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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【べしゃり暮らし感想】7話 子安の決断にホロリ泣かされる

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①親父の餞別に涙

高校卒業した上妻、いよいよ親父との約束通り家を出て養成スクールに通い始めます。

引っ越しの日、母親代わりだった姉ちゃんは甲斐甲斐しく面倒見て、なけなしの小遣いも渡してくれたりしますが、(姉貴には弱そうな弟顔の圭右くんですw)


頑固親父は顔も見せようともせず、ただ使い古しの炊飯器くれただけ。


ところがびっくり。
その中には無理をしたであろう退職金名目のまとまった金を入れてくれてあり、背中を押してくれる言葉まで…





圭右、言葉にできない感謝と共に項垂れるしか無い。頑張るんだぞ😿



②トリオべしゃり暮らしの誕生

デジ金ラジオの現場に行った圭右に、ネタ投稿魔が子安であった事がバレました。
お調子者の上妻は子安までもスクールに誘い、話は一気にコンビから子安を入れたトリオ漫才結成まで。


この形で新人コンテストを目指すようです。



もう「生そば」を名乗れない上妻たちのために、子安が新たに考えたトリオ名が「べしゃり暮らし」
(そうか。これがタイトルでしたか笑)


子安くんは大学進学を期待する母親に難色を示され迷うものの

一年という区切りの約束で挑戦を後押ししてくれる父親のお陰で入学を決意しました。



③スクール同期と、新人コンテスト目指すライバルたち

辻本と、新しくコンビ組み直した静代との再会は予定通り。二人は、未だにスマホ待ち受けにコンビ時代の写真を使うほど想い合ってるみたいですから、とっとと付き合っちゃえば良いのにねw




因縁できちゃった浅香くんたち“るのあーる”も、子供番組枠からの飛躍を目指し、ギリ新人枠としてコンテスト出るらしいし


スクール同期では既に注目される経歴の“げんこつロデオ”の実力に驚いたりと、個性的なライバル続々と



④上手くいかないトリオ

事前にしっかり書き込まれた子安のネタに対し、勢いとアドリブが売りである上妻のスタイルはどうにも合わない。




三人のトリオ漫才場面は、中の人たちファンにとっては可愛くってwたまらない最高の絵なんですがねー…






ダメ出し喰らいます。


⑤隠れた才能を見抜く子安の力

同期漫才トリオの中に、一人落ちこぼれ気味の奴がいて、つい気になってしまう子安。自分と重ねて見てしまったのでしょう。


そっと声をかけ話を聞くうちに、その青年には見事な擬音の才能がある事が分かり、それをネタ化すべきと助言する事に。


すると、見違える様な面白みのある芸を披露出来るようになったトリオ“見切り発車”
この場面、マジもんの人をキャスティングしてくれた様で、本気で感心しました👏


すっかり感心する皆の中で、一人複雑な気持ちになる子安


アドリブに反応できないままの自分一人が取り残され、二人の足を引っ張ってしまっていると感じ子安は悩みます。


⑥トリオを抜ける決意をする子安

トリオの形がしっくりこない事は上妻も辻本も分かっています。

しかし上妻は、ライバルからズバリ指摘されても、問題に向き合おうとしません。辻本以上に長い付き合いで自分を励まし続けてくれた親友ですしね。傷つけたくないのでしょう。


しかし、同じ問題を一足先に乗り越えた辻本、ここは敢えて憎まれ役を買おうとします。
残酷な様ですが、辻本がコイツとならと決めた相方は上妻だけであって子安ではないのです。

「言いにくいねんけど…」
けれど優し過ぎ遠慮深過ぎで本音をぶつけられない辻本の欠点は、完全に克服できたわけでもなさそうで、いざとなると言い澱む…


空気を素早く察した子安の方が、むしろ決断を下しそれを言葉にするのでした。

「うん、分かってる。コンビやめて僕は作家コースへ移るよ」


その経緯と子安の決意を辻本は上妻へ伝えますが
「…お前って冷たい奴だな」


苦しい選択をした辻本の気持ちも知らんでコイツは〜😠
上妻はまだ、辻本が乗り越えた壁を飛び越えられないのです。これは遊びじゃない。本気をぶつけ合わないとやってけないんだぞ。



⑦イベントに急遽三人で

トリオ漫才でダメ出しされ、選抜から漏れてしまっていたスクール生たちのお披露目イベント



同期たちが着々と場数を踏んで行くのを指を咥えて見守るしかできません。
あらら、ニップレスの相方ちゃんに妙なフラグが立ちましたが大丈夫?




すると、怖じ気付いて来れなくなった一組の同期の穴埋めに、急遽“べしゃり暮らし“が舞台に立てる事になりました。
ただし、条件はテスト時と同じ三人でやる事。



既に転籍手続きを取っていた子安は戸惑いますが、仲間のチャンスのために、そして作家になってからも役立つ経験だと、舞台に立つ事にしました。何より…

「本気の漫才やる二人をそばで見たいんだ」
「だから、全力で来てね」

それを聞いて、漸く上妻も気持ちが固まった様です。
「分かった…その代わり、ついてこれなかったら置いていくからな…」



そうして、板の上に飛び出して行った三人。



最初のネタ元は子安くんのものだったかもしれませんが、そこからどんどんドライブがかかって勢い良く羽ばたきはじめた上妻と辻本




その輝きを、同じ舞台で、誰よりも近くで見守る子安くんの表情がたまらなく切なく、モノローグにもホロリとさせられました。



自分だけが取り残され憧れの世界へ入れなかったという切なさの中で、彼は自分の見つけた才能に間違いがなかった事を確信し心から喜ぶのです。
「僕が最初に分かってた」
「この二人が最高だって事を」


子安くんは漫才師の道は挫折しましたが、構成作家やお笑いの才能を見出し育てる方向で活躍してくれる事でしょう。
しかし、来週最終回って…。どう収拾つけるのwww



本ドラマは、原作エピソードを削りまくって押し込んでる為か、私の様にしつこく複数回見直したりw好意的に脳内補完を効かせないと分かりにくい箇所が散見されます。

その中でも最も消化不良感を持って見いるのが、主人公上妻の才能と魅力がイマイチ伝わってこない事だったんです。
初回にオールアドリブで受けまくって辻本のハートを射止めた事以外には、ただの騒がしいお調子者だし血の気が多過ぎてちょっと苦手なタイプ。

しかし、今回のラストシーンで初めて、そして漸くというべきか。
子安くんの憧れの視点フィルターを通す事で、他の生徒たちからはこんな風に見えていたという「オーラや華」を上妻間宮に見出だすことができました…。ありがとう子安矢本くん…。

今回のエピソードにグッと来た方の中で、もし間宮と矢本のコンビ演技の歴史に興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ、ぜひ見て頂きたいのが水球ヤンキース4話です。

二人の初共演にして、名シーンです。
この時すでに、互いの個性を活かし合える運命的な相性を感じ取っていたんじゃないでしょうかね。
矢本くんがこの頃から格段に上手くなった事に感動できますし、暑苦しさとは真逆を行く間宮氏の表現力の幅も感じとって貰えるのではないかと思います。


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