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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【ファイトソング感想_8話】恋に負けなかった闘う女

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今回の芦田さんは、不憫の決定版!😭


定評ある間宮祥太朗不憫役の中でも、ぶっちぎり最高峰に君臨してしまったと思われます。スーパーデラックスゴージャス不憫、まさしく至高の不憫とでもいふべき金字塔であります!


おかしいじゃん?間宮、2番手相手役だったはずよね?なんでこうなってるの?

もう訳が分からなくて混乱してるんだけど、兎に角、間宮が不憫を演る事で、うえーん泣きしながら身悶えてるアタシみたいな特殊性癖に目覚めるファンがまた増えちまうって事だけは断言できる。


もしやこれが狙い?業界が仕掛けた孔明の罠なの?もう私たち充分過ぎるほど不憫砲喰らって降参したから、さすがに!そろそろ!誰か間宮を幸せにしてあげて〜(絶叫)



①迫る別れの事を考えたくない芦田


のっけから

ラジオ局ギャラリーから突然消えた花枝を一生懸命目で探す芦田が、もういきなり不憫で可哀想なんだが!





心配して電話すれば、普通にいつもの元気な花枝なのだけれども…



予定より更に早まった別れの日に、顔を曇らせる芦田。



そして…

「今から、会えないかな…会いたいんだ…」





もう寛いで寝る間際にそんな事言われても………とか言いながらも、速攻でお着替えの準備いそいそ始めちゃう花枝ソーラブリー😍





「もう〜私たちもうすぐお別れするんですよ?大丈夫なのかなぁ」

ってまるで母の様な目でに、甘えん坊の芦田を見守る花枝w



急にSwitch入ってしまった芦田が

「キス…したい。いい?」





相手がそっと頷くのを確認してから、





「…します」からの接吻。





前回の花枝からのキスと流れは同じだったんだけど、衆目の中でというのが決定的に違う所で。

これがいわゆる「恋の幸せで頭がおかしくなる」ってやつですかね。











あのね、あのね、この場面さ、

そっと近づいて唇を重ねる所までは、芦田さんの方が見つめてて、花枝の方は静かに瞳を閉じて受け止めた。そしてその後は、花枝の方が芦田さんの顔を目に焼き付ける様に正面から見つめ返し、芦田の方が照れた様に目を逸らして体を離したのっ!(この語り一息で2秒)






この流れが最高過ぎて(異常に細か過ぎる自分が怖いよ)、瞬きも忘れて撮りまくったスクショの山を見たら、皆ドン引きすると思いますわ〜😂いやむしろ、ひれ伏して下さっても良くってよwwという凄さっす。











芦田と花枝のキスシーンって、これ見よがしな壁ドンだの顎クイだのとは全然違ってて、なんというか…「尊いものを拝ませてもらった」って気持ちになりますわ〜南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏🙏



②花枝は一人の時しか本当の気持ちを出さない


今回、どうしても芦田の方が恋心を募らせて、花枝の方は連れないって風に見えてしまったんですが、それもそのはず。

芦田は、一人でいる時も花枝や弓子薫たちといる時も、不安だったり喜びだったりがとても素直に顔に出る。





ところが花枝の方は、人前で泣かない事で定評あったくらいの女の子ですから、兎に角絶対に人前では本心を出さない。そう固く決めているんでしょうね。しかしそのために本心が垣間見える描写は極めて少なく、一人ぼっちの時くらいのもん…



だから花枝の本心が見えにくくなっています。


「最悪のケースを想定しておかないと、負ける」

理不尽な不幸に幾度もあった花枝が言うから説得力あったこの台詞、



お父さんの肉声が思い出と共に聴けたシーンは泣けたけれども、こんな育ち方をしたらそりゃ頑なにもなるよね😢





ところが、そんな花枝の一瞬の表情でも見逃さないのが慎吾ちゃんなのです。





慎吾は、結局本気で告白する機会を逃したまま、決死のバックハグすらも華麗にスルーされてしまっていますが、だからこそ花枝の心が自分じゃなく芦田にしか向いてないのを痛感してるんですよね。



その慎吾が、芦田にモヤモヤをぶつけに行くシーンもなかなかの見応え。

「所詮その程度しか好きじゃないって事でしょ」



ここは、わざと芦田を焚きつけて背中を押しに来たのだ、と解釈する意見も多い様ですが、私はちょっと異なる感想を持ちました。


「決めた事は、絶対にやり通す」そういう花枝の性格を凛と共に一番良く分かってる慎吾なんじゃないですか?


自分でも何を言いたいのか気持ちが整理できないと言いながらぶつけた慎吾の言葉は、一見理不尽な様にも思えましたが

「花枝を守ると決めてる」男が、自分には何もできない悔しさの中で、せめて「取り組み」なんて曖昧な関係で彼女を悲しませる事を許さない、そういう宣言だったのではないでしょうか?


ただ、ここは珍しく芦田も言葉に詰まっていただけではありませんでした。



「彼女が話したくない事を無理に聞こうとは思わないし、できないです」

「彼女の意志を尊重したいんで」

この台詞を聞いた時の慎吾の顔は、私には呆れたり怒った表情にはみえませんでした。むしろ芦田の言葉で気づいたんじゃないですかね?花枝のためを思ってるのはどちらも同じなんだと。

だからむしろこの時に、慎吾は「全てを花枝の希望通りに叶えてあげよう」って気持ちが強くなった気がするのです、私は。



ただ、言われた方の芦田の心は千々に乱れてしまいます。










③意志を貫き通した花枝の本心は


芦田なりに、気持ちを整理してやって来たであろうお別れ会。サプライズ花束にはしゃぎ合う笑顔が、眩しいけれども切ねえ。











「恋の取り組み」に残された最後のタスクである「お別れ」を全うするために、二人は互いの嫌だった所をわざと指摘し合いますが


「髪、もっと切った方がいいです」

「服も真っ黒ばっかりじゃ」

「あ、とか、え、とか一言だけ返すってのもちょっと」









言いたい放題wwの花枝に、心底びっくり&ドン引きしつつ、頑張って芦田も反撃😆

「そういうの、自分が思ってるより5倍は怖いから」

「10倍は怖いからっ」






そしてつい勢いで

「ずるい。俺はみっともない所も全部出して見せてるのに、秘密教えてくれないし、ずるい」

本当は教えてくれって言いたいのに言えないし言わない中での、精一杯の悪あがきで駄々こねです。





そしてついに、芦田は口に出してしまうのです。

「別れ…たくない。曲とか関係なく、一緒にいたい」





さすがの花枝も一瞬だけ怯んだが…だがしかし。

鉄の女花枝のお返事はもの凄かった!

「お断りします。私はそれ程じゃない」

「恋に負けるのは嫌です」



(΄◉◞౪◟◉`)←この台詞聞いた瞬間のワシ、まじでこんな顔でした😂花枝渾身の空手チョップ、強烈過ぎて腰抜かしたわww


芦田の目に浮かぶこの絶望と放心を見よ😭









果たしてこの切ない顔に心揺らがない女なんてこの世に存在するのでしょうか?どういう訳だか花枝だけは揺らがない派みたいっすけど!


「私は、この取り組みで前に踏み出す勇気をもらったし、良い恋だったと信じてます。芦田さんにとってもそうであって欲しいです」



「新曲、楽しみにしています。芦田さんの作る曲で、また勇気もらう人がたくさんでますね」


そして「さようなら」とだけ決然と言うと立ち去ってしまった花枝。





背中に向けて、静かに響いた芦田さんの「…さようなら」がもう可哀想で可哀想で、必死で涙こらえてたんですけど





芦田さんの涙が溢れてくるのをみたら、遂に私の心も決壊してしまいましたよ。









花枝が別れのために作っていた笑顔が、すーっと消えて無表情に戻っていく演出も切なく


「なんでだよ〜花枝、カムバーック😭」




私は前回の感想で、秘密を明かさないままで別れようとする花枝の気持ちについて色々考察してみましたが、ぜーんぶ間違っていた事を知りました。


花枝は「芦田のために」「芦田が曲を作るために必要だと確信して」恋の取り組みを当初の計画通りに達成した、ただそれだけなのですね!


乙女のセンチメンタルなんかミリも無かったわ。「恋心の誘惑に負けて」初志貫徹できないなんて事はあってはならないというゴリゴリの体育会系的思考でした!


だから、最後の思い出に芦田にちょっとでも良い顔しておこうなんて発想はゼロ。花枝、あんた凄いわ…




④そしてたどり着いたファイトソング


でもさ、大いに傷ついたであろう芦田が、本当にこの状態で作曲できるのでしょうか?



ところが!作ってしまうんですね!のめり込んでしまうんですね!

という事は、結果的に花枝の決意は間違ってなかったという事になります。



これは創作をする人の性(さが)というか業(ごう)としか言いようがありません。半分青いでも感じましたが、私は困った事にこういう人種の事がわかり過ぎるほど分かってしまいます。(じっと手を見る…)


ただ、あんなこっぴどい拒絶をされたら、どう考えても切なくって悲しい曲しか作れそうもなくない?



実際、昨晩の私は悲しくなっちゃったあまり、頭の中はずーっとスピッツのチェリーみたいな切ない系お別れソングばっか流れてたし、おかげで夢に出てきた芦田さんはルーララ宇宙の風にのって空飛んでた気がするの…そして私は叫びました。「我が子を崖から突き落とし鍛えようとする百獣の女王花枝様〜その子は獅子の子ではありませぬ〜ムササビなのです〜」


(全部夢の話ですからっ)


(自分でも訳わかってないから突っ込まないで)




(因みに、「最後にムササビやってくださいね」って約束させられてたのに果たせなかったのは、ラストに向けた伏線だと信じていますからっ!)



あの別れの言葉から、芦田がどうやって「応援」というワードにたどり着いたのか、私にはわかりません。



離れていてもお互いの気持ちを察する様になっていた二人ですし、彼女の態度と言葉を振り返りつつ整理してみたら自然に浮かんだのかもしれませんが。





そんな芦田が完成させた渾身の新曲は「ファイトソング」というタイトルなのはわかりました。



一番に花枝に聞いて欲しくて、夢中で駆け出した芦田ですが、





忠実な門番と化した慎吾がブロック。

「もう花枝があなたと会う事はありません」

花枝の望みを叶えてあげるための行動でしょう。



途方に暮れ、取り残された芦田のこの顔…芦田残酷不憫物語、完である。



そして物語は一気に2年ワープするらしいぞ!まじかよララランド〜





私絶対待ってるから!2人の再会とハッピーエンド、待ってるから!

ドラマの神さま、どうか不憫な間宮祥太朗にシアワセをお恵みください!(血涙)
















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