どっかにレビューとして書きこむほどの価値なきただの個人メモ。
しかし・・・、つくづく痛感。仕事始めてからの私は、TVや映画はおろか、まともに読書すらしてこなかったのですよねえ・・・。子育て開始後はなおさら。髪ふりみだしちゃってさ、あーあ。
失われた20年を夢中でとりかえしにかかってます笑。
秘密11・12巻(コミック)清水玲子
10巻までを読んだのがかなーり昔であったので、記憶に自信がなかったのだが、結構イケた。
ようやく大作を完結してくれたことは本当に嬉しかったが、感想を一言でいうと・・・「うーん惜しい」。
分かってはいたが、直球BLエンドはちょっと~。醸す程度が理想です。それに、主人公、いくらなんでも泣きすぎです笑。
もやしもん11巻(コミック)石川雅之
あんまり共感してくれる人いないと思うんだけどさ・・・美里×遥が結構好きなんだよね・・・。(好きとかいうの憚られる雰囲気なんで、小声で言ってみる) だって、ホラ、あたし童貞処女好きじゃん?(真顔)
ファイアスターター(小説)キング
すごい・・・。確かにこの作家は神だ。なんだって私は、この人の作品をこの年になるまで1冊も読んでこなかったのだ!反省しろ!
ストーリーや設定には、既視感を伴う点が多々ある。軍用実験・超能力・組織からの逃亡・対決・裏切り・復讐・神秘的な存在感が圧倒的な殺し屋・・・。
先日読んだクーンツだけじゃないぞ。宮部みゆきとか恩田陸とか。コミックでもほぼテンプレと化しているパターンといえる。
もしかしたらこのパターンは、この人がルーツなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。そんな事どうでもいい位、小説としての完成度において、この作品は断トツであった。
こんなの読んじゃったら、作家の端くれなら誰でも、「自分でもこんな作品書いてみたい!」って願わずにいられないと思うの。
底辺二次創作書きのワタクシですら、求道の方向性を思わず改めようかと考えてしまった。それほどまでに圧倒的な面白さでありました。