は感じるのですが、人間とは変わるものなので、何かのきっかけでこの価値観が大きく変節する事もあり得るって事だと思うんですよね…




森山涼次という役は、そんな姿を生々しく見せてくれたと思います。

強い決意を見せた直ぐ後に、また心が揺らぐ。この人こうやってずっと迷いながら生きてくんだろうなって、そんな人間臭さを感じさせてくれる涼ちゃんというキャラ。


ズバリ、クズ役の本懐とは
クズをただのクズで終わらせず、リアルな人間味を与える事です。

間宮氏はこれを幾度も幾度も鮮やかにこなして来た。結果、クズ役ばかりが俺を呼ぶんだ!俳優になっちゃったよどうしよう笑

涼ちゃんも、クズだけでは終わらない何か、それが今後期待できるかどうか、明日を楽しみに待ちます。

【半分青い】8/4_108 成仏させてもらえなかった間宮

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①スズメは終わらせた

🐤「戻って来て」


スズメの真摯な言葉に、明らかに涼ちゃんの心はグラグラ揺れてましたが、結局決意は翻らず。




🐶「…ごめん…スズメちゃん…カンちゃんを宜しく…」

この一言を絞り出すだけで精一杯。

こうして涼次の言葉を確認したスズメは、これで気持ちをはっきりと終わらせる事が出来たようです。

🐤「涼ちゃん、さよなら」



この時の永野さんの表情の変化、素晴らしかった!

愛人元住吉に(もはや注釈もなく決めつけ。断らない祥平さんもブレてない)

🐤「涼次さんをよろしくお願いしします。」



と託し、晴れ晴れとした顔で岐阜への帰郷を決意したスズメ。


頑張れヒロイン!スズメらしさを是非取り戻して欲しい!


②だが涼次は一生引きずる

それに比べて、ひたすら俯き、見送る余裕すらなかった涼次。


二人が恋に落ちた記憶を呼び覚まされた涼ちゃんは、
スズメの別れの言葉に、むしろ自分の方が捨てられたかのような表情すら見せていました。自分から捨てた癖に弱い男です。

家族より映画を取る決意をしたものの、スズメやカンちゃんへの愛情がなくなった訳ではない

しかし、それ故に、今後ずっと自分の決断に苦しみ続ける事になるのでしょうね。それがこの男が当然背負うべき十字架です。



しかし残念ながら私は、ここの描写には不完全燃焼感を抱いております。

最初から妻子を捨てる道を選ぶ事は決まっていたのだから、キッパリと決断した涼次こそを見たかった。そうして、秋風先生の如く、映画の鬼となる未来を予想させて欲しかった!

以下は単なる推察にしか過ぎませんが、、
涼次とは、「こういう生き方しか出来ない」という北川女史の業を強く背負わされたキャラです。
したがって、数々の修羅から作品を生んだ成功体験の投影として、必ずや映画を世に送り出し成功するはず。
しかし、犠牲にして来た諸々への懺悔や赦しの願望までを背負わされるとは予想していなかった…。

この結果、もし再び涼次が登場したとしても、孤高の秋風の格好良さとは程遠い、ただの未練がましいかっこ悪いクズでしか無い気がしています。

クズ役なりの最大限の格好良さを期待してしまうのは、ファンの勝手な願望と理解してますが…

我らは、楽しそうに死体蹴りに来る輩を横目にしながら、
「燃え尽きろ間宮!骨は必ず我らが拾ったる!」
くらいの覚悟でいたもので…笑

うーん、とても残念😞

③お別れして怒涛編終幕

お世話になりました大納言と店長
思えばスズメは、結構田辺店長には黒い本音をさらけ出してましたね。
だから我が道を行くタイプのスズメを一番正しく理解してくれてたかもしれません。



そして三叔母達との別れ
懐いたカンちゃんとまた会えると良いですね。
ボンクラ涼ちゃんに代わって頭下げ、スズメたちの再出発を見送りました。




④そして帰郷早々、女王復帰

行列のできる人気店になっていた実家。


突然返って来たスズメ達に驚かされた家族たち。しかも…



「帰省かね。いつまでおるの?」

🐤「永遠に!」


あはは、スズメらしい。
けど、常識無さ過ぎて笑えねーっw

おまけに、名物カツ丼食べに来てたブッチャーと再会早々子供みたいに喧嘩。


そこへ律登場
「二人の物語」新章始まる。



しかし…余りにも話をダッシュで飛ばし過ぎて、離婚の余韻ナッシングのまま突入されても次週予告に困惑しか無かった…

頼む、スズメ。
離婚までした経験を無駄にせず、成長した姿を見せてくれよ?
私は応援し続けたいんだ!


※今後も視聴は継続しますが、間宮氏が再登場したら、また感想書くかもしれませんm(._.)m







【ゼロ一獲千金ゲーム】4話 兄弟喧嘩に翻弄されるゼロが可愛い

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新ゲーム開始回。

2話で1ゲームずつ進むらしいので、感想まとめも2話ずつ書こうか迷ったんですが、、、
超嬉しそうにチンピラやってる推しの顔がひたすら素敵なので、スクショ貼るためだけにアップする使命を感じました笑。


①末崎兄弟とゼロが三人一組で

そもそも兄弟らしくない二人に、ゼロの加藤くん加わっても、笑えるほどチーム感がありません



根がお人好しそうな兄貴に比べて、狡そうなセイギくんは何考えてるか全く読めない。味方にも敵にもどちらにも見える。





互いの信頼感が無さ過ぎて、どーすんだろー棒


②新ゲームは人間水時計

よりによって、ゼロが拘束されて水が溜まる円筒の中へ。ゲームの制限時間は30分ですが、中の人は25分で溺れ死ぬ見込み。




そのタイムラグを知って、セイギくんは嬉しそうにニヤリ。ライバルゼロを消せるチャンス!





だからゼロは、アホ兄貴の方を上手くコントロールしないと。



③他チームも不可思議な組み合わせで奮闘

他のチームの組み合わせは、今回こんな感じで。




こうして、毎回組み合わせが変わるってのは、結構面白い趣向です。

また、どれか1チームでも正解すれば、一斉に水は止められるとの事。




④セイギくんアホではないらしい

選択肢に惑わされず、部屋のマークを手掛かりに謎解きを進める。




二等辺三角形の組み合わせから角度を求める問題って、、中学受験かよっ!
アタシはもう見るのも嫌でいっそ溺れて死にます〜なんだけど笑、
セイギくんはさらっと解いてましたから、多分アタシよりは賢いニヤリ



一方、お勉強嫌いで蕁麻疹が出る兄貴サクラのおバカぶりが大層可愛い。
このキャラを愛せるかどうかで、本作を楽しめるかどうかはっきり分かれると思いました。



⑤兄弟喧嘩に翻弄されるゼロ

末崎兄弟のしょうもない喧嘩で、どんどん時間が消費されてしまいます。




ザリガニ殺した問題やら、金返せ問題やら、ガキの喧嘩です。ゼロにとって
「マジどーでもいいっ」



しかし、ごめんなさい🙇‍♀️私は、ココ結構笑ってしまいました。
呆れ果てつつ焦りまくる加藤くんが余りに可愛くて
私、この似てない兄弟のアホ過ぎる取っ組み合い気に入っちゃったみたいです笑




さて、次週無事謎は解けるのか?誰が解くのでしょうか?
この兄弟とのチームワークは、このまんまはちゃめちゃなんでしょうか笑

【ゼロ一獲千金ゲーム】5話 人工呼吸で死者続出

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昨晩ツイッター大荒れでしたね笑
人工呼吸がしっかりトレンド入りしてたのには笑いました。


さてと前回からのゲームの続き。
刻一刻とゼロ達が溺れ死ぬタイムリミットが近づいて来ます。

①アホ兄貴に教える塾講師

セイギに主導権を握らせたくないのと
兄サクラの飛躍する発想に期待するゼロは、おバカな兄サクラに設問と状況を理解させようとします。

ハナっから兄をバカにしきったセイギは鼻で笑いますが、

理解出来た上、嬉しそうな兄の顔を見て
二人を見る目が少しずつ変わり始めた様子のセイギ。




(サクラたんがかわいいw)

しかし、所詮アホ兄貴を利用してるだけだろうと、ゼロを偽善者と決めつけている気持ちはなかなか頑固。




②兄弟の確執の理由

どうやら、兄貴がヤクザ稼業故に、母親とセイギ君は苦労を強いられたらしく。
(単にバカにしてただけでなく、それなりに憎む理由あった🤭のね笑)



一方で、その兄貴のヤクザ金で大学行かせてもらったという屈折した関係が明らかに。
(大学行ってる様にはとても見えなかったよ笑。ただのチンピラ呼ばわりしてごめんねっ)


③他チームが次々脱落

焦る余り不正解を送信し、次々脱落していく他チーム。



期待の標くんは、どうやら正解に手が届いていましたが…
ここで曲者ユウキくんの本性発揮!

「僕は、王になる人間を暗殺したい…」




ゾクっとする黒さでしたねえ。小関くん素敵っ!

慌てたスナオくんにより標チームも失敗してしまいます。


④金より命だろが!

水柱を叩き壊そうとするサクラは、遮ろうとする弟セイギを一喝



「金より目の前の命のが大事だろうが!そんな簡単な事も分かんねえのか!」

がびーんとするセイギたん
兄貴の言ってる事超まとも!ヤクザでアホじゃけど、賢ぶってる俺様より偉い!



しかも、追い討ちをかけてゼロ様が高貴でいらっしゃるので

「壊して失格になってはダメです。僕が正解しないと他の人も助からないんだから!」


自分だけ助かろうとしないゼロ様。
これには、頑固だったセイギたんも自分の負けを感じたんじゃないでしょうかね。


⑤鳥瞰の発想から正解へ

まどろっこしかったサクラたんへのレクチャーが無駄にならず良かった笑



よく分からない発想法ながら、そこからヒントを得たゼロが正解に辿りつく。

しかし、もう水位はオーバー。間に合うか!


猫様がかわいい…

⑥ゼロ生きろ!だが乙女達は死ぬがよい!

すっかりゼロを先生呼びのサクラたんを押しのけ、


「お前らを認めた訳じゃねえ!」
スーパーツンデレな決め台詞を放ちました!



上着をバッて!きゃーカッコいい〜
正義に目覚めちゃった?



セイギたん、決死の心肺蘇生を試みます!
「生きろ!」




そして出ました!人工呼吸!



間宮氏、男性との接吻シーン二回目!
女性とだって二回しかした事ないのに笑

まんまとトレンド入りおめでとうございます笑
しかし、良い人役を演じると、こんなにも好意的反応で溢れるものなのですねえ…
間宮氏のファンやってると、歪み過ぎちゃってるから逆に新鮮で、こう言うのなんかムズムズするわ笑

⑦ツンデレの極意はデレ過ぎない事さ

皆が蘇生されたのはなかなか面白い光景でしたが




ツンデレに目覚めたセイギたんは、とっととその場を離れます。
デレ過ぎないのが極意なのよね分かってる〜笑

兄貴と少し心を通わせられて良かったね


御礼に来てくれたゼロにもワザと素っ気ない





けれど、確実にセイギたんの心の中で何かが変わった様子。

それに対して、ブラックユウキくんとの関係はどうなって行くんでしょう?




本日のゲーム結果はこちら↓でした。
来週は、手越くん参戦が目玉らしいデス




【ゼロ一獲千金ゲーム】6〜7話 手越くん怪演が見どころ

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1ゲームで2話ずつ進む構成ですし、2話分まとめて感想書きまーす!


①標くんのお誘い断るゼロ

すっかり最大派閥の長っぽくなった標くんが、ゼロ君に手を組もうと持ちかけます。
(アーまだ長台詞は話さない方がっ!お顔には1ミリも文句はないから頑張るのよ、美少年!)


目的は1000億円でなく、ザイゼン様を倒す事。その財を自由にして世直し的革命を果たしたいらしい。少年のくせに凄い野心家です。


しかしながら、ゼロ君は丁重に申し出を断りました。目的が合致しなかったのでしょう。そして、あくまでも対等な友情を築きたいのですね。よっ正義の主人公らしいぞ!w


②本日のミネコ様

ミネコこと女王小池の策略により誘い込まれた次のデスゲーム「ジ・アンカー」


ミネコ様、毎回衣装を変えて華やかにご登場。ナイスバディ眩しいのに、やたらゼロを殺したがる困ったお姉様でございます笑


今回も、ゲームをモニターで監視しつつ、ゲームマスターに悪知恵まで授けるご活躍ぶり。


③今回のチームは

ゼロは義賊仲間のヒロシに加え、怪しく登場したユウキ氏と組む事に。


ユウキは、前回、ゼロを利用して騙す気まんまんでしたが、大丈夫?


④ゲームマスターの小太郎キャラ立ち凄い

手越くんの演技をちゃんと見たの初めてだったんですが、凄くノリノリでハマってましたね〜



表情も豊かで自在、台詞も聴き取りやすく👏
バラエティでキャラ立ち出来る人は、個性に合った役ならば演技もイケる!って事を証明してくれたと思います。
(ぶっちゃけ、某局看板ドラマ枠で芸人さん達を無理キャスティングして文句言われてるのより、よっぽど正しい使われ方では?)



終盤、ゼロに惨めな過去まで見透かされ壊れていくとこなんて、なんだか可哀想になっちゃいましたもん。

(特別出演の原作者福本さんwサングラスお似合いです)


⑤仲間を揺さぶる心理戦

巨大なアンカー(錨)が振り子の様に揺れる真下で、順にクイズに答えていくこのゲーム。
間違えたら振り子位置が下がり、頭を砕く。



誰かのミスによって命が危うくなる度に、仲間割れを引き起こす事を楽しむ小太郎くん。ゲームルールもチートを極め、生かして返す気ないの丸わかり。


そんな中でも、ヒロシ氏だって必死に難問の国旗問題に答えてチームに貢献!
ヘタレ全開ながらも
恋多きザイゼン様のイチャイチャ映像を「…どういう気持ちで見たらいいの?」
とか絶妙に笑わせてくるの、やっぱ岡山天音氏上手いわー良いわー
(けどとても外交官の息子には見えなかったよゴメンwww)


⑥ユウキくんもゼロ様落ちっ

仲間どころか自分の命すら、どうでもいいと思ってそうなミステリアス美形のユウキ



本ゲームでも、ヒヤヒヤ場面なのに場違いに笑って見たり、かなりアブない感じ。
(実は本当に寝てました。中の人談w)

しかし、例によって例のごとく
主人公ゼロ様の高貴なる正義感と命を守ります宣言により笑


ハイ!落ちたー
セイギ君に続けてユウキ君もゼロ様に落ちた〜www

もうさ、これ、完全にゼロ様総ウケ(あ、うっかり特殊な業界用語を使ってしまった…)の別の物語にしようとしてるでしょ?絶対そうでしょ?

まんまと視聴率とってんじゃねえぞー棒
(視聴率爆アゲ良かったですねっw)


⑦ゼロの策略見事なり

どんな問題にも答えられるゼロ様、もう超能力者の域に達してると思ってるんだけど!

今回のゲームの面白さは、殺す気まんまんだった敵の手段を逆手にとって、アンカー位置を下げすぎる事で動きを止めてしまった事。


それを冷静にカウントしてたとか、きゃーゼロ様素敵ー!うちのアホ娘に数学教えてあげてー

2話前後編で1ゲームずつ話を進めると、どうしても後編の方が面白くなっちゃうんですよねー。視聴率がジグザグで安定しないのもそんな所に原因あるかも。


⑧セイギくん達はお留守番でした

危険なゲームに参加した仲間を心配しつつ
集まったこの顔ぶれは…



えっとースーパーの前に括られてご主人の帰りを待つワンコの群れですか?可愛いんですけどっ❤️

個人的にこんな風にしか見えませんでしたお…

チカラ氏→パグ(お目目でっかい)
スナオ氏→ボルゾイ(細長い)
サクラ氏→ブルドッグ(剣呑そうで愛嬌ある)
セイギ氏→シベリアンハスキー(一択。異論は認めない)

怪しい存在であるユウキの事を尋ねられたセイギくん、大して知らないと言いつつも

「いつ死んでも良いとか言ってたな…」
「なんかふっ切れてんだ、アイツ」






なんだよー立派にお友達になってんじゃんかよー
しかも
「返しきれないほどの借金背負って、ここへ来たらしい」

って、さらりと個人情報暴露しないであげてー笑(別の意味で死にてーbyユウキ心の声)

これで次週からユウキのあだ名は大借金王で決まりねっ!

無事生還したゼロ様達をお迎えしたワンコ達。尻尾フリフリ嬉しそうな子達に比べ


セイギ君はあくまでツンデレ?
いや、ハスキー犬だってもしかしてすっごく喜んでるかもしれないんだけど、顔が厳つくて怖いから、誰もそれに気づいてくれないだけなんです説




ユウキ君の分まで預かってたらしきリングを返すセイギくん。
これで対等の2つずつです。



なんか、キャラ達の微妙な関係性の変化がじわじわと楽しくなって来ましたよー




【ゼロ一獲千金ゲーム】8話 吠えしゃくれても絶賛だった間宮

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前回エピソードでの間宮不足を晴らしてくれた今回。
例によって間宮カコイイの呟きが溢れて、大層幸せ気分になれました爆笑



①21人集めて魔女の館へgo!

兄サクラが、ゼロに乗ればリングゲットちょろいぜと扇動し、ゼロの意思に関係なく勝手に21人もかき集めてしまいます。


集まってきたメンバーのお気楽かつ他力本願ぶりに危機感を抱くゼロ。珍しくゲーム前に自分へ絶対従う事を迫ります。


そして乗り込む魔女の館。ちゃっかり潜り込んだセイギ&ユウキのせいで、あぶれてしまった兄貴たち悲しいw



ズルして潜り込んだ割に態度でかいのはお約束。



②隠された数字を読み解くゼロ

目に見える状態の数字に惑わされず、隠された数字がルート2である事を読み解くゼロ。


正方形の部屋の一片の長さから


→習いましたよね?これルート2です


って爽やかに言われちゃったよオイ…
ワシそんなん暗記した記憶一ミリもないんですけど…笑。現役学生諸君ガンバー(他人事)

そして暗記しているのはコンマ以下8桁までだから、残る9〜10桁の2つの数字を求めれば正解となるはず。


それを全通りの組み合わせを掛け算して求める必要無く、法則性に乗っ取れば単純な足し算で導ける事


かつ検算や分担の必要すら無く全員で同一の足し算を地道に解き結果の多数解から正解が判別出来る事などを皆に解きます。



③あえて客観的態度をとるセイギとユウキ

ルート2数値から読み取れる不吉な語呂合わせに気づいてしまった二人は、ゼロが敢えてそれを皆に気づかせないようにした事を悟ります。





「無駄に動揺させてはいけない。」
本ゲームが、21人全員の団結が重要な鍵となる本質を悟ったのかどうか…


セイギとユウキは、皆を前に必死でロジックの説明をするゼロに対して、わざと疑問符を投げつけていきます。



そして、結果的に皆の揺らいだゼロへの信頼を回復させました。これで実は2人がゼロにとっての隠れた協力者である事が分かりましたよ👏


ブラボー!ザ・ツンデレ・イケメン・ツインタワー!





④反乱分子が暴れ出す

ゼロの説明は残念ながら全員理解してもらえた訳ではなく
反抗的姿勢を取る集団に、ゼロは手を焼き、セイギ達も警戒し始めますが




漸く協力して辿り着いた初回回答(解答権は2回ある)がNGだったために、ゼロへの信頼は一気にガタ落ち
結局のところ、ゼロを信頼するか、出来ないかで仲間割れが始まります。




勝手にゼロを頼って来ておいて身勝手な。
でもゼロの方も、全員の能力が対等でない事を前提として隠し事をしたりしていますからね…
まあ何というか、「愚民どもと選民の対峙とはこういうものでございます」としか言えませぬ笑。実に風刺的ですなあ。イラつきますなあwww

ユウキくんの渾身のビンタにギョッとする間もなく

セイギたん、最早はっきりと不逞な反乱分子どもを全員死刑する勢い(主に顔で)


せっかく日テレさんがイケメンポジを用意してくれた筈なのにー
そんなの俺の知った事か!と言わんばかり。大声で吠え、全力でアゴをしゃくりまくる大活躍!


きゃーそれでこそ我らが間宮氏!スカしたイケメンポジなんてドブに捨てておしまいっ!!このワイルドな顔芸について来れる奴だけがついて来やがれオリャ〜!


⑤大混乱の末正解するも次なる試練が

鏡文字に気づき、11桁目を四捨五入し直して二答目でやっと正答。



ホッとしたのもつかの間、今度は四方から飛んで来る矢に全員協力で備える事に!



タイムリミット迫る中、ゼロ様が砦から
「落ちます」



怪我人を放って置けず飛び出したゼロに皆が驚愕。



⑥本日のハイライト

そこへ颯爽と!来たわセイギ様の見せ場が!!



シュタッと壁を乗り越え
ゼロ様の元へ馳せ参じ


悪態をつきながらも一致協力🤝
すっかり良い人じゃないか〜泣





かくして、全員が無事生き延びました。








⑦出迎えてくれた兄貴には相変わらず

今回お留守番組だったケンコバさんお疲れ様でーす。




そして、足を引っ張ってしまった事を詫びる仲間にゼロ様は
「むしろ間違えて動揺させてしまって申し訳なかった」と…。



うーむ。ここまで来ると。
最早ゼロ様、義賊どころの騒ぎでなく、完全に聖人君子や。天才が迷える愚民どもを守る義務を果たしてくれるノーブレスオブリージュな物語って事でOK?


⑧標が4つ目のリングを獲得

そんなゼロのスタンスとは明確に違う標くんが、物語の単純化に一石を投じてくれるでしょうか?




遂に4つ目を獲得したとのアナウンスを受けて、次回はゼロと標との直接対決が始まりそうです。











【ゼロ一獲千金ゲーム】9話 ゼロと標との直接対決

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ゼロくんより一足早くリングを4つ獲得した標くんでしたが…

①在全サマの気まぐれで延長戦へ

「このまま終わってしまっては面白くない。ふははは」
とかいう在全様の滅茶苦茶な理屈で、20分ロスタイムみたいな延長戦が決まりました。
なにそれ。金持ってると、好き放題出来ていいわねっ←


でも全く気にしないどころか寧ろゼロくんをお迎えに来る標くん、何ともミステリアスな天才美少年。


アワアワと残り時間にリング獲得に足掻こうとする兄貴や周囲を横目に、



「仮に4つ獲得して決勝戦出ても、あのガキに勝てんのかよ」
と匙を投げた風のセイギくん。
標くん倒せるとしたらゼロしかいないと、勝負を見切ってしまったのでしょうね。
(何で俺を選ばないと暴れてた初期の暴れん坊ぶりが嘘みたいなw)


②サクっと4つめ獲得してさあ決戦

ロストリングという宝探しゲームで、サクっと4つのリングを獲得してしまうゼロ。



(インチキまがいのトリック酷かったー笑)

さあ次は標くんとの決戦です。
駆けつけたセイギくんたち
おいおい一体いつの間にチームゼロのメンバーにっ


かける言葉も
「あのガキ、倒してこい」



すっかりドヤ顔でゼロの親衛隊長気取りなんですが、誰かコイツに突っ込まなくていいんですかっ?笑
(あっ顔が怖過ぎて内心迷惑しててもチカラくんたちには無理なんですね了解っ)

けれど、高貴なるゼロ様は、標くんを倒しに行くんじゃありませんことよ。
「在全に無謀な戦いを仕掛けるつもりの標くんを止めに行かなくては」
ですって!まーじ聖人君子な!


③ハンマー観戦最前列をゲットだぜ

対面で座り、相手リングを覆うボックスごとハンマーで破壊するゲーム。
潜ませるガードの個数は限られているので戦略を読み合う心理戦です。



観戦席に並ぶチカラくんたちはともかく、
後から来ておいて「どけ」の一言で最前をゲットしてしまったセイギくんでしたが、、、



兄貴以上に、完全に本職のヤクザにしか見えませんでした。本当にありがとうっ泣
(…つか、コソコソ席をのいてくれた兄ちゃん、うちらの推しのガラ悪くてマジごめんな🙏)


④教祖様となったゼロwww

セイギとユウキのイケメン二人が不自然に解説しまくってくれるファンサ付き観戦とかw最高。





誰も信じられない天才標くんと、何とか自分を信じて貰いたいゼロとの心理戦の行方は…



本当は誰かを頼り信じたかったという標くんの願望を見抜き、
「誰かを守る事で世界を変える」
と自らの理想を語りかけるゼロ様


ワーオ!もはや、これは宗教ぞ!!!

と。ワタクシがTVに突っ込みまくっておりましたら笑、やはり巻き起こりましたよ突然のゼロコール!


会場を満たす異様なゼロ教の盛り上がりに、セイギくんも
「マジかよ…」
と驚き見回すほど。




コワモテの親衛隊長、嬉しさを隠しきれません!可愛いです💕


⑤そして勝利はゼロ様の手に

世界を変えたいという自分の思いをゼロに託す標くん。


「また何処かで会いましょう。」
去り際までクール美少年素敵だったよ!また会いたいよ!

そして勝者となったゼロを祝う面々の中で



「アイツが勝ったら勝ったで、なんかムカつくな笑」
「同感」
お約束のツンデレかましてくれるこの二人はマジで期待を裏切らない。




⑥しかし在全倒れてミネコ暴れ出す

後継者の地位を手に入れたはずのゼロでしたが、突如在全様が倒れて、事態がもつれます。



このまますんなり権力をゼロに渡したくないミネコが、ゼロに勝負を挑む?


そして、NEWS最後の1人小山氏が遂に登場。最終回はどんな話に??


【ゼロ一獲千金ゲーム】最終回 チームゼロの1年後が面白すぎた

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①実はミネコの弟だった小山氏

どうやらHuluスピンオフで描かれたらしき車椅子で登場した小山くんとゼロの因縁。


かつて、ゼロ君が小山君を見捨てたの?それをずっと悔やんでるの?
ぶっちゃけよく分からなかったけれどまあいいや←
ミネコは弟の怪我をゼロのせいと逆恨みし、その為に繰り返しゼロを貶めようとして来たのですね。


弟本人は、さほど恨んでる様子ではないのですが…


②後継者争いはポーカーで

ゲームの勝者はゼロで決まりのはずですが、倒れた在全サマの後継者はミネコとゼロとで対戦型ポーカーで決着をつける事に。

いざ決戦のチームゼロ
🐺「最後まで見届けてやるよ」



だけど小池姐さんたら、お胸からカードを取り出したりするから〜
ゲームルールとかどうでも良くなって、最早ナイスバディにしか目がいかんぞどうしてくれる笑



小僧たち、皆部屋からつまみ出されましたが、セイギくんだけは不正しないように立ち会うと主張し居残り。
(すっかりゼロ様の右腕気取りですw)




③セイギくんてば便利な実況屋っw

ゲームルールはダーツまで交えてなかなか複雑。
そこでまた出ました!便利なセイギくんの解説付き実況中継です!





顔も良けりゃ声も良いので、どんなに不自然な独り言状態でも有り難く感じてしまうマジックグラサンいいぞもっとやれ!

応援時々ツッコミのセイギ
🐺「(不安そうに)…お前ダーツやったことあんの?」
🐕「初めてです…あ、ごめんなさい(ポロっ)」
て、可愛すぎるだろうゼロくん笑!



④小山くんが人質に

最初は自信満々だったミネコが、在全からの伝言を耳打ちされて余裕を無くします。


私心で後継争いを賭けた罰として、負けたら弟を殺すと。
(つか、在全死んどらんやん!しぶといやん!)


その窮状を察したゼロがとった行動は…?



ゲームはミネコが勝ちました。
惜しくも敗者となったものの、弟の所へ駆けつけたゼロを見守り、セイギは言います。




🐺「なあ、お前ワザと負けただろう」


最後ゼロが仕掛けた手品みたいなトリックを気づいていたんですね。


散々ゼロの事を偽善者だと罵っていたセイギくんですが、なぜ異常な程に仲間の命を見捨てず守ろうとしたのかを知り、その思いを貫いた生き様を見届ける事になりました。



駆けつけた仲間に、負けた事を謝りつつ嬉しそうなゼロを、不思議そうに眺めるユウキ君。きっとこの後、ツンデレぶってるセイギ君が事情を説明するのでしょう。


⑤1年後のお仲間は

三馬鹿くんたちは、引越し屋さんを頑張ってるみたい


なんと在全グループの社員になって借金返済に勤しむユウキw
スタイル良くてカッコいい〜



標くん、ぶっちぎりの秀才ながら、ピーマン残してお母さんに叱られてる普通の高校生に笑


そしてヤクザ稼業から足を洗って弁当屋始めたサクラたんのもとに現れたのは…

何と就職活動中のセイギくん。髪を黒に戻してオールバック



うわーーー超カッコいい!一気に眠気が覚めたわーー
こんな学生いたら、入室してきた瞬間、ガッテンガッテンボタンをエア連打するでしょ普通。目つきは悪いが顔だけで合格に決まっとるやんけー



だけど…三つ揃いのスーツ姿とか…
いったいどこに就職するつもりなんだお前…w


⑥1千億の行方は…

何だかんだ、チームゼロいまだに連んでる。



なぜって…


そう。ゼロくんは、ちゃんとゲーム賞金1000億円をゲットして、それを義賊として皆で運営している様子なんですね。

夢があるなあ。
そして、肝心のゼロ君本人は、



大学へ戻り、専門の研究に邁進している様子です。めでたし、めでたし👏


⑦ありがとう、ゼロ

当初はいろいろと不安材料もあった本作。
終わってみれば、間宮氏のフォロワー40万人を突破し、ジャニファン、俳優ファン、原作ファン、それぞれが楽しみを見つけられて本当に感謝しています。

特に、主演の加藤君の撮影負担が極端に重かったであろう事から、二番手の間宮氏が予測以上に番宣を頑張り、知名度や好感度アップに繋がった事は、心から嬉しかった〜。

おしゃれイズム、しゃべくり007etc








三ヶ月間すっごく楽しかったです。ありがとうございました😊

【映画感想】食べる女 何の間宮チラリズムかと

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既に多くのファンが呟かれているので、改めて言うまでもありません。
本作での間宮氏は、驚くほどチョットだけよ笑

多分、正味3分くらいではなかろうか。台詞もあるし、はっきり言ってビジュアルも最高なんですが、


バーカウンター越しの暗がりで、カメラの端っこの方で映ったり映らなかったり。
何のチラリズム戦法じゃ〜逆にそそるわ〜←←



だからね、間宮目当てだけで見に行ってはいけません。幸い、キャストやたら大量でかなりの豪華さだから、

一覧がこんな事に↓
(収拾ついてないんじゃ…)

こんだけいれば、誰か好きなキャスト他に何人も見つかるはず^_^

私のおススメはねー

1)勝地涼さん

カッコいい役も出来る方ですが、この方オネエ入ったり可愛い役も上手い。ヤメゴクとか好きでしたー。


間宮氏に恋する乙女な学校の先生という役どころなのも、大注目ポイント。
(ただし、プライベートでは、本作をきっかけに前田敦子さんとご結婚された事は周知の通りでございます。)


2)小池徹平さん

天使!この方は永遠の天使!(確信)


3)ユースケサンタマリアさん

紳士な料理男子の筈ですが…どうしよう、物凄く不気味www
ぜーんぶ「美味しくなーれー」のあの殺人犯役のせいだ!
沢尻さんとかなり濃厚なラブシーンあるんですが、最中にずっと料理のこと囁き続けるど変態ぶりなんですよ…それに燃えるエリカ様どうかしてるぜ案件なんですよ…


しかしながら、そもそもこの映画は純然たる女性映画であって、男性は皆添え物です。(キッパリ)


原作小説も拝読しましたが、オムニバスの各ヒロインエピソードを割と忠実に盛り込んであります。
結果、分かりやすい起承転結や盛り上がりとは無縁な物語なんですが、私は結構楽しみました。

私は鈴木京香サマ大好きなんですが、本作は小泉今日子さんらしさが光ってました。


ただ、今年2月のスキャンダル報道を受け事務所退所と女優業休業が報じられて以降、怖いくらい後追い報道もなく、なりを潜めてしまって、本作の宣伝もほぼ全くお見かけしませんでしたね…
「女優コイズミを最後に見届けよう」的なアオリも一切なし。
この事態は映画の関係者にとってかなり気の毒ですし、個人的にも残念です。


まあそれは置いておいて、本作の感想ですが。
ワクワクするような面白さとは違う…
どういう言葉で言い表したら良いか悩んだんですが、どうやら「ちょっと懐かしい」という気分が一番近いかも。

本作のテーマ「スローフード、スローセックス」とは、
ファストフードの対義語として誕生したスローフードに同じく、セックスも体に良いセックスしましょうっていうメッセージらしいっす。

まさに、2000年代から起きた時代の大きなムーブメントを思い出しますね〜

本作ネット記事の中で、一番なるほどなあと面白かったのがこちら↓なんですが、

大ブームとなったSATCは2004年頃?
華々しい都会で暮らし、
自立した仕事を持ち、
男に依存しない魅力的な女であり続け、
寂しさは女同士の結束で乗り切る…

2007年出版された本作も、確かにそんな自由で奔放な女たちの物語ではあります。
違うものを目指したのかもしれませんが、時代の呪縛からは逃げられていませんね。

だいたい、出てくる女出てくる女、どいつもこいつも超美人の、それだけで貴族階級みたいな人たちなんですが、それはどうなのっ笑

しかも、フードはともかく、セックスは全然スローじゃないのは突っ込む所ですよね?!むしろファスト過ぎて問題だと昭和の母は思うざます!!www

残念ながら、そんな強気な女像のトレンドも過去のものになったというのが率直な感想で、、、だから「懐かしい」

見栄はり消費に青春を捧げた私の世代は勿論のこと、いわゆるミレニアル世代にとっても正直共感ポイント低いのではなかろうかと推察する次第。

多分、一番刺さるのは、私世代の後からアラフォーにかけてまでだろうなぁ。

自分の為だけに時間とお金と手間の全てを使える贅沢は、多少の寂しさという対価と充分釣り合うはず。
お金の心配もせず、
容姿に引け目など無く、
子育てに髪振り乱さず、
親の介護の影も見えぬ…
言ってしまえばそんな都会の女のおとぎ話です。


でもそれが女を元気にしてくれるんです。
癒してくれるんです。
そういうものを求めている方になら、必ず刺さるエピソードがあると思います。
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