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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【半分青い】その後の涼ちゃんまとめてふぎょぎょ

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半分青いがとうとう完結👏
最終回まで見届けた朝ドラは、「あさが来た」以来でありましたよ。


涼ちゃんが退場した後も視聴は継続。
しかし賛否両論熱く燃え盛っていたため、コメントの類いからは少し距離を置きました。ただ平常心で間宮氏再登場を見守りたかったのです。



先ずはその後の涼ちゃんを。
スズメの流転ぶりはまとめるの難しそうだから、完全涼ちゃん視点でなりきるとこんな感じに。


①僕は監督になった

僕は祥平さんと別れられなかった…断じてお金が無かったからとかじゃない。映画の世界が僕を呼ぶんだ!!


🐶「かんちゃん、これ好きだったなぁ…」
大判焼きモグモグしながら呟いてみる。僕はまた天涯孤独の一人ぼっちなの。ショボーン。
…試写会の準備進めなきゃ。

一方その頃かんちゃんは、パパの絵を描いたりして慕ってくれてる様子だったらしい。


可愛い過ぎるよかんちゃん!飛んでって抱きしめたいっ!低い低いしたいっ
だけど…僕はもう決めたんだ!映画王に俺はなる!


恋花火がロングランヒットで嬉しい。
新聞の写真で変なポーズとらされた。緊張して料理の鉄人みたくなっちゃったよー。スズメちゃん、かんちゃん見てくれるかなあ。


因みに、映画監督って映画ヒットしても別に儲からないです…(哀愁)(カメラを止めるな!も泣きそうになりながら見たよ!)
でも、僕なりに「スズメの涙」の養育費は送ってる。


②スズメちゃんと再会

幼馴染の律くんとそよ風扇風機を発明するって聞いたけど、何がどうなっちゃってるんだろう。
東京にいておばさん達がかんちゃん預かってても、僕はまだ会わせてもらえない。ショボーン

そこへ、扇風機の宣伝映像を安く撮って欲しいとスズメちゃんが頼んで来た。
🐶「僕はスズメちゃんとまた会えるだけで嬉しい」



そして再会の日、
いきなりのスライディング土下座🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️頑張ったよ!登場シーンのインパクトって大事ですよプロですから!


🐶「本当に酷い事をした。スズメちゃんにはお詫びと感謝の気持ちしかない。僕が出来る事は何でもやりたい」
(まじで離婚訴訟もせず別れてくれてありがとうございました。君は天使。先輩の監督に女優の奥さんと別れる時の地獄を聞かされて泣きそうになっちゃったもん)

だけどスズメちゃんのお返事は
🐤「涼ちゃん、売れて良かったね」


許してくれた?のだろうか?
び、微妙過ぎるっ
とにかく気持ちだけは伝えられた。映像制作は心を込めてやらせていただきますっ。

🐶「あ、スズメちゃん…大変申し訳ないんだけど…僕のギャラはいいけど、スタッフ実費だけは頂けないだろうか…」
(映画監督はいつだってお金がありません…すみませんっ)


③律くん初めまして



🐶「へえ。本当に学校がオフィスになってるー」
面白い絵が撮れそうだ。ワクワクしてきた。あ、カメラさん、そこアングル変えてみましょうか。

🐤「こちらが💁‍♀️…」


あ、スパロウリズムの名付け親のビジネスパートナー萩尾律さん初めまして
わー微笑み返してくれた。見るからに頭良さそうで安心したっ。


あれ?スズメちゃんが「昔好きだった人は他の人と結婚してしまった」って言ってた、もしかしてあの彼?で、あれ?ずっと二人は幼馴染で、あれ?彼も離婚しちゃってるんだろうか?あれあれ?
なんだか深く考えたら傷つく気がしてきましたショボーン
だけど僕は空気を読めないことには自信がありますキリッ


④かんちゃん、ようやく!

大地震で、すっかり業界は萎縮。自分たちに出来ることは何だろうって皆凄く悩んでる。


かんちゃんが僕に会いたいって来てくれた!きっと震災のせいで不安なんだろう。


🐶「ごめんね、長く会えなくてごめんね」
本当に、あの時、何でこんな可愛い子と別れなきゃて思い込んでしまったんだ…
こんな時だからこそ家族は一緒になって支え合うべきだ。よし!

🐶「スズメちゃん、僕たちやり直さないか?」
その瞬間は、僕はいつだって本気です!





⑤そして僕はまた一人ぼっち

🐤「涼ちゃん、それは、もう…」


ダメですか。そうですか。とっても名案だと思ったんですが残念です。

「もう」って事は、あの彼と新しい家族になるのかもしれないなあ…
そうすると、僕が出来る事ってもうこれしかなくて。

🐶「スズメちゃんをよろしくお願いします。僕は、もう(一緒に)いられないので。はっきり断られました。」


マジでよろしくお願いします。
僕が不甲斐なくてボンクラとかダメンズとか当て馬とか種馬とか悪口言われてたの知ってます。だから頑張って精一杯キリッとして再登場してみました。せめてスタリオンとか呼んでもらえたら嬉しいな(英語にしただけで意味同じですけど)


雨に唄えばと出会って踊り
ロミオとジュリエットみたいに恋に落ち
クレイマークレイマーの様に別れ泣き
火宅の人やって父帰るを夢見たれどそれももう終わりさ
僕はカサブランカのボギーみたいに君を見送るよ
ラララ〜♬

あ、かんちゃんとは、また会いたいです。そこんとこひとつよろしくお願いします!皆さんさようなら!


_____________



涼ちゃんて、私の目にはこんな感じで映っておりまして。愛さずにはいられないしょうもない男の子でした。

皆さん、半年も見続けてきたらそれぞれ吐き出したい思いが溜まってるの無理もないです。
けどこの作品は、凄く「理より感性」寄りなので、深い議論には向かなくて、賛だろうが否だろうが陳腐に空転しがち。
余りにも荒れてるタグを眺めながら、私は何度も思いました。
「皆さん、そのエネルギーで二次創作書いてみません?」

納得いかなくて頭に来た箇所は、こうあって欲しかったという物語書くのです!
とにかく夢中の萌えを感じたら、その礼賛を輝く絵にするのです!


私は、かつてコレを出来心でうっかり実践してみた結果、
「自分が本当に求めている物語はどういうものなのか、そしてそれは何故なのか」
の答えを見つける事になりました。
限りなく心理学療法に近い、自己分析の得難い経験でした。だから本気で人に勧める。

まあそんな戯言は置いておいて。
私個人の本音としては、途中までしか楽しめなかったです。



この物語には、二本の大軸があって、

1)耳の障害を持つ女の子スズメの、発想力アイディアで生き抜いていく成功物語

2)素敵な幼馴染の律と運命的に結ばれ公私ともにパートナーとなっていく恋物語

私がより大きな期待を寄せていたのは1)の要素の方であり、2)の方は幼馴染設定のマンガに萌えた事が一度もない私にはイマイチ興味薄く。

だから、漫画家編と映画監督ゴタゴタで見せてくれた、創作を仕事とする事の赤裸々さには強く惹かれ、これこそが脚本家が本作で一番描きたかった事では?とすら感じていたのです。


けれどその後、閃きや創意のエピソードは貧弱になって行き、
代わりにどんどん2)の要素が前面に押し出され、「あ、やっぱり北川さんはラブストーリーが書きたかったんだ」と納得するしかない展開に。

私が求めていたものとは違ってしまったものはしょうがない。
出来れば、スズメなりの成長や成功を分かりやすく果たした上で、律とは対等なパートナーシップを築いて欲しかったのですが。


また律についても、
「俺はスズメをずっと待っていた。守っていく」
と、スズメのために生きる存在で終わってしまった事は物凄く残念で。
そもそも優柔不断なキャラとはされていましたがこちらも何も成長せず、まず先に会社を辞めてしまってから何を作るか考え始めた本末転倒ぶりあたりから、男としても社会人としても魅力が褪せて見えました。せっかく!中身が!佐藤健様だというのに!!なんて事!


半年間の長丁場、堪能しました。
ありがとうございました。







【ハケン占い師アタル】1話 志田ちゃんのびっくり眼と間宮の切な笑いと

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さーて。今回の間宮氏のお仕事どんなでしょうかっ。張り切って好き放題感想書きまーす。


最初にお断りさせて頂きたいのですが、私遊川さんの他作品に詳しくありません。テレビの前でひっくり返るほど脱力してしまった事はあるのですが(正直者)、代名詞の様な大ヒット作の方を見てなかった事を残念に思ってます。
私なりの楽しみ方を見つけるために、独特の世界観を手探りしながら拝見する事になりそう。


1) アタルって呼んでください

本作の成功は、全て杉咲花ちゃんのキャラにかかってると言っても過言ではありません。


レオンのマチルダの如く、ミステリアスで孤高の雰囲気を漂わせて登場。

「初めての派遣のお仕事、宜しくお願いしますニコニコ
ハキハキ可愛らしく挨拶するものの、目の輝き強さが只者ではない。



杉咲花ちゃんは、どアップに映える素晴らしい透明感と生き生きした表情どちらも出来る実力派女優だと思ってますが、掴みはオッケー👌流石です。


2)志田ちゃんのびっくりまなこが可愛過ぎた件

この方、私には何故かしっかり者のイメージがあったのですが、自信のないドジっ子キャラが異常に上手かったですね笑


「自分の決断に自信が持てないのです」
冒頭で、わざわざナレーションで説明してくれたので、“本日の患者”の解決すべきお悩みは明快過ぎるほど分かったんですが、

その後も、落ち着き無く終始愛想笑いを浮かべ、ひたすらドジばかり重ねていく姿は、ややくどいというか…
ドジ過ぎて自信が持てないだけの問題じゃ無くない?とイライラさせられました。
逆に、共感し過ぎて見てるのが苦しいって方も結構いたのではないかなあ。



ここ、この濡れた子犬のお目目を持つ志田ちゃんじゃなきゃ、あたしは耐えられなかった笑


3)キャストは期待通りのお仕事してくれてる

発表された時から、キャストの顔ぶれには1ミリも不満がない!そして、やっぱり皆さん期待通りにお達者で。

台詞の掛け合いだけじゃなくて、各人がどのようにキャラを掴んでシーンを構成してるか。台本には書かれていないであろう部分だって、例えばこんなお写真を眺めれば一発で分かる。



…ね?みんな良い仕事してるでしょう?w
今後、順番に各キャラメイン回が巡るであろう展開がホント楽しみです。


4)間宮氏の空元気と作り笑顔が既に切ない

役どころは、いつも一生懸命明るく元気に振舞ってるのに、誰からも相手にしてもらえずスルーされてしまう目黒おぼっちゃま

部長からは、お父さんに宜しくねとしか声かけられない、ショボーン





上司からは、雑用しか任せてもらえないショボーン





こうやって、小さく傷つく事の連続らしい。
これであの笑顔を保ってられるのは、とても偉いな!だが、多分ちょっとアホなんだな!そこが可愛いよ癒しだよ!不憫萌えが発動だよ!

ちょうど一年前の君がこの枠でこう↓


だった事なんてお茶の間は誰も気づいてくれないだろうが、それで良いと思うよ、間宮くんらしいよ、うん笑



5)お悩み解決までのプロットは弱かった

最終解として、子供の事も仕事の事も「自分で決断を下した」というところにスカッと爽快感を持たせたかったら
「決断に自信が持てない」という本筋以外の細かいドジ描写を無駄に増やさない方が良かった様に思います。

「良く決断したね!偉かったね!👏」by目黒ぼん

それに、最も分かりづらいと感じたのはココ↓
これ、ただ段取りも考えられない仕事の遅い子というだけの描写だとしか思えませんでしたが





実は、赤ちゃんそれぞれに個別のメッセージカードを用意して渡した。それが、感謝も評価もされ、
「あなたにしか出来ない事がある」
という本作の大事なテーマに繋がっていた。
それなら画面だけの描写で流してはいけなかったんじゃないかなー勿体無いな〜

皆さん素敵な温かみのある表情だっただけに


6)占い師というより霊能者とかテレパシストでは?

肝心の占いシーンは、まだちょっと慣れないのもあってピンと来てないというのが正直な感想。
暗黒の中に相談者の隠された記憶が蘇り、悩みの原因ときっかけを自覚させ、自分で乗り越えるべく「気づき」を与えられる。



これ、せっかく占いというミステリアスでファンタジックな要素を取り入れたんだから、ただの自己啓発セミナーの洗脳ビデオに見えちゃダメだと思うのよ…。
多分、もっとベタベタに盛り上げる音楽と、マンガ的カメラワークが不足してる。
家売る女とかアタシ失敗しないのでの人とか、みんなその手法でわっかりやすく盛り上げてんだから〜頼むよ〜



さてと次回は、早くも我らが目黒坊っちゃまメイン回の様です。楽しみです!


【ハケン占い師アタル】2話 間宮氏、全力で子猫ちゃんになるの巻

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初回よりも、ぐっと見やすくなったと感じたんですが、皆様いかがでした?

①一話完結型フォーマットに馴染んできた

謎の占い師?若村麻由美様による導入部からの
本日のターゲットのお悩みどん底エピソード
アタルちゃんの説教占いで解決
「誰にだって必ず良いところがある」

途中でストレスフルな描写があっても、必ず毎回解決されると分かっているから持てる安心感てあると思います。


②キャラが立って来てようやくコメディ色が

今回メインの目黒君がそもそも明るいキャラだったのもありますが、初回はあまり笑った記憶が無いのに、今回の2話はつい吹き出してしまった所が何箇所も。

各人の曲者キャラが立って来て、「出た出た笑」というお約束感を期待しつつある私がいます。

特にお気に入りを三つ挙げときますと

1) アタルちゃんの目の演技

普段は占い師の正体隠して猫被ってるアタルちゃん。杉咲さんの目だけで物言う演技がいちいち雄弁で!ほら例えば、ここっ↓

目黒君の豪華弁当ガン見してる視線、爆笑でしょ🤣
一瞬たりとも手を抜いてないわー流石だわー


2)ごますりミッチーと永遠にエレベーター乗れない板谷さん


お約束ってのはこういう使い方をするんだぞってお手本みたいな小ネタ


3)「それ私ですか」の田端さん

今回の小澤さんと野波さんのプレゼン漫才は、テンポも良くてかなり好きでした。

普段能面なのにやる事やってるキャラというのはとても美味しい。意外性の塊だった躍動感溢れるこちらのショットをどうぞ↓



③まずは無邪気なワンコ間宮を堪能しましょう

ボクお嫁さんと赤ちゃん欲しいです!


ボク誉められたいです!



ボク任されたいです認められたいです!です!です!



必死に振りまくってる尻尾を脳内で補完しつつ味わいたいですねっ


④次に堪能すべきはふるふると揺れる睫毛です

「誰もお前の事仲間だと思ってねーから」

がびーん



チラッ


チラッ


…誰も目を合わせてくれない…
ここ、滅茶苦茶可哀想でしたね。おかげでスクショが捗りました←



⑤殻に閉じこもってからの〜すがる子猫目線

ウザいくらい大声で挨拶してたのが嘘みたいな落ち込みよう。




しかし、志田ちゃんのチクりにより(実にアッサリと秘密バラすのね笑)、アタルちゃんの力にすがりたい気持ちで一杯になる目黒君


(タスケテ)

(タスケテ)

(タス…)

あー!遂にこの視線に根負けしたアタルちゃん(無理もないwww)

「言っとくけど10万だよ。アタシの占い料」
いつもの決め台詞を吐きますが、
坊っちゃま「そうなんだー」と素直に財布取り出す。

「払えんのかよ!」ここ笑いました🤣


⑥父の言葉に隠されていたもの

小さい頃に母を亡くした可哀想な坊ちゃんてのは、いやでも半青涼ちゃんを思い出す設定でしたね。
(意味もなく間宮の寝顔を貼りまくりながら)


「ちょっと黙っててくれないか」という父の言葉に傷つき、誰からも相手にされてない自分というのがトラウマになってしまっていた。


けれどアタルに、背中からでは決して見えなかったその時の父の顔を見せられて…実は泣くのを必死でこらえていたんですね…ここホロリとしました。



⑦ひたむきさを取り戻して再び頑張れば

ゴネる元戦隊ヒーローを説得し、その頑張りがようやく仲間に認めてもらえました。




言いすぎたと内心悔やんでいたであろう上野さんも、「俺たちに乾杯!」仲間と認めてくれたみたいです照れ



⑧大人になるために

家を出て独立する決心をした目黒坊ちゃん。
不器用そうなお父さんも、静かに「頑張れよ」と見送ってくれました。



そして、これもまた毎回のお約束になるであろう、自分が執着していた何か、縛られていた何かを捨てるシーン。


何もお母さんの声が聞ける目覚ましを捨てなくても〜と、私も思いましたが笑、これはトラウマ克服したという儀式みたいなもんなんでしょうね。



目黒回、楽しみました!ありがとうございます😊
次回は志尊君の回〜
毎回のパターンが理解できた一方で、連ドラの続きが気になる縦軸エピソードとして重要になってきそうなのはこちら↓

薄々察してはいましたが、謎の占い師若村麻由美さんは、アタルちゃんのお母さんらしい。
「それについては、言いたくありません」

気になる…



【ハケン占い師アタル】3話 意外とリアリティを感じた品川くんの回

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さて今回のお悩み解決はこちら↓

品川くんこと志尊淳くんの回でした。
同棲中の彼女とのお目覚めシーンから始まるとか💓色々分かってますね!←

①パワハラにうんざりの日々

ベテランやり手の上野(小澤さん)のアシスタントが担当の品川君ですが、世代も性格も違う上野さんのやり方全てがパワハラにしか感じられない。

必死に課長の大崎さんに「何とかして下さいよー」と不満を訴えてみるも、諭されるばかりであまり具体的な答えを得られず。

(ここ、具体的にどうして欲しいって提案した訳でも、上野さん本人に本心をぶつけた事も無いままなのがポイントだわなぁ)


②目黒君が妙に明るく立ち直ったのもフクザツ

この間までお荷物扱いされてた筈の目黒君が、空回りながらもチームに溶け込んで来た様子なのも、なんだか面白くありません。


自分だけが色々押し付けられて、貧乏くじ引かされてる気分なんでしょうね。何となく心理が分かります。


③適当な仕事ぶりをダメ出しされてイタタ

そんな中、書いた企画書がコピペだらけなのをズケズケと指摘されてしまい


言ってることは正論である故に、反論もできずこれは痛い。

アタル「コピペ初めて見ました!」
(パシャ!じゃねーわwww空気読む気無さ過ぎて笑ったわ)

遂に、部長へパワハラを直訴してしまった品川君!

あーいくら追い詰められてもこうなると…

案の定大崎さんと上野さんも大揉めで、誰もシアワセになれない〜

(理想は、まずは上野さんと本音で面談。コレがイヤ、じゃなくてどうして欲しいかを具体的に紙に書いて伝えてみようか。次に課長交えて三者面談。そして課長との個人面談。部長や人事直訴はその後とる手段だろうと、おばさんは思ったアルよ…)


④要求通り担当替えはされたけど

品川君は大崎さんの下に
代わって目黒君が上野さんのアシスタントに変更。

「どう?上野さんの下大変でしょ?」
したり顔で目黒君に尋ねますが

「アハっ!僕、色々命じられた事なんて無かったから嬉しいよアハっ!おねがいおねがいおねがい


どっかネジが緩んでんじゃねーかと心配になる目黒君の明るさwww
いやしかし、実際に打たれ強い奴ってのは、こういうスーパー無神経体質だったりしますよね。(他ならぬ私自身が生ける実例だった気がして怖い)

品川「気取った小難しい横文字ばっか使うし」
目黒「アハっ僕本当に知らないから勉強になるよアハっ照れ照れ照れ

…やばい、私このアホボン大好きになりそう笑


⑤今のままなら誰の下についても同じだぞ

業務中に、スマホをながら見するのが習慣化してしまっている品川君。

せっかく担当変わっても、仕事への姿勢を変える意識は無さそうだと見てとった上野氏、またも強烈なダメ出しを🙅‍♂️

「そのまんまじゃ、お前は誰の下についても成長しねえぞ!」

うむ…声デカ過ぎるしキツイけどこれも正論であります。
けれど、ここでも品川君は自分に向けられた言葉に向き合う事なく。

メールだけで「辞めます」
ハイ来たイマドキくんのテンプレ〜笑


⑥神田目黒コンビが救いの手を

ホントに出社してこなくなった品川君の説得に立候補する二人

寒風の中部屋にも入れてくれない冷たい品川君ですがw

アタルちゃんに見てもらえ!と、例によって秘密をバラすバラす笑


⑦逃げても解決しない。自分から変われ!

実は学生時代から同じことを繰り返して来た品川君。

不満があると、他の誰かのせいにして辞める。逃げる。

そこへアタルちゃんの説教が炸裂!
被害者意識を抱えていると、不安や不満は自分だけの問題だと思い詰めがちですが、そんなワケないじゃんと。
だから居場所を変えようと逃げるんじゃなくて、踏みとどまって自分の方を変えるべきでしょと(超訳)

相変わらず台詞はやや冗長なままですが、今回はこれまでで一番メッセージに共感できましたね。

エピソードからして意外なほどリアルなお悩みでした。品川くんの立場に近い経験、結構誰でもしてると思うし(もちろん私も…)、逆に上野さんや大崎さんのポジで正解求めて苦闘してる人も絶対多い。そんな世の中でございますから。


⑧変わる手段がソレですかwww

目が覚めた品川君。
極寒の中頑張るみんなの元に戻ってきた品川君の姿は…


「こうでもしないと、戻ってこれなくて…」
いやいやwwwこれ絶対制作側の趣味!!(断言)
志尊くんに可憐な女装させたかった内部の者による犯行に決まってるwww


正直言って、余りにも頻繁に女装させられ過ぎて、あたしゃ少し心配になってきたよ。
凄く実力のある若手だし、特定の需要に寄らずとも、こんな↓繊細な表情とか見応えの塊でしたよ👏

最後、クライアントがくれた感謝の言葉に、初めて感動して涙する品川くん。私も若かりし日々を思い出してじーんときちゃいました。





⑨アタルの母上何者なんでしょう

聖母の様な微笑みなのに、アタル母は実はとっても怖い人なんじゃないかという疑惑が…

そして、次はパワー溢れ過ぎてる上野回。予想より早く来たぞ!楽しみに待ってます。

今度はこのアタルwチームに品川くんが加わるはずっ

【ハケン占い師アタル】4話 やめたいぜ自慢・説教・愚痴の三種の神器

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①今回のお悩みは上野さん

職場で圧が強すぎるため煙たがられているのはご存知の通り。

妻と離婚後、一緒に暮らしている娘との関係性に悩むパパでもあり


普段は強気でいても、実は、穴を掘って落ちる悪夢にうなされがちな日々を送っています
(ウム、それは誰がどう見ても墓穴というやつで間違いないでござるよ)


②昔の夢よ再び

そんな上野さんに、昔の実績を知る仲間からご指名頂き、大きな提案依頼が舞い込みました。

テンションMAX上野さん。上司の大崎さん押しのけて大張り切り。

神田さんと目黒くんを怒鳴り散らしてこき使いますが…

前回で自分のアシスタントを離れた品川くんとは、距離を置いたままの様子

神田さんと目黒くんなりに逆らわず頑張ってはいるものの、「あれやれ!これ分かっとけ!じゃ飲みに行くぞー」というノリに困り顔です。というのも…


③360度評価

新しく導入されたらしき新人事制度。360度フィードバック!
要は、上司が部下を評価するだけじゃなくて、部下や同僚からも評価を出される仕組みです。

これをどう書くのか、下っ端なりに悩んでる彼らなのです。特に、そう、上野さんについて率直に評価を書くのは難しい…


私はこのフォームを見た瞬間、「ぐへえ〜」て変な声出しちゃいました笑

私自身は(幸いな事に)この制度下で働いた事ありません。
しかし、親友が某超大手ポータルの管理職やってまして、この制度の問題点を散々聞かされた事があります。

一見、言いにくい事も指摘できて良さそうだと思うでしょう?悪の告発とかも出来たりしちゃいそうでしょ?
実際、たった一人の上司の好き嫌いだけで評価を貶められるリスクは無くなり良い点も多々ある。

ところがね、この制度の最大の問題点は、「誰もが本音で語らなくなる」コレに尽きるのだそうで。
やたら意識高い綺麗事だけで会議や面談が周り、誰にも良い顔できるタイプだけが管理職になってしまう。
結局どんな制度であっても、それを運用するのは人間なわけで。ぶつかり合わないといけない場面は必ずあるはずなんですがね。


④鮮やか過ぎる部長のスルースキル

そこで登場するのがこの方ですよ!

上野が出した企画は過去の焼き直しでしかなく、代々木部長(ミッチー)と大崎課長(板谷さん)がクライアントに呼び出され却下されてしまう。

大崎さんが再提案させて貰う事になったものの、外された上野氏は部長の采配に対して大爆発。

この時の、凍った空気を完全に無視して何事も無かったかの如く笑みを浮かべて去って行ったミッチー凄くなかったですか?
普段のゴマスリ小者感とは打って変わって、ちょっと化け物じみて感じた程です。この人が抱えた闇深そうだなって感じた瞬間でした。

いつも勢いで言い過ぎてしまいますが、本当は上野氏は自分の問題をちゃんと分かってるんです。そこがただの無自覚だった若手たちのエピソードど大きく異なるし可哀想な所でもあります…

「今度はウチの部署にも見学にいらして下さい!」
屈辱を必死に押し殺し社長に頭下げました。
でも皆に暴言を吐いてしまったオフィスには戻れず…


⑤アタルちゃん出番です!

オフィスに現れなかった上野さんを心配して現れたお節介チームアタル


やっぱそうなるwな流れで、アタルちゃんに見てもらえコールが始まるも、意固地なままの上野さん。あー折角連れてきたアタルちゃん帰っちゃう〜

すると、そこで喝を入れたのが何と品川くん
(目黒くんもビックリ)

目が覚めた様にアタルちゃんを追いかけた上野さん、さあ説教占いの始まりです。



⑥今日の説教は結構印象的だったなあ

まずもって、態度が豹変したアタルに対する
「何でそんなに偉そうなの」
という上野の問いかけに
「アンタ程じゃないでしょ」
というアタルの返しを痛快に感じたw
だってあの上野さんだからさー

その後も、
「先ずは止めようか、年寄りの三種の神器。自慢、愚痴、説教」
とか
「最初は楽しませるのがただ嬉しかったのに、自分を凄いと思わせる事に目的が変わってしまった」
「失ったのは才能じゃない。そんな最初の気持ち」
とかね。
炸裂する説教に、リズムと勢いを感じ取れるようになって来ましたよ👏


改心を決意した上野氏は、いつもの如くネチネチ大崎さんだけを責め立ててるゴマスリ部長に向かって
「あんた間違ってる。叱るべきは俺だ」
「すいませんでした!」



これには大崎さんも嬉しそう。上野氏の能力も実績も知ってる同期ですからね。


⑦クマさんみたいになった上野さん

事情を知って、娘からのメール返信を一緒に見守るキミタチ天使かよ👼



そして問題の360度フィードバックを、反省するから是非聞かせて欲しいと言い出しました。
そうは言っても皆おっかないwので(除くマイペースな田端さん)
神田さんも目黒くんも、ビックビクで改めて欲しい事点を伝えますが…

なんと、品川くんは上野さんらしさはそのままでいて欲しいと。そしてアシスタント復帰を願い出てくれました。

弱みも見せて、素直になった上野さんってまるで大きなクマちゃんみたい🐻🐻

…ズルイくらいに可愛いですよね…(ワタシ、お髭大好き💕超大好き💕)


⑧こうして仲間が増えていく

なんかポケモン集めてる見たいでちょっと楽しくなって来ました。
いや、冒険のパーティー組む方か笑

次回は田端さんが爆発しちゃうみたいです。

しかも、折角盛り上がった二次会を断り、さっと踵を返したアタルちゃんを呆然と見送る面々の向こうに見えるのは



お母さん達謎の宗教団体?の魔の手がアタルちゃんに迫って来るのでしょうか?
次回も楽しみです。

【ハケン占い師アタル】5話 バレンタインにフラグ立つ

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①本日のお悩み

本日のお悩みは田端さん。
クールなしっかり者の彼女ですが、実は…

母亡き後、無気力化した父とニート弟を背負いこんでいるのでした。


②それ、私ですか?

一方で最近の職場では
「バレンタインの義理チョコどうします〜」

アタル心の声で翻訳(本当は目黒さんにチョコあげたいです)

私の心の声(えっ!神田ちゃんいつの間にっ!つか出産控えてよくそんな気分になれるな!フワフワちゃんも極めるとある意味スゲ〜強え〜)

そんな浮ついたネタにも雰囲気にも、イラッとしかしない田端さん。


まあ、ぶっちゃけ私も義理チョコイベントは心の底から面倒くさい、つーか、理解できんもんがあるので、ココは田端さんに全面的に賛成です。

そして今日も面倒案件持って現れた部長。
女性のキャリアモデルとして広報取材受けてくれと。

「それ、あたしですか?」

出ました。田端さんの十八番。俺たちは何も被害なくて良かった〜とはしゃぐ男性陣(コンビ感が可愛い😍)に対しても


「アタシは仕事増えてるんですけど」
ビシィっと直球。ビビらせ感全開です。


③密かな癒しタイム

そんな田端さんにも癒しは必要です。
定時きっかりに仕事を終えると、通い詰めているカフェがあり

優しそうな爽やか君が「お仕事お疲れ様でした」って微笑んでくれるの。

しっかし何やこの田端さんらしからぬソフトフォーカスかけまくりの夢女子画面はー!乙女過ぎて可愛いじゃないかー泣

だがしかし、そんな束の間の夢時間もあっという間。帰宅すると、そこは朝ごはんの片付けすらされぬまま無気力な男どもが転がっているだけという地獄絵図


④もう限界だよのゲシュタルト崩壊へ

またも、ろくな事しない部長のせいで、嫌々大学のOB会に顔を出した田端さん。
そこにはニコニコとお手伝いを楽しむアタルちゃんもいましたが、


分かっちゃいたけどそこは先輩風と男社会のルール押し付けばかり。しまいにはセクハラ親父まで現れて…

田端さん超ウルトラブチギレ!

周囲も呆気にとられるほどの暴言を吐きまくってしまう。しかし、その対価は高くつき

プロジェクトからも下ろされ、ますます被害者意識と孤独感を深める結果となってしまいます。



⑤どうしたらいいの

唯一の癒しを求めていつものカフェに行くも、爽やか君が卒バイトするためもう会えないという事実を知る。


「告白しないんですか?」
神出鬼没のアタルちゃんに問われても、そんな勇気は田端さんにはありません。

以前にも増してイライラして攻撃的になった彼女を心配するチームアタルw

代表して上野さんがアタルちゃんに相談するよう勧めますが(最早完全に新興宗教の勧誘であるwww)

田端さん、頑なに突っぱねてしまいます。
そんな誰にも弱音を見せられない人が一人ぼっちでオフィスに取り残された後
彼女が激しく泣き出してしまったシーンで、私はつい、かつての追い詰められた自分の姿がフラッシュバックしてもらい泣きしそうになりましたよ。

ピーンチ!田端さんピーンチ!


⑥自分で自分を追い詰めていたのです

普段クールを装う人間ほど心の中に呪詛をためてるし、感情を爆発させてしまった後の自己嫌悪も酷いものです。自分を制御できなくなってしまう恐怖で一杯になる。これ、私も心当たりありまくり身につまされる。


「誰もが平等に不公平」
「人と比べてなんかいたら幸福なんて永遠に感じられない」

当たり前過ぎる人生の真理が今日もまた〜
もうさ、チコちゃんならぬ「アタルちゃんに叱られる!」にタイトル変えようか笑

そして向かった同僚たちが頑張ってるバレンタインイベント「もう義理チョコはやめよう(?)」では

老いた夫婦が互いを許しあったり

父娘が励ましあったり

憧れのカフェの君が告白されてたり

そこは人が人に思いを伝える素敵空間になってました。

そして、自分とは真逆なタイプのフワフワ神田ちゃんが壇上に立ち、

(何事かを期待する風の一瞬の目黒君を見逃さなかった私えらい)

先輩社員としての自分が仲間に感謝され応援されていた事を知ります。


⑦笑ってください田端さん

頑なだった自分を恥じた田端さんは
オフィスで、皆にホットチョコレートを配りささやかな感謝を伝えます。

そして心を開いて皆へ自分への指摘や助言を求めれば
「怖い顔ばっかりじゃなくて笑ってくれると嬉しいです😊」

目黒君は今日も大天使でしたありがとうございます👼👼

田端さんの困ったような笑顔の愛らしいことw

そして、父弟に家のローン完済のための最後の貯金を渡し別れを告げ、自分を解放してあげたのでした。


⑧バレンタインらしいフラグも立ったぞ

このまま博愛的あったかエピソードで終わるのかと思いきや、やはり立ちましたよフラグが!

飲み会で配られた神田ちゃんのチョコは、目黒君のだけ大きくて、しかもハート型たっぷり詰まってる💓

妊婦になった神田ちゃんはずっと自分の体調を気にかけてくれる目黒君の優しさにグッときたのかな?



あらあら💏照れちゃって可愛い可愛い💕
とりあえず目黒君の実家は太いから、赤ちゃん養うには良い組み合わせじゃんね!(BBA夢が無さすぎ問題)

しかも、こっち↓のフラグも面白すぎたんですけど

戸惑い気味のクマちゃんが可愛いわグフフ…(BBAキモ過ぎ問題)


⑨後半に向けた変化と新展開が

1話ずつ仲間が増えてチームが揃ってきたところで、お約束をあえて変化させて来ました。

母親の事を尋ねられたアタルちゃんは、いつもの「答えたくありません」ではなく、言葉を濁しながらも「私と違って強い人です…」と。
思い出し語る気配が出てきました。

一方、次回のお悩み相談の大崎さんが訪れたのは何と


謎のアタル母が、いよいよヴェールを脱ぎます。楽しみです。

【ハケン占い師アタル】6話 求められるリーダーって

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①妻・母・課長で頑張る大崎さん

今回のお悩みは大崎さん。
「自分はリーダーなんかに向いてないのに」

でも、なんだってアタル母に診てもらう事になってるんでしょう。
「なんで死のうと思ったの?」

不穏な出だしです。

ストレス多そうとは思ってましたが、原因は仕事だけにあらず。
思春期で悩みを抱えてそうな息子への接し方に悩み

家庭の事に非協力的な夫にも困ってる。

しっかし本作の女たち、みんな揃いも揃って男見る目無さ過ぎでしょうが!クズとダメ男しかいない世界辛すぎ〜


②せっかく職場の雰囲気が良くなって来たのに

問題だらけだったメンバーが、皆それぞれにお悩みを解決してきた結果、職場の雰囲気は良くなりました。

目黒くんと神田さんも順調?にホンワカムード


そこへ、出向という名のリストラ要員を一人選べと部長命令ががが!


③みんな前向き過ぎて選べませぬ

悩みながらも課長としてメンバーと順に面談する大崎さんでしたが
(無論リストラ目的とは誰も知らない)




みんな超!前向きです。アタルパワーで意欲と希望に満ち溢れちゃってます。

「僕なりに役に立てるよう、人が嫌がる事全部引き受けようって」


「仕出し弁当手配のプロになりまっす😇」

大崎さん困った…


④追い詰められる大崎さん

食堂でリストラの噂を知ってしまったメンバーたち

問い詰められた大崎課長はつい「誰も辞めさせない」と約束してしまったものの


部長は身勝手な論理でただプレッシャーをかけてくるだけだし、本当にどうしたらいいの〜


しかも、ダンナの浮気まで発覚…ああ救いが無い



⑤良い人は自分を責めて傷つけがち

妊婦の神田ちゃんをリストラ指名して皆に責められるという悪夢にうなされる大崎さん泣

それが夢でなく現実のものになりそうになった時、つい、ふらっと死の誘惑が

そこへ現れたのがアタル母の魔の勧誘でした。
成る程。こうして冒頭のシーンに繋がるのですね。

「そこはあなたの本当の居場所ではないんじゃない?」
「いつでも私の所へいらっしゃい」

親切な顔して、弱った人間の心に付け込む悪徳商法でした…
こういうの、マジで世にはびこってるからシャレになんないよ怖いよ!


⑥愛のビンタで目が覚めた

半ば洗脳された状態になった大崎さんは、アタル母の元へ逃げ込もうとオフィスを去りかけますが

アタルちゃん愛のビンタ!

自分の母親の手口は熟知していた模様。
そして、説教占いでいつものアタル節が炸裂

「本当のリーダーに相応しいのは、悩んで悩んで悩み抜いた人だから!」

この言葉に自信を得た大崎さんは
「一人分の人件費は、チーム全員で売り上げを伸ばす事でリストラを回避できるはずだ」
逆に部長を説得。


実はリストラは部長個人の発案で社命ではなかったという真実まで見えた。(多分この顛末が次回に繋がるのね)

これでチームの結束が確かなものになりました!
皆さんの良い笑顔をパチリ


⑦乗り込んできたアタル母

浮気クズ夫にもビンタくれて目を覚ましてやり

息子にはいつでも見守っている事を伝える。

うん、つまり、大崎さんは家庭でもみんなのリーダーなんだな笑

どんどん悩みを乗り越えて明るくなっていくメンバーに比べ、アタルちゃんは逆に沈んでいる様子

予感があったのでしょうか🤭
大崎さんの相談から、遂に居どころを突き止めてアタル母が職場に乗り込んで来た〜!

しかも次回は、あの諸悪の根源代々木w部長のお悩み相談でもあります。どうなっちゃうんでしょうか?


⑧私、とっても考え込んでしまったよ

各話のお悩み解決を単なる一話完結で終わらせず、キャラたちの個性と魅力の積み重ねになっていた。そしていよいよチーム全体の再生の物語としての大団円に向かう。
そんな作りの上手さを感じさせてくれます。

初回を見た時は、「これ面白くなるのかなあ」って正直思いましたが笑、回を追うごとに楽しみが増しております。

けれども、これは社会人経験のある方にしか響かないだろうなぁとも感じてます。学生など若い人にはただイラッとするだけのキャラやエピソードの連続に見える事でしょう。


今回の大崎さんのエピソードについて、私は余りにも身に覚えがあり過ぎて、とても冷静に感想を書く自信がありません。
(ちょっと重い自分語りをしてしまいそうだから、以下は軽く流していただければ…)


私は良いリーダーにはなれませんでしたし、今でも夢に見るほどの悔やむ経験をしました。
ただ言えるのは、その時の自分の精一杯ではあったけれど、ある瞬間私は確かに悩む事を辞め自らの思考を停止させました。人のためでなく、自分の心を守るために。
だから夢に見るのです。誰よりも自分が分かっています。
せめて今は、悩みを背負い続けてる人、覚悟を持ったまま前に進む人を応援したいと思っています。





映画感想【翔んで埼玉】本気茶番劇に大脱帽

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①間宮氏登場は超少ないんだけどこれは見た方が良いw

我らが推しは、冒頭の世界観への導入部にひょうきんなお仕事してますよ〜

都民のフリして遊んでたのに、密入国が見つかり捕まってしまう残念な埼玉青年役でした。

キラキラ🤩瞳でセクシーギャルのブラにおひねり差し込んでただけの善良な彼、あの後どうなっちゃったんでしょうね?殺処分されてないといいんですが爆

知ってはいましたが、ホントに間宮氏これっきり出てこないwww

だがしかし、これは見た方が良い。間宮氏ファンなら絶対楽しめると確信を持ってオススメ出来ます!


②魔夜峰央キャラの再現度がただごとではない

この人達にしか無理でしょうってレベルですよ。本作の成功はキャスティングの段階でほぼ約束されていたと思います笑

逃げずにBLをまんま描きつつ、主人公の美少年を女性の二階堂ふみさんに演じさせたのもクレバーだと私は思いましたし

ガクト様のこの見事な再現度に文句つけられる輩はこの世におらぬであろう!


オリジナル要素やストーリーすら、未完原作の世界観を壊さないどころか、魔夜峰央ワールドそのものでしか無かったのは、この方たちの功績だと思います。


濃くて耽美でふざけてるw。こうでなくては〜


③キャストは間宮氏縁の方がずらり

知ってる人しか出てこないほどなので、かなり豪快に俳優を無駄遣いしまくったのでしょうwww私は楽しかった。

間宮氏憧れの君麻生久美子様に

共演の記憶も新しいぱるるちゃん

最早説明不要のリアル埼玉人成田凌くん

などなど。

個人的大注目は、ガクト様の脇を固めるこの二人

ローランドの相棒だった鈴木勝大くんと
ラインハルトの相棒キルヒアイスだった福山くん

この2人を助さん格さん状態で従えるならば!
なんで金髪の間宮を真ん中に立たせなかった!!
絶対に魔夜峰央キャラのメイク映えまくったでしょうに〜
くー悔しくて地団駄っw


④おまグン見といてマジ良かった

ぶっちゃけ、原作コミック読んだのは、おまグンの原作買うついでに勢いで笑、でしたし

出身でない私でも北関東の複雑な関係性を予備知識として仕入れ済みであったのは、本作を楽しめた大きなポイントでした。

埼玉VS千葉の有名人対決なんかも、既視感ありーの哀愁と愛を感じまくりーの。


しかも、群馬の描かれ方が他のどの県より酷く
プテラノドンが飛び交う原始の世界ってwww

ここまでdisられても大らかに笑ってるグンマーの皆さんが眼に浮かぶようです。おまグン舞台挨拶遠征で何軒も群馬シネコンをハシゴした時の経験から分かっております、ハイ。

関東圏では笑いが一番起きるポイントが、劇場によって異なるであろう点も、本作ならではの面白さだと思います。
春日部や与野で笑うか、千葉なのに東京ドイツ村で笑うか池袋は埼玉の植民地で笑うかwww

因みに、私が見た下町の劇場では、インドの匂い立ち込める西葛西で一番ウケてましたねー
ま、お隣だからねー分かりすぎるのよ笑い泣き笑い泣き笑い泣き



期待以上のヒットらしいですよ?まだ観てない方、ぜひどうぞ!


【ハケン占い師アタル】7話 10階でなく5階を押せえええ!

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オープニングでのアタルちゃんのお顔が実は毎回違うのは知ってましたが、今回は遂にこーんなお顔にw


①いよいよミッチー演じる代々木部長の回

上司達にゴマを擦り、本社に戻って出世する事で頭がいっぱい。

妻と娘二人も呆れ顔です。

前回自分に背いた大崎さんチームが許せず、嫌がらせのような案件を今日も持って来ました。

大感動コンサートと銘打ったものの、ピアニストが気難し過ぎて暗礁に乗り上げた企画。

もうコンサートまで日数も無いというヤバい案件ですが、仕事に燃える大崎さんたちこれをAチームから引き継ぐ事を決めました!


②こんなに必死なのに左遷ですかっ!

ところが、ゴマ擦りが祟って、独断でリストラしようとした事が問題視されDチーム専任部長という閑職に左遷。勿論本社に戻る夢もこれで潰えました。


抜け殻みたいになって座り込んでるだけの代々木専任部長に比べて

Dチーム大忙し。ピアニストのワガママに振り回されてもモチベ高くガンガン働いています!
ただ、信者みたいに何でもアタルちゃんに相談しがちなのが気にかかる。


そんな不思議な派遣の存在が少し気になり始めた部長。しかも何だか、捻くれた自分の内心を見透かされた様な視線まで…



③そこまで堕ちたらアカン〜の一歩手前で

誰からも相談すらされないし疎外感で一杯。

唯一相談に来てくれたのは、目黒君だけで

「このアテンドプランをチェックして貰えませんか〜?」

この空気を読まない声デカに押されたのかwいいんじゃない?と適当に返答するも

「ありがとうございます〜部長はアテンドのプロだから安心しました〜」
と目黒君。

もしこれが、誰からも相手にされてなかった自分を思い出して思いやりでとった行動なら目黒君成長したね!なんだけど
多分そこまで考えて無いwwwしかもアテンドのプロって…言い方ってもんがー
上野さんあたりが言えばゴマ擦り野郎への嫌味とも受け取れるこのセリフ、底抜けに育ちの良い目黒君が言うとまるで毒気が無いのが凄いですね。

こういうキャラの個性を踏まえたセリフや行動への活かし方が、この作品うまいなあって感じてます。

いよいよメンバーがコンサートのために全員出動してしまうと、一人でお留守番する羽目に。これは屈辱。

だからでしょうか、ついコンサート妨害のためのイタ電をかけそうになりますが…

そこまで堕ちてはいかんでしょうミッチー!
そこへ漸くアタルちゃんの「待った」がかかった。


④かつてはピュアピュアだったミッチー

結局全メンバーの占いをタダでやる事になったアタルちゃん。ちょっと投げやりwww

若かりし頃の部長役演じた青年、和風の美しい面影がいかにもヤングミッチーで素敵。

そう、昔はピュアな気持ちで人を感動させる事に情熱を持っていたんです。でもクリエイティブ局のエリートから小馬鹿にされて歪んでしまった。

かつてを思い出したタイミングで、現場の大崎さんからヘルプコールが鳴りました。


部長を呼べとご指名されて駆けつけ


ワガママなピアニストに正論で抗議。頑張った部下たちを庇います。

すると、何とそのピアニストは若かりし頃の代々木の情熱に心打たれた経験のある人だったのです。そのため改心して無事演奏会にこぎつけました〜メデタシメデタシ

でも、代々木部長自身は実はあまりピンと来てませんでした。そんなに情熱込めて語ったはずの台詞がまるで思い出せないのです。すると…
「それは、その時の代々木部長は見返りを求めずただ相手のために一生懸命だったからではないですか?」

大崎さんいい事言いましたー。真のアテンドって、本当に相手の事を思ってする仕事なんですね。自分の利益のためにどんなにゴマ擦っても、相手には全く何も響かない。そんな事に漸く気づいたのでした。


⑤本当に感動でしt…えっ?

無事お仕事終了し、ヘトヘトになって社に戻って来ましたが

出た〜いつも狙った様なタイミングでエレベーター前に現れる社長御一行様

ところが!
ここで「10階を押せえええ!」と決めセリフを放つはずの代々木部長が
「5階を押せえええ!」

wwwこれにはみんなもびっくり
すっかり心を入れ替えたのですねーだいぶ極端だけれどっ


奥さんにも左遷された事もきちんと伝え、目を見て心を交わすことが出来ました。

すっかりチームの仲間になった部長を誘って恒例の飲み会へ

乾杯の音頭🍻のためにスピーチ始めた代々木部長、すっかりかつてのピュアピュア君。
「これまでで一番感動したコンサートでしたっ」

泣くほど熱く語るも、ふと気づけば…

徹夜続きだったメンバー、途中で完全に寝落ちしとりました…


⑥さあ、次はいよいよアタルちゃんの番かな

押しかけて来た母親には、大崎さんに嘘までついてもらって誤魔化して貰いましたが

アタルちゃんの表情は晴れません。
単に不安なのか、それよりももっと複雑そうな感じ

そして遂に。
部屋に帰宅すると、カナリアが妙に怯えていると思ったら

母親上がりこんでました…怖い…どうなるアタルちゃん!

【ハケン占い師アタル】8話 居場所は自分で作るもの

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①おっかない母親に戦線布告

さて本日のアタルちゃん、誰を占う事になるのでしょう?

一人暮らしの部屋にも上がり込んで

会社にもついてくるモンスター母を何とかゲートで振り切って出社したのに
部長を騙くらかしてちゃっかりオフィスに乗り込んで来ました。怖い…


勝手に辞表まで出されて頭にきたアタルは、母親を詰りまくります。

「もうお金儲けのために利用されたくないから逃げた」
「私はここで働きたいの!」

「会社の仕事なんて誰だって代わりが効くし、皆さんだって将来AIにとって代わられるかも?」
同僚たちまで挑発する母親に、ついアタルは宣言してしまいました。

「なら、私にしか出来ない事があるって働いて証明します」

けれども、母親は仕事経験も無くただの派遣である娘に大した仕事など出来ないと見透かしている様子。勝利を確信してる目ですね


②アタルちゃん焦るが空回り

母親に大見得切ってしまったアタルの事を周囲は皆心配します。

だって働くためにはまずはお仕事ないとw
そこで出ました〜部長からの本日の案件

被災地復興イベントで、斬新な企画が期待されているとの事。


CSRとは企業が社会貢献でイメージアップを図る事ですよねって答える目黒神田ちゃんの成長と張り切りが可愛い。
(注:マーケティング用語としてcorporate social responsibilityを使っていますね)

でも、どこかで聞いた事があるようなアイディアばかりで、そうそう斬新なアイディアなんて湧いて来ません。

何とか自分も戦力にならなきゃと、アタルも会議に積極参加しますが…
プレゼン締め切りも迫る中、決まりかけた妥協案につい本音で違和感を唱えてしまい、チームにハレーションを生む事になってしまいました。


きっちり納期を守って仕上げたい派の品川君と、チームワーク重視の神田目黒コンビが言い争い。
ラブラブと揶揄されて、怒る神田ちゃん恥じらい困るばかりの目黒きゅんwww(やだわ可愛い)


焦るばかりで本来のサポート業務もミス連発。


しかもタダで占い見てもらえるとの噂が騒ぎになり、忙しいチームに迷惑をかけてばかり


③皆に説教占いされたアタル

やはり自分は母親の言う通り占いだけやってるべきだったのかと落ち込むアタルに、皆が順に声をかけてく台詞がとても良かった。

「簡単に辞めちゃうの?以前の僕みたいに」

「ミスなんて働いてたら誰でもするもん。かつての私みたいに」

「一緒に働いてたら余計なこと言ったりもするよ。かつての僕みたいに」

「あなたの問題は、周りに心を開いてないからじゃないの?以前の私みたいに」

「以前のの私みたいに悩みを一人で全部抱え込まないで、ね?」

「よっしゃ!ならば俺たちがアタルを占ってやるか」

これまでのエピソードを踏まえての流れに、心が温まります。

そして立場が完全に逆転したこの構図から

「この会社で私に出来る事って何だと思いますか…?」

すわここで部長の決めセリフ来るか!と思わせて、「えっとなんだっけ?」とのボケに皆がツッコミまくり。

神田ちゃんが目黒君のガッテンですを真似したり

笑いの絶えない良い雰囲気の中、大崎さんのこの台詞は心に残りましたねー

「私達も考えてみたんだけど、結局自分にしか出来ない事って、見つけるものじゃなくて作るものだと思う。」

「みんな、もがきながらコツコツと時間をかけて自分の出来る事を積み重ねていくしかない」

うん、私もそう思います!
「代わりのきく仕事」なんて小馬鹿にしたり卑屈な言い方してはいけません。そんな「誰でも出来て当たり前な事」すらいろんな事情で続けられない人大勢いるんですよ?
頑張って働き続けてる人間の気持ちに寄り添った良い台詞だと思いました。

アタルちゃんの視線がチームメンバーだけでなく、守衛さんや食堂や掃除のおばちゃん、居酒屋の店員さんにまで向けられ、働く意味を一生懸命考えた。そんなお仕事ドラマの面目躍如たる場面でしたね!


④アタル、母を占う

心も新たに、母親と向き合う決意をしたアタル。
この会社で得た「色々な初めて記念」を見せて


自分が単に逃げただけでは無くて、ここで普通の人として働き続けて占い以外で必要とされる人間に成長したいと気持ちを伝えますが

母の壁厚い。ちょっとしたお遊びの冒険旅行程度にしか思っておらず、自分の所に戻って来る事が正しいと信じきっています。(こういう親リアルにいるから、本当に怖いし見てて辛い)

そこで遂にアタルは決意しました。母親に向かって「あなたを見ます」

豹変したアタルや特殊な過去見の力にびっくりする母親に、こちらもビックリでしたが(知らなかったの〜?)

明らかにされた母親の壮絶な過去。だからあんな怖い人間に…て納得するしかありませんでした。
両親に捨てられ、イジメに霊が見えるぞと反撃するしかなく、身ごもった後アタルの父親にも逃げられた。
(だからーwこの作品の女は皆男見る目が無さすぎだとあれほどっ)


つまり一見自信満々に見えていた母ですが、親や夫に加えてアタルまで自分を棄てる様に受け止めてしまい、それが絶対に許せなかったんですね。
けれど、「これ以上お母さんを嫌いになりたくない」だから自分で決めさせて欲しいというアタルの言葉に、自分の束縛に無理があり限界を悟ったんだと思います。

そう言えばアタル母のお名前はキズナでしたか…なるほどガッテンです!


別れの時、あくまでも強気の姿勢を崩さない母親が彼女らしくて良かった。
「あんたにニセモノってもう言わせない様にするから」

信者を解放し新興宗教まがいのやり方をやめて、アタル抜きの自分の力で占い師をやり直す決意をしたみたいです。


⑤自由になった小鳥の運命は

プレゼンは無事勝利。


心からの喜びと共にいつものパシャ!

籠の中のカナリアに自分を重ね、逃がしてあげたアタルちゃん。

この場面ですが、苦情や指摘を受ける事覚悟で(注意テロップまで流して)入れた演出なんでしょうから、単なるシンボリックなシーン以上の意味を持ってくるかもしれません。
アタル母の「自由って甘いもんじゃないわよ…」という置き土産みたいな台詞も不吉でしかない。

そんな視聴者の不安通り、
せっかく張り切っていたはずのアタルちゃん、突然倒れてしまいました!

どこか病気でもあるのでしょうか…
最終回、出来れば幸せな気持ちで見納たいですが、その希望は叶うでしょうか…



【ハケン占い師アタル】最終回 アタルにしか出来ない事を

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①過労で占いストップだけど

アタルちゃんが倒れてしまった原因は、占いのやり過ぎでした…(えっ🤯)

なんでも、占った相手の気持ちや体調の影響を受けてしまう体質だそうで…いやいやそんな大事な事もっと早く言って〜w

反省したみんな、アタルちゃんに占い頼むのはご法度にしようと誓い合いますが

チームメンバーそれぞれが新たな悩みを抱えてるのがアタルには丸見えなんです。

上野田端組ったら、いつのまにか付き合ってたらしい笑。でも互いの家族の問題がネックでギクシャクしてる。

アイディアスランプの品川くん、義母介護問題で退職覚悟の大崎さん、独立を迷う代々木部長


②目黒神田組はどないなっとんねん

とっとと付き合ってたらしい大人な上野田端組と違って、目黒くんは坊やだからさ



プロポーズの決意したものの、肝心の神田ちゃんになんだか避けられてる様子


どうやら、神田ちゃんは元カレから寄りを戻そうと言われ心揺れてる。

そんな状況にまんまと鉢合わせしてしまう、要領も間も悪い目黒君なのでした。



みんなついついアタルに相談してしまいそうになりますが、いけないって必死に自分たちでブレーキかけてます。



こんな状況、アタルちゃんはかえって気になって仕方ないのでは…


③被災地の卒業イベントを救ったアタルは

被災した子供達のための卒業イベント企画なのに、クライアント側担当者のゴリ押しで色々台無しに…

悩みを抱えたまま頑皆必死に張ってるんですがね。
イベント後に退職を報告しようとしてる管理職
気まずいままの目黒神田組などなど


見かねたアタルは子供達の心を読み、崩壊しかかったイベントを無事成功に導きます。

そして喜んでくれた子供達の顔を見た事で、占いがアタルの天職である事を、皆が、そしてアタル本人も改めて悟るのでした。


④チームを卒業する前に

「分かりました。皆さんを見ます」


置き土産みたいなもんでしょうか。順に皆の悩みに前向きな助言を伝えていくアタルちゃん

品川くんはいつか伝説のイベント作れるし
部長は辞める決意を固めたし
大崎さんは未来の社長だそうですよwww


しまいには上野田端組もまんまと乗せられて「愛してるよ」「嬉しかったです」とか言ってるしっ(可愛い)


⑤公開処刑された目黒きゅん


問題の目黒神田組のその後ですが

目黒くん振られました!



こーんな衆目の中で!ごめんなさいされました!
私なら明日から会社来れないwww

これは予想外の展開が来たぞー!!

つか、最近の間宮氏振られっぱなしでお母さん心配よ。半青トリガールおまグンですっかり残念キャラのエキスパートになりつつあるよーな…
(そのまた昔はやたら人を殺す役ブームの時代がございましたね…遠い目)
妙な髪型服装ばっかやらされるところだけがブレてないとか、事務所の方針どうなっちゃってんのw
おっかしいな。私が堕ちた時には超弩級に凛々しくて麗しいハタチくんだったんですけど滝汗滝汗滝汗変ね変ね〜



ま、そんなBBAの心配はさておき、ガッカリした次の瞬間には立ち直ってる目黒君なのでした。
「もうすぐ運命の人と出会います。」

ご神託に、
「その運命の人って、何を目印にっ」
超前のめるお坊ちゃん。おいコラ質問は一人一つまでだって言ってるだろ!

「その人はピンク色のものを持っています」


⑥派遣で占い。新しい。

お別れ場面も、いつものショットで
(おっとアタルちゃんの携帯もピンクじゃありませんかwww)


皆それぞれが自分に出来る事を頑張って生きて行きます。

気づけば目黒くんの周りがピンクな女子だらけだったの笑いました。



そしてアタルちゃんの新しい門出は
「皆さんを見ます」
アタルちゃんにしか出来ない派遣占い師をお仕事にしたのですね。めでたしめでたし。




目黒くんのキャラとっても可愛いかったです。
ただし、ピンク着た間宮氏はもう一生分見てしまった気がするのでーチュー、次はブルーとかブラックとかクール系でお願いしたいものですwww

【ホットギミック 映画感想】間宮史上最弱の小声に身悶え

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※ネタバレ有り。ご注意下さい

①正直、共感は難しかった

これは感想書くの難しい。
なぜならば、私はどのキャラにも共感する事が出来ませんでしたので…
青春ものだというのに、1ミリもノスタルジーを抱けないってのも凄いよ。
だってしょうがないじゃんね!私の青春どんだけページめくったって、「3人の美形に求められて困っちゃった〜振り回しちゃった〜」なんて事なかったんだもん!!!(理不尽な難癖)

一応、全キャラとも、情報量多く描写を詰め込まれてはいるのです。
しかし、一瞬だけを切り取れば身に覚えがあったり理解できる言動もあるのに、次の瞬間には
「え?で、なんでそこからそうなる?」と、、、
繋がりがさっぱり理解できなくて。妙なグルーヴ感だけが残る。

このモヤった感情を言葉にするために、過去作で似た印象を受けたものを思い出そうと頑張ってみたんですが、、、

うーむ。小説「恐るべき子供たち」の初読後の感想が一番近いかも。こいつら全員ラリってんのか?あ、コクトーさんがラリって書いたんですかそうですか、というアレ。(言葉を全然選べてないじゃん!どーもすいませんね)

多くが、映画というより原作そのものに起因するのだろうとも思うんですが、原作未読のためその切り分けは私には出来ない。
ただただ「似た作品」ってのが思い浮かばなかった。それくらい、この作品は癖があって独創的という事なのかと感じるしか無かったのです。なかなか凄い。


②映像美とカット割り面白さに見応えが

既に定評ある監督の撮る映像美は、文句なしに素敵でした。
まるでマンガのページをババってめくって読むみたいな気分になる、高速のカット割りとラップスピードのセリフの応酬も面白い。

実は本作のロケ地の多くが、「リアル生活圏」もしくは「青春思い出の地」
これは私にとっては特別なことでした。

豊洲や東雲あたりをチャリで頻繁に飛ばしてる下町の母な私ですが、知ってる風景が切り取り方でこうも印象が変わるのかと、純粋に驚かされました。

これまで目にしてきた街の写真は、「実験的近代建築」であったり「猛スピードで変貌する湾岸風景」といった切り口のものばかり。
実際、ラストシーンで使われた豊洲ぐるり公園は、現時点で間違いなく最高!の東京パノラマですので、是非ロケ地巡りをしてみて欲しいです。多分、ほんの数年であの風景は変わってしまいます。

一方で本作では、ストーリーも相まって、湾岸に多くの人間が巣食っている生々しさが演出されていたとも感じます。住民の悩みや欲望を想起させる、袋小路みたいな団地感とでもいうのでしょうか。
表向きはネオトキオ気分で華やかに見せてはいても、実は多くが行き場のない閉塞感や地に足の着いてない不安な浮草気分を抱えている都市住民の裏の顔。容赦なくって、ちょっと辛いなあ笑


そしてそして青春の日の思い出。学祭で酔っ払い池落ちしてた古くせえキャンパスまで、推しが召されていく神殿のごとく切なく化けるのを見てしまったら…
「わ、わたしの知ってる甘酸っぱい記憶とちがーう!」
という憤怒の感情がっw
(いや、飲み過ぎオエーを甘酸っぱい記憶と強弁すれば何とか←)(それにしたってあんな美形いやしなかったです神様!)

つまり本作の映像には、単に綺麗というだけでないエモーショナルな毒も嘘もあります。成る程引き込まれる訳です。


③キャスト全員麗しい

映像美に格別のこだわりを持つそんな監督さんですから!キャストにも当然美の要求が高かったようで笑

さほど多くの登場がない役に、反町さんや吉岡里帆さんを投入するとか妥協を知らな過ぎでもはや愛しいですしw
半青の弟上村くんの拗らせ童貞感や、桜田ひよりさんの壊れたJCも、二人並んだ姿に現代っ子お雛様感があって大変よろしかった。

リアル「恐るべき子供たち」であった清水くんや板垣くんの「今」を切り取り、二人の魅力を余すところなく映していたのも特筆でしょう。インタビューや舞台挨拶などを通じて二人の素顔を知る事ができたのは本作の収穫の一つであります。

清水くんは、自分の意思を適切な言葉で語れる頭の良さや、意外に人懐こく突っ込み側の盛り上げ役であるところなど、間宮氏と似てると感じるところがたくさんありました。何よりも、イケメン呼ばわりするのが失礼と感じるほどに、既に強烈な個性の持ち主です。「怪優」に近い魅力と将来性を感じますね。

一方の板垣くんですが。中身天然でキョドる姿も愛らしい母性本能くすぐる美形くんって…「また現れたな〜スターダストからの刺客め!」というのが俳優オタならではの感想です笑
ついついあのチャグムくんが、という目で見てしまうせいなのか、この方急速に男っぽくなってきましたね。まだまだ変貌しそうで、発展途上の男らしさと天然中身がどんな化学反応を起こしてくれるのかが楽しみです。

本作で女優デビューの堀さんは、少し舌足らず感ある初々しさがヒロインイメージにしっくり。ギリギリのところを必死でもがいて女優をやり切った感じは、儚げだったのに何かに目覚めていくストーリーに上手くハマっていたのではないでしょうか?ぎこちなさ残る冒頭部から、ラストシーンへと向かい次第に成長していく様がちゃんと感じ取れました。
解釈の難しい役だった筈ですが、逃げずに真正面から役と向き合った事が分かるし、それを言葉で人に伝える事も出来ていた。凄く頑張ったね!と心からの拍手を贈りたいです。

実はお気に入りの堀ちゃんエピソードってのがありまして。
板垣くんと間宮氏は、本作中、監督命令で痩せろ!と言われ食事制限をしたそうです。少女マンガを実写化すんのもタイヘンねえ…といういかにも「らしい」裏話ですが
そんな腹を空かせたイケメン二人の目の前で、堀ちゃんは弁当二つも食ったらしいwww
「こんな細いのにすげえ食うなって」恨みがましくバラされたのが面白過ぎました😹


④間宮だって小声が出せるんです!

私にとって本作の最大の見所は

・ひたすら儚げで超ネクラ
・全ての自己主張を押し殺し
・流し目でしか相手を見れない
・囁くような声でしかもの言えぬ男

という、本来の自分自身とは180度真逆のキャラを演じた間宮氏でありました!(物凄い断定入りました)

ダイエットの甲斐あって、素晴らしいビジュアルです。明日にでも死にそうなこんな間宮氏久しぶりに見た気がします笑
役者間宮のこんな一面を引き出してくださってありがとうございます🙇‍♀️


⑤アート作の画材に成りきるのも見事な仕事

本作間宮氏インタビューで、特に印象に残った事がありまして、それは
「ヒロインみたいな女の子は苦手。理解できない」
とめちゃめちゃはっきり言ってる事なんです笑

処女性の価値までスパッと一刀両断。実に男らしい真っ当な感覚に逆に惚れ直してしまいそうな(笑)インタビューこちら↓




これだけでなく、自身が演じた兄役についても、「男としてもっとしっかりしろ、という気持ち」ともw

これまでは、どんな役でも、例え人殺しの役であっても、必ず人間的解釈を試みて役に寄り添い「このように演じたい」という姿勢を見せてきた間宮氏なので、大変珍しい事と驚きましたね。

劇中では省かれてしまった原作設定(実は亡き両親が残した借金を肩代わりしてまで育ててくれていた。そんな人たちの娘に恋慕してしまった罪悪感)などを補完的にインタビューで語ったりしているので、キャラへの愛や理解がなかったとは思いません。

従って、アーティスト肌の山戸監督の作風を深く理解した上で、あえて、間宮氏自身はただ良き画材であろうとした結果なんだろうと私は感じたのですが、いかがでしょう?
つまり、俳優による役の理解や解釈などを一切排除し、ひたすらその時監督の頭の中に浮かんだシーンを再現する事だけに専念した。これ、清水くんや板垣くんのインタビューからも読み取れたんですよね。

結果出来上がった作品は、当然のごとく女性的少女的感性の結晶体みたいなもので。そりゃ演じた男子たちが皆口を揃えて「女の子って全く分かりません」とインタビューで答えるわけです。実に潔くていいぞ笑

もっとアイドル映画寄りにしたり、商業的集客だけを求めていたら違う顔ぶれになっていたかもしれない3人です。でも、これこそが山戸監督が期待しこの役者達を選択した理由だったはず。若さに似合わぬ職人スタンスが発揮され、見事な仕事ぶりでした👏


⑥テーマがわかりにくくなった理由とは

本作品、1回目見た時には「ワケワカリマセン」だったのに、2回目では「なるほどね」が増えていたから、単純に繰り返し見て情報を咀嚼できてくると、受け止め方が変わる可能性が高いです。

逆に言えば、斬新ではあったけれど、怒涛の台詞量で攻め続けた演出により、一番伝えたかったテーマがわかりにくくなったのではないかと思います。

いまいち自信ありませんが、本当に伝えたかったメッセージってこういう事?
「女の子よ、安易に自分を求める者へと与えるな。自分の価値は自分で決めれば消費される性から自由になれる」

仮にそうだとしても、センセーショナルノイズが多過ぎて、そこに素直に至れないのだ。「生でやりたい」とか必要か?
むしろ「ビバ若さ!自分の気持ちに素直になって後先考えずにフリーセックス!」みたいな大いなる誤解を招いちゃってないか?

そんな困惑を隠せない、私はフツーの昭和生まれお母さんなのでした。




【べしゃり暮らし感想】1話 熱血滑舌声量と度胸にアドリブてんこ盛り

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ハイ!おまっとさんでした〜!👏ようやくですよ!漸く始まりました!
あえて原作未読のまま楽しみたいと思いますのでよろしくです!<ネタバレ注意!>

間宮祥太朗主演ドラマという時点で、私の中では江戸の昔から全話視聴は決定なんですが、どういう視点で楽しむかは毎回手探りになりますw(好き勝手ほざきながら見ているとも言う)

本作に対して、予め個人的に期待してるポイントを挙げておきます。

①バディものとしての期待(含む萌え要素)
②漫才スキルとその成長
③青春・人情ドラマとしての感動やカタルシス

では順に感想参りま〜す。



①間宮渡辺バディの並び、イケるぞ!

間宮氏、全力投球してましたねー
芸能界最速になった男が、持てるエナジーを全力で放出すると、もうその熱量とか圧とか暑苦しさとか凄いわけですよ!




それを受け止めて伴走してくれてる渡辺大知くん、頑張ってる!超頑張ってる!ありがとうな!
ナチュラルな笑顔がとっても素敵で魅力的よっ(Iターンも楽しく見てますw)




間宮と完全に異なるタイプでマジ良かった〜。二人してあの熱血やっちゃってたらうるさ過ぎて収拾つかなくなるとこですが、二人のバランスとても良かったです。



つまり要約致しますと、二人の並びは私の目にこう映ったという事です↓

照れ照れ照れ2匹まとめてわしゃわしゃしたい…


②通し漫才シーンのこの可愛さを見よ

カツラぼっとんシーンで絵的に笑わせに来たのはわかりましたが、


恐らく多くの間宮ファンは、ヅラ間宮が醸すおまグン神月くん臭に悶絶し過ぎて笑い損ねたと思いますw

むしろ通しで撮りきった漫才のこのシーンの方が今回の見どころの一つでしたし、私はつい何度も吹き出した笑い泣き




見て!一瞬足りとも同じ表情はなし。そしてどの一瞬を切り取っても、なんて可愛い二人なんだ(真顔)😍
テンションの高さ、スピード感、どちらも見応え十分なシーンでした。

率直に言えば、お笑いライブと同じくらい笑えたかと問われると、「そんな甘くねえ」の一言に尽きる。プロのお笑いってやっぱり凄いんですよね…。
しかし、ドラマの設定としても、現時点で完成度の高い笑いがとれてたらむしろおかしい。

いちファンとして現時点でただ言えるのは、この役は間宮氏のハマり役だって事だけです。あの熱さ、滑舌の見事さ、迫力の声量、アドリブ対応も出来る頭の回転と漫才本番で臆さない度胸…全てがこの役のために備わっているかの様に思えます。



しかし、本作で真に難しいのはココ↓でしょう!

「これから漫才が上達していく姿を描き、最後には本気で笑いをとる」

これ、本当に実現できますかね?

撮了後の二人がイベント本番でリアルに笑いをとっていたのをこの目で目撃しておりますんで、期待が膨らんでしまってる。
じっくり見守らせていただきます。


③とりまく人々の顔ぶれ多彩

これ、結構な話数出てる原作をかなり詰め込んでいる様子で、明らかに登場人数多過ぎるw

でも、主人公と深く関わる重要キャラクターのキャスティングは、外してないぞ、良いぞ!とウキウキでございます。

愛らしさを振りまくキャラその1
子持ちに見えない&リアル親友という最強ネタの持ち主矢本くん

愛らしさを振りまくキャラその2
おお…これは可愛いし綺麗だー😍堀田真由さん

血の濃さを思わせるキャラその1
30年後の間宮だと思って見てるwww寺島さん

血の濃さを思わせるキャラその2
似てるよね?似てない?徳永さん

今度は相方の元カノ役で再共演
昔キスシーンした時も(トリガール に向けて)間宮史上最高にデヴってた頃だったのに、今回も…
恐らくゴリラ化中の間宮としか共演しない運命にある女優さん小芝ちゃん



リアルな間宮の飲み友その1
長田くん、男らしくて好き💓

リアルな間宮飲み友その2
あな番も見てるよ浅香くんー。なんなら間宮と劇中で歌って踊って頂いても構わない

他にも続々。
そのスジの方にはお解り頂けるかと思いますが、朝ドラ出てない人を探す方が難しいって感じになってますwww


ラストの学園祭でやるアドリブ漫才シーンが何と言っても圧巻でしたね。


一瞬互いに目を交わし

板の上に飛び出して行く二人の背中の並び

これから築かれてくであろう関係性と二人の賑やかな未来を想像させてくれた。カタルシスへの予感溢れた素晴らしい絵だったと思います。

ただここは、エキストラに参加した方から、かなり笑いをとっていたとお聞きしてましたんで、もっと尺をとって見たかったなぁと。
気が早すぎですが、もしこういうカット映像をふんだんに入れた特典円盤出たら、速攻で買います酔っ払い





【べしゃり暮らし 感想】2話 デジきんのかっこよさにひれ伏す

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2話、物凄く良かったです!
いよいよ登場したデジきんのお二人に加え、小芝風花ちゃんの演技にも惚れ惚れしました!


①ホンマにこいつ成長するんかなw>上妻

こういうキャラだと理解はしていても、間宮演じる上妻のアホさ暑苦しさは、存在を許せないレベルwww

間宮ファンの多くは、大先輩金本さんに対する上妻の傍若無人さや滑りまくってるテンションに、自分の事のような恥ずかしさで悶絶したに違いありません。







あの騒がしさだけでなく、口元に大変特徴ある表情をしているので、原作未読の私でも、今回の間宮氏が原作絵をまんま再現しようと研究しているのが分かります。(あるいは本人の思い入れの結果かも)


しかしながら、これこそが王道の少年漫画主人公!なのですよね。成長物語の主人公は、アホで怖いもの知らずのガキからスタートするのがお約束。

「やれよ。その子と漫才やれ」
「別れるために手ェ抜いたらぶっ殺すぞ」(ちょっと良い奴)


そしてやはり、本作でもこの暑苦しいアホが、その真っ直ぐさと素直さで周囲を動かし認められ、本人も目覚めていく。その片鱗が今回早速見られた事は嬉しいです。この速いテンポ良い。

「なんか違ぇ…」
「まず自分らが楽しんでねえ」




②本作のイケメン枠は辻本

そんな事に今更気づいた私は鈍い笑。
とぼけた表情に味があり、普通の青年が出来る良い役者さんと認識していた渡辺大知くんですが、どんどん色男に見えてきましたっ。

先輩たちにも一目置かれる確かな才能があり、高校生にして既にお笑いを仕事と定める覚悟や真摯さを持ち、惚れた女には純情と自分なりの誠意を貫く(黙って姿を消したのはヘタレやけれども)

大変魅力的な役です。
そして、そんな才能と経験で一歩も二歩も先んじている辻本が、アホの子上妻を相方として選ぶという流れが最高にエモい、尊いっ(←何かに目覚めつつある己を隠せていませんw)

今回、なぜ辻本と上妻が互いを相方と認め合ったかその理由が語られたのですが…

「アイツとなら漫才が楽しい」
「(学園祭の)あんなの経験してしまったら、もう他のやつとなんかやれへん」


グハッ(吐血音)

真面目で一途なあまり融通の利かなそうな面もある辻本。彼は、学園祭のアドリブパフォーマンスただ一回で、己(と元相方静代ちゃん)には絶対に持ち得ない上妻の奔放で破壊的な魅力に気づいたのですね…

(するとナニかい?告られて焦る上妻はもしやヒロイン枠なんかい?あんなゴツくて暑苦しいヒロインあり??)


③ヒロイン上妻のライバル小芝ちゃん?

最初から期待はしてましたよ?
そして見事に期待通りでした!小芝風花ちゃんの素晴らしい演技に大拍手です👏

堺ご出身?との事ですが、漫才シーンの流れるようなセリフ回しはもちろんのこと

自分と辻本との間に芽生えてしまった恋心を語る下り

別れに涙する静代を、新しい女相方が迎え入れる場面は、私泣いてしまいましたよ…



この二人もまた、「お友達」とは全く異なる漫才相方という特殊な道をこれから歩んで行くのですね。


④デジきん>相方というものの複雑さ

いやもう…こんなん惚れるわ反則や!

1話に比べて一気に物語が引き締まり深みが増したと感じましたが、その多くがこのお二人のキャラの登場によるものです。

「このままやったら学園の人気者止まり」
そうバッサリ言い切った金本と上妻の場面で、駿河太郎サイコーと叫び

「普通こんなん読んでくれへんで」
金本の心情をきっちり教えてくれる藤本の場面では、尾上さんダイスキーと泣き

波岡さんやら山口さんやら過剰な色気を振りまくイケオジにも眩惑されつつ

「高校時代の俺によう似てる」
で「いいえやっぱり駿河太郎ーっ」と、もう奥様の興奮止まらないのよ責任とって。


特に印象的だったシーンを無理矢理二つに絞ると


1)プロの世界に魅せられる上妻を見守る場面

板の上にサンパチマイクが置かれ、一瞬でプロの芸人を迎えるための場となる。
その空気感に一気に引き込まれていく上妻の表情と、それをまるで懐かしいものを見るような目で見守る金本。



ここ、繰り返し見てしまいました。
原作から貫かれているであろう、プロ芸人の世界へのリスペクトというものを最大限感じます。


2)不器用に歩み寄りネタ合わせするデジきんコンビ

漫才の相方というのが、いかに複雑で難しいものであるかを体現しているデジきんというキャラ。
人気コンビでありながら実生活では口もきかない二人が、ピュアな若者たちの「俺は自分が楽しくてやってる」、「あいつとなら楽しんでいける」という言葉に触発されて、きっと大切な何かを思い出したに違いなく。



相変わらず目も合わせないままのくせに、絶妙な空気感で突然ネタ合わせを始めたシーンにグッときました。二人がこれまで歩んできたであろう歴史まで漂う。

無論、その後のお手本のような漫才シーンも、上妻辻本の勢いだけに任せたノリと全く異なり、大人の余裕を感じさせて実にお見事でした。



次回は浅香くんの漫才シーンありそうで待ち遠しい。
ただ、例によって調子に乗った上妻が盛大にすべり凹む展開で、試練を覚悟しておきます笑

【べしゃり暮らし感想】3話 舐めとったら痛い目あうに決まっとる

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①上妻調子乗りまくり

漫才師目指すと決めても、まだ高校生。
相変わらず学園の爆笑王として調子に乗りまくっている様子。


コンテスト出場に向けて辻本がネタ合わせしようとしても、俺らの真髄はアドリブにあるんだぜ〜と根拠無き自信で練習する気すら見せない上妻。



準備不足で迎えたコンテスト当日も、緊張するどころか、既知の先輩「るのあーる」コンビにも不躾な態度。これでは、辻本でなくとも不安になる。


②案の上、ダダ滑りの大コケ

そして迎えた本番ですが、いつもの調子でまくし立てる上妻のノリに、客の心は離れていく一方
あああ…いたたまれないw


焦った上妻、学園ではウケていたアグレッシブ〜ネタを派手なアクションと共に繰り出しますが


マイクにぶつかって大失敗。
初めて客席が沸いたものの、それは無様な失敗を笑われただけという凄まじい恥さらし。

悔しさと屈辱のあまり、何と上妻は途中で勝手に一人掃けてしまいます。これは舞台人として最低の行為と言えましょう。



③漫才舐めんなや!

取り残された後の辻本が、何とか一人で最低限の取り繕いをして締めたのは、漫才の先輩としての経験の問題だけではありませんでした。

笑いに対する誰より真摯な気持ちを持つ辻本は、滑った事より何より、上妻の途中放棄した根性が許せなかったのですね。

ここのブチギレた時の表情、これまでの中で渡辺くんのベストアクトだと私は思います👏


お約束の様に待ち構えていた、るのあーる先輩から残酷な弄りを受け(自業自得じゃ)
失敗者へ向けられる視線の冷たさよ。(浅香くんの武器はこの氷の視線と微笑だと常々思ってる)



そんな先輩の漫才はナンセンス系というやつでしょうか?イケメンルックスに付いた女性ファンも多そう。


確かに凄く受けているのですが、上妻にはそれがどうしても面白いとは思えず、ますます観客への不満だけが募ってしまいます。

「こんな分かってねえ客相手なら、お笑いってつまらねえよ…」
アホ丸出しでウザいほど自信満々だった前半があるからこそ、完全に鼻っ柱へし折られてぺちゃんこにされちまった落差惨めさが一層際立つ泣。

デジきん藤川先輩がせっかく「誰かて通る道や」と声をかけてくれてんのに、
今の自信喪失した上妻には、それが才能ある成功者にだけ許された言葉としか感じられないのでした。



凹み過ぎてこっちまで胸が痛いんじゃボケェ!


④ようやく自分のアタマで考え始める上妻

意気消沈しつつも、蕎麦屋の手伝いだけはちゃんとやってる意外と良い息子。
本当は親父の生き方も尊敬してる。頑固なプライドの塊な所とか親父そっくりwなんで。
(それにしても、割烹着?無駄に似合うなあ)


店の味に好き勝手ほざいてる客にガン飛ばしていたところ、不意に幼い頃に聞かされた親父の台詞が甦る。


「どう食うかは客の自由だ。客がどうあるべきだ、なんてこっちから求めるもんじゃねえの」

この教えが、自分の何が間違っていたかを上妻に反省させるきっかけとなるのでした。

久し振りに学校に顔を出した彼が、辻本に気持ちを語る場面は大層良かった。

芸能界最速の肩wを無駄に披露しながら、(いや、もう、、、猛烈にかっこいいいいい、、、)


いつもの独り善がりな暑苦しさは影を潜め、代わりに酷く素直で曇りのない真っ直ぐな言葉を訥々と呟く。

「客のせいにして舞台から降りたのは間違ってた」
「要は面白くなかったってだけだ」

二人だけのシーンでしたが、絵も美しく、溢れる青春感が眩しい…
そう、こういう間宮をもっと見たいのよう!早くアホの子上妻から成長しておくれ〜(間宮ファン心の叫び)

しかし、漸く自分を客観的にみてみたものの、
「俺、漫才向いてねえって事かな」
そう結論づけてしまい。

お笑いのエリートデジタル金魚との才能の違いに打ちのめされたままの上妻に、辻本はそっと金本から預かったDVDを差し出すのでした。



⑤金魚の粋な恩返し

鬱々とした気分のまま、渡されたDVDを再生してみた上妻でしたが、何とそこに映し出されたのは…


デジきんとなる前の若い二人の拙い漫才。滑った挙句に、ノリの悪い客に舞台上でキレまくった金本の姿だったのです。


金本が、熱いだけでアホ丸出しの上妻に若き日の自分を重ね、がっつり凹んだ後どうなるかまでを完全に予測していた事がアツい。
そして、恥ずかしい記憶を辻本に託した時の台詞が素晴らしく粋でいなせでありました。


「(立ち直るための)ヒントや。俺ももろたからな」

この意味は、並行して描写されたデジきんラジオの場面を通じて、視聴者の記憶により深く刻み込まれる事になるのです。

常連らしき子安くんが(しっかり受験生に見えるの偉い)、友人コンビの話としてデジきんラジオにネタを投稿した事をきっかけに

デジきんの二人は、自分たちの恥ずかしい青い失敗の記憶や殴り合いの喧嘩をした事までつい思い出して苦笑い。
若き日の追憶にも関わらず、余りの迫力の喧嘩場面と、そして養成所で運命的再会をする場面は本当に感動的。



そして最近出会った若い奴に、人を笑わせるなら自分が楽しまなアカンと教わったと、照れ笑いと共に語るのです。
これによって破綻しかけていたベテラン二人のコンビネーションは息を吹き返し、今回のコンクールで優勝狙える勢いすら取り戻した。

ともすれば説明的なだけで終わりかねないこの長台詞を、演技を感じさせない自然さで語る藤川こと尾上さんの技量に多くの絶賛が呟かれていましたね。当然だと思います!


⑥努力する姿をみせてくれ上妻

私は、今回のエピソードを「挫折」とは呼びたくありません。挫折とは本当に頑張って努力した人間だけが使って良い言葉だと思っているからです。

敢えて言うなれば、目覚めのエピソード、ですかね?
上妻には、これからガムシャラに頑張る姿を見せて貰わねばなりません!そうでなくては真の物語の主人公足り得ない。頑張れ間宮!

マッハの勢いで、いつもの調子を取り戻した上妻に
「おーい大丈夫かー」
と、つい突っ込んでいたところ


おっと働き者の良く出来た姉ちゃんのデート現場を目撃してしまいました。
しかも、あろうことかその相手、上妻蕎麦屋に風評被害をもたらした憎きコンビ「ネズミ花火」の男とは!

さあ、次回も熱く荒れそうですね。




【べしゃり暮らし感想】4話 半端が許されない生き様

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今回は、蕎麦屋上妻との因縁ある、ねずみ花火(根津と花田)のエピソードが描かれました。
テーマは「中途半端は許さない」


①姉ちゃんは根津に遊ばれてるのか

姉のデート相手が因縁あるねずみ花火の根津とか、あの親父が知ったらタダじゃ済まねえ

母親代わりに面倒見てくれた姉の事です。もちろん圭右自身も平静ではいられません。

辻本の伝手で元芸人仲間のラーメン店主を訪ね、根津の現況を知ろうとしますが
あら、戦国鍋の石井ちゃん!

そう言うお前はやすすじゃねーか!

思いがけず蕎麦屋の古い常連で、少年時代の圭右を知っていた店主でした。彼の口からねずみ花火がコンビ解散してしまい、根津と連絡が取れない状況を知ります。

根津を追っているらしき怪しい女に問い詰められ

しかも、ネットでは根津の女癖の悪い評判しか書かれていない…


すっかり頭にきた圭右は、デート現場を待ち伏せし、現れた根津をいきなりぶん殴っちゃいましたw


②許しを請う根津

実は、命日の度に母の墓参りに来てくれていたのが付き合うきっかけであった事が姉の述懐で明らかに


そしてその頃、ラーメン店主から、根津の女癖はネタを元にした根も葉もない噂である事を聞かされ


更に、問題の風評被害を起こした事で、その後の根津は吐く程漫才を苦しむ様になり、ねずみ花火コンビが解散せざるを得なくなった経緯を知るのです。


背景を知った圭右は、根津に対する感情が少しは和らいだのかも知れないけれど、問題は親父w

甲斐甲斐しく墓の世話をする上妻一家(家族の絆強いですね…)の前に詫びる為に現れた根津ですが、親父、顔を見た途端に背中くるりスタスタ。
こりゃあかん…



③許された花田

一方、ねずみ花火相方の花田はソロ芸人としてdisり芸を模索中。単独ライブも控えてるものの、チケット売れてない苦しい状況。
元マネージャーと社長から、再びコンビ漫才やるように説得されますが…
「こんな中途半端な奴とはもうやれない」

花田から見たら、根津は勝手に逃げた弱い奴に思えていたのでしょう。実際、根津はバイトで食いつなぎつつも、今でも漫才コンテストで準決勝まで進んだ頃の記録を部屋に飾り、その未練がましさに自嘲したりしているのです…

そんな根津に、一緒に詫びに行ってくれと懇願されて、花田が放った言葉が
「今更謝っても、謝る側の自己満足でしかない」

何と非情で酷い奴だと、誰もが思う。

だがしかし、実は花田もまた、起こしてしまった風評被害を深く悔い、幾度も幾度も上妻に詫び状を送り続けていたのです。その上で、笑いの道にしがみついて続けてきた。


この台詞の裏に隠された彼の深い思いを知った時、花田こそが真に、因業を背負ったまま這いずって進む、醜くも凄まじい生き様を体現するキャラなんだと感じた。
私は今回、ここ↓で一番泣きましたね…

だから、二人が並んで頭を下げ、それを上妻が受け入れてくれた大団円には、心からホッとできました。



④少し成長した圭右

芸人目指すと決めたものの、それをはっきりと言い出せないまま店の手伝いも頑張っている圭右ですが、親父は学友たちの会話から察していました。


「半端な気持ちの奴に店は継がせねえ」

ちびっ子の頃から、蕎麦屋の四代目であると言い聞かされ、それを誇りにも思って育ったのに。


けれど、もう彼の心は決まったのです。
親父も姉貴も一緒に招かれた花田の単独ライブにて、突然発生した機材トラブルの待ち時間。
「行くぞ!」
と相方辻本を促して立ち上がりました。


「待ちの間、前座として僕らに漫才やらせて下さい!」


あの、なめっきってた態度とは大違いの必死さ、丁寧さ
そして何より、同じ準備不足のアドリブでも、前回までとは意味がもう違います。彼らにとっての真の挑戦であり修行の第一歩なんですから。


終わった後、「いや〜ウケへんかったな〜」と息を切らしつつ、交わす二人の笑顔の何と眩しい事!
彼らの青春こっからや!若者らしさが清々しい〜


笑いじゃないけど、私もプレゼン仕事で経験しましたが、場を10分持たせろと言われて、実際出来る人まずいませんよ?5分だって汗。
ここの場面相当見応えありそうで、どう描いたのか私は猛烈に原作を読みたくてたまりません〜


⑤ねずみ花火解散ライブとそれぞれの生き方

夢中でべしゃり続ける板の上の圭右達を見ながら、根津は自分にもあんな頃があったと懐かしく思い出します。

そして、同じくそれを眺めていた上妻親父の気持ちにも変化が…
「お前、蕎麦を打つ気はあるのか?」
そう親父さんに尋ねられた時、根津の気持ちもまた何かが吹っ切れたのでしょう。

いまいちウケず苦闘する元相方の芸を見守った後、根津は再びのコンビ漫才をやりに自ら舞台に上がりました。
しかも、あの因縁の風評被害ネタをボケツッコミ入れ替えで(ここは自分はこれからもdisり芸で生きていくという花田側の覚悟ですね)全力で披露し客を沸かせます。

そしてこれが、このコンビ二人の最後の漫才でした。ねずみ花火なりのけじめをつけて、もう中途半端は卒業です。
勢いで姉ちゃんにだってプロポーズ…

て、おい、ちゃんと全部台詞言わせたってえーー

まんまと、蕎麦屋の婿養子をゲットした親父、大勝利。

墓地で背を向けたのも、娘を取られちゃう空気を察しての事だったのかよと、圭右にからかわれる可愛いさ💖

そして、息子圭右の背中もガツンと押してくれました。
「芸人になるのは認める。だが家は出て行け。蕎麦屋とも関係ないから“生そば”も名乗るな」


半端を許さない父ちゃん厳しいね。でも、これが筋の通った生き方ですよ。
「もう帰るとこないなぁ?」
という相方辻本の台詞に応えて
「つくづくめんどくせえ親父だよ」
そう言う圭右は、奇妙に明るく誇らしそうで。凄く良い表情が印象的なラストでした。



4話まで見続けてきて、改めて感じていますが、本作品は「笑える」ドラマではありませんね?
間違いなく、人間ドラマ、それもはっきり「泣かせ」にきてるでしょうが!私、既に何回か泣いたわ!
その上、どうやら次週は…?うわーティッシュ必須で臨みます…





【べしゃり 暮らし感想】5話 漫才で真っ白に燃え尽きるとはっ!

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①波にのるデジきん

今年の二人は、ちゃうで〜

勢いに乗るデジきんの漫才を、間近で見れる何と幸運な上妻と辻本。

おまけにちゃっかり内輪の打ち上げにも参加させて貰えちゃうとか、最早チートレベル。つか、何を貴様が仕切っとんねん上妻アホやのうwww

上妻には何か人を惹きつける天性の魅力があると、金本にも認められつつあるのだけれど、未分化で原石過ぎてまだ良く分からないよ…
「ど天然、のままこの世界渡って行けたら、それ天才いうんちゃうの?」

金本サンがおっしゃるならそうなのかも?嬉しさと半信半疑が混ざる辻本の表情。おーい、手前の選んだ相方もっと信頼したれや笑

だがしかし、ここで誰もツッコまないので敢えて言おう。お前ら、まだ未成年だよなっ?酒もタバコもあかんのやで〜(分かっとんのかいな、という世界観でありますねwwwこういうとこ、モロ昭和で嫌いじゃない)

そして幾度も繰り出される飲んべえ藤川の脱ぎ癖。これがフラグでなくて何なのか…


②相方に遠慮してまう辻本の欠点

すっかり酔っ払いつつも、藤川もまた上妻辻本コンビを気にかけてくれる、誠に有難い先輩。
「あのエセ関西弁おもろない。すぐにやめさせろ」

藤川はそう辻本に忠告するのですが、辻本は浮かない顔…

実は辻本も、受けようとする時だけエセ関西弁になる上妻の妙な癖は気になっていたのです。

しかし、ズバッとそれを指摘できない。なぜなら、それが誰よりもお笑いが大好きな相方の、無意識で素直な「憧れ」の発露であると理解していたから…

ところが、そんな辻本の優しさは、彼の重大な欠点でもあると先輩にハッキリ指摘されてしまいます。
事実、静代ちゃんともぶつかる事を恐れて逃げてしまった過去がありましたし。

そうして、半端な遠慮というものが、漫才相方という特殊な関係にもたらす問題について、デジきんの歴史と共に語られるのでした。


③嫉妬と遠慮を乗り越えてきたデジきんの歴史

結成当初のデジきんは、まず華もありネタも作る側の金本が売れ始めた。結果、金本だけのピン仕事が増えていきました。(これ、ものすごーくリアル。生々しいほど泣)
金本は藤川も一緒に出させてくれとこっそり頼んだりしますが、微妙な空気に。


「遠慮なんてせんと先ずはお前が売れてくれ」
そう言葉では伝えた藤川ですが、勿論心中穏やかではなく。
自分でもソロ活動を頑張り、嫁怖いネタで売れっ子に!

良かったものの、実はその結果もたらされた問題が二つあったのです。
まず一つは、藤川の幼い息子が「ママの悪口言うパパの漫才嫌い」となってしまった事。辛い。

そして残る一つ、これが結構深い。
これまでは金本がネタの作り手であり明確なリーダーであったものが、藤川もまたキャラ立ちして力をつけた結果、二人の意見がぶつかる事が増えてしまったのです。

これはねえ…漫才でなくとも思わず連想してしまう才能の実話たくさんあり過ぎて悲しくなっちゃいました。
ビートルズ、クイーン、BOØWY 、etc…
(藤子不二雄コンビやB'zみたいなのは、本当に奇跡なんすよねえ…)

その後のデジきんは、売れるのと反比例して溝が深まってしまいますが、本気で殴り合う事も彼らには必要な歴史だったのでしょう。

「この世界おらんかったら、俺らただのチンピラや」
「楽しもうぜ、漫才」


④藤川妻子と圭右の出会い

辻本がそんな遠慮を抱えているとは露知らず、上妻は先輩たちの芸を見たくて、必死でコンテストのチケット手に入れようとしますが撃沈…

辻本子安にも連絡とれずガッカリしていたら、ふと足元にちんまりと座り込んでるちびっ子が。(しかし、間宮よ…君この半年で厳つくなり過ぎちゃう?もうホットギミックの頃に二度と戻れなさそう…)



何と、この坊や藤川サンの息子くんでした、その名も藤川球児www(ええのか?)

奇遇に乗じ、会場に潜り込む事に成功。
せっかくのパパの晴れ舞台なのに、嫌がる坊やを見て、圭右はいっちょまえに諭します。
「今日出てくる中でお前の父ちゃんが一番面白いぞ」
「父ちゃんの仕事はちゃーんと見とけ」


あの親父に育てられただけの事はある。この温かさこそが圭右の魅力であり、「なんか憎めない」と惹きつける源なんでしょう。

説得され、渋々漫才を見た坊やのお顔はみるみる輝き、ビフォーアフターでこんな↓事に


可愛いです😍


⑤渾身の漫才と藤川の家族愛

決勝進出を賭けて臨む準決勝の舞台。
ここ、もう名台詞とフラグwの乱れ打ち状態で、
「最高のブロマンスぅ〜」って痺れながら見てましたよっ

「優勝したら文句言わんやろ。嫁も子供も」

「これが最後や思てやるぞ。出し切ったる」

「(今更)連絡先交換とか、なんか、気色わるっ」

私が一番好きなのは、藤川妻によって語られた、この台詞ですね
「俺は相方でいられる事に誇り持ってる。俺があいつの一番のファンや」


圭右の心は、「自分も、自分たちもいつかこんな風になりたい」って憧れる感情で一杯になったに違いありません。

実は、コンテストの出場資格にはデビュー後15年以内という制限があり、デジきんにとって今年は最後のチャレンジでもあるのです。

渾身の漫才を終えた楽屋を、ママと一緒に坊やも訪ね、「お父ちゃんの漫才一番やったわ!」

親父藤川、こんなん泣いてまうやろー…笑
優勝したら東京進出。家族も着いて来てくれるって!さあ、いよいよやで!

私はそうお笑いの世界に詳しい訳ではないのですが、ここは少し時代背景的補完が必要である事がなんとなく分かりました。
(うーんと若い頃のダウンタウンが、大阪でアイドル的人気と実力を兼ね備えた若手芸人として売れ、「いよいよ東京へ殴り込み進出」って煽られてた記憶がうっすらとあるんですよね…)


⑥辻本と上妻は真の相方になれるか

決勝進出への手応えと期待に溢れる中、例によって打ち上げに紛れ込みそうな圭右ですが

連絡取れなかったはずの辻本子安と鉢合わせ。
「なーんで除け者にすんだよー」
と不思議で一杯になりつつも、お調子者の上妻、あまり深く考えずwいつものエセ関西弁でまくし立てる。


しかし、そのやりとりを見守っていた藤川が
「なんや、辻本。お前まだ言ってないんか」
そうなんです。辻本て優柔不断なんです。

「一回しか言わんぞ。お前、その変な関西弁やめろ。普通にしてたらおもろいのを台無しにしとる」

この瞬間全てを悟った上妻の、何とも言えない怒りつつ傷ついた顔


気遣ったつもりだったのに、二人の信頼が揺らぐ事態となってしまいました。


さあて、この二人はデジ金のように本気でぶつかり合える真の相方同士になれるのでしょうか?


⑦絶頂期手前から奈落への衝撃

準決勝の結果連絡待ちのデジ金。

静かに待ちたかったのでしょうか、藤川は後輩たちを置いて一人ふらりと飲みに出ました。

ようやく交換したらしき相方金本のアドレスを見てしみじみしたりニヤついたりしてたらw

来た!来ましたよ決勝進出の連絡!

こんなに感激する程、決勝残るって熱い事なんですねえ…じーん…
このドラマを見て、私のお笑いを見る目が凄く変わったと思います。心から応援したくなっています。

喜びを爆発させた藤川、酔いに任せて脱ぎ癖を発揮

しかも、そのまま大はしゃぎで店の外に飛び出しました。いかん!これはいかん!つか、誰か止めてーっ

この瞬間でも私はまだ、
この後車に轢かれるとか警察に逮捕されるとか、そういう方向かとフラグを解釈していたのですが

あ、雪☃️
ホワイトクリスマスですね🎄流れる聖夜の音楽


美しい白い夜の中、眩しい未来を夢見ながらなんと眠りについてしまった藤川

その体に、静かに雪が降り積もっていきます…
その姿はまさしく、真っ白な灰になって燃え尽きたあしたのジョーそのもの過ぎて、、、

私は衝撃のあまりテレビの前で悲鳴をあげそうになりました。


嘘でしょ😱嘘だと言って😱😱😱

この物語では、芸人の壮絶な生き様を繰り返し見せつけられてはいますが、ここまでの破天荒な危うさを描くとは、言葉を失ってしまいました…

残された金本さんどうなるの?主人公たちはどうするの?


【べしゃり暮らし感想】6話 号泣のデジきんラジオ

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①突然の藤川の死

愛らしい球児くんのパパ大好き作文から始めるとか、マジやめて貰いたい。つ、辛すぎる

気丈な嫁はんが素晴らし過ぎて…芸人の嫁とか、こんくらいの胆力が無かったらとても務まらないのかもしれません。

エセ関西弁問題で大喧嘩始めた二人の元にも。
ネットニュースで事件を知った子安くんが2人に知らせ喧嘩をやめさせます。




②訃報を知った金本は

温かい家庭を持つ藤川と違い、金本サンの私生活ってこんな風。色男ですしね。分かり易過ぎます。



訃報の連絡を受けても、直ぐには向かえません。
立ち飲み屋でしょうもない喧嘩して、、、逃避。


そう簡単には相方の死を受け入れられないのでしょう。


③仕事に向かおうとする金本に上妻は

遅れて現れた金本は、還らぬ人となった相方と対面し呟く。
「…しょうもない…何がおもろいねん…」

たったそれだけで、直ぐに仕事へと向かおうとする金本に、上妻はたまりかねて叫びます。

「藤川さんは、あんたのこと尊敬してたって!あんたの事天才だって!相方でいられて誇りに思うって言ってたんすよ!?」

その言葉を受けた金本の中で何かが起きた様子で
「お前は俺に似てると思ってたけど、違ごた。その必死で暑っ苦しいとこ、藤川そっくりや」

そう言うと、上妻を連れて行くことにしたのでした。


④やらなあかんねん。いつも通りに

突然デジきんラジオに参加する事になった上妻は戸惑いを隠せません。ただ座っとけばいいって言われても…


勿論、笑顔すら作って「普通に番組やります」という金本の心情も、まだ分かり兼ねているのでしょう。


スタッフも盛んに気を遣って番組内容の変更を提案しますが
「これは俺たちが持ってる唯一の東京の番組で、二人で面白いもん作ってきたんです。ちゃんとやらな藤川に怒られますわ」


「やらなあかんねん」
金本はそう自分に言い聞かせるように再び呟くと、いよいよ本番オンエアが始まりました。

金本は、必死で番組でべしゃり続けますが、溢れ出してしまいそうな感情を押し殺しているのが分かる。
そんな姿を目の前で見せられた上妻は、押し隠された金本の涙と、芸人が仕事を全うする厳しさをようやく悟るのです。

「デジきん、15年目にして、ようやく決勝進出しました👏いや〜長かった…」

ともすれば絶句してしまいそうなのに、残された仕事を必死でやり遂げようとしているその姿。


最初はただ見守るしか出来なかった上妻ですが、自分なりに何とか力になりたいとアドリブで突っ込みしたり拍手で盛り上げたり。なかなか健気な野郎です。



なぜ金本は、突然上妻をこの場に連れて来たのでしょう?
一つには、上妻の青臭い熱さに、若かりし日の自分だけでなく、藤川をも重ねて見たからかもしれない。

そしてもう一つ。
金本はスタジオ内で一人になりたくなかったのではないか、と私は想像しました。
一人になったら泣いてしまうから…。藤川のいるべき席が空っぽなのを眺めながらべしゃり 続ける自信が無かったんじゃないでしょうか。
うっ書いてるだけで泣けてきました…。


⑤天才金本と努力の人藤川

例によって子安くんの投稿が読まれ、実は上妻辻本の喧嘩話なのですが、そうとはまだ誰も知りません。
コンビがぶつかるのは信頼があるからだ。言うべき事は、言えるうちにどんどん言わんと…


そこまでコメントした金本でしたが、脳裏に蘇ってきた藤川の台詞に、遂に堰き止めていた感情が溢れ出してしまいました。

「お前に言いたいことある、、、けどまた今度にしとくわ」

藤川が金本に伝えたかった言葉は、酔いの中で送られてきたメッセージでした。
お前は天才や。俺はそんなお前をきっと笑わせてみせるぞ…

では、金本の方が藤川に伝えたかった事とは?
遂に伝える機会が永遠に失われてしまったその言葉を、金本は深夜ラジオのマイクに向かって語りかけ始めました。

「アメリカでのソロ仕事終えて帰ってきたら、お前のあまりの成長に本当に驚かされたんや」
「物凄く努力したのが分かったし、そんな努力できる奴が天才やと思った。相方でいる事が誇らしく嬉しかった」


この場面での駿河太郎さんの熱演はもう号泣ものでしたし、あの騒がしい上妻間宮が言葉すら失くして流した涙もグッと来るものがありましたね…


亡き夫に金本のラジオを聞かせてあげていた藤川嫁が、金本の「お前、今、最高におもろいで」という別れの言葉を受けて
「良かったねえ。褒めてもろたで」
と静かに語りかけていたのも印象的でした。



⑥辻本の心にも響いて

悲しい葬儀の場で、再会した辻本と静代ちゃん。

昨夜のデジきんラジオを、金本の好感度狙いだと揶揄する奴らに、本気でブチ切れた辻本にビックリ。
「コンビの事はコンビにしか分からないんじゃ!」

辻本もまた、デジきんの最後を見届けた事で、ぶつかりながら上妻との関係性を築いていく覚悟が一層確かなものになったのかも知れません。

静代は新しいコンビと新人コンテストに出るらしい。当然上妻辻本も出ることになるのでしょう。


⑦芸も相方もだんだんと築き上げるもの

はしゃいでいた上妻が、優勝したらうちの蕎麦屋来てくれと言っていた事を律儀に覚えていたのでしょうか。

漫才の優勝決定戦の日に、生そば上妻を一人訪れた金本に、親父は自分も相棒たる女房を亡くした事、でも悲しくてもそば職人としてやるべき事は見失わなかった事を静かに語ります。

芸人に奢る最後のそばを振る舞う親父は粋ですね。

そして、金本は圭右にしみじみと語ります。
「結局、相方って何なのか今でもわからん」
「けど、芸人ってのは舞台に上がったから成れるもんじゃなくてだんだんと成っていくもんだし、コンビもだんだんと成っていくもんだと思う

「コンビは言いたい事言ってぶつかってええんや。お前らならもっとおもろなれる」

おお…これは有難いお言葉…
上妻圭右よ、どえらいデカイもん受け取ってしまいましたなあw


⑧いよいよ養成所へ

エセ関西弁は、もう封印です。
藤川の遺言となってしまいましたからね…

そして、高校卒業したら、二人はお笑い養成所入りを目指す事になりました。
しかも、どうやら子安くんまで絡むのかな?


デジきんという大きな存在から、若い上妻辻本、そして静代たちにバトンタッチされたものは熱く重い。彼らの頑張りを最後まで見届けたいと思います。

【べしゃり暮らし感想】7話 子安の決断にホロリ泣かされる

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①親父の餞別に涙

高校卒業した上妻、いよいよ親父との約束通り家を出て養成スクールに通い始めます。

引っ越しの日、母親代わりだった姉ちゃんは甲斐甲斐しく面倒見て、なけなしの小遣いも渡してくれたりしますが、(姉貴には弱そうな弟顔の圭右くんですw)


頑固親父は顔も見せようともせず、ただ使い古しの炊飯器くれただけ。


ところがびっくり。
その中には無理をしたであろう退職金名目のまとまった金を入れてくれてあり、背中を押してくれる言葉まで…





圭右、言葉にできない感謝と共に項垂れるしか無い。頑張るんだぞ😿



②トリオべしゃり暮らしの誕生

デジ金ラジオの現場に行った圭右に、ネタ投稿魔が子安であった事がバレました。
お調子者の上妻は子安までもスクールに誘い、話は一気にコンビから子安を入れたトリオ漫才結成まで。


この形で新人コンテストを目指すようです。



もう「生そば」を名乗れない上妻たちのために、子安が新たに考えたトリオ名が「べしゃり暮らし」
(そうか。これがタイトルでしたか笑)


子安くんは大学進学を期待する母親に難色を示され迷うものの

一年という区切りの約束で挑戦を後押ししてくれる父親のお陰で入学を決意しました。



③スクール同期と、新人コンテスト目指すライバルたち

辻本と、新しくコンビ組み直した静代との再会は予定通り。二人は、未だにスマホ待ち受けにコンビ時代の写真を使うほど想い合ってるみたいですから、とっとと付き合っちゃえば良いのにねw




因縁できちゃった浅香くんたち“るのあーる”も、子供番組枠からの飛躍を目指し、ギリ新人枠としてコンテスト出るらしいし


スクール同期では既に注目される経歴の“げんこつロデオ”の実力に驚いたりと、個性的なライバル続々と



④上手くいかないトリオ

事前にしっかり書き込まれた子安のネタに対し、勢いとアドリブが売りである上妻のスタイルはどうにも合わない。




三人のトリオ漫才場面は、中の人たちファンにとっては可愛くってwたまらない最高の絵なんですがねー…






ダメ出し喰らいます。


⑤隠れた才能を見抜く子安の力

同期漫才トリオの中に、一人落ちこぼれ気味の奴がいて、つい気になってしまう子安。自分と重ねて見てしまったのでしょう。


そっと声をかけ話を聞くうちに、その青年には見事な擬音の才能がある事が分かり、それをネタ化すべきと助言する事に。


すると、見違える様な面白みのある芸を披露出来るようになったトリオ“見切り発車”
この場面、マジもんの人をキャスティングしてくれた様で、本気で感心しました👏


すっかり感心する皆の中で、一人複雑な気持ちになる子安


アドリブに反応できないままの自分一人が取り残され、二人の足を引っ張ってしまっていると感じ子安は悩みます。


⑥トリオを抜ける決意をする子安

トリオの形がしっくりこない事は上妻も辻本も分かっています。

しかし上妻は、ライバルからズバリ指摘されても、問題に向き合おうとしません。辻本以上に長い付き合いで自分を励まし続けてくれた親友ですしね。傷つけたくないのでしょう。


しかし、同じ問題を一足先に乗り越えた辻本、ここは敢えて憎まれ役を買おうとします。
残酷な様ですが、辻本がコイツとならと決めた相方は上妻だけであって子安ではないのです。

「言いにくいねんけど…」
けれど優し過ぎ遠慮深過ぎで本音をぶつけられない辻本の欠点は、完全に克服できたわけでもなさそうで、いざとなると言い澱む…


空気を素早く察した子安の方が、むしろ決断を下しそれを言葉にするのでした。

「うん、分かってる。コンビやめて僕は作家コースへ移るよ」


その経緯と子安の決意を辻本は上妻へ伝えますが
「…お前って冷たい奴だな」


苦しい選択をした辻本の気持ちも知らんでコイツは〜😠
上妻はまだ、辻本が乗り越えた壁を飛び越えられないのです。これは遊びじゃない。本気をぶつけ合わないとやってけないんだぞ。



⑦イベントに急遽三人で

トリオ漫才でダメ出しされ、選抜から漏れてしまっていたスクール生たちのお披露目イベント



同期たちが着々と場数を踏んで行くのを指を咥えて見守るしかできません。
あらら、ニップレスの相方ちゃんに妙なフラグが立ちましたが大丈夫?




すると、怖じ気付いて来れなくなった一組の同期の穴埋めに、急遽“べしゃり暮らし“が舞台に立てる事になりました。
ただし、条件はテスト時と同じ三人でやる事。



既に転籍手続きを取っていた子安は戸惑いますが、仲間のチャンスのために、そして作家になってからも役立つ経験だと、舞台に立つ事にしました。何より…

「本気の漫才やる二人をそばで見たいんだ」
「だから、全力で来てね」

それを聞いて、漸く上妻も気持ちが固まった様です。
「分かった…その代わり、ついてこれなかったら置いていくからな…」



そうして、板の上に飛び出して行った三人。



最初のネタ元は子安くんのものだったかもしれませんが、そこからどんどんドライブがかかって勢い良く羽ばたきはじめた上妻と辻本




その輝きを、同じ舞台で、誰よりも近くで見守る子安くんの表情がたまらなく切なく、モノローグにもホロリとさせられました。



自分だけが取り残され憧れの世界へ入れなかったという切なさの中で、彼は自分の見つけた才能に間違いがなかった事を確信し心から喜ぶのです。
「僕が最初に分かってた」
「この二人が最高だって事を」


子安くんは漫才師の道は挫折しましたが、構成作家やお笑いの才能を見出し育てる方向で活躍してくれる事でしょう。
しかし、来週最終回って…。どう収拾つけるのwww



本ドラマは、原作エピソードを削りまくって押し込んでる為か、私の様にしつこく複数回見直したりw好意的に脳内補完を効かせないと分かりにくい箇所が散見されます。

その中でも最も消化不良感を持って見いるのが、主人公上妻の才能と魅力がイマイチ伝わってこない事だったんです。
初回にオールアドリブで受けまくって辻本のハートを射止めた事以外には、ただの騒がしいお調子者だし血の気が多過ぎてちょっと苦手なタイプ。

しかし、今回のラストシーンで初めて、そして漸くというべきか。
子安くんの憧れの視点フィルターを通す事で、他の生徒たちからはこんな風に見えていたという「オーラや華」を上妻間宮に見出だすことができました…。ありがとう子安矢本くん…。

今回のエピソードにグッと来た方の中で、もし間宮と矢本のコンビ演技の歴史に興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ、ぜひ見て頂きたいのが水球ヤンキース4話です。

二人の初共演にして、名シーンです。
この時すでに、互いの個性を活かし合える運命的な相性を感じ取っていたんじゃないでしょうかね。
矢本くんがこの頃から格段に上手くなった事に感動できますし、暑苦しさとは真逆を行く間宮氏の表現力の幅も感じとって貰えるのではないかと思います。

【べしゃり暮らし感想】最終回 続きが見たくなる爽快エンド

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①新人グランプリを目指して

晴れて上妻辻本二人コンビでの「べしゃり暮らし」で修行に励む二人です。


スクールでも、アドリブは褒められつつもトータルでの流れも大事、と指導され、両者の良いバランスを模索している模様。

確かにアドリブこそが二人の持ち味で武器だけど…その難しさがわかるだけに悩みがちな辻本に対して、俺が自由にアドリブ繰り出してんのはお前を信頼してるからだぜ?と調子の良い上妻。


楽観的で前向きとも言えるし、自分のスタイルへの強い信念とも言える…が、こういう奴の手綱は取りづらいなあ


②ライバルたち

因縁ある“るのあーる”も、本大会に賭けてます。
スクール講師にも注目されつつあるべしゃり暮らしの二人を強く意識している模様。
片割れ上原が、「どんな手段を使っても勝つ」とか不穏な事言ってますけど、さて…?




一方、かわゆいニップレスの二人も練習に励んでますが、こっちの相方はるかちゃんにも上原がちょっかい出してる様子。静代の方は恋愛事で惑わされてないで集中して欲しいと思ってるんですが。



③すれすれの1回戦

調子を落としたニップレス、満足いかなかった出来に落ち込む静代と、自分のせいでゴメンと一緒になってはるかもショボン

そこへ上原が甘い声を掛けに来ますが、怪し過ぎるだろう笑

一方のべしゃり暮らしですが、直前に辻本にファンを名乗って近づいて来た女の子がいて…


倒れそうな様子のその子が気になって、本番中だというのに著しく集中力を欠いてしまった辻本です。



その無様に激しく不満をぶつける上妻、そしてしめしめとばかりに二人をかき乱す言葉を投げかける上原。
「上妻の自由なアドリブを持て余し、ついて行けない辻本」

この言葉は、微妙なバランスと関係性に悩む二人にぐさりと刺さってしまいます。

実は、怪しい女の子は女たらしの上原の仕込みだったのですが…こんな奴に付け込まれる余地があったというのが残念な二人の現実なんですね。


④それぞれの試練

ニップレスもべしゃり暮らしもスレスレで2回戦へ。

喜ぶ静代でしたが、はるかがプロ芸人である先輩上原に口利きを頼んだと知って、激怒。


「はるかはただ有名になりたいだけ。私はちゃんと力を認めてもらって世に出たい」
ニップレス解散の危機?

一方のべしゃり暮らしも一旦は喜ぶものの、



2回戦に備え、ネタの台本をいつになく繰り返し暗唱し始めた上妻の様子が気にかかります。
本番中に上の空になってしまった己の不甲斐なさが上妻を焦らせていると感じた辻本は、次こそはと気を引き締めます。


⑤台本通りの2回戦

本番当日まで仲直り出来ずにいたニップレスですが、静代は講師に口利きなど無かったと否定され安心します。
更に、はるかが静代の足を引っ張りたく無いと陰で地道な努力をしていた事も聞かされ、素直に詫びたのでした。もう大丈夫。


しかしながら、べしゃり暮らしの方が…

ソツなくごくオーソドックスな普通の漫才に見えますが…



「おい、なんでまるきり台本通りだったんや」
全くアドリブを繰り出さなかった上妻に対し、辻本は率直に疑問を投げつけますが、例によって上原に掻き乱された挙句

「本当はやりたかったけど、お前のために!アドリブ押さえたんだよ!分かれよ!」
上妻の本音が炸裂してしまいます。
手綱を握ってくれた人を落としてしまった暴れ馬は、走る方角も分からなくなってしまうのか…


その言葉を聞いた辻本の表情は、怒りを通り越してむしろ悲しそうで。
「自分たちの漫才もやらず安全に置きに行って負けるとか。最悪や」
「お前に自由にアドリブもさせられない俺は、相方として相応しくないんやな」
そう言い残し立ち去ってしまったのでした。
ハイ、今度はべしゃり解散の危機です。あー忙しい笑



⑥思い出せ!勝つための笑いじゃなかったはず

べしゃり解散の噂が広まると、意外な事に上妻には俺とコンビ組もうぜという誘いが殺到。モテ期かよ。


上妻って、ただ暑苦しいだけでなく、やはりそれなりに目立つ華のある奴なのでしょう。
しかし、それは繊細で遠慮深い辻本の足をますます遠ざける事に。


一方の上妻の方はといえば、そんな誘いに心動かされた様子でもなく、ただただ相方をなくしどうしたらいいか分からないでいる。



見かねた幼馴染の奈々ちゃんが、実家の蕎麦屋に連れ出しますが、そこで上妻は自分の笑いの原点を振り返る事となりました。
苦労の中で、あえて笑顔を絶やさないでいてくれた母親。自分が笑う事で周りも笑顔にできると信じていた母親…



そう、勝つために漫才やろうとしたんじゃない。自分が誰より楽しんで笑っていようと志したはずの道じゃないか。

いったんは落選したのに、その後の追加枠にて復活当選が決まり、運良く決勝進出が決まったという連絡が。


早速辻本に連絡とりますが、辻本出てくれません。どうしてるんだよう泣


⑦お前はデジ金の何を見て来たんや辻本

再三の圭右の連絡にも関わらず、決勝当日も会場から逃避している辻本。



そこへ颯爽と現れた金本パイセン!
現れた瞬間から絶対なんとかしてくれそうな頼もしさ1000%きゃー素敵っ


「相手のために身を引くみたいな綺麗な言い訳すんな。本当はいつか置いていかれて惨めな思いをするんが怖いだけやろ」

さすが。ズバリと本心を言い当てました。

そう、最初は確かに漫才の先輩である辻本の方がイニシアチブを取り手綱を握っていた筈の関係だったのに
奔放で野性味溢れる上妻の天才性は、いつしか辻本をも凌駕するまでになっていたのです。

この道は、いつか来た道。誰もが行く道。
「お前は、俺たちデジ金のいったい何を見て来たんや!」


そうだそうだ!金本に負けない為に努力し続けた藤川の生き様を、今こそ思い出せよ辻本!

(本当は、こうやって叱って背中を押してもらいにわざわざ来たのかもね、辻本くんは)


⑧来いよ!一緒に来い!

近づく決勝本番、一人辻本だけを待つ上妻の表情は…




嵐の前の静けさというべきか。寂しそうでもあり、自分と相手を信じて待っているようでもあり、運命を達観しているようでもあり
単純でないなんとも複雑な空気を上手く演じていると感心してたのですが、本当の見せ場はここからでした…



ギリで、漸く現れた辻本。
「やっぱりお前と漫才やりたい。お前と漫才やるのが楽しいねん…」
上妻は、立ち尽くしている相方に、全力で、全身全霊でぶつかりに行きました。

「ふざけんなよっ!ふざけるのは俺の方の仕事だぞ!」
「お前が俺をこの世界に誘ったのに、お前がいなくなるとか、なに、なんなのっ!」




ここの間宮氏、ほとんど目に狂気を感じて凄かったー。お笑いしかないお笑いバカというか、お笑い取り上げられそうになった時の、途方に暮れっぷりがいっそ見事で、素で人を笑わせてしまう上妻という人間のアホさと可愛げが爆発してると感じた。
(辻本渡辺もついニヤり吹きそうになってた描写がありました。)

そして、最初は辻本の方から誘いこの道へ引きずり込んだ筈のコイツは、今や、逆に辻本を煽るようにして板の上へ誘うのですよ。

「ついて来いよ。俺の方が漫才の楽しさ絶対分かってる。ついてこれんだろうな?!」




そうして火をつけられた辻本と、飛び出して行った二人の躍動感たるや!



⑨貰い受け止めてきた全てを漫才で返す

ラストの二人の本気漫才は、勢いだけで押しまくった初回と比較してはっきりと上達を感じ、私は嬉しかった。




ネズミ花火、しずじゅん、デジ金と、これまで二人が色んな形で受けとめて来たものを、漫才のネタに絡めて昇華していく演出も感動的でした。





もっともっと二人の本気漫才を見守っていたかった…。






最後は、勝利の行方も描かれず、ただ二人が二人の漫才の形を取り戻し、心から笑い合うシーンで終わる。余韻ある素敵な終わり方だと思いました。





こういう形で上妻に「俺にはお前が絶対必要だ!」を豪速球で投げさせるとは、正直予想してませんでした。
いち間宮ファンとしての本音を言えば、あまりにも暑苦しすぎる上妻というキャラにゲンナリし、いずれ大人になってキャラの好感度上がって欲しいwと願った事が幾度もありました。


しかし、もし上妻が土下座でもして泣いて媚びたり、言葉に出して相方を宥めたり求めたりしてしまったら、もうそれは上妻ではないのでしょう。
陳腐なお約束をつい求めてしまっていた己を恥じますwそんなありがちな展開より、遥かに魅力ある主人公になっていました。


そこで、私はこのインタビューをつい思い出したんですよね。

「話の都合で矛盾や破綻してる台詞を言わなきゃならない現場も経験してきたけど、べしゃりでは、矛盾を感じる事がほぼ無く、純粋に上妻という人間に感情に添って演じる事を全うできた。それがとても幸せな事だった」(意訳)

このドラマで主人公を演じさせてもらえたからこそ味わえた体験だったのでしょう。
間宮氏が上妻という役をどう解釈してどう演じ切ったのかを、余すところなく出し切り見せてくれた事に感謝致します。




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