【麒麟がくる感想_41-42話】本能寺が必然となっていく
【オー!マイ・ボス!感想_3話】私の推しは当て馬の助〜?
【オー!マイ・ボス!感想_4話】入り乱れる恋の矢印とボスの人間味が楽しみに
【麒麟がくる感想_44話最終回】信長と光秀の道を分けたもの
【オー!マイ・ボス!感想_5話】祝!中沢間宮のトレンド祭り!
【オー!マイ・ボス!感想_6話】潤之介VS中沢バトル勃発!
【オー!マイ・ボス!感想_7話】中沢さんの男前ぶりが予測以上で死
【オー!マイ・ボス!感想_8話】宝来姉弟と奈未の関係に変化
①当て馬業界の新星中沢パイセン
前回ラスト、余りにも不憫な盛り上がりをしてしまったせいで、中沢先輩のレジェンド当て馬ぶりが逆の意味で大人気になってしまいました😂
なんかね、”令和の当て馬キング“になったそうですよウチらの推しはwww
「お気持ちは嬉しかったんですが…」
「あ、冗談だった…から」
「俺がお前の事好きになったりするわけ…」
「…ごめん、それはさすがに無理あるか…」
「でも、あんま気にすんな」
うひー心痛い!お断りされてしまった経験ある全ての人にとって、これは心折られる痛さ😭
話題になったこのブログ↓本当に面白くて、私も大爆笑しながら拝読したんですけど、
笑いながらも、この作品の正しい楽しみ方を改めて教えて貰った様な気になりました。
そう、本作はラブコメぞ!どシリアスな恋愛ものみたいに一喜一憂してどうするんじゃ!私は良〜く訓練された歴戦の(癖の強い役ばかり演る事で有名な)間宮オタだった筈よ!
だから、推しの見事な不憫っぷりはあくまで“美味しいぜ〜“とニヤニヤ楽しみたいし、
実際に今回この役で注目された事で、女性だけでなく男性ファンまで増えている!気がする!なんて嬉しい😆
(私は常々、間宮氏は同性から見た方がカッコいいタイプだろうと考えておりますw)
カメラマンの緊急手配が必要になったら、奈未にそれとなく彼氏がカメラマンだと思い出させたり
もう完全に「見守る男」ポジに落ち着いたかと思わせる一方で、
潤之介の事を(恐らく)見直しつつ、
🐶「負けないよ。俺、渡す気ないから」
🐺「俺も、負ける気さらさら無いんで」
とか、まだまだ対抗馬やる気十分な台詞を聞かせてもくれたり💖
そうよ、俺たちの中沢!あんたはキングオブ当て馬と呼ばれた男!まだまだやれる!
最後まで恋に絡みまくって、無意識に二人の背中押しまくって、顔だけドSで中身はドM!全人類の同情を掻っ攫うのよ!!!頑張れ!👍
②ボス!ついていきます!
編集長のパワハラがスクープされ問題になりますが
奈未の踏ん張りでリカバー。
かつて編集長が見せた土下座パフォーマンスを、見事に完コピした奈未のしたたかな成長ぶりが見事。
内部告発ではなく、副編集長のチョンボだったというオチ。今回凄く活躍してましたよね。副編集長がトレンド入ってましたw
みんなで一丸となりMIYAVI廃刊を逃れようと頑張った。働く中沢先輩はひたすら目の保養。
健気に頑張ってる和泉ちゃんとのバディ感が出てきたのも良い感じだ。
一旦は廃刊が決定してしまうものの、合併先でMIYAVIを継続する事に。
いつの間にか、「そこそこ人並みでいい」という程度だった仕事への気持ちが変わっていた奈未は
「これからも編集長のアシスタントをやらせて下さい」
と申し出ます。
この時、ボスが言った台詞が超カッコよかった。
「あなたが憧れるべきは私じゃない。」
「人に夢を与えるこの仕事」
これでまた、奈未の仕事への意識がステップアップするのでしょう。
しかし実は、引き際を考えていた麗子様は、密かに後事をライバルへと託して去る事を決意していたのでした。
③子犬くんのプロポーズ
すっかりラブラブになった二人。
潤之介は、偶然見つけた奈未のメモ書き
「彼氏が出来たら叶えたい10の事」通りに、可愛い夢を次々叶えてくれるのです。
もはや子犬どこじゃねえし!完璧王子様かよ!
応募したコンテストに落選した描写などがありましたが、実は潤之介はカメラマンを辞めて実家を継ぐ決意を固めていました。
それを知らない奈未からの、ヘルプ要請に応じてMIYAVIのピンチを救い最後の一仕事。
ボスの弟だったと知ったメンバーのビックリぶりにウケました。
特に中沢さんの「マジかw」は実に自然なリアクションで良かった〜💕
厳しい姉にも仕事にOK貰い、その勢いで「本当の彼女だから」と改めて宣言。
潤之介は、
遊園地デート→手繋ぎマフラー→スケート場貸切と、素敵王子ぶりをどんどんエスカレートさせていき、もう奈未ちゃん幸せの絶頂よ!
そして遂に
「俺のお嫁さんになって」
出たわ!プロポーズ!キャー💕
でもね、それに続く言葉が…
「実家を継ぐので、金沢について来て欲しい」
その瞬間、奈未ちゃんの笑顔がみるみる曇ってしまったのでした…
今の彼女は、多分お仕事辞めたくないんだね…折角意欲満々になったところなんだもんね…
さあ次回、子犬くんのプロポーズに奈未ちゃんはなんと応じるでしょうか?
姉の進退だけでなく、理緒の病気の事もまだ絡んできそうです。
【オー!マイ・ボス!感想_9話】お前が、また泣いてる気がして
①プロポーズにOKしたものの
夢の様なキラキラプロポーズに、勢いでOKしてしまった奈未。
二人はラブモード全開で半同棲。
お高そうなwハリーの婚約指輪も頂戴し
結婚に向け両親にも挨拶する準備まで始めますが…
実は奈未の心は、どこかモヤモヤ。
それを暗に察してしまっている潤之介くんの、どこか不安そうな表情がなんだか気の毒になります。
ドS先輩と偶然ラーメン屋で会い、(潤之介は醤油派で中沢さんは味噌派✍️見た目のせいで濃厚豚骨派とかにされずに良かったわねマミショーww)
プロポーズの件も伝えますが、
🐺「鈴木は、編集の仕事続けたがってる…多分」
そう言われて、返した言葉と表情もまた複雑。
🐶「わかってるよ、そんなこと」
中沢さんは、男らしく笑ってそんな潤之介の言葉を受け止めますが、内心はやっぱり複雑なんでしょう。
②劇団MIYAVIによる編集長奪還作戦
ボスが去り、新たな方針にも違和感を感じた編集部メンバーは、
奈未から実はボスが備品管理部で働いているとの情報を受けて、奪還作戦を遂行しますが
全員がとんでもない大根だらけの劇団MIYAVI(爆笑)、作戦はどれもこれも失敗。
元ボスに完全スルーされてしまいました😆
心折れた中沢さんが
🐺「なんか他にいい作戦あるぅ?…」
ってヘタレてたのがキャラ変し過ぎてて、可愛いとかなり反響呼んでましたねww(あざといわー。まんまと好き💕)
なんだかんだで、結束力あるチームになったこの職場での仕事が、
どんどん面白くなってやり甲斐を感じている奈未。結婚して辞める事に未練を感じている事を自覚してしまいます。
そしてそんな気持ちのままで結婚するのは、自分もまた夢を諦めて実家を継ぐ決意をした潤之介を傷つける、と指摘され…
③ボスと父親との確執は解いたが自分は破局
潤之介の両親は、幸い奈未を気に入ってくれた様ですが、特に父親は古風な頑固者。
奈未が嫁になって早く孫を産んでくれると期待しています。
物おじしせず真っ直ぐな性格な奈未は、そんな父親に対して麗子がどんなに素晴らしい仕事をしているのか力説。
見事、父娘の確執を取り除く助けをしたのでした。
しかし、その後…
潤之介くんが心を込めて用意してくれた華麗な星と夜景でしたが、
奈未は自分の気持ちを伝えて指輪を返したのです。
🐶「泣かないで…」
彼女を見送った後、一人切ない涙を流す潤之介くんが綺麗で可哀想で、私はもらい泣きました←(お前中沢派じゃないんかい!)
④お前が、また泣いてる気がして
自分で決断した事とは言え、潤之介の事が嫌いなったわけではない奈未。
思い出のベンチで一人涙にくれていると…
そこへ静かに現れたのは、お約束の中沢先輩。
🐺「…お前が、また泣いてる気がして…」
最後。このたった一言の決め台詞だけ!
わずか数秒の登場よ?それなのに!
コレだよ…何がどうなってんだよ…もはや怖いわ。
反響のタイプは以下に大別できると思う。
1)きゃー間宮くん、中沢さん、カッコいい〜(歓声)
2)行けそこだ!俺たちの間宮!諦めんなグォラー(怒声)
3)あっ来る。来ちゃうわよ、あの当て馬が…ホラ出たーっ(絶叫)
つまりですね、間宮くんのかっこよさに気づいてくれた方が大勢いるのは、まあ当然としてw
中沢という「絵に描いたような当て馬」の、不憫っぷりやお約束王道感を、皆がキャラとして愛し楽しんでくれてる様子が伝わってくるんです笑
王様のブランチでは、2人が抱き合ってる場面を目撃した中沢さんの事を、
「キャー気づいて奈未ちゃん!後ろに中沢さんがっ!」
って、ほとんどジェイソンとか貞子みたいな扱いで騒ぎたてられてましたし😂
主に女性をターゲットとした本作なのに、YouTuberやインスタグラマー、それも男性達による!実況投稿が沢山あって、どれも中沢パイセン登場場面で大盛り上がりしてるのが、とっても面白い🤣🤣🤣
間宮くん、図らずも「ちゃんと火曜10」を頑張った結果、なんだかよくわからないキャラ人気という鉱脈を掘り当ててしまった様ですね?
普通の恋愛ものをやって出る女性人気とは微妙に異質な反響なのが、実にザ・間宮祥太朗らしいと嬉しくなっております。
次回、最終回。最後まで応援しまっす♪
【オー!マイ・ボス!感想_最終回】中沢さんはもう不憫じゃないの
遂に迎えてしまいました最終回。
これでもか!と、お仕事要素と恋愛要素、脇キャラ達まで全部を回収していったため、拡大延長しても忙しなく。やや散漫になってしまった事は否めません。
特に中沢推しにとっては、paraviツン恋完結までを見届けてようやく
「終わった〜ありがとう〜😭」
と実感が湧いて来ました…
終わってみれば、
「恋かお仕事かは二択ではなく、どちらも頑張って叶えていきましょう」
そんな元気を貰える前向きストーリーになっていたと思います。
①潤之介ロスに向かい合う奈未
潤之介との別れに、一人泣いていた奈未の所に現れた中沢。
🐺「夢や目標を叶えるためには何かを手放さなきゃならない時もある」
🐺「大事なものを諦めたんだから、お前はお前の夢を叶えなきゃな」
さすが、俺達の中沢先輩!
この期に及んで、未練たらしく奈未を抱き寄せたり口説いたりはせんのであります!(ちょっとでもその可能性を疑った女子は、反省してくれたまえw)
それでも、陥ってしまった潤之介ロスは隠せず、周囲は奈未を心配しますが、
奈未なりに自分の選択結果に向き合い、一生懸命仕事を頑張ろうとします。
そして、仲間たちと一緒に危機を乗り越えて仕上げた原稿を麗子に見てもらおうと必死にプッシュ
②ボスの復活
編集長を引く事が、自分なりにのけじめと頑なだった麗子でしたが、副社長や奈未の言葉によって
MIYAVIが自分一人だけでなくチーム全員での成果であった事、そして、かつての自分がどんな思いでファッション業界へと飛び込んだかを思い出します。
そして改めて
👠「私からお願いする。また貴方たちと仕事させて」
新生MIYAVIの立ち上げに尽力し
その後自分のやりたい雑誌のために独立。パートナーとして副社長を悪魔の微笑みで誘うのでしたw
③潤之介の夢
一方、一旦は家を継ごうと頑張った潤之介もまた、奈未や元アシくんや元カノなど、色んな人に夢への背中を押されます。
🐶「潤之介さんには笑っていて欲しい」
🐺「カメラの仕事に誇り持ってやってる姿、かっこよかったよ」
そうして、潤之介もまた、再びカメラマンの道に挑戦する事を決意。
姉の麗子も後押ししてくれました。
その決意を奈未に伝えに現れた潤之介くん。
🐩「カンボジアでカメラの仕事を頑張って来る。待ってて欲しい」
🐶「待ってるに決まってるじゃないですか!」
パンパカパーンおめでとうございまーす🎉
…でも、あのね、ここ職場なんすけど…笑🤣
おまけに、二人の抱き合う姿をまたも見せつけられた中沢先輩が、必死に目を逸らして困った様に頭かいてんのウケるんですけど🤣
🐺「…おめでとう…」
ま、二人が幸せならそれで良いか!www
④成長した二人の再会
そして時はイッキに三年ワープ!
一人前に成長した奈未は、中沢パイセンカレンダーを置き土産にw
MIYAVI編集部を卒業。
そして、晴れて再びボスの新会社の元へ
そして、カンボジアの大きなお仕事任されるまでに頑張った潤之介が帰国して、二人は思い出のベンチで再会。
本当は空港でのロケとかやってラストシーン盛り上げたかっただろうに、多分コロナのせいで…恨
(あと、他キャストは皆三年経った感を出してもらってたのに、潤之介くんだけは全く変わらないビジュで登場したのもちょっと不満。せっかく玉森くん頑張ってるんだから、ヘアメイクと演出面でも頑張って欲しかったなって…)
でも、お約束の青線ライト入ったこの可愛いショットに免じて💕オールオッケーです🙆♀️
⑤やり手じゃないか和泉👏
ハンカチ王子と化した中沢先輩が、自分だけでなく奈未にもハンカチ差し出して、ずっと気遣う様子を我慢強く見守っていた和泉ちゃん。
私だったら嫉妬に狂ってブチ切れてたかもwww
なんなら、奈未ちゃんの事イビリまくるわwww
和泉遙はすげえ偉い😆
🐰「中沢さんて、ドSじゃなくてドMですよね」
🐰「報われない方ばかり行って」
大いに心当たりあった中沢は、苦笑い。
🐺「まあ、、、自分に対してもドSって事で」
そう自虐?気味に戯けると、その弱った隙にすかさず斬り込んだぞ和泉ちゃん!
🐰「なら、(好きでもない)私とデートしてみたら楽しめるのでは?」
ほっぺにウリウリ攻撃されたパイセン、思わず降参するのでした。
🐺「和泉…お前、やり手だなw」
ここのやりとりサイコーじゃありませんでした?
何回でも見れるわ💕
その後、この二人はお仕事パートナーとして良い感じのバディー感を醸してきました♪
もうこのまま、とっととくっつくと思うじゃないですか?いえいえ俺達の中沢さんは、そんなチョロくなかったw
⑥中沢はもう不憫じゃないw
三年後の二人は、良い仕事のパートナーではあるものの、まだ付き合ってはいませんでした。
髪をオールバックにして、ますます野性味のあるワイルドイケメン化した中沢先輩ですが
相変わらず小型犬🐶の奈未ちゃんには、デレ気味でw
それを和泉にからかわれたり、そんな関係性らしい笑
んで、本編ではここまで!なんですが
ツン恋スピンオフでは
中沢と和泉が遂に!こう↓なりましたんで
もう俺たちの間宮は不憫じゃないのよ!www
ハッキリ言って、中沢推しにとっては、本編より面白かったわ、スピンオフ笑
振り返れば、やはり7話ラストがある意味最高の盛り上がりだった気がする…(遠い目)
🐺「砕け散るところを見せてやるぜ」
って感じでありましたね(え?)
最後まで中沢さんのトレンド旋風楽しかったし
本当にありがとうございました!
【コタローは一人暮らし_5話感想】ちょっと!泣いちゃったじゃないのよ!
この作品、間宮くんのゲスト登場が発表されてから慌てて原作チェックしたんですが、
「弱者への寄り添い方」について、しみじみと考えさせられてしまった良作でした。
ドラマも、ポップな絵柄でシリアス過ぎない原作の雰囲気を、上手く再現していると思います。
間宮くんきっかけで知る事ができ、素直に感謝です。
①胡散臭さ全開で登場
一人暮らしをしている謎の少年コタローくん。
愛らしい言動に隠された悲しい事情がみえてきて、本作が決してちびっ子ほのぼの癒しドラマではない事が明らかに。
そんな中、前回4話のラストでいきなり登場した青田間宮くん。
お目目クリクリでニコニコしてるのに、胡散臭さが凄かった。
なぜって、口元は笑ってても目が全然笑ってない
「お願いがあるんだけど」
こう言って、人懐っこくコタロー君と一緒に一緒に銭湯や幼稚園行き始めるんですが、
作り笑い感がどこか怖かったし、そっと相手を観察したり探ってる空気が伝わってくる絶妙な芝居でした。
②間宮青田は悪い奴なのか
コタロー君の“父親に雇われた探偵”という正体が直ぐに分かり、
「(父親に)知らせますよ。仕事ですから」
情報を知りたいのならばと、さり気なく金を要求
「やっぱり今回の間宮くんは曲者!悪い奴ね」
と視聴者に思わせますw
接触禁止命令が出ている(恐らく虐待前科のある)父親からコタロー君を守ろうと頑張るアパート住人たちはとても優しいんです。けれど、
「なら聞きますけど、あんな小さい子が一人で暮らす現状が本当に良いと?親でもない貴方達がずっと彼の面倒を見られるんですか?」
こう青田に切り返されて、言葉に詰まってしまいます。悔しいけれど、これは正論…
しかも、コタロー君自身も“弱き者”扱いされる事を拒否!青田どのの事も庇います。どうしてでしょう?
③虐待被害児の心はそんなに単純じゃない
一旦姿をくらました後再び現れた青田に、一同は「父親に居所を知らせたんだろう」と詰め寄りますが
意外にも青田は、偽の報告をしてコタローを守ったのです。
その理由は二つ。
一つ目は、コタローが風呂場で青田が見せた髭遊びから、青田と父親との繋がりを見抜いていた事。
その上で
「自分が弱き者ゆえに父上を悪者にしてしまった」
「だから自分が強くなるまで、父上に報せるのを待って欲しい」
コタロー君がそう頼んで来たからです。
そして二つ目の理由。
実は、青田自身も虐待を受けた過去があった…
それゆえに、コタロー君の心情を察してしまったのです。
周囲は、コタローがてっきり虐待父から逃げたいんだろうと思い込んでいたのですが、子供の心理とはそんな単純なものではなく…
『不幸な関係になったのは自分に責任がある。
だから自分が一人暮らしを頑張って強くなれば、いつかまた父親と、家族で暮らせる』
凄く切ない事に、風呂場での髭遊びを楽しい記憶として覚えていたり、恐らくコタロー君は決して父親が嫌いなのではなく、むしろやはり恋しいのでは、と思わせられた事です。
虐待や災害など不幸な目に遭遇した時、子供は自分に原因があると考えてしまう場合が本当にあります。
私、ある物凄く悲しい記憶が蘇って泣いてしまいましたよ…
まだ娘が小さかった頃。同級生の男の子のお母さんが脳梗塞で倒れて亡くなってしまった事がありました。下に赤ちゃんが産まれたばかりで育児疲れが重なった結果だったと伺いましたが、変なイビキをかきつづけて起きないお母さんを不審に思い近所の人に助けを求めたのがその男の子でした。お通夜の日、その子は「僕が我が儘だったから!お母さん困らせちゃったから!」ってずっと泣きじゃくってて…
やがてその子達はお父さんと一緒におばあちゃんの所に引っ越して行ってしまいましたが、今でもあの時どんな言葉をかけられただろうか、自分にも何かしてあげられなかったか、本当に思い悩んでしまう出来事でした。
④一緒に強くなろう
そっとアパートを去ろうとする青田を、コタローと狩野が見送ります。
「本当なら、父親に居場所を報せるだけでよかったはず」
「なのに、わざわざ引っ越してきて接触したのは、コタローを見守る気持ちが湧いたからでは?」
狩野にずばり指摘されて、苦笑いの青田。
全くの善人とまでは言いませんが、誰にだって人の心はあるもんね。あって欲しい!
そうして小さなコタローくんの手と、「対等な仲良しさん」として握手を交わした間宮くんの大きな手。
この場面、登場時の胡散臭い笑顔とのあまりの違いに、心洗われる思いでした。
弱き者に寄り添うって、一体どうあるべきなんでしょうね?
同情の声をあげたり言葉をかけたり、お金や愛など相手が欲しているものを与えたり優遇したりという方法は、やらないよりやった方が良いに決まってるとは思いつつ、根本的な所で違和感を感じてしまう事が私は多いのです。
究極的には、人は自分自身が強くなり自立する事でしか幸福感や誇りを得られないのではないかと、頭のどこかで考えています。
「助ける」「優しくする」という行為自体は美しいけれど、与え支え続けるには与える側が相当強くあらねばならないし、相互関係がずっと一方通行では対等とも言えず、相手の自立や成長機会を奪ってしまいかねない。
従って、「どういう言葉をかけるべきか」「どう寄り添うべきか」という問題にもし正解があるならば、「一緒に強くなろう」というのは、限りなく正解に近い一つの答えである気がしました。
【コタローは一人暮らし_最終回感想】救いあるラストで良かった…
絶対に泣いてしまう事は分かっていたのでw、録画を一人でじっくり見ました。
①重荷になりたくないコタローくん
漫画家として勝負時を迎えた狩野どの。
多忙だけれど、コタローの送り迎えなどはこれまで通り両立したいと考えています。
突然現れて居着いている元カノがそんな狩野を気遣い、彼に代わってコタロー君の送り迎えなどを強引に請け負います。
しかし、ついつい
「狩野の重荷になっている」
と苛立ちを伝えてしまったため、反省したコタローくんは狩野を避ける様になって2人はギクシャク。
そんな時、再びコタローの父親から調査依頼があったと、青田どのから連絡が。
連絡を受けた弁護士が注意を報せると、コタローは言うのでした。
「強くなるためにここで一人暮らしを始めたのに、気づけばみんなに助けられてしまっている。」
父親から逃げる為ではなく、だから自分は引っ越しをしなければならないと。
②狩野たちもまた支えられていた
弁護士からコタローの気持ちを聞いた狩野は、仕事を必死でやり繰りし、何とかコタローの保護者としてお楽しみ会へと駆けつけました。
「親でもない貴方が、そこまでする責任ある?」
かつて青田が放ったのと全く同じ問いを突きつける彼女に対し、
「俺がそうしたいんだ。親じゃないけど、あいつの今の姿をただ覚えててやりたいんだ。」
「そうしてコタローを見守り続ける存在でいるためにも、漫画を頑張らなきゃって思うんだ」
狩野自身にも義理の親に育てられたという複雑な過去があり、自立を目指すコタローの心情は辛いほど分かってしまう。
コタローの為にお楽しみ会に駆けつけてきたアパートの仲間たちは、みんながそれぞれの哀しみを抱えています。
けれど、だからこそ寄り添いあえるのでしょうね…
達観した様な孤高の無表情だったコタローが、
駆けつけてくれた仲間たちを見つけて、別人の様に顔が明るくなりイキイキと歌い出す場面、グッと来てしまいました。子役ちゃんの演技素晴らしいです。
狩野にとってコタローの存在が重荷などではなく、むしろ成長への原動力になっている事を漸く彼女も理解したのでした。
③両親の記憶
皆の重荷になっているわけではなかったと安心したコタロー。
引っ越しはやめて、狩野といつものお気に入りアニメを一緒に観ていたところ…
街角ピアノなる番組が続いて始まった瞬間、コタローは驚きの声をあげました。
「これは!父うえと母うえである!」
それは総集編として流された過去映像の一場面でした。そこには、お腹の赤ちゃんの誕生を待っているらしき幸せそうな夫婦が…
その映像を食い入る様に眺めるコタローに、狩野のかけた言葉が温かかったですね。
「お前は愛されて産まれてきたんだなあ」
「父上と母上が仲良くしているのを見たのは初めてである」
驚きながらもそう語るコタローが切ない。
こんなにも幸せそうな若夫婦に望まれて産まれてきた筈なのに、一体どこで何が狂ってしまったのでしょうね…
あったかもしれない未来のこんな場面
けれど現実は余りにも異なってしまった様で、母親の最後の記憶がコタローの中で思わず蘇るのでした。
「きっと戻って来るから。頑張って一人で生きれる様になって」
生活苦のせいか、病気のせいだったのか…
ネグレクトの果てに荒れた部屋と、薄汚れた姿の小さいコタロー。
はっきり言って、どんな事情があろうともこの母親を許せない!という気持ちで一杯になりました。
けれども、女弁護士のエピソードを受けて考えが少し改まりました。
彼女は実は子供が苦手であり、それを敏感に見抜いていたコタローが
「自分が弱き子供ゆえ無理をさせてしまい申し訳ない。自分の父も母もそうであった」
と語り、それを先輩光石さんが
「女性だからって母性を当然視されても大変だよね」と理解を示した場面です。
私はこの時、この作品の恐らく一番強く訴えたかったであろうメッセージを漸く理解出来た気がしました。
誰かが誰かを支える時、それが一方的なものであっては長く続かないのです。それが道徳上の義務だろうと。例え夫婦や親と子の関係であったとしてもです。
けれども、人は誰も一人では生きていけない。
だからこそ互いを支え合い続けるために、各人が常に成長しようと頑張る事は大事なのです。
コタローは、子育てに耐えきれない状況になった家庭を見て育ったため、周囲の負担に敏感過ぎる子供になってしまったのかもしれません。
けれど、相手の負担を顧みず愛を試す様な甘えた求愛行動はとらない事から、愛された事が確かにあるのだと分かります。人間を憎み疑うのではなく愛し信じられる子供に育っているのですから。ただの「嫌われたくない」「愛されたい」だけの子供になっていない所に救いがあります。
④いつの日かみんなで
歪んだ執着をしていた父親は、青田から調査結果の代わりにコタローの手紙を受け取り、涙します。
そこにはコタロー自身の言葉で、強くなるまではまだ会えない。と書いてあったからです。
これで恐らく心の病であろうDVが少しでも治ってくれると良いのですが😢
そしていつの日か…
コタローは貯金を頑張り始めました。
「大きい家を建てるぞよ。そこで、いつの日か、父上と母上と、狩野どのたちとも一緒に暮らせる様な。そんな大きな家」
狩野は、本当はもうコタローの母親が亡くなっている事を知っています。けれども、敢えて今それを彼に伝えようとはしません。
コタローがそれを自然に悟るほど十分に賢く強くなるまで見守る気でいるのではないでしょうか。
ただのご近所さんなだけの彼らですが、家族にも似た優しい繋がり。
この小さなサンクチュアリがずっと続きます様に、と祈らずにはいられませんでした。
非常に重い題材であるにも関わらず、説教くさくも重すぎもしない立派なエンタメとして成立させた原作がまず素晴らしいですし、
その原作世界を壊す事なくドラマ化にチャレンジし成功させた事に感嘆しました。
もしかしたら失礼な感想かもしれませんが、狩野が編集者から言われていた評「絵に課題があるけど、プロットは面白い」というのは、原作者自身が実際に受けた言葉ではないかと感じました。
次作も楽しみにしていますので😊
ありがとうございました。
【IP〜サイバー捜査班_1話感想】狙った斬新さは定番と融合するか
①登場した瞬間から分かるデキる刑事間宮
長〜くファンをやってる私も今更でびっくりなんですが、
ウチのまみやん、本格刑事ドラマで刑事役やるの今回が初めてなんですよ。
「え?そうだっけ?」って困惑された方には、是非思い出して欲しい。間宮氏は圧倒的に刑事に追われる方の役が多かった事実を…😂
「BG」はビシッとスーツがかっこよかったけれどもあくまでボディーガードだったし
「アリバイ崩し〜」はゲストかつコミカルキャラ
初めての警察役は「ハムラアキラ」だったんだけど、いきなり刑事飛び越して光り輝くエリート警視だったため、
走って走って逮捕!な場面なんて皆無でした。
それが、本作では。
見てくれ諸君!登場した瞬間から放つこのオーラを!!
一目で分かるデキる刑事。しかも推定キャリア10年!!って貫禄よ!
(いや待て。彼ピチピチの撮影時27歳まだ若手)
(組の若頭にしか見えね〜という感想は華麗にスルーだ)
体格といい目つきといい…刑事を演じる為に生まれてきた男!
(お前、侍演じた時も同じこと言ってなかったか?)
知ってた!私達は最初から知ってたけどね!😆😆😆
もうこれからは、どんどん逮捕する側の役もやっちゃって下さい!
②刑事に見えるの間宮氏だけなんだけど大丈夫?
シリーズ化される事も多いテレ朝の刑事ものですが、固定ファンがつくかどうかは、ストーリーよりはキャラの魅力にかかっているというイメージです。
んで、こういうキャラandキャストの面々が揃ったわけなんですが…
…間宮氏以外、誰も刑事に見えないの、逆に凄くありませんか?
マジで大丈夫??www
正直言って、私は全然詳しくないジャンルなのですが、サイバー風味の演出に加え、相反する和テイストだったり新鮮な若手キャストだったりと、
これまでのマンネリ型に斬新さを取り込みたいという意欲は感じます。
新たな層をキャッチし、これまでの固定客にも受け入れられるか…
これからの各人のキャラ立ちやチーム感が醸されていく様をじっくり見守りたいと思います。
③サイバー捜査に人情は必要か
サイバー捜査のプロである佐々木蔵之介さんが「データの解析捜査に感情など不要」というスタンスなのに対し、
新任の福原さんが「どんな捜査にも人間の心理や動機の解明は必要」という考えで
この二人の対峙がドラマのテーマにもなっていくんでしょうね。
同時に、実はこの二人は父娘なのか?という謎もラストまで引っ張る軸になりそう。
本作のサイバー云々のストーリーやトリックについては、私は極力ノーコメントで行きたいと思ってます😂
(近しい業界に長くいた者としては、ちょっとツッコミが止まらないからwww)
(仕方ないんだよね〜金融屋のうちのダンナも、某大ヒット銀行員ドラマにツッコミが止まらずw視聴を諦めたもんね)
④間宮の恋バナくるか?もしくは闇堕ち?
間宮氏は今のところ、スクエアな見た目から受ける印象と違って、意外なほどソフトな口調と物腰の、優しい素敵先輩キャラであります。
こんなに強そうなのに、「僕に何でも聞いて?」
ボクですってよ、ボク…😇(天に召される音)
蔵之介さんに食ってかかったり、時として犯人の心情に深く寄り添ったりする福原ちゃんに、驚いたり気遣う視線をしきりに投げかけたり…
「間宮…カッコいいよ間宮…」
ってうなされながら観てる人間にとっては(病気か?)、これ、まさかの恋フラグじゃねえの?って疑念を抱いてしまいました笑
そして、やはりというべきか。
実は審議官(警察庁長官直下のエラい人)から命じられて、密かに調査しに来た内部スパイである事が明かされ、まあ納得するしかないよねw
間宮氏もインタビューで
「最終的にどっち方向に転がっても良いように演じた」
と語っていましたし、このカッコいいキャラのラストまでをしっかりと見届けたいと思います。
【IP〜サイバー捜査班_2話感想】ネットストーカー手口がまんまワシやった件…
①映える推しはずーっと絆と一緒
今回も推しがかっこ良かったです(子供の感想)
いや、訂正します。
推しが“もの凄く”かっこ良かったですっえへへ😇
間宮氏演じる多和田刑事は、どうやら一人だけ毎回ダークスーツの三揃いファッションらしく(真夏ロケでなく良かったね…)
ただ京都の街並みを歩いたり走ったりしてるだけで絵になってます。映えてます笑
基本インドアだけで仕事してる技持ち癖持ちの班員達と違って、現場に行かされるのはいつもこの二人。
ひたすらずーっと、ずううーっと、可愛い絆ちゃん(福原さん)と一緒なんですけど!(BBA嫉妬!醜い嫉妬!💢)
②お約束が少しずつ見えてきたかな
佐々木さん演じる主人公安洛は、相変わらず謎呪文みたいなIT用語を呟き続けているのですが、
「私の父ですか?」
という古宮山絆の爆弾発言以来、彼女と目もまともに合わせられない程の重度のコミュ障を発動し、話しかけられたりしたら壊れたロボットみたくフリーズしてしまうバグが顕在化w
なかなか可愛くなって来ました😊
本当は班をまとめるリーダーのはずなのに、一番腰が低くて誰からもリーダー扱いされない不憫な平塚係長も私の中でジワジワきてますし
毎回死体を発見しては、検死に立ち会う事になってしまう多和田&古宮山コンビが
絆ちゃんの方が遺体ガン見で
「勉強になります( ̄^ ̄)ゞキリッ」
ってしてるのに、
強面顔の多和田の方が、明後日の方向ばかりに目を逸らして他の事一生懸命考えて現実逃避。
「ボク血🩸嫌い(-.-;)y-~~~」感を出してるのもお約束になってくれたら嬉しいかも😊
③ネットストーカーの手口に心当たりがありすぎたんだが…
今回の事件は、芸妓さんとのお座敷画像を流出させた犯人を辿って行ったら殺人事件化してしまい、意外な犯人が…というものだったんですが、
芸妓さんをネットストーカーしていた男の手口が暴かれて行ったシーンで、私は目が泳ぎました笑
「こんなに沢山の彼女の画像を集めて保存していました」
私の心の声→(そ、それくらい普通じゃね?)
「顔写真を超拡大して、瞳やガラスなどに映った映像から居場所や相手を特定」
→(ご、ごめん、やってます。むしろやりまくってます!)
「書き込み内容を精査してアカウントや個人情報を特定」
→(えーん。本当にすいませんでしたぁ〜泣)
どうやら私、いつの間にかキモオタ通り越して、犯罪者一歩手前まで来ていたらしい…
(薄々自覚はあった…)
気持ち悪い女で、生きてて本当にスマンカッタ
ただし。
- 間宮目撃者アカウントを辿って、本作の京都ロケ場所特定
- 同時並行で目撃あった橋ロケは首都圏と特定し、本作とは別仕事(コタロー)と断定
- 推しの手の平の写真を拡大して勝手に手相占い
- ストロングCM判断のために、推しの目元やホクロ画像を拡大収集
④安洛の変化と父娘関係の行方
ど変人である安洛に、新人古宮山によって変化の兆しが見られる。
茶室付き署内からいきなり飛び出して、聞き込みに現れたり
その変化を注意深く観察して、上層部に密かに報告する多和田の動きも気になりますが
なんといっても、次回はコレ↓
早くもDNA鑑定www早々に結論出ちゃうじゃん!どうなるの😆
前回の2時間スペシャルより見やすくなったと個人的には感じます。
オリンピック編成のため、時々お休み回がある様ですが、一話完結フォーマットだし程よく楽しめそうですね。
【映画感想_東京リベンジャーズ】続編必須のボコり合うイケパラ
盛り上がっていた期待感そのままに、大ヒットスタートをした様ですね!
原作人気+アニメ放映と一緒になって、旬コンテンツとしての勢いに乗ってますんで、このまま夏のロングランヒットを目指して欲しいです。
①キャラ人気と実写再現度に大注目
ヤンキー漫画だというのに、男性だけでなく多くの若い女性ファンがついた理由は、キャラ人気にあります。
「ケンカ強くてボス感あって、なおかつ美形」というチートキャラがわんさかなのでw、必ず一人くらいはお気に入りを見つけられるはず。
中でも人気ツートップと思われる、この二人の実写化ビジュが発表された時、多くの原作ファンも納得してくれたんじゃ無いでしょうか?
1)小柄なのに無敵の美形金髪マイキー
「吉沢亮しかできん」と皆が思った。そのまんま私も同意見です。
もはや美形といえばこの顔、という全日本国民のコンセンサスが取れているので😆、実写化の難しい非現実的なキャラは、この方に頑張ってもらう他ないんですよwww
個人的には、吉沢亮さんが一番輝くのは、死んだ目の時とか黙って相手を目力で睨む時だと思ってるんで(もの凄く偏った好み…)、
次は(もう続編ある前提)闇堕ち後の黒マイキーの出番を!もっと!ください!!!
(因みに、私は今、大河を心から楽しんでおりまして💕美形の代名詞扱いばかりされていた彼が、陽気で喋りで庶民感溢れる渋沢栄一という新境地キャラを見事に切り開いているのを、毎週拍手喝采しながら拝見しております♪)
2)正義の不良ドラケン
いやさ、不良なのに正義の人ってどういう事よっていうね笑
でも、そうとしか言いようのない本当に良い奴なんですよ。余りにも人間も身体も出来すぎてて、原作で中学生設定なの絶対嘘やろと思いました。多分4留とかしてて子供3人くらい作ってますよきっと!
強くて正しくて優しい大人気ドラケンを演じたのは山田裕貴さん。
私はもうこのビジュを見た瞬間に「お見事!」って拍手しちゃいました。美しい!
ご本人は明るく熱血な方で、熱さが時々空回りしちゃって天然ぽくなるのもまたご愛嬌。本作での演技は、私がこれまで観た中で文句なしに一番魅力的な山田裕貴でした👏
皆それぞれに魅力的なキャラを見事に再現しているのですが、特筆すべきはこの方↓
謎の不良で終わった男、半間を演じた清水尋也さん。もう全員が絶句した程の、物凄い原作再現度
間宮キサキの相棒でもあるこのキャラ、続編で必ず必ず活躍して欲しいです!
②主人公の成長を主軸にまとめた秀逸な脚本
長い原作の最初の一部だけを、一遍の映画としてまとめるにあたり、脚本家が素晴らしい仕事を見せてくれました。
どのエピソードやキャラを使うか、取捨選択の方針が明確。その結果、とても分かりやすい主人公の成長物語として再構築されています。
まだまだ続く原作を、途中でぶった切るしかなかった筈の映画ラストだというのに、観た後に残る爽やかさ。青春感にカタルシス。感動的ですらありました。
そしてその脚本が損なわれる事なく、そのまま作品として成立できたのは、主人公タケミチを演じた北村匠海さんの実力によるものだったのは疑いのないところ。とても共感できる主人公でした。
私が最初に北村匠海さんの演技を見たのは、信長協奏曲だったと思いますが、その時は正直全く良さが分かりませんでしたw
初めて「あ、この人上手い」と意識したのは、「隣の家族は青く見える」のゲイ青年役。可愛くって小悪魔感あるキャラを見事に演じていて、声表現に魅力があった。器用で役幅が広い実力派と漸く理解できました。
その後も堂々たる主演を重ね、本作ではこの豪華メンバーの遂に中心に立っている👏
きっとファンは感無量でしょう!
主演として舞台挨拶などプロモーションも頑張り、皆を盛り上げて引っ張る姿勢は心から応援できるものでした。ノリも頭の回転も良い方だと分かったので、遅まきながら、今後も応援したいと思います。
③ケンカアクションの説得力
めちゃくちゃ正直に言わせていただきますと、原作コミックのケンカシーンより本作映画の方がずっと迫力を感じちゃいました。
私、本来ヤンキー漫画も映画も全然好きじゃないんですけど😂
(隣中との決闘に鉄パイプ持って行って補導され、パトカーで登校した同級生達が、シンナーで歯と脳みそをドロドロに溶かしていったのをリアルに見ていた世代です…)
この映画では、思わずカッと血が沸き立つ様な、闘争本能に火を付けられた様な気分に幾度もなりました。
聞くところによると、本作のアクション演出には、HiGH&LOW THE MOVIEのスタッフも関わっていたそうですね?納得です。
ハイローメンツ山田裕貴さんのアクションがかっこよかったのはもちろんなんですが、
キヨマサ役鈴木伸之さんのゲンコバトルが本当に男らしく迫力あって、「タケミチが越えなければならない立ちはだかる壁」として、強キャラぶりも嫌な奴っぷりも際立っていました。リアルでケンカ強そうという説得力に溢れてました😆
格闘アクションに実績と信頼感のあるキャストがいる事で、本当にヤンキー映画好きそうな男性層にも興味を持って貰える筈です。そしてそれはヒットに欠かせない大事な要素であると思います。
④キサキ稀咲鉄太というキャラの面白さ
男って、少年って生き物は、なんだってこんなに闘う事が大好きなんでしょうね?😂
題材がヤンキーでなくても、少年漫画の王道はいつも、「強くなる→敵を倒す→もっと強い敵現る」の繰り返し。
もうちょっと多様な題材に溢れていた時代の少女漫画で育った私にとっては、ただ同じ事の繰り返しに見え、しかも敵の強さがエスカレートし過ぎて収拾つかなくなってくパターンがあまりにも多いと、ついつい感じてしまうんですね。
この東京リベンジャーズ原作も、最初はまたそのテのお話かなーって読み進めていたんですが…
途中から突然面白くなりだしました。
主人公がタイムリープを繰り返す度に、
「こうなるはず」が見事に裏切られ、
「え?なんでそうなる」「どうすればいいの?」って展開に、どんどん引き込まれて行きました。
そして、その展開に導いたキーマンこそが、間宮演じるキサキだったのです。
キサキは、物理的な殴り合いだけだったガキのケンカに、陰謀と知謀を持ち込み、闘争のルールを変えてしまいます。いわばゲームチェンジャー。
このキサキという不気味な存在によって、よくある他のヤンキー漫画とは一線を画す面白さが生まれました。SFミステリ的な要素というか…
キャラクター造形も独特で、身体は貧弱でケンカ弱そう。代わりに異様に頭が切れて、謎の執着心や拗らせた劣等感が気持ち悪いキャラです。
マイキーの右腕ポジションに収まり、チームを悪の組織へ作り替え専横を奮っていきますが…という役どころ。
はっきり言って、嫌われ者です。超悪役。
でも、困った事に、私こういうポジションのキャラ好きなんだよなー笑
銀英伝で例えたら、超性格悪くして私欲に走ったオーベルシュタインみたいなキャラというべきか
(背の高い半身相棒を亡くして闇堕ちする金髪美形とか、ラインハルト以外の何者でもないし←)
あと、浦沢直樹の20世紀少年の「トモダチ」にもっと人間くさい描写があれば、こんな感じだったかもな、とか思わず連想しましたね…
いずれにしても、清水くん演じる半間と同様、続編があれば、必ず「次なる最大の敵キャラ」として立ち塞がる事になるキサキ。
本来の間宮氏とは全く異なるビジュのキャラであるため、予想通り「普通にケンカ強そうでキサキぽくない」「カッコ良すぎ!美化し過ぎ!」という声が散見されましたが、
「ですよね〜。ま、ウチらの推しが強そうでカッコ良すぎちゃってごめんねえ〜」って余裕ぶっこいていられました笑。
なぜって、キサキを原作以上に分かりやすい“ラスボスキャラ”にしたい、というキャスティングの意図が明らかだったからです。
今回、ほんの僅かのシーンだけでも、怪しく不穏な空気感を撒き散らしていた間宮キサキですから、きっと見応えあるに違いありません。
だから!だから!続編プリーズ!
東京リベンジャーズ2「愛と哀しみのキサキ・ザ・グッバイ」
東京リベンジャーズ3「復讐のキサキ・ザ・ファイナルウォー」
(オイコラ勝手に決めるな)
信頼と安心の間宮氏が、またも舞台挨拶で名言かましてくれたそうですね。
「タケミチは過去を変えて、未来を変えるけど
俺たちは今を変えて、未来を変えることはできる」
その通りです!!!!奥様カンドーした笑
しっかり応援して熱を届ければ、きっと続編のある未来を実現できる。
お仲間の皆さん、一緒に頑張りましょうね!
【IP〜サイバー捜査班_3話感想】間宮の顔どアップが多すぎで楽しい
①木村了さんと間宮氏似てるよね
今回の被害者(依頼者)は間宮演じる多和田の学生時代の同級生という設定の木村了さん。
帝一をはじめ、幾度も共演経験がありますが、改めて見ても二人の顔系統似てますよね?
(同じ感想呟いてる方いっぱいいて笑っちゃいました😆)
楽しいから一杯貼っちゃおwww
②謎に多い間宮のどアップ
台詞自体はそんなに多くないんですが、間宮のアップ、それも顔のどアップが謎に、異常に多い気がするの…皆さんはどう思います?
捜査上の発見時の表現は、まあ当然として
安洛(佐々木さん)と絆(福原さん)の二人の関係に探りを入れてるせいもあるね。
けど、それにしたって…
ずいっ
ずずいっ
ずずずずいっ
カメラさーん、撮ってて楽しいですか?
ありがとう😭私たちもとっても楽しいよ💕
③なりすました花嫁
エピソードとしては、宮部みゆきの名作「火車」を思い起こしました。
まあ残念ながら、登場した瞬間に犯人判っちゃうパターンではありましたがw
例えなりすましの花嫁でも花婿は心から愛しており、勝手に失踪する訳ないと信じている。
その心情を、恋人だった絆の母が自分の前から姿を消した時のかつての自分と重ね合わせる安洛。
(ずっと忘れられないとか、じゅうぶんロマンチックな人ですよね)
勝手に、「母を捨てた男」と誤解していた絆は、母の方から去った事実を知り、素直に謝りました。
事件と安洛の過去や人間性に結びつける方法が、毎回やや強引ではありますが、今回は安洛自身の口からもそう語らせていたのが結構面白く、脚本家も捻りとこじつけに苦労してるんだなって同情しましたw
④貴方が父かどうかは私が判断しますね❤️
いずれにせよ、恋人だった女性の娘なので、安洛には心当たり自体はありまくるわけです。
んで、改めてDNA親子鑑定しようぜ!って提案してんのに…
「あ、もう結構です。貴方が父親かどうかは、私がこれから観察して判断しますから( ◠‿◠ )」
「じゃ、そゆことで♪( ´θ`)ノ」
絆…お前…
薄々感じてたけど、スッゲーマイペースな娘だな!
この場面の蔵之介さんの反応がサイコーで、私心から安洛に同情したわ
「は?」
「え?あの、ちょっと待って…」
「…この生殺し状態がずっと続くって事?嘘だろ?!」
安洛…可哀想に…
一方の絆ちゃんは、多和田に眼光鋭く観察の目を向けられても
「??アタシ何か問題でも?」(きょとーん)
これだもの笑
私、正直言って、この親子問題は刑事ドラマから浮きがちだし、あまり要らない要素だよなぁって感じてたんですが、
安洛のキャラが一気に可愛く面白くなる可能性が出てきました!
あとは個人的に、この係長キャラ↓をもっとフィーチャーして軽く笑えるノリをもっと多くして欲しいな。
せっかく杉本さんの小芝居楽しいのに
(多分お年寄りは佐々木さん達の台詞ほとんど聞き取れてないだろうしねwww)
【IP〜サイバー捜査班_4話感想】間宮氏アクション多めでした
今回の間宮氏は、アクション多めだったのが見所でした💕
あと、ストーリー的にもこれまでで一番楽しめたので、それも嬉しかったですね。
※以下ネタバレあります!ご注意!
①自殺に追い込まれたネットアイドル
正体を明かさない匿名で神秘性を保ち、ネットでブレイクした2人組のネットアイドル
その片割れが実名を晒され、誹謗中傷に耐え切れず自殺してしまった。
残されたパートナーMAYは、プロデューサー及び弁護士と共に、
過激な書き込みをしたアカウントの開示請求を行い、謝罪を要求。応じなければ、個人情報を公表すると告げます。
逆恨みで攻撃してきた奴も現れて、危険な混乱状態に。
逆に訴えられる可能性もあると、公表を止めるよう説得しようとする多和田達。
皆が見守る中、「全員から謝罪があった」として公表は中止されました。
②裏で起きた報復殺人
しかし、実は発表は嘘で、実際には最後まで謝罪を拒んだ人物が2名おり、何者かに刺殺されてしまいました。
やがて、MAYとプロデューサーが揃って姿を消したため、二人が犯人で逃亡かとの疑いが。
一方、安洛の調査では、隠されていた人物が2名浮かび上がっていました。
1人は、自殺者の実姉。自分の迂闊な呟きが妹の個人情報特定の元になってしまった事を悔いていました。しかし、絆によって励まされ、遺品であるICレコーダーを託します。
もう1人は、弁護士事務所でやや不審な動きを見せていた若いスタッフ。
実は彼はデビュー前から自殺者とファンとして繋がり、互いに励まし合っていた関係だったのです。その為、中傷を反省しなかった奴らに報復。
その上、事件を強請りに悪用して多額の慰謝料をせしめようとしていた弁護士も、話題性を利用しようとしたプロデューサーも、拉致して一緒に始末しようとしましたが…
我らが多和田くんが、危うい所を逮捕👏
遺品のレコーダーに遺されたメッセージを聞き改心してくれると良いですね。
③全てはWebの中にあった
「全てはWebの中にあった」
コレがどうやら本作の主人公の決め台詞の様ですw
だんだんと、安洛に人間味を感じられる様になってきました。
なんだかんだでお仲間をしれっと助けたり
現場にも積極的に自転車で駆けつけるし。
この調子だと、もしや最終回には
「我が娘よ!」とかハグしようとして拒否られ落ち込むパパ安洛とか(ナイナイ👋)
多和田との仲を疑い、心配性の余り二人の捜査をこっそり尾行する安洛とか(ナイナイ👋)
多和田に嫉妬してガン飛ばしまくった挙句、彼の正体をうっかり暴いてしまうとか、そんな展開が見られたりしませんかね?(絶対ナイ👋)
(というか、ソレただのオタの願望)
④SNSとの付き合い方は難しい
情報へのたどり着き方やハッキングなどの技は、相変わらず余りにも魔法使いめいてて、逆にオモロいのですが😂
それを置いておいても、今回の事件は我々の身近にある現実を上手く絡めているな、と感じました。
ネットでは、圧倒的に怒りや悪意の方が広がりやすい。
一方で、わずかな善意や優しさによって励まされる事も大いにある。
どちらも間違いない真実ですね。
いちファンが観察してきた狭い範囲だけでも、有名人である間宮氏のワードサーチで引っかかってくるものには、今はたまたま賛辞の方が多くある状況ですが、真偽不明のままネガティブな声が溢れた事もあったし、いつまた再発してもおかしくない。
そんな時には、せめて一緒になって騒ぎ立てて拡散に加担してしまう事のないようにしたいものですし、まして“正義者気取りでやってる事は私刑”のお仲間にはなりたくないと、心から思う。
が、Twitterは脊髄反射的に呟くものなので、気をつけていても、いつかは後悔する様な事をやらかす気がする…
そして、恥ずかしながら、このブログだって、過去に晒されたり炎上したことあるんですよね…(反省している)
付き合い方はとても難しいのだけれど、SNSからは励みや楽しみを貰えており、それを諦めたくない以上、気をつけて続けていくしかありません。
いつの日か個人情報が晒されるような事態になっても、
「とてつもなく恥ずかしいぜ〜
でも、やってた事は加害ではありませんからキリッ」
と言い訳できる程度には、自重を心がけたいです。
…と、まあコレが
既に夫にも娘にも、元職場同僚にも!アカウントばれまくって開き直っている女の意見でした。
(真っ当な生き方をしてる方には、何の参考にもなりませんよね。すみません)
【IP〜サイバー捜査班_5話感想】オリンピック明けお久しぶり!
お久しぶりです。
すっかりオリンピック漬けで、麗しい筋肉と強き人類を愛でる日々を過ごしておりました!
(いつもと変わらない説)
走って跳ぶ事に特化した肉体って、何であんなに美しいんでしょうね?シャレでなく足の長さが身長の3分の2という進化を遂げていた😆
間宮くんら日本の誇るイケメン俳優達が混ざったとしてもチビ扱いされてまう、バレー・バスケ女子2m級軍団とかさ、どんな巨人の群れかと!多分私ごときが向かい合ったら、目の高さが美女のヘソや!
おかげさまで、世間ではコロナが何度目かの猛威を奮っているそうですが、ひたすらずーっと、ずううーっとステイホームのまま、何の問題も苦痛も感じておりません。引きこもりオタクに生まれて本当に良かった!
さてと。感想です。
①既視感だらけの怪しい俳優大集合
ネットゲーム会社を舞台に、犯人は誰だ!をやってくれた回でした。コナンの謎解きのような、シンプルで分かりやすい面白さがあった良いエピソードだったと思います。
出てくる容疑者候補のゲスト俳優達がまたもう😂
間宮くんとの共演歴ある人ずらりなんで、
「おお麒麟🦒組」
「…べしゃりも見たくなった…」
「あ、不能犯!」
「我らが副編集長キャッキャ💕」
思い出しながら見てるだけでも結構忙しかったです笑
②平塚係長の活躍回
私のご贔屓w杉本さん演じる平塚係長フィーチャー回でした。ありがとうございます♪
冷徹で人間味の感じられない設定だった筈の佐々木安洛が、平塚と「パパ友」になり😂、可愛げをどんどん増したのも良い感じです。
正直言って、やっぱりこの枠の刑事ものにしっくりくるのは、これくらいのキャリアある俳優コンビの絵面なんですよね笑
もっと早く係長フィーチャーして欲しかったわー
最後は可愛いイケメン息子と仲良くゲーム🎮
③間宮のパパは?
初回番宣から薄々は匂わせていましたが、今回かなりはっきり匂わせてきましたね。
安洛と古宮山との関係性に気づくのと並行して
「息子だからこそ言えない事ってあるんじゃないでしょうか?」
「俺も、褒めて欲しかったのかな…」
「…ん?」(うっかり独り言だよスルーしてな)
ここの流れ、ちょっとだけ青臭い人間味が漏れ出ちゃってて、魅力的でした。
ラストは、いつもの秘密の報告日記wでなくて、お電話しちゃってましたけど、パパの声聴きたくなっちゃったんでしょうかww
升毅さんとは、どうやら今回初めての共演?
どちらもいっぱいドラマ出まくってるしキャリア長いし、そんなはず無いっ!て一生懸命チェックしたんですけど(ヒマか)
どうやら、マジで間宮デビュー作スクラップティーチャーの校長先生だった時ぶりらしいのだよ…
(もし私が見逃していたら、どうか教えてください🙇♀️)
ワケありの親子関係臭いですが、10年前から親子役やってても全く違和感無い感じですんで、どうか宜しくお願いします(…何を?)
④多和田でピクトグラム作りてえ
前から、立ち姿や歩く時ずっとポッケに手を突っ込むスタイルなのは気にはなってたんですが、
今回はそれが特に顕著で。遂には取り調べ先の会社訪問中でもお構いなしにポケインを貫き通しておりましたww
間違いなく演出家の指示だと思うんですけど、コレ、どういう意図の演出なんでしょうね?
「スーツイケメンはポケインするものと江戸の昔から決まっておる!」
「テレ朝東映の若手刑事はポケインするのが伝統です。黙ってやれ!」
「間宮くん、手おっき過ぎて強そうで邪魔だからちょっと隠してみよっか?」
「ちょっと複雑な家庭事情トラウマを抱えて捻くれてる若者の雰囲気出してみて?おっ👍じゃそんな感じで」
…どれが正解?
案外、
「何となくやらせてみたらメッチャカッコ良かったんで、気に入ってそればっかやらせてる」
が正解だったりしてw
私としては、ポケインは勿論カッコ良いのですが、躍動するスーツも大好きなんで!多和田スクショでピクトグラムもどき作りたいんで!もっとアクションの出番お待ちしてますね?
「ウデグミ」
「ワカラナイ」
「ダッシュ!」
「カクホ!」
「ヒネル」
「バック」
「ビックリ」
(メイさん、一体何をやってるのかって?)
(…多分、ワクチンの副反応のせいです。私は悪くない)
【IP〜サイバー捜査班_6話感想】IoTよりど根性犯罪に驚きを隠せない笑
①全館IoTマンションが舞台の密室殺人
施錠や入館監視など全てをスマホ認証で行うIoTマンション。
そこで犯人の入退室ログのない密室殺人が発生したが、被害者のスマホも消えて見つからず…という事件。
設定は十分面白く、係長にディクソン・カー(密室トリックで有名なミステリ作家)を語らせるなど、サービス精神溢れる回で面白かったのですが、
が、
明かされた犯人移動手段が、ど根性トリック過ぎて、大爆笑してしまいましたww
いやー、積ん読本が山の様にある我が家ならいつでも真似出来そうなんだけど…
実際には無理よ?なぜならアタシ知ってるの。
独身時代に、部屋の壁を本でいっぱいにした経験から。(オタクあるある)
アイツら大人しく積まれて無いって。アイツら、何故か崩れてくるから!踏んで登ろうとしたりしたら、3段も登る前に崩れて落ちて頭打って死ぬから!良い子は真似しないでね?
そんな事よりも。「ぜーんぶネットに繋いでスマホで操作」最先端を謳うIoTって、個人的に全然魅力がわからない。それどころか、そんなおっかない事、良くやる気になるなぁって…。(これでも元SEの端くれww)
実際先日も、スマホ認証式のレンタル自動車が電波の届かない所でロックしてしまい、エンジンかからないどころか鍵も開かずに車から閉め出されちゃったエピソードがTwitterでバズってましたけど、、、
それが家で起きるとか。笑えないですわー。スマホトイレに落としたら即死だから、もう身体にスマホ埋め込んで生きるしか無いですわ〜
②不器用な安洛の変化
「お前たちに説明する3分が無駄」
相変わらずスーパー合理主義の安洛節が出るたびに、絆と多和田コンビは
(まーた始まった)
ウンザリ感を隠せてないのが面白い。
でもね、不器用ながらも着実に変化が見られ、
人情味溢れる事をする時には、絆に押しつけて尚且つ照れてつっけんどんになる。可愛いですね。
③本日はお行儀良かった多和田くん
前回、ポケインスタイルを茶化しまくった反動でしょうかw
今回の多和田刑事は、とってもお行儀良くて。
見て!ずっとお手手が良い子なの!
(お手手が良い子とは?)
④けど犯人には圧をかけます
けれども、ラストで犯人を問い詰める場面では、お得意のポケインでじわり圧をかけます。
ここの、相手を紳士的に追い詰めて行く様は、まるで明智小五郎の推理ショーをどアップで見せられている様な錯覚が…
ついつい刑事アクションを求めてばかりいましたが、
もしかしたら間宮氏にはこういう謎解き推理ものの方がムードあって似合うのかもしれませんね。
(思えばハムラアキラがそうだった…)
【I P〜サイバー捜査班_7話感想】デジタル終活…しなきゃダメ?
①デジタル終活しなきゃダメですかねえ
このドラマを見続けてるモチベって、“間宮多和田刑事がカッコいい”で全てなんですが
(いきなり正直過ぎるオタク)
意欲的なIT題材そのものは興味深くって、意外にも(失礼)割と毎回ちゃんと考えさせられてしまってる気がします。
今回題材となったのは、ネットから自分の痕跡を全て消す「デジタル終活」
被害者には、問題ある過去と守りたい妹に加えて、自身の死期という強い動機もありましたね。
かくいう私自身も万が一の場合に、自分のブログや諸々のアカウントをどうしたいか、思わずちょっと考えました。
元々、趣味や生活環境の変化に応じて自在にアカウントを増やして消して引っ越して。を繰り返す方が多いので、「消す」という事にそんなに抵抗も違和感などなく、むしろそっちの方がマナーなのかもしれないとさえ思います。…うん、もしかしてそうかもね…
けれども私は、何となく「自分の意思で消す」事に躊躇いがあり、ネットのゴミとなって深く沈んでいき、いずれサービス終了などのタイミングで自然に消えて欲しいという不思議な願望があるのです。
言葉で言い表すにはとても難しい感情なのですが、強いていうなら「宇宙葬にして」という遺言に近いというか笑
こんな気分を抱くのも、私がリアルでもネットライフでも多くの幸せを享受出来てきた人間だからなのかもしれませんね。有難い事です。
娘には一応希望を伝えてあり、最期の更新で読者・関係した方に死を報告して欲しいと頼みましたが、迷惑そうでした笑。どうなる事やらww
②多和田カッコいいは最早安定
もうカッコいいが当たり前過ぎて、有り難みが薄れつつある程です(贅沢を覚えてしまった罪深い間宮ファン)
見た目は強そうなのに、決して大声で威嚇したり派手アクションで犯人ボコったりしない。そんな紳士的な態度に多和田の魅力があるんじゃないでしょうか?
本来は迫力ある大声も物騒な暴力も大得意の間宮氏なんですが(語弊)
今回もこの場面が一番素敵でした!
声を荒げず、むしろ静かに諭す声こそが印象的だったという👏
ちょっと冷めた目つきも…実にこう…たまらないものがありますよね、諸君!(落ち着けよ)
ギャップは多い程魅力が増すので、
この↓解剖は苦手というのも、
もっともっとフィーチャーして欲しい個性です!
③関係性深まる父娘と観察者はどうなる?
じわじわと、父娘らしい関係性を深めつつある安洛と絆
そしてそれを見抜き、密かに報告する多和田
次回は最終回に向けて、前後編式のクライマックスを迎える様ですが、この3名の関係性がどう変わるか楽しみにしています。