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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【魔法のリノベ感想_9話】あ、待って…ほんとに行くんだね…?

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①デレとツンの落差が激しい小梅が可愛い


前回の素敵な余韻を引き継ぎ、一人デレてる小梅がめちゃくちゃ可愛いし



じわりと幸せそうな玄之介にもほっこりします。



ところが、出社して照れを抑えつつ挨拶してみたら

「ネクタイ曲がってますよ!しっかりして!」と通常より厳しめモードの小梅





こんな彼女を「デレからのツンがすごーい」って受け止められる大らかな玄之介でほんと良かったですね😂





この時は微笑ましく見守っていた「デレからのツン」なのに、お話の最後で全然笑えないレベルのデレ→ツン爆発が来るとは、ついぞ思わず…



②大家族グレートマミー案件でTVデビュー


お仕事でも、張り切り方の方向性が面白い小梅

キリッとエレガントに行きましょうねーって振り向いたら







ある意味やる気が炸裂しまくっている小梅がそこに!



びっくりしつつも、「小梅さん、本当に変わりましたよね」と玄之介。いつの間にか完全にまるふくファミリーのノリになっている😂



今回の案件は、TV番組で有名な子沢山ファミリーのリノベ。

小梅は嫌々、玄之介はノリノリで撮ったあの広告看板がディレクターの目にとまった結果だそう。やっぱり営業は宣伝が大事ですね😊





しかしながら、子供七人いたら家の中はしっちゃかめっちゃか!

惨状に引きつつもTVカメラの前で作り笑顔の梅玄でしたが





本来の性分がつい隠せずに

「リノベやる気あんのかー!」って叱り飛ばした小梅が私は好きです😆(自分がこのタイプなもので😂)








③パンドラの匣の底には希望が残っているはず


実際のモデルがあるご家族のエピソードだから、ネガティブな事は言いづらいのですが…

私はこういう大家族ドキュメンタリーってどうも苦手でして…。賑やかな大家族を羨ましいって思った事がそもそも無いので、価値観が違いすぎるとしか言いようがありませんスマン🙇‍♀️


だから最初から、家事を担わされてるお姉ちゃんたち可哀想って気持ちで見ちゃってたんですが、案の定というか。その二人の間に問題発覚。



長女は秘かにTVディレクターの青年と付き合っており、結婚したら家を出るかも?だし

次女はそんな姉の秘密に気づいて、負担が全部自分にのしかかり、自分の夢(パティシエになるため留学したい)が遠のく事を恐れていた。







ずっと言えずにいたパンドラの匣が開いてしまったけれども、小梅たちは諦めません。

反省するマミーとしっかり向き合い話し合います。

「子供の気持ちを見て見ないフリしてきた私は本当にダメな母親。ダンナにも4回も逃げられてるし」



「僕のしくじりの2倍ですね。えへっ」

玄之介の明るさに救われます😂







「お子さん達は、本当に家族の事が好きで自慢に思っているはずです。でなきゃTVに出ませんよ」

小梅の言葉に慰められたマミーもまた、嬉しそうに指摘するのでした。

「貴女も、自分の会社大好きで自慢に思ってるんでしょう?」





それに「はい、自慢です」って答えた小梅を、心から嬉しそうに見守る玄之介の表情もとても良かった。

本当にまるふくファミリーの一員になってくれたんだなあって。





でもね。

ハイここピーク!皆さーん、ここが本日の小梅さんのデレがピークに達した瞬間っすよ!



そうして無事、子供達みんながそれぞれ家事のお手伝いに参加しやすいプランを提案し、

お姉ちゃん二人が家を離れても、協力し合って幸せに暮らせるイメージが持てました。めでたしめでたし。






④蔵之介と有川の因縁


グレートマミーの案件が一件落着したのに、また新たな難題が。

山里の食堂のご主人から。せっかくリノベの話が決まっていたのに、「元グローバルの福山蔵之介の会社とは知らなかった。過去の事は許せん。二度と顔を出すな」と怒りのお電話。



そもそも、受注にあたってグローバルの有川部長がわざわざクレームをつけてきたり、それをただ受容していただけの父蔵之介の態度を不審に思っていた梅玄、漸く真相を問い詰めます。


実は、グローバル時代、超やり手のコンビだった蔵之介と有川



(カッコいいんだけど、そのスジの人にしか見えない…😂)


里山開発プロジェクトに邁進しましたが、なかなか立ち退かない食堂へ、地上げ屋まがいの追い込みをかけてしまいます。

やがて居眠り運転で事故死してしまったご主人。追い込みによって溜まった疲れが原因だったと遺族の深い恨みを買うことになってしまった。それで蔵之介は会社を去り、一人残った有川も別部署へ飛ばされたと。





その後、家業を継いで「リノベは魔法」と出会い、自分の人生もまたリノベ出来たと感じていた蔵之介でしたが、過去は消えないよな、と苦しそうに呟きます。

そう、ここでも、ずっと蓋をしていたパンドラの匣が開いてしまったのですね。



そんな暗い事情を語った後、蔵之介は梅玄に「そんな訳で、この案件からは手を引いてくれ」と要請するのですが、、、







玄之介は、「知らなかった…」とは呟くも、遂に分かったとは言いませんでしたね。

一方、小梅もまた「復活したプロジェクトのせいで、有川部長はまた食堂を追い詰めようとしています。」と心配を募らせます。


小梅は、自身の経験から有川の病的な執念を恐れていました。思えば、有川にかけられた仕事の誘いを断ってから全ての歯車がおかしな方向へ回り出したと…





そんな小梅のもとへ、有川からメールがこっそり届きましたよ。果たしてその内容は…?






⑤なぜ辞めてしまうの小梅


実は玄之介は諦めていませんでした。

一人で食堂を訪れて、頭を下げたのです。

「父を許してくれとは申しません。」

「けれど、この食堂を続けるためのお手伝いをしたい。させて下さい。」





さすが詫びの玄と言うべきか、食堂の主人は心を開き、再びリノベを決意してくれました。



「ずっと恨み続けるってのも、苦しいわ」

この言葉は、玄が寅に語った台詞と実は本質的に同じであり、この作品全般に通じる「前向きな昇華の精神」=「人生の再生・リノベ」というメッセージ性を感じて深いなぁと思えましたが。



一方で、父蔵之介も繰り返したであろう謝罪と何が違ったんだろうな…とは感じましたね…

強いて言うなら、玄之介にはしつこく何回も訪問したという描写はありませんでしたが。

後は、時が流れた、ただそれだけですかねえ?(ど、どうしよう、エンケンさんや原田さんと、間宮の顔の怖さの違いが原因とかいう裏設定だったら😂)



食堂のご主人と向き合い、再びの受注を決めてきた玄之介。

そんな息子の成長を知り、感激した蔵之介と嬉しそうなまるふくメンバー。とっても感動的な場面でした。





ああそれなのに。

「私は反対です。この案件はリスクが大きすぎる」

「リノベしても売上が伸びなかったら?グローバルに買収して貰った方が老後資金になり幸せかも」



突如として言い出した小梅の意見に、皆びっくりです。

もちろん玄之介も納得できません。

すると、その反論を受けて小梅は「まるふくを辞めます」と宣言して去って行こうとするのでした。






追いかけてきた玄之介に向けた表情が何とも言えない。



「やっぱり、私たちダメでしたね」



訳が分からないままの玄之介だけど、何か事情がある、と感じてはいる。

「いったい何があったんですか?」



しかし、小梅は何も言わずにただ背を向けて立ち去ったのでした。



そして、向かった先には何と有川が待っていて…どういう事なんでしょう…?





エンディングでは、これまでの梅玄の歩みを懐かしくフラッシュバックさせた上で、









いつもの「あ、夕陽」「ほんとに綺麗だね」の代わりに



「あ、待って」「ほんとに行くんだね」

のフレーズになってしまっていた事に泣きそうになりました。


一人残されてしまった玄之介と





やはり一人だけで悲しそうに佇む小梅と。





切な過ぎるの。マジやめて…



正直、リノベ提案の説得力に関しては、第7話がピークだったかなー。

その後は「ハイめでたしですね、了解」としか言いようのないエピソードが続いてしまってるな、と感じてます。

代わりに梅玄と周囲の恋愛相関図や、グローバルとの因縁に比重が移ってしまったので、せめて最終回はそのどちらも綺麗に楽しく終わらせて欲しいですね。

(ただし、私個人の感想・感覚と、一般的な視聴者との反応との乖離を感じて久しいので😂、余り偉そうなことはほざけない)


切ない間宮は大好物ではありますが、玄之介には幸せになってもらいたいの。だってしんのすけくんもいるのよ?可哀想じゃないか!









たのみましたよ、ホンマに!😢













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