①玄之介「何という事でしょう」
さすがと言いますか、当然ですよと申すべきか笑
我らが間宮氏は、金髪ヤンキー時代のかけらもありませんでした。見事に「ちょっと残念なパパさん営業マン」へと転身しております。
あんなに盛り上がった前作のクランクアップから、ほぼ日数をおかずに本作にインしたはずですが、本当に器用に切り替えできるんですねえ…。「役が残る」ってボヤく役者さん大勢いますが、そっちの方が普通で、多分うちらの推しの方が普通じゃないです😂
いきなり間宮氏のモノローグで本作が始まった時には、ちょっと驚きました。どうやら福山玄之介は、思っていた以上に主役に近い準ポジションの様ですね。はっきり言って恋愛物の相手役よりも嬉しいかもしれません😊
きっと主人公と共に悩み、成長を見せてくれるキャラなんだろうと期待が高まります。
繰り返される「何という事でしょう」というフレーズは完全にビフォーアフター番組のアレで、思わずニヤニヤ。
ちゃかちゃかと忙しく切り替わるカメラワークに既視感あるぜと思っていたら、なるほどおっさんずラブの監督演出さんでしたかー通りでねー😆
玄之介は、営業成績ゼロの工務店の長男。
一児のパパでもありますが、色々と訳ありの様子で周囲に気を遣われている状況みたいです。
そこへ転職してきたのが紅一点となる小梅。彼女は大手企業のやり手営業ウーマンでした。
やり手の彼女に、気弱な大型犬の様に引っ張られ。ダメ出しされまくり
怖いものから必死で目を逸らし笑
時には物理的に尻をひっぱたかれ笑
「前職では人間関係でやらかしまして」
そう明るく宣言できる小梅の強さを羨む玄之介。
だって彼はバツ2で、
しかも「ちょっと妻が駆け落ちしてしまいまして」
なにが「ちょっと」駆け落ちなんだよ。全然笑えね〜(いや声出して笑ったけどな)
息子にも「そりゃ、かーちゃん帰ってこねえわ」と言われる残念な男なのでした。(ヤバいほど可愛いです←)
②小梅「どうかイメージなさってください」
一方、小梅だって悩みもあれば欠点もあります。
鈍い玄之介が察した通りに、ライバルとなった元職場の同僚は元彼でもありこじれまくったみたいだし、
元上司の部長とはなんだかそれ以上に因縁深い様子。
鋭い観察眼で顧客のニーズを読み解き、「どうかイメージなさってくださいこれからの生活を」が決め台詞。とてもカッコ良いんですけどねえ。
でもね、目上にもずけずけ説教するし
山ガールのやまびこノリで、何でも大声出して発散しちゃいそうだし笑
負けず嫌いが高じて癇癪起こすのも結構酷いし😂
(というか、ヤンキードラマで殴り合ってたのは当然としても、何で間宮氏は女性にまで殴られがちなんです?ファイトソングでも清原伽耶ちゃんに空手で腹突きされてたんですけど😂。この調子だと秋の舞台では女に刺されるんじゃね?😂)
決して完璧な人間ではないという描かれ方でしたので、玄之介とは足りないものを補い合うバディーになっていけるのではないでしょうか?
③古くても良いものは残してリノベしましょう
そんな二人は、それぞれのやり方で、お客さまの気持ちに寄り添おうとします。
そして気づくのでした。
「旦那さんは全て刷新したいけれど、奥様は実家の古い思い出を大事にしたがっている」
そこで、古い床の間の柱や縁側の作りは残したままで和モダンなリノベーションを提案し、見事ライバル社から案件を奪取したのでした。
実は我が家もリフォームもしくはリノベを検討しておりまして、見積もり取ったりしております。
コロナで家にいる時間が増えたせいで、長年放置してきた課題に重い腰上げて取り組もうとする、そんな我が家みたいなご家庭結構多いのではないでしょうか?
(コロナと国際情勢のせいで色んな製品が品薄だし値上げだしで、事業社の方も大変そうです)
そのせいもあって、このお仕事ドラマすっごく楽しめそうです!そもそものテーマに興味津々なんですもん。
福山工務店の土着的古いやり方に、いったんはダメ出しをしていた小梅が
玄之介なりのアプローチで正解に辿り着いた事や
ひたすらお客さんの声を聞き続ける「ホウホウ」メソッドwがちゃんと実績を上げたのをみて
小馬鹿にしていた「リノベは魔法」のトークを丸々自分の言葉でも語り始め
「まるふくろう」ちゃんをちゃんとHPに復活させてあげたのにもニコニコです。
すごく爽やかな気持ちになれました。
④ここから始まるバディの成長
因縁の部長役の原田さん。めっちゃ楽しそうに悪役演じてます笑
かつては暑苦しくてウザいイケメンをやらせたら並ぶ者なしと言われた間宮氏でしたが😂、その後を継ぐのは君だ!の金子大地くんは期待通りの存在感
やたら綺麗な弟くんが、もしもブラコン設定だったら美味しすぎてワタシ大喜びしますし←
妻と駆け落ちした謎の次男坊虎之介が、もし今後出てくる事があるならば、いったいどんなもの凄いイケメンがキャスティングされるかワクワクが止まりません←
エンケン父さんも、何やら含みのある終わりでしたし気になりますね。
そんなキャラ立ちしまくってるメンバーの中で、実に伸び伸びとテンポ良い掛け合い漫才を見せてくれてる梅玄コンビです。あくまで小梅さんの方が上で先にくるコンビ名が「らしい」感じ😆
屋台のシーン、二人がリラックスして本当に良い表情していたので、張り切ってスクショしまくりましたよ笑
しかしながら、「ノンフィクショーン」な三枚目芸の後で、
「心配しますから、泊まり込む時には二階の僕のリビングで」
と釘を刺した時には、ちゃんと年上の父性を感じさせてくれる男性の顔をしていて、
気の強い小梅が一気に心許した気持ちがわかる気がしました。
だからといって、いきなりその足で泊まり込み、芋虫スタイルで朝を迎えるとは…
「早すぎね?」その通りなんですけどね😆
これから深まっていくであろうバディー感に期待が膨らむばかりです。
個人的には、恋愛要素はそこまで多くなくても良くって(あればあったで楽しむけれどね😆)
まずはきちんと作り込まれた原作に忠実に。お仕事ドラマとしての面白さこそ大いに期待してます!
⑤エンディング素晴らしいから時間増やして欲しい
オープニングも、とっても凝ってて可愛いなって思ってたんですけど。
エンディングの方はもっとすごかった。というか、もっと時間かけて見せて欲しいですう〜!
作品の楽しさを何倍にも増幅して余韻を残してくれる、そんな素晴らしいエンディングではないですか!
梅玄コンビがひたすら麗しいってだけでも、目が離せないっていうのに←
ミニチュアとCG映像で見せてくれるビフォーアフターが本当に楽しいし、完成度素晴らしい。
アレだけで雑誌になって売ってたりするほどなのに、一瞬しか映さないの本当に本当にもったいないと思います!
リノベ後の世界の中で、ゲストたちの幸福な未来をちゃんと見せてくれる。なんて夢溢れる映像でしょうか。感動的でもあり、ますます我が家もリノベしたくなりました。