話が動き出した感じがします。
依頼したい仕事は「替え玉受験」(中島裕翔くんは最早この道のプロと言っても差し支えないw)
報酬四千万円の半額が薫くんの取り分!
だが、依頼主が何かヤバそうで、危険な香りしかしない…
①光輝く薫くんの可愛らしさ!
いや、私は間宮ファンですけれども
気づけば私の本作でのスクショが中島裕翔くんだらけになってるんですがwww
だって、この“いたいけな草食動物感”素晴らしくないですかっ?
おかげで、謎の「お母さま」呼びからの、ただの不思議ちゃん印象だった主人公に共感を持てそうです。
②智美の人間味を感じるエピソード
強面を全面的に押し出してきた初回に対して、
智美の人間的な魅力を垣間見せてくれた回でもありました。
ヤクザ親の家に生まれた兄妹の苦悩と絆を想像させてくれつつ、
智美が薫の特殊能力を知るきっかけになった高校時代の、妹自殺未遂エピソードが描かれました。
(妹ちゃんはドラマオリジナルキャラですから、ここ原作はどうだったのか気になります)
高校生もいよいよ見納めかーって毎回思うんですが、まだまだ頑張らせられててwファンとしては、その無理ある感じすら愛おしい
(学校屋上でJKの飛び降り止めんのも、最近の役ブームなんですかね?帝一では自分が飛び降りてたのにねえ…)
あと、特にチャーハンとタバコ🚬を絡めた場面で、ちょっとズレた面白みや意外性のあるキャラとしても描かれていたとも思います。
誰に何度窘められてもついタバコに手が伸びる重度のモク中で
猛犬を躾る様にガンだけで権堂を叱り飛ばした後で、
ちゃんとお皿は自分で洗ってるwww可愛いwww
ヤクザの黒服がゴツく袖まくりしてる理由がコレって爆笑じゃないですか?🤣
③二人の友情はここから
キャラの対比や絵としてだけでも十分ノスタルジックでしたが
シノギの仕事に素人を巻き込む事に反対した権堂に対して放った智美のセリフ
「コイツの特別な能力だけでなく、その度胸も必要」
の意味を理解できた気がしました。
一見ただ臆病なだけの薫くんですが、妹自殺騒ぎの時には、殴られて鼻血流しながらも食い下がり、智美を説得し事態を理解させたのです。
取り巻きや子分みたいな奴らが周囲に大勢いて“人気者”に見えていた高校時代の藤原智美にとって
「俺は力で押さえつけてるだけだ」
と達観していた自分の懐に、本気で飛び込んで来てくれた薫の存在が新鮮で眩しかったんじゃあないかですかね?
そして薫くんにとっても、自分とは真逆の存在である智美へ憧憬を抱いたと容易に想像つきます。
④目で芝居をする曲者役者たちと演出
友情エピに加え、ちょっとユーモラスな会話も増えたとは言っても
二人の友情が試される事態になりそうな不穏な空気でいっぱいです。
特に特徴的だなと思うのは、役者の表情、特に目を鋭角的に切り取った映像を多用している事ですかね。
妹ちゃんの上白石萌歌ちゃんも、ただの可愛い子では終わらなそうな癖を感じますし
依頼者の井上母須藤さんの目とか
ヤバそうな息子くんを不気味そうにチラ見しつつ念押しする時の高橋努さんの目
このサスペンスフルな演出で、この先何が起こる、というハラハラな期待しかありませんっ