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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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【IP〜サイバー捜査班_8話感想】せっかく面白くなってきたのになー

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今回と次回の2回連続構成でクライマックスに相応しい盛り上がり。

題材の意欲度と、登場人物の多さ複雑さを消化するには、やはり2回は必要だったのかもしれません。



キャラクターの個性や設定に漸く馴染んだから、というのもあるのでしょうが、

せっかく面白くなってきたのになー、となんだかこのドラマが終わるのが惜しい気持ちになってます。

(逆に言うと、最初の掴みはやっぱり失敗していたんじゃないかと思うショボーン)



①美人エリート登場


高度なディープフェイクが誰でも出来てしまう裏サービスが拡散。



重要案件として、本庁から美人エリートが送り込まれて来ました。




この美女本当に優秀らしく、安洛と交わす会話が呪文の応酬過ぎて誰もついていけないww





②父娘になれそうだったのに


二人で美味しそうに鱧食う姿もそっくりで、せっかくこの二人の親子関係が自然に築かれそうになっていたのに




降って湧いた安洛東京本庁異動の話に、絆は複雑な気持ちを隠せません。

自分よりも、美女との方が専門家同士認め合い理解し合ってそうなのもちょっと気にしてる様子。



安洛本人は、自分の技術が役立つならばと、異動話を前向きに受け止めています。


それならば。別に観察したり弱みを握ったりする必要なかったんじゃない?って思ったんですが、多分なんか裏があって、そんな表向き正義の理由ばかりの異動要請ではなさそうですね…





③多和田もまた父子問題を抱えていた


絆の様子に気づいた多和田は、この件に自分も関与していた事を正直に伝えますが、



彼もまた複雑な親子事情を抱えていたのです。



「離婚したから苗字は違うが、父親」

升毅さんとの並びは、めーっちゃカッコよくて!



例えこの父親の中身がクズでも、この二人のシーンウキウキしながらいっぱいスクショしちゃいます💕←←


適当に懐柔しようとする時だけ白々しく名前呼びされて



プチ傷つくナイーブな息子の表情も、たまんねえなオイ!デレデレデレデレデレデレ


ハムラアキラの時には、クールな警視として父親に手錠かける役やってましたが(最高でした♪)

さてと、この多和田くんは一体どうしますかね?



④ディープフェイク拡散の犯人は


監視カメラの映像から浮かんだ容疑者は、なんと現役の警察官。



チームに分かれて張り込みますが、見事に裏をかかれてしまい、



現場に踏み込んだ時には犯人は自殺


しかもその遺書映像をわざわざネットで拡散する置き土産まで。


犯人役の波岡一喜さん、ここで自殺退場させるとか勿体なくないですかっ?

私、この方の唯一無二の個性はマジで素晴らしいと思ってまして。個人的には「殺ってる目」をした俳優日本一です!!!

(全力で褒めてます)

(青天を衝けでも、堤さんの次にご贔屓キャラでした😍)


まー、皆さんも薄々気づいてるとは思いますが、

あの胡散臭いイケメンぶりも印象的だった大東くんが、あのままの役で終わる筈がない笑


だって今回の題材はずばりディープフェイクですから。

映像で見せられているものが全て作り物の嘘かもしれない世界です。


最終回は、きっと活躍(?)してくださる事でしょう!乞うご期待!




【IP〜サイバー捜査班_9話感想】父さんが助ける!

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①利用された美人エリート


犯人の自殺映像を分析した結果、フェイクが含まれている上に美人エリート桐子が関与している事が判明。



さらにその供述から、活躍中のメディアアーティスト西堂が浮上。



自ら偽動画と判定した2人の密会動画は、実は本物で、更に警察内部の漏洩情報まで巧みに仕込まれていました。




②自己顕示欲の強い犯罪者


西堂は、世間を騒がせる事を楽しみ、安洛に宣戦布告するなど不敵な男。


一人で捜査中だった絆を爆弾で脅し拉致。



絆は必死でメッセージを残し、その期待通りに駆けつけた安洛が

「父さんが絶対助ける!」



この男自身が仕掛けたフェイク動画を使って嵌め返したラストは、スカッとしましたねw






③チームは無事存続へ


多和田は、父親の安洛引き抜きの真の狙いが「警察官監視システムの構築」と知って、それを安洛に打ち明けます。




事件解決後、安洛は

「かつての自分であれば、その方針に賛同していたかもしれないが」

「チームメンバーと解決してきた数々の事件や、娘らが教えてくれた事から、人間がそんな単純に割り切れるものじゃないと分かった」



そう語って異動をお断り。


また、多和田もまた自ら希望してサイバー捜査班残留となった模様。



一種の卒業の儀式ですかね…



そうして無事存続する事になったサイバー捜査班チームですが、

以前と唯一変わった所は、

「お父さん❤️」

の呪文でフリーズしてしまう可愛い安洛パパというオチなのでした♪




めでたしめでたし👏



④専門用語の消化がとても難しい


もしも続編が企画されるのならば、という仮定となりますが。


とにかく情報量を減らさないと!

佐々木さんの説明台詞だけで進めない工夫が必要だと感じました。


サイバー技術捜査を題材にしたチャレンジ自体は、大正解だったと個人的には思ってまして、本作の脚本は真摯に向き合ってくれていたと思います。


映像演出もTVドラマとしては十分凝っていて、

細かい証拠画像なども、結構な工数かけて作成されていたのが良く分かりました。


だからこそ、色々勿体なかったなあと感じてしまうのですよ。


例えばですよ?


「ノイズを音声スペクトログラム化して均等に補正した結果、」

漏洩データが隠されたURLのQRコードが出現!


「アクセス履歴からタックスヘイブン島を調べていたと特定」し、逃亡を予測してフェイク動画を作って嵌めてやったぞ!


上記2つの流れだけでも、一体どれだけの人が流れを理解出来たか正直疑問なんですよねえ😂


スペクトログラムとは音声解析などに用いられる3次元グラフで、まあ確かに音を目で見えるものに変換する事から最近ではアート表現なんかになったりもして、まあ不可能では…ないのかもしれないけれど…

うん、やっぱり飛躍が激しいなって泣


また、唐突にタックスヘイブンというワードが出てきたのも、前段階として西堂が違法に裏資金を貯め込んでいる事が予測されており、そこからタックスヘイブンが浮上→海外逃亡を狙ってる→空港だ、という流れだったと思われます。

けど、フリーなのは税金とかだけで犯罪協定とかは普通に結ばれてて捕まる筈だと思うんだけど…しかもサイバー関係ないしせめて暗号通貨…

うん、やっぱり飛躍が…(以下略)


要するに、かなり難易度の高い専門ワードを、超頑張って入れ込んでいるにも関わらず!(コレ書くの絶対に大変だよ)


それが消化し切れておらず、多くの視聴者にとっては

「なんとなくそれっぽいね」

だけで流されてしまっている。めちゃくちゃ勿体無い〜



またカッコいい多和田くんに会えるといいなぁ😊












【バンクオーバー_前編感想】練られた構成が面白いぞ!

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推しの久しぶりの主演ドラマが、期待を大きく超えて面白いぞ!こ〜んな嬉しくめでたい事はありません!🤗





①構成が大変好みのタイプのコメディーだった


本ブログ内でも何回か書いた覚えがあるのですが、私は、あらゆるエンタメの中でも笑いを作る事こそが最も難しくリスペクトすべしと信じております。




だからこそ逆に、どうしても苦手なテイストのお笑いは避けてしまう面もあり。

演者のオーバーアクトやアドリブ力に大きく依存するタイプは実は好みではありません。




本作に対しても一番心配していたのは、変キャラ達が大袈裟にわーわー騒ぎ立てるだけで「ホラ面白いでしょ?ホラ笑って!」って煽る作品だったらどうしよう…というものでした😟




実際、出てくるキャラの見た目は凄く濃く、SM嬢やら原始人?やら亀甲縛りリーマンやらなので、予告だけ見たら物凄くカオスなドタバタコメディに思え不安だったんですが、、、



各キャラの事情が順番に明らかにされて行くと、意外な繋がりがちゃんと原因や背景として説得力を持っていて、大変良く練られた脚本である事がわかります。👏




パズルのピースが順にはまっていくような、不思議な快感までありました。



②間宮氏のキャラは大層不憫で愛らしい


やはりですね、我が推しはコメディー上手いです!分かってはいたつもりですが、久しぶりに堪能させて貰っちゃって、もう大満足😆



何が良いって、濃いキャラの中にあって主人公が一番普通の人な事。そんな彼が、異常事態に振り回されてしまう点こそ本作の笑いのツボだという事を、間宮氏はちゃんと理解してるんですよね。




だからこそ、やり過ぎない絶妙な塩梅で数々の限界変顔も繰り出せる。


前編で特に大好きな場面ベスト3を勝手にあげちゃいますね💕


1)不幸話をパクったと思われ不憫






2)悪い男らの前では可憐なカモ🦆









3)ギャップにフリーズした目は宇宙猫








③残る伏線回収待ち遠しい


既に明かされた事情に加えて、

後編では、この↓あたりの事情も明かされるんじゃないでしょうか。


・なんで死んだフリ?





・彼氏は本当に逃げた?




・あんた誰?どっから出てきた?




・医者のタマゴ?電マは何に使う?



・実は大金持ち?


今んとこ、一番腹立つ悪いヤツはこのキャラなので↓


ラストはこいつを皆で嵌め返すコンゲーム的展開を期待します♪





【バンクオーバー_後編感想】私も出逢いたい500億の女にw

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この感想、何をどう書いてもネタバレになってしまう!

けど、意外な展開が最後まで凄く楽しかったので、初めての方には絶対ネタバレ無しで楽しんで欲しい!

さあ困ったぞ笑


※以下ネタバレ含むので、未視聴の方はスルーよろしくです🙇‍♀️




全ての伏線が、はちゃめちゃしながらもキレイに回収されたので、スカッと感ありました。

その上かなり細かい遊びもあって、繰り返し見ても発見ある作り。

全部はとても書ききれませんので、特に個人的にウケたネタを挙げますと。



①謎の原人の正体は


なんと婚約者くんだった!




お金持って姿を眩ました訳ではなく、むしろ不足分をなんとかすべく飲まず食わずで穴掘ってこうなった…マジですか…


そもそも婚約者くんには

「これでも痩せてた頃は可愛かったんだよ💕」

とは確かに伏線ございましたが、、、、


出会い↓



婚約↓


兄と再会ナウ



…って…

いくらなんでも別人過ぎるでしょうがっ

この役者さん役作り凄いのねっ天才現る!(別人です)



②私も500億の女に出逢いたいデス


主人公だけでなく、SM女王様もとってもお金に困ってる。




それを一気に解決してくれる500億の女降臨🤩


「使っても使っても減らないので…」

という台詞には、全力で

「でしょうね!」

って叫ぶしかない笑



普通の人が想像及ぶ範囲って、せいぜい10億円くらいまでだと思うし(庶民の感想です)



③一番意表をつかれたのは


他のオチや正体は、なんとなく想像できなくもなかったんだけど、


「通報したじゃないか!」


「えっと、あの、」



「強盗じゃなくって、私がゴトーなんですぅ」


このオチが一番予想外で、ずっこけながらも爆笑してしまいました😆




④悪徳刑事にリベンジだ!


ほぼ全員が、ヒロムの犠牲者だったとか、どんだけ悪い男なんだよヒロム笑


「あんたの上司、最低じゃないですか?」


「一体どこが良かったの!」


間宮の台詞、大変ごもっとも。つか、呆れ果ててる感出まくりの表情がイイネ👍


「えっと〜顔が好みだったので〜」


からの「あーハイハイ顔ね」「人は見た目ですよねー」皆の白けた反応も最高でした😂


そこから起死回生の策を思いついて、しょんぼり😞顔から、



イキイキし始める間宮くんの変化が、とっても良かったなー





⑤良い声で鳴いた間宮と爽快ぽいラスト


うん、これサービスシーンだから!(確信)


ここに至る前の、ブタちゃんが長い睫毛でお目目パチクリする箇所からがファンサスタートしてるから!



んで、予告には何やら爽やかな笑顔で見つめ合う?間宮くんと上白石萌歌ちゃんがいたからさ、



てっきりこの2人がくっつくのかしらとか思うじゃん?



ハイ残念でした〜。最後まで、このお話は意表をついてきたのでした〜😂



悪い男ヒロムも、しぶとくサバイブしてるみたいだし、悪い後味ナッシングの、大変気楽に楽しめる良作でした。




実は、これからHuluの特典映像見るのです。

Hulu再入会するの久しぶりだなぁ。楽しみ😍





【ファイトソング_1話感想】いきなり間宮の歌声に咽び泣き

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①いきなり泣いた←


長ーく間宮ファンをやってきました私ですが、ドラマ初回からいきなり泣かされてしまったのは初めてでございます。



視聴後に皆の反応をうきうきチェックするのもいつもの習慣なのですが、昨晩はどこか夢心地のままで。



「歌う間宮…ピアノもギターも弾き語りする間宮…甘い良い声…めっちゃ歌上手い…もうこれ絶対ヒロインとくっつくやつじゃん…しかも切ねえ…ここまでオタクの妄想を全て叶えてくれるとか…ナニコレ最早怖い…」



間宮歌声への絶賛が流れ続けるTLを眺めながら、マジで「もうこれであたし死ぬの?」と怯えるほどの驚きと感動でした。



②間宮のお歌の歴史


で、すっかり調子に乗って語らせていただきますが!(←なぜお前が威張るんだよ)(ただの舞い上がってるだけのオタクだから見逃してくれ)





推しの間宮氏は、はっきり言って元から「歌える」部類の人でした。

高校時代頃にバンド組んでギターボーカルやってたそうですし、何より声量も声質もとっても恵まれています。聞けば分かるでしょ?しょ?(威圧)



ちゃんと円盤に残っている歌だってあるんだぜハハハ(⌒▽⌒)

遡る事10年前の18歳の頃。

戦国鍋TVというバラエティ内で結成されたなんちゃってアイドルグループAKR47(赤穂47士)のメンバーやすすとして歌って踊ってた時に、DVDどころか、何とCDも出てるんですよね〜😆

彼だけでなくグループ全員で歌ってますし、ボイトレ受けた人とははっきり違いはありますがw

かなり強く元気な声なので、すぐ彼の声とわかります。





その後、「歌って踊る」のうち「踊る」の方が大嫌い過ぎて😂そっちの仕事を続ける事はありませんでしたが、

(興味ある方はご参考までに↓)

舞台ナイスガイ感想


器用な人なので、劇中は勿論、番宣バラエティーなどでも幾度も歌やギター演奏を披露してきました。

印象深いものだけでも挙げさせて貰うと


1)ちゃんぽん食べたかのベースと「ラブミーテンダー」

2)半分青いの「ここにいてよ」

3)ハムラアキラ番宣でのシシドカフカさんとのセッション「恋のバカンス」


などなど♪





私は、間宮氏のルックスというより舞台での声に魅了されてファンになったクチですので、

遂に、遂に!彼の声の魅力を全面的にフィーチャーしてくれる役と出会えたのかと思うと、感慨もひとしおであります!



③汚れちまった哀しみが浄化された


彼の歌声が流れてきた瞬間に、大げさでなく鳥肌が立ったのが自分で分かりました。



花枝がたった一曲だけ聴くファイトソングが、他ならぬ自分の曲と知って、無表情だった芦田の表情が戸惑う様に動き始めた時から、私の胸もドキドキし始め





「一発屋」呼ばわりに思わず自虐の笑いを浮かべた芦田なのに、



続く花枝の台詞

「でも音楽って凄いです。10年もずっと私の力になってくれているし」

「この曲が有れば、私は他に音楽要らないんです」





この言葉に芦田の心が強く動かされ、音楽への思いや、失いかけていた自信が蘇ってきたのが手に取るように分かりました。

「(音楽)続けたいな…」って弱々しい台詞もグッときましたね。







だから、「今、人生で一番しんどい」と空元気を見せる花枝のために、芦田がピアノを静かに弾き語りしてあげた流れも自然に思えました。



透明感ある間宮の歌声をバックに、花枝の哀しい思い出がフラッシュバックするシーンでは、もう号泣😭😭😭清原さん、素晴らしいよ〜





幾人か呟いていた方がおられましたが、私も、この場面で思わず「半分青い」のスズメと涼ちゃんを思い浮かべました。

漫画家を諦めたスズメの傷心を、熱心なファンだった涼ちゃんの言葉が救う場面です。

半分青い感想


あの朝ドラの役どころには、個人的には忸怩たる思いの方が強く、正直言って余り思い出したくなかったのです…


「あの台詞は本当に必要だったのか」

「キャラ描写や設定の矛盾を、誰かが指摘できなかったのか」


あれで名前が売れた・ファンになったという方だっていると頭では分かってはいても、私の心にはそんな思いがずーっと、やり場のない「汚れちまった哀しみ」として残ってしまっていました。



けれども、です。

今回の美しい旋律と歌声をウェッウェッて咽び泣きで聞きながら笑

私は自分の中で澱んでいた汚物の様な感情が、ようやく召されて成仏していくのを感じたんですよ…



もういいじゃないですか。

当て馬談義とか視聴率とかだって、もうどうだっていいや笑

この素晴らしい役に巡り会えた推しを、全力で讃え応援したい📣

今はもう、ただそれだけの思いデス



④「俺と、付き合ってくれない?」


清原伽耶さんと間宮氏は、今回3回目の共演。

初共演だった時には、まさか自分を火矢で焼き殺した男と恋物語を繰り広げる事になろうとは、夢にも思わなかった二人でありましょうwww

必殺感想


二度目の「俺の話は長い」では、あまり絡みはありませんでしたが、今回はがっぷり組んでの共演ですね!


しかし、まーたーも!我が推し自慢となりますがw

間宮氏は、見た目の暑苦しさに反して(←)

「俺を見てくれ!」「俺がオレが!」「売れてやるぜ!」の人ではありません

なんせ、叩き上げ型でキャリア長いので…そういうのは20歳前後で卒業し老成してしまった若手俳優くんなんです笑







今回の作品でも

「見所は花枝の演技。芦田の歌声はそれに惹き込むためのBGM」と言い切っています👏

実力ある主演女優をしっかり支えてくれる事でしょう。


もう一人の相手役菊池風磨くんもまた、「俺の役、すっごく良い役なんです」と嬉しそうに語ってたの、素敵だと思いました。

いや周囲を明るくしてくれる陽気なノリから一転、「仕事舐めんな」の場面ではカッコ良さに痺れましたよ!そうこなくっちゃ!



見応えのある作品になりそうな期待しかありません。

嬉しい、楽しい、そして幸せ。

ありがとうございます😊






【ファイトソング_2話感想】初々しさに悶絶そして不憫萌えの発動

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もうさ、この興奮は、あらすじ感想とか書いてるレベルじゃない訳よ!(いきなり暑苦しさ全開の強火🔥)





スクショの手が止まらね〜笑📸

既にこのドラマのためだけにiCloud課金増やさんといかん羽目になっとるしっ💸

神公式がYouTubeにお恵み下さったPARKSバンド版のスタートライン鬼リピも凄い事にっ🎸



このドラマ 最高オブ最高だから!

第二回目にして、私にとっての大傑作🔝である事はもう確定した!!!!

こうなるともう、最早他人の感想や反応など、まじでどうでもよくって。ただ己のテンションが許すままに、愛だけを詠いあげるモードに突入しましたっ!🎤🎤🎤

ここまで読んだ時点で、「…暑苦しいぜ」と感じた方は、こっから先はどうかそっ閉じして下さいね❤️


*************


①花枝と春樹の初々しさが悶死レベルだ


台詞量だけみたら、大した会話はしていない二人です。


「…あ…付き合ってっていうのは…その…」


「え?」


「ごめんなさい」

ショボーン



「すみませんでした」

「やっぱりつき合います!」

「え…」

「ホントに?」

「…わぁ」

(えへ)




ふらぁ

「…あ?」


「大丈夫?」



モモンガどころか私にはカオナシにしかみえてない黒尽くめ芦田さん愛らしい…(←)


そんな会話にもならない不器用でぎこちないやりとりが続くだけなのに、

絶妙な間とテンポ感






目線だけの動きを丁寧に追って多数切り取る贅沢なカット割






この脚本・演出が、演者の力量を200%伝えてくれている。魅力を最大限に引き出してくれている。

演者のオタにとって、こんなありがたい事がありますか?(感涙)



②生み出した人物への愛を感じる脚本


物語に感じる面白さというものは極めて感覚的かつ個人的なものなので、色々な感想反応あって良いのですが、

例えどんなにスピーディーで刺激的なお話だったとしても、物語都合優先で人物に不自然な言動をとらせる作品は好きじゃないんです。


本作品の脚本家岡田さんは、とにかく薄幸のヒロイン設定が大好きで😂、もうそれが創作意欲への大いなる源泉なんだろうなぁとしか思えないのですね😂😂😂

だからヒロイン花枝もまた不幸てんこ盛りでスタートしたのは、完全に予想通りでした笑




正直に言えば、それが苦手で脱落してしまったことは過去に幾度もあります。

けれども、この方の素晴らしい点は、自分がゼロから生み出した登場人物達皆に愛を込め、責任をもって優しく描くという姿勢です。時に「悪人が登場しない」などと揶揄気味に評される事もある。


本作でも、その技は既に遺憾なく発揮されておりまして、花枝・春樹だけでなく、二人を見守る人物達の魅力的な事!


高校生だった春樹を見い出し、どうやらいつの間にか恋愛感情を抱く様になったらしき弓子さん






春樹にタカりつつも恐らく孤独になった彼の一番の理解者で居続けてくれたと思える薫くんも、







ちゃんと春樹との関係性だけでなく彼らの人生も想像できるよう描写されています。


花枝を見守るサイドも同様で、

特に光り輝いているのは、やはりこのキャラ↓



菊池風磨くんの個性を活かせる素晴らしい役を掴みましたね!本当に切なくって魅力的です。

おちゃらけていても花枝への恋心は真剣で、嫉妬もすればそんな自分を反省もする。




そして何より花枝の幸せを願うあまり、彼女のために頭を下げて御礼も言えれば、切なく黙って見送るだけの男になる…







キャラクターとして整合性がとれていて、深い人間味を感じます。

芦田が間宮でさえなければ、私は慎吾くん推してたと思いますよ😆


芦田にもまだまだ謎が多いので、もしかしたら今後背景が明かされ、人物像に厚みが増していくのかも。

最後の初デートでの店チョイスには、可愛くって大笑いしちゃいましたが、






もしかしたら、どこか浮世離れした雰囲気のある芦田は、結構な坊ちゃん育ちだったのかもしれませんね😆



③間宮ファンとは究極の不憫萌え軍団なのである


さる菊池風磨くんのファンの方が

「推しが当て馬ってマジ切ねえ…辛い…。間宮くんのファンの人たちって、こんなのずっと味わってきたって事?」

とか呟いてらしたのを見かけて、ついつい大笑いしてしまった私であります。

あ〜そこに漸く気づいてくれました?こっちの世界へようこそ〜指差し


古参ぶって語らせてもらっちゃいますが、

今現在残っている間宮ファンって、大きく2種類に分かれます。




まずは、お察しの通り「切ない当て馬」「振られ役」に不憫萌えして沼落ちした方たちです。

ボス恋の中沢先輩だけじゃないぞ!他にも挙げると…

リモラブに占い師アタルに半分青いにミスパイロット、ホットギミックにトリガールにライチに…

(おいおいキリがねえぞ、うちらの推しは当て馬ジュゲムジュゲムかよ)


一方、残るもう一つのグループですが

「一見強そうだったり賢そうだったり明るそうな奴に見えて、実は弱くて可哀想だったりクズだったり残念感のある奴」という二面性のある役の演技にやられて転がり落ちたパターン。

ギャップ萌えという奴ですね!


例えば、ハムラアキラや僕はどこから僕やり弱勝て、全員死刑や帝一の國…こっちもゾロゾロ浮かぶ。



でも、ココちょっと考えてみてくださいな。

本来のギャップ萌えって、逆のパターンの方が多いし王道だと思うのですよ。即ち、

「一見地味だったり可愛い感じだったり残念な奴そうに見えて、突然男らしさや頼れる強さを見せてくれる」

リモラブの青ちゃんとか、ボス恋の玉森くんキャラとか典型的でしょ?





つまり、何を言いたいかというと、間宮ファンの場合には、なぜか残念方向にギャップ萌えを感じてしまった人が余りにも多く、それって実は「不憫萌え」と全く同じベクトルだって事なんですよ笑


そう、間宮ファンとは即ち選び抜かれた「不憫萌え」体質の特殊集団なのであります!

だからドラマの中で、ヒロインに華麗にスルーされてても

「あゝアタシの推しがまた不憫を発揮している…光輝く天馬のごとき俺たちの当て馬…あの美しさと可愛さは私たちだけがわかればそれでいいから…」

という方向に受け止める事ができる人達なんですよ凄いでしょう?


理解できない方たちには、もしかしたら何かの宗教に見えるかもしれんがw、そうぢゃないのよ、コレは体質であり不治の病なの!

いいえ、むしろ「生き様」なのだと言い切りたい!!(勝手にお仲間を巻き込み好き放題言ってる)



今回の作品では、当て馬的不憫さはどうやら回避しそうな空気ですが(マネさんブログを読む限りは、まだまだわからないが)

芦田さんというキャラは、花枝ちゃんに突っ込まれたりあしらわれたり、仲間にタカられたり姉御に説教されたりと、十二分に残念キャラなので

だからもう、たまらなく可愛いですね←←(ホラ病気が出た)


寧ろもう暫くこのまま、しょんぼり落ち込んだりモジモジ困ってたり、怒られたりしてる姿の方を見続けたいです!(最早性癖を隠す気なし)


勿論物語の最後はハッピーエンドを希望してますが😊







来週もこのテンションのままお待ちしたいと思いまっす!!












【ファイトソング_3話感想】まだ自分の事だけで精一杯の芦田

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①花枝は既に心が動き始めたのに


トレンドに「ししおどし」が入ってしまう程に、美術さん力作のカッコーン音が異常な存在感を発揮していたこの場面



見所は少年の様にピュアピュアな瞳の芦田さんと、そんな彼に心が動いている事を自覚し始めた花枝の表情だったと思います。








間違いだらけの店チョイスを反省する芦田には

「本当に」デートとか経験してこなかったのねーという説得力だけはあって笑



空手を見せて「襲ってきたら返り討ちですよ」と勇ましい花枝の台詞にも、目を丸くしてビックリ仰天‼️そんな事全く考えてもいなかった様子だし






「モテたはずでは?」

という花枝の素朴な疑問に対しても、あー…って昔の思い出を蘇らせつつ





「アレはモテたっていうか、チヤホヤ…」




「ややこしい女に捕まるとあんた終わるよってマネージャーに脅されて…」

「俺、怖くなっちゃって…」



…んで、それっきりかーい!

弓子またもお前のせいだったんかーい!



それ、自分好みの年下イケメンを、虫がつかない様に脅して囲ってたんちゃうんかーい!

いいぞ俺たちの弓子!働く女ならこういう風に権力を使うべきよねっ!←



②でも芦田はまだ自分の事だけで必死


反省会を大真面目にやり、「ひょん」な出会いもアリという記事に安心して頷き合う二人の会話は相変わらず可愛いです。


ただし、この時点でもう既に、花枝はちゃんと芦田の方に笑顔を向けているのに、



芦田の方は、まだ自分の気持ちや考えだけで頭が一杯なんですよね…彼女自身に視線を向ける事がとても少ない。



それが端的に表現されたのはこの場面で↓

花枝は(恐らく)芦田から通知がきてるのではないかと淡い期待を抱いているのに



一方その頃の芦田は、ただただ「自分の中から何かが湧き上がってこないか」と、孤独な戦いを虚しく続けていました。








弓子と薫に向かっても



「こんなの、くだらないかもしれないけど…でも必死なんだ。他にどうしたらいいか、わからないんだ」

と絞り出す様に語る春樹の言葉は本当に苦しそうで




不躾な後輩ミュージシャンが現れて、益々彼を追い詰めてきた時には

「アタシの春樹をいぢめないで〜😭」

と、例によって間宮氏の不憫演技に陶酔しきっておりました(←それただの性癖)



「ベイホール…懐かしい…また立ちたいな…」

って傷ついた目で呟いた後に


コーヒーを飲みながらボードに書かれた「中華街デート」の文字を見つめる目は、恋する男の目では全くなく!





むしろ静かに何かの決意を新たにした男の目に見えました。



③キュンにはまだ早い


今回の3話には個人的にちょっと残念に思った点が二つありました。


1)「音楽」が足りないよう

2)火9らしいキュン場面を売りにしなくても


1)については言うまでもなく。


この作品において「心を動かす音楽、音楽によって動く心」は大事な要素だと思っているので、できれば毎回歌ったり演奏したりして、音楽の力でグッとこさせて欲しいのですね。

それが芦田以外のキャラでも良いのです。キャストは見事に全員歌える人を揃えているのですから可能なはず!

今回はボイスレコーダーに吹き込まれた歌と二人の笑い声くらいでしたかね?






もしかしたら、今後このレコーダーが大事な小道具になるかもですが。


2)については、完全に個人的な趣味だけの意見になってしまいますが。


初回ラストから第2話の流れが、私にとって神過ぎたので!笑

勝手に本作への期待のハードルを上げてしまったという自覚があります。

凄く身勝手な要求だとは思うのですが、「ただの胸キュンドラマ 」で終わって欲しくないのです。


いきなり恋に落ちた訳ではない二人が、それぞれ不器用に心を通わせながら成長して行く、その過程こそを見たい。

先に心が動き始めた花枝が、どう困難と別れに立ち向かい、何を潔く選択するのかをじっくり丁寧に描いて欲しい。


そして何より、芦田にも必ず「心が大きく動く」瞬間が訪れるはず。間宮祥太朗のその瞬間の演技こそを、見たい!見たいのですよ私は!


だから胸キュンシーンは急ぎ足で無理に作る必要ないのになって。まだまだモジモジする二人を見守っていたかったというのが本音です笑





しかしながら。なるほど。うーむ。

今回の中華街デートは、可愛くって絵的にも大層美しいものでした。文句引っ込めます!(←)


まず最初に、まず心を落ち着かせようとこっそりと頑張ってから





精一杯爽やかに「お早うっ」って声をかけた芦田さんの可愛さが異常💗



そこからは、一見男らしく手を繋いでリードしていく様に見えますが、相変わらず花枝ちゃんの目をじっくり見つめる余裕は無さそう…




ただし、人混みを庇って抱き寄せたり、

そこから再びエスコートするために手を差し出す流れなどは、







全くデート初心者に見えず、ただの素敵王子間宮祥太朗になっておりました笑

(テレビ前の女子全員喜んでたからオールオッケー)




ラストの、横浜の夕暮れをバックに

「俺、もっと知りたい…もっと恋したい…」

という台詞と共に




静かに自分の方に向き直らせてから




ロマンチックに静かなキs…





…って!ヲイ!ケチかよ!寸止めかよ!




さすが国民の当て馬と呼ばれた男だけあるわ!

そう簡単には結ばれてくれないのね!


ここで逆に切ないなあって思うのは、芦田は恋にまだ落ちてないって事なんですよね。

必死に自分の心を動かそうと頑張ってるだけ。だから出てくる台詞が「(知らないから)もっと知りたい」であって、決して「好きだ」じゃない。


だって芦田さんのお目目が一番キラキラしたのこの↓場面なんすよ?それってどうよ?




でもこんなロマンチックな事されたらさぁ、、、花枝の気持ちはどうなるの…

おい芦田〜頑張れよ〜早く目覚めてくれ〜






【ファイトソング感想_4話】ムササビは舞い、心が動いた

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いきなりですが私気付きました!


つまらなかった時の方が感想書くの難しいって思ってたんですけど

本作に関しては、どこもかしこも大好き過ぎて!かえって書く事を絞り込むのが難しいの!マジです!

どの場面も私の目には光り輝いて見える…どうしよう愛し過ぎて辛い←


だから、どんどん「芦田可愛い可愛いよ芦田」みたいなうわ事しか書かなくなってくと思うので、テキトーに鼻ほじりながら流し見してくれたら嬉しいな😆



①ビビりな芦田によるムササビの舞


皆さんの予想通りでした😂

あの流れのまま大人しくキスを受け入れてくれる花枝ではありませんでした笑





腹に突きをきめた後も、有無を言わさず言葉でボコり続ける花枝が可笑しい😆




「私恋愛初心者なので、気をつけてくださいって言いましたよね?」

「そういう事すれば女の子落ちるって思ってました?ガッカリです」


恥じらいや照れもあるのでしょう。一方的に捲し立てる花枝に対し、叱られてる芦田はただ圧倒されてしまっていて、



多分このへん↓から頭の中「???」ってなってそうwww



ところが。

自分の口から勝手に溢れ出てきた数々に、心が動いている実感と自信を持てたのか

「このままだと私の方が先に良い曲作っちゃいますよ〜」


って台詞には芦田もビックリ⁉️てか、芦田が一番強く反応するのは、やはり音楽の事なんだなぁって感じ。


でも、焦っていただけで自分勝手だったと謝った芦田は、素直でいい奴だと思いました。何より可愛い←


仲直り?していい雰囲気になった二人の行手には、都合良くムササビのぬいぐるみが出現www

そこで自分のあだ名がムササビくんだと知った芦田がとった行動が…





「ムササビッムササビッムササビッ…」




三度もこだまするかけ声と共にスローモーションで可憐に舞った推しの姿がそこに…


「(…何が起きたの)」

「(俺達はいったい何を見せられているんだ…)」



後ろから前から斜めから。そしてヒキでも。

少なくとも4テイクはこのアクションをやらされたであろう、我が推しが愛しくてたまらぬ

愛が爆発した瞬間でしたね!


見事トレンド入りおめでとうございます🎉





「あ…無理に笑ってくれなくても…」

やってしまった事を恥じらってる芦田さんマジもんの天使👼




(※突然ですが、この後は天使だと感じた箇所に勝手に天使スタンプを貼りますんで!!もう好きにやらせておいてくださいな)



「じわじわきます。芦田さん、頑張りましたね!」ってナチュラルな先輩目線で励ます花枝も面白いが、

「うん。凄く…(照)」」


ああ天使👼👼


色々偉そうに言ってた癖に、プレゼントされた事を凄く嬉しいって矛盾してると言う花枝に対し

「んーでも、恋って矛盾だらけのものじゃないのかな」と芦田

そしたら

「いい事言う!やるじゃないですか」

とドヤそうとした花枝です。

だが、私は見逃さなかったぞ。本気でまたぶたれるんじゃないかって怯えてる芦田さんをwww








腰引け過ぎwww



②いよいよ追い詰められた芦田


せっかく良いペースで恋への取組が進んでたのに、2ヶ月を待たず、1週間内に結果を出さねばならなくなりました。




芦田の苦境を目の当たりにした花枝は、自分も何か助けになりたいと思うのですが



芦田は静かに「連絡する」とだけ…懐に深く入り込ませてはくれません





そんな芦田を見守る弓子と薫の描写もとても良かったです。




才能に目をつけた年下くんに、私情もあって過保護にし過ぎてしまった自分の責任を悔いているらしき弓子も不器用で切ないですが




若くいきがっていた時に「俺を信じろ」な〜んて言っちゃった責任を律儀にとっている芦田と、それを口実にタカり続けている薫の関係性も激しくツボりましたね〜



メシ作って寝落ちしてたこの薫くんなんてさあ、

、、





この瞬間から芦田と薫の物語が始まってしまっても何の不思議もないレヴェルだわ。つか、これは間違いなく特定界隈の妄想がヘブンズドア案件でしょうよ!チュー



みんな芦田の助けになりたいのに、どうする事もできないのが切ないです。「好き」を仕事にしてしまった故の苦しさや、己の才能とだけ向き合う職業の過酷さが良く描かれていると思います。



③その時、芦田の心が動いた


遂にその時がやって来ました!

再び一人ぼっちで燻り始めた芦田が、花枝の空手を見学する事になりました。





最初は、女子大生達の好奇の視線にモジモジ居心地悪そうにしてた芦田なのに




直ぐに引き込まれ、


夢中であぐらになって

前のめりで無意識に口まで開けて…




花枝の姿から目が離せなくなっていく様を、間宮氏は細かい演技プランで丁寧に見せてくれました。



闘う花枝の姿が、芦田の心を動かしたのです。

デートのために可愛くオシャレした花枝でなく…

力になりたいと健気さを見せる花枝でもなく…





なぜ、この瞬間の花枝だったんでしょう?

戦いを挑み続ける不屈の姿勢?負けても爽快に笑える強さ?私には上手く言語化できませんが、何かが心に刺さった。それは花枝が一番花枝らしく輝く瞬間だったからかもしれませんね。


圧巻だったのは、更にその後で。


衝動に駆られた芦田が、夢中になって走り戻り、作曲を始めます。

ムササビの舞い、再び!この躍動感を見て!






浮かんできた何かを形にしようと先ずは楽器に向かい


やがてボードに次々と浮かんでくるフレーズを必死に書き散らしているうちに


芦田の顔にはなんと笑みが浮かぶんです…


最初に自然に浮かんでいた微笑みは、創作の力が再び湧き出した幸福感に思え



それがやがて、思い浮かべた花枝に向けた笑顔へと変わっていった様に私には見えました。






そんな風に想像させてくれる静かで圧倒的な演技でした


この場面で、間宮氏は一言も台詞は発していません。全て、目と表情、手の動きや姿勢、それらだけで演じきっています。

この場面見た時、心底「この俳優推してて良かった」って思いましたね…素敵でした本当に。



④恋って疲れるものなのね…


いつの間にかいなくなってた芦田に、放り出された花枝の方ははたまったもんじゃありません。


クリエイターといえば聞こえは良いけど、芦田はやはり音楽バカなど変人で、関わったら振り回されてしまうタイプだとは思いますね笑


それでも、花枝は芦田に恋してしまった。

夜中に唐突にきた連絡にも喜び勇んで駆けつける姿、健気で泣けます。




「曲、出来たの?」という問いに、静かに頷いた後





「(キミと)出会って最初に出来た曲。」

「一番最初に聞いて欲しくて」




こ、この瞬間のこの台詞…

どんなにど変人だろうと、勝手に長く放置されてたとしてもですよ?女子なら皆が恋に落ちる究極の女殺しでしょうよ!しかも顔が間宮なのよっ!


イヤホンをそっと付けてくれるこのアングルの間宮ぁぁぁ!(卒倒しかかって後頭部打撲したメイさん)






私10年推して来たけど、こんな顔見たことないぃぃぃっ(床に転がり悶え苦しむメイさん)






曲への反応を見届けて、ホッと安心したかの様な表情を浮かべてたと思ったら







スヤァ…👼




スヤァが来たわよ…👼👼



これは確実に殺しに来たわね…間宮、恐ろしい子(メイさんの遺言)


だが、本日のハイライトはハッキリ言ってまだ終わってなかったのだよ諸君!

花枝ちゃんがね、

そぅっと芦田の前髪をかき分けて(あ、眉毛あったんだ)って見惚れてたでしょう?…👼👼👼👼





くうぅ…くううぅ…最早これまで…


尊死!!!!


花枝の「恋って疲れるものなのね」って台詞、

長い睫毛を肩に乗っけて長い時間支え続け、物理的に疲れたっていう意味と、

ピュアピュアな男に惚れてしまって振り回されてしまっている自分を自覚したのと、

両方の意味に私は受けとりました。




我らが推し、当て馬を卒業したと思ったら、天使になりよった👼👼👼👼👼

背中に翼つけた当て馬って、それってもはや天馬なのら、ペガサスなのら〜(ラリって語尾がおかしい)昇天昇天昇天


なのに

「曲、ダメだった」

「今まで色々ありがとう」

って…




二人はどうなるの〜😭

私、来週も泣くの〜?😭😭😭

待ちきれません!








【ファイトソング感想_5話】会いたくて、とにかく会いたくて

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①見つめ合いながら歌うスタートライン


突然「恋の取組」の終わりを告げられてしまった花枝は落ち込みますが、「あの曲を歌って欲しい」という約束を不意に思い出します。


最後の清掃日に訪ねてみれば、秒速でドアを開けた芦田さん。彼もまた彼女を待っていたのでしょう。(可愛い)



「取り組み」が終わってしまった微妙な関係性にどう接したら良いか戸惑い、しかも花枝は何かを言いたげ。

🐕‍🦺「何か怒ってますか?」と恐る恐る尋ねると…

(とても可愛い)



🌺「約束を思い出して欲しい」

🌺「忘れちゃってるとか…そういうとこアレですよね」(←実は自分も忘れていたのだが笑)


🐕‍🦺「あっ、ハイ、うーん😥🤔😔」



🐕‍🦺「あっ!歌🤭」



🌺「あ、でもピアノのやつはもういいです。なんかもっと元気出る感じで」



🐕‍🦺「え〜〜〜😅(あの時あんなに感動してくれたのに…ドユコト…)」



短い付き合いだったのに、意外と互いの癖を把握して指摘し合ってるの地味に面白いです🤣


んで、花枝様の御命令ご要望にお応えして屋上で演奏をする事になりました。

🐕‍🦺「寒くて指が」とか弱気な台詞を鼻ズビさせながら言ってた芦田なのに(とてもとても可愛い)



いざ演奏を始める瞬間にはスイッチ切り替わり、

アコースティックギターバージョンを聴かせてくれました。あゝ素敵よ芦田さん😍





またも一瞬だけ泣きそうになってしまった花枝が、吹っ切る様に明るく歌い踊り出したの、可憐だけれどもちょっとグッときました。



(ピアノバージョンを断ったのも、再び泣いてしまうのを避けたかったからなのかなって思ったりもして😢)


この可愛くて楽しいシーンの何が印象的だったかって、、、

芦田がずーっと花枝の目を見つめながら歌っていた事です!









花枝もまた全身で楽しさを表してそれに応え、

二人は互いに見つめあったまま歌で気持ちを通わせていました。







やがて歌の終わりと共に、お別れの時がやってきて…





最初は明るく握手で別れるはずだったのに





芦田は衝動に駆られ抱き寄せてしまいます。







離れ難くなってしまっている感情を抑える事も隠す事もできなくなった芦田さん。ほとんど泣きそう…







けれども、凛々しい花枝の方が先に別れを告げ降りて行き、遂に何も言葉にできなかった芦田の気持ちだけが置いてけぼりに。共に歌う事はできたのに…








逡巡した芦田が、後悔して漸く追いかけた時には既に遅く、花枝は出迎えてくれた慎吾に慰められて去ってしまった後でした。









🌺「ちゃんと終わらせて来た」

ってかっこよく言った花枝も、泣きそうになってる気配を察してあげた慎吾の優しさにも、最高にグッと来ましたねえ…素晴らしい脚本演出だと思います。






②心だけでなく体も動き始めた芦田


心が動き始めた事を自覚した芦田は、

ちょっと前なら考えられない様な行動力と頑張りを見せ始めます。











何と、事務所社長に「もう一度チャンスをください」と直訴しに行ったのです。

この、捨てられたワンコみたいな芦田さん、大層不憫で切なくて😭





(こんなにか弱くなっちゃって、中の人、本当に2ヶ月後にトップク着て血みどろクソヤンキー演れるんでしょうかマジ心配)









そんなみっともなくも必死に足掻いている姿を、よりによって慎吾が目撃してしまう流れもまた、どっちも不憫で切なくて😭😭















そんな芦田が、別れの時何で花枝を引き留める言葉を言えなかったのか?

その答えが、薫との述懐シーンで描かれました。



背が高いのを見掛け倒しとからかわれる存在だった薫は、才能が眩しかった春樹の「俺を信じろ」との言葉で高校を辞めてバンドに入ります。自分を欲してくれたのが素直に嬉しかったんでしょうね。



その後、「責任をとってもらう」と口では言っていますが、彼にとってそれは芦田と共にいる口実でもあり、自分の選択を後悔している訳ではないのです、恐らく。



ところが、芦田の方はその気持ちを知りません。そして、後悔も反省もしている。

故に、「曲が出来たのは彼女のおかげだなんだろ?」という薫の言葉を素直に認めながらも、「じゃあまた付き合ってって言えば」という助言?には首を振り、

🐕‍🦺「彼女を巻き込む訳にはいかないし」と…



これによって、我々視聴者は芦田が躊躇っている理由を知ったのですが、

私は、ここで薫がキレた描写が上手いなぁと思いました。

「は???全員素人だったのを巻き込んでバンド始めた人が何言ってんの!?」





今こそスタートラインにいたあの頃の、がむしゃらな情熱を思い出すべき時なのに。

それに、春樹はまるで自分だけが相手の運命を左右してしまうみたいに恐れていますが、相手にも意思があり選ぶ権利も力もある事を忘れています。それは、薫自身が生きてきた人生の否定でもある。

つまり「モヤってないでぶつかれ!それがお前だっただろ」そう言われたのですよね。この薫の言葉は結構効いたんじゃないかなぁ。


その時、ちょうど折り良く、弓子さんが社の執行猶予が延びた朗報を持ってきてくれました!



喜ぶ芦田。

そして直ぐに、今の自分にとって絶対に必要なものを求めて、思い切った行動に出るのです!




③皆が河原ブレスレット事件を思い出し怯えていた😂


今回はとにかく慎吾が切なくて😭、しかも最高に良い奴なんですよ。

「男女とかではない、それ以上の絆を壊してしまうのが怖い」

ここの慎吾と凛ちゃんマジ泣ける。つか、早く凛ちゃんの気持ちにも気づいてあげて…



そんな慎吾が、いよいよ本気の告白頑張ろうとしてんのに、、、火10当て馬の悲劇が繰り返されるのではと、皆が本気で怯えてたのに笑いました。あの事件どんだけ〜。





固唾を呑んで皆が見守る中、登場しました!!

かつて当て馬キングと呼ばれた男。本作ではその積り積もった復讐を遂に果たすのでは、と謎の注目を集めるこの男!





もう馬じゃないのに!今はムササビのクセに!走って登場ハァハァハァハァ🐴(多分馬だった頃の癖が抜けてない)





「会いたくて。どうしても、会いたくて」



「また音楽が楽しくて。(キミの)おかげ」







「お願いです。もう一度、付き合って貰えませんか」



こんな必死で一生懸命な告白されたら、誰だって心動く。

花枝は明らかに心動いてましたが、果たして何とお返事しようとしてたんでしょうか?



その答えは、慎吾ちゃんの突然のインターセプト😂により遂に分からなかったのであります!

「お断りしまっす!」



「え?」

「んん?」






さーて、次週はこの続きからだぞー。

マツコから画面切り替わった瞬間に何が映ってるのか笑、震えて待つwww



何気に注目してんのは

1)春樹がいったいいつ花枝を名前呼びできるのか

2)花枝が最初に耳の秘密を話すのは誰か

ですかね。

勿論、芦田が完成させるであろう新曲を、一刻も早く聴きたい気持ちも募っています!











【ファイトソング感想_6話】舞い上がったムササビ詩人になる

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①慎吾ちゃんの立ち位置どうなるの問題


思いがけずあっさりと、おちゃらけてしまった慎吾ちゃん!私は予想を裏切られ、冒頭からいきなりビックリでした。



てっきり、「そんな“取り組み”なんて適当なもんで花枝の気持ちをこれ以上振り回すんじゃねえ!」って浮かれポンチ状態の芦田にキレてくれると思ってたの…😂


このまま、ただ温かく見守るだけのポジションで落ち着いてしまうのでしょうか?

少なくとも、この↓場面では、








初めて!花枝が動揺し、心にちょっと刺さっていた様に私には見えましたが…



あくまで私は、花枝❤️芦田➕凛❤️慎吾でハッピーエンドを迎えて欲しい派でございますが、

慎吾はとっても魅力的に描かれているキャラゆえ、ずっと「ごっこ遊び」でモジモジしたままの二人が急展開を迎えるきっかけを作ってくれるのではないかと期待しちゃってます。


それが、想像してたみたいな「叱って目を覚まさせる」方向ではなくても、秘密を明かすとか…あるいは芦田に嫉妬をさせるとか…(ただジェラしる間宮が見たいだけのヲタの願望)



②身も心も舞い上がったムササビくん


もうね、うっかりトレンド入りしてしまった為に、想定外に幾度もコレやらされる羽目になってる推しに笑いが止まらぬ🤣



しかもだ!開き直ったんだか何だか分からんが、明らかにジャンプが前より高いぞ!激しいぞ!

(その勇姿をもの凄い連写音でカメラに納めた花枝ちゃん、それ俺達に共有してくれ笑)



今回、真面目な日本国民は皆、裏の女子フィギュアを応援してたと思われますが😂(非国民ですまぬ)、ずらりと並んだフィギュア関連のトレンドの中に唐突に混ざってしまった「ムササビ」は、「何かの新しいワザだろうか?」と疑惑を抱かれた可能性が…www






いや、だんだんエスカレートしてきたムササビジャンプが、本当に次回は回転加えてくるかもしれないじゃんね?アクセルでスピンなムササビに進化するかもしれないじゃんね?(ねえよ)


🌺「会いたくてたまらない」

🐕‍🦺「ただただ会いたいワン」

と言っていた二人ですから、“恋の取り組み”モードに即戻る事には何の障害もありません。






しっかりと手綱を握られて…あ、いや、尻に敷かれて…あの、えっと、バブちゃん👶がママを後追いしてるみたいな…二人の遊園地デートは愛らしさの絶頂



秘かに「私の名前、まだちゃんと呼んだ事ないですよね」って言われて「(…バレてましたか…)」

って顔つきになってから、











「木皿さん」「花枝さん」「花枝ちゃん」と候補の響きを耳で吟味して

(ここの花枝の表情がスーパー可愛くって悶絶しました)

















結果、最もハードルが高い「花枝」呼びをリクエストした場面、凄く好きです。中の人は、何せ男子校ノリ呼び捨て上等丸出しの性格なのでw、芦田の戸惑いキャラとのギャップが凄いや←






「使ってない筋肉を鍛えましょう!」とハッパをかけられて、










ぼっちコースターしてた芦田さんの図、シュール過ぎて吹きました。本人もツボっちゃってるし😆










何と言っても本日の見所は、物理的にも精神的にも、お空に舞い上がってしまった芦田による長台詞!






心の動きに比例して身振り手振りもどんどんイキイキとアクティブになっていく芦田を体現しつつ、










普通のテンションじゃちょっと言えないw歯の浮く様な台詞も絶妙な加減でしっかりこなし、夢見る少年状態をしっかり印象づけてくれましたし、

髪がもしゃもしゃになったままなのが、また味がありました(盲目)




ここ、花枝の方が呆然と圧倒されてましたが、TV画面の前で、私も同じ顔になってたと思います😆

直前まで、一方的に捲し立てられていたのは芦田の方だったのに、攻守逆転の構図になってます。







③自在に瞳の輝きをコントロールする間宮素晴らしいぜ!


その攻守逆転の関係性は、他でも描写され、

以前は連絡を心待ちにするのは花枝ばかりだったのに、今はもう芦田の方が秒でレスるし、ガンガン一方的にメッセージくれる状態に。








弓子と薫にも「目がキラキラしちゃってない?」

「ホントだ少女マンガみたい!」って言われてましたけど、














多くの人が「これ、演技力だけで目をキラキラさせててんの?凄くない?」と驚いてくれてたの嬉しかったです。





普段から目がクリクリキラキラしてる可愛い系イケメン俳優君ならば、「それ自前の標準装備です」って言えるんですが、残念ながらウチの間宮キュンは…😂

これまで、ギラギラの強面だったり、目が死んでたりする役多すぎてなぁwww

とにかくこの芦田役によって、彼にはこんな柔らかな繊細な役も似合うんだって感じてくれた人が増えたのは、何よりの喜びでございます!






浮かれまくってる今でも、要所要所で、ちゃんと切なそうだったり瞳を曇らせる事も自在にやってますんで、








是非この職人技に今後もご注目くだされ!(←お前誰)








④アカペラに勇気をもらい花枝いよいよ決断の時


おかげさまで、作曲もノリノリで絶好調。

いよいよ、次回あたり新しい曲が聴けたりするのかな?ワクワクします。












本日は、遂にアカペラバージョンでのスタートラインを聴かせてくれました♪





YouTubeの限定公開がいつまでか分かりませんが、ピアノバージョンもバンドバージョンもどちらも150万回再生突破してますし、本当にいつか正規の音源化・リリース来るのでは?


私は本作が大好きになった余り、既にサントラCDの予約申し込みをしてしまいましたが(気が早い)、そちらに芦田ボイスが収録されなかったとしても、満足できると思ってます。劇伴聴くだけで色んな場面思い出して泣ける自信があるっ(キリッ)(トリガールのサントラで経験済みだから!)


人に甘えるのが苦手で、涙も見せられない花枝という女の子が、唯一心を開く芦田の声と音楽。






花枝は、この曲を聴きながら、遂に決断をした様です。耳の手術の事を、家族同然の人たちにちゃんと伝えなくては!










でも、芦田には知らされぬままの様子…

取り組みの期限は迫る中、いったいいつ、どの様に芦田は知る事になるのでしょう。そして、それを知った時に彼はどうなるのでしょうか?




今回はストーリー的に大きな進展があった訳ではなく、足踏み状態が続きました。

が、次回あたりから急展開来るかな?もうドラマの折り返しを過ぎて後半戦に入ったかと思うと、なんだか寂しいくらいです…



【ファイトソング感想_7話】二人の成長と見守る人達の温かさが丁寧に

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「胸キュンドラマ枠」という大前提で見始めた本作ですが、その認識を改めたい、と思います。


確かに、「三角関係」「嘘から始まる恋愛」「デートやキス」といったお約束ワードや要素が散りばめられ、セオリーは踏襲されているし、それに惹かれて見始めた人も見続けている人も大勢いるんだろうと思います。


でも、本作の真の魅力はソコではなく、丁寧に描かれた主人公たちの成長と、それを取り巻く人々との温かな人間ドラマにあるんだと感じました。少なくとも私にとってはそうです。それを深く再認識できた7話でした。



①心を通わせ合う二人


もはや「取り組み」を超えて、二人が惹かれ合い心を通わせていっているのが分かる。


それが、とっても不器用でゆっくり




(離れていても元気がない様子を、互いに察する“恋のテレパシー”wが作動中)


純情で愛らしく














(彼女の“日常”にドギマギする芦田さんと)














(本気で悔しがる意外な一面を見て驚いたり)
















(怒ったり苛立ったりとは異なるタイプの、子供の様に素直に羨ましがるw実に芦田らしい可愛い“嫉妬”に心が動いてキスしたり)
















(芦田の「ありがとうございました」は火10の歴史に残る名リアクション)






(モジモジ)

(尊い)






でもだからこそ切ない、という関係性になっていて…


(純朴ながら恋の幸せ感が滲み出てくる会話のテンポ)









(そして自然に二人の距離が近づき手を繋ぐ)













(とても演技とは思えない程の素晴らしさでした。ここ何回でも繰り返し見れる👏)


あああああもうううううう😭😭😭


本当に素晴らしいですね…もう私ごときでは、この尊さを語る言葉が出てきません。

もうツボというツボを全て押されて刺されまくって、黒ひげ危機一髪もしくはハリネズミ🦔みたくなって床に転がってるオタクの死体。それが今の私であります…



②芦田の頑張りと成長に感動した


普通はさ、胸キュンな恋の相手役といえば「社長か御曹司か仕事のできるエリート」でしょうが!

それなのに、今んとこ芦田さんにはどの要素もナッシング過ぎて笑えるレベルじゃ😂そんな所も、本作は敢えてお約束を外してきてるんだなぁと感じます。


多分にファンの欲目もあるとは思いますが、

芦田さんは、そういう「記号的イケメン」「役割としての相手役」とは異なる描かれ方をしていると思うのですね。

ラジオで、脚本岡田氏が「芦田というキャラは僕の癖が一番出ているキャラ」と仰ってましたが、その思い入れに間宮氏が応えた結果の魅力なのでしょう。


自分の事だけで精一杯だった芦田が、花枝との恋によって人の心の動きに敏感になり、


「言いにくい事がありそう。そういうのだんだん分かってきた」










「トークとか苦手だけど…やらせてください」












情けない状態だった所から、必死で一歩前へ出ようと頑張っている。彼なりの成長。そこが丁寧に描かれている事に、私感動してます。


だからこそ、芦田を支えてきた弓子の思いも、心配な時こそ隣に居ようとしてくれる薫の友情にも共感できるんです。













③花枝を支える人たちの温かさ


花枝が、漸く耳の手術の事を仲間に告白する場面は泣けました。








非常に頑な所のある花枝を、受け入れて包み込む周囲の人たち全員がとても優しい

花枝に背負わされた不幸がとても重いだけに、そこが救いとなっています。心洗われる思いです。







花枝が語る言葉はどれも切なく、


「間違っているのは分かっていても、現実から逃げたかった」

「(出会いは)私に起きた、たったひとつの奇跡」

「どうしたら良いか分からなくなってる芦田さんは自分と同じだと思った」

「芦田さんが良い曲作れたら、それは辛い現実に勝てた事になるって思った」

と、希望を芦田に託す様な思いを語る、そこまでは分かった。



けれども、

「(芦田さんには病気を)知らせる気はない」

という決意の頑なさとの因果関係は、ちょっと解釈に悩みましたね…


まず浮かんだ一つの可能性としては、「芦田に重い十字架背負わせたくない」

せっかく前向きに音楽に取り組み始めた芦田なのに、花枝の病気の事を知ってしまったら、音楽どころでなく取り乱してしまうか、プレッシャーに押し潰されてしまいそうです。


実際、「絶対良い曲作ってくださいねっ」って明るく言った慎吾の台詞に、「???」ってドギマギ反応してる場面ありましたし…






もう一つの解釈としては、「綺麗な思い出だけを残したい」

自分の心の中だけでなく、彼の心の中では、明るく元気だった時の自分、そして楽しかった時間の思い出だけ生き続けたい。我儘にも思えますが、乙女心としては、理解できる感情ではあります。














優しい人たちは、そんな花枝の言葉を尊重してくれますが、、、

芦田さんの気持ちだけが取り残されてしまっているの、とても悲しい…😢😢










次週、このまま別れが訪れそうですね。

そこから、二人にはどんな展開が待ち受けているのでしょう?最後までしっかり見届けたいです!







【ファイトソング感想_8話】恋に負けなかった闘う女

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今回の芦田さんは、不憫の決定版!😭


定評ある間宮祥太朗不憫役の中でも、ぶっちぎり最高峰に君臨してしまったと思われます。スーパーデラックスゴージャス不憫、まさしく至高の不憫とでもいふべき金字塔であります!


おかしいじゃん?間宮、2番手相手役だったはずよね?なんでこうなってるの?

もう訳が分からなくて混乱してるんだけど、兎に角、間宮が不憫を演る事で、うえーん泣きしながら身悶えてるアタシみたいな特殊性癖に目覚めるファンがまた増えちまうって事だけは断言できる。


もしやこれが狙い?業界が仕掛けた孔明の罠なの?もう私たち充分過ぎるほど不憫砲喰らって降参したから、さすがに!そろそろ!誰か間宮を幸せにしてあげて〜(絶叫)



①迫る別れの事を考えたくない芦田


のっけから

ラジオ局ギャラリーから突然消えた花枝を一生懸命目で探す芦田が、もういきなり不憫で可哀想なんだが!





心配して電話すれば、普通にいつもの元気な花枝なのだけれども…



予定より更に早まった別れの日に、顔を曇らせる芦田。



そして…

「今から、会えないかな…会いたいんだ…」





もう寛いで寝る間際にそんな事言われても………とか言いながらも、速攻でお着替えの準備いそいそ始めちゃう花枝ソーラブリー😍





「もう〜私たちもうすぐお別れするんですよ?大丈夫なのかなぁ」

ってまるで母の様な目でに、甘えん坊の芦田を見守る花枝w



急にSwitch入ってしまった芦田が

「キス…したい。いい?」





相手がそっと頷くのを確認してから、





「…します」からの接吻。





前回の花枝からのキスと流れは同じだったんだけど、衆目の中でというのが決定的に違う所で。

これがいわゆる「恋の幸せで頭がおかしくなる」ってやつですかね。











あのね、あのね、この場面さ、

そっと近づいて唇を重ねる所までは、芦田さんの方が見つめてて、花枝の方は静かに瞳を閉じて受け止めた。そしてその後は、花枝の方が芦田さんの顔を目に焼き付ける様に正面から見つめ返し、芦田の方が照れた様に目を逸らして体を離したのっ!(この語り一息で2秒)






この流れが最高過ぎて(異常に細か過ぎる自分が怖いよ)、瞬きも忘れて撮りまくったスクショの山を見たら、皆ドン引きすると思いますわ〜😂いやむしろ、ひれ伏して下さっても良くってよwwという凄さっす。











芦田と花枝のキスシーンって、これ見よがしな壁ドンだの顎クイだのとは全然違ってて、なんというか…「尊いものを拝ませてもらった」って気持ちになりますわ〜南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏🙏



②花枝は一人の時しか本当の気持ちを出さない


今回、どうしても芦田の方が恋心を募らせて、花枝の方は連れないって風に見えてしまったんですが、それもそのはず。

芦田は、一人でいる時も花枝や弓子薫たちといる時も、不安だったり喜びだったりがとても素直に顔に出る。





ところが花枝の方は、人前で泣かない事で定評あったくらいの女の子ですから、兎に角絶対に人前では本心を出さない。そう固く決めているんでしょうね。しかしそのために本心が垣間見える描写は極めて少なく、一人ぼっちの時くらいのもん…



だから花枝の本心が見えにくくなっています。


「最悪のケースを想定しておかないと、負ける」

理不尽な不幸に幾度もあった花枝が言うから説得力あったこの台詞、



お父さんの肉声が思い出と共に聴けたシーンは泣けたけれども、こんな育ち方をしたらそりゃ頑なにもなるよね😢





ところが、そんな花枝の一瞬の表情でも見逃さないのが慎吾ちゃんなのです。





慎吾は、結局本気で告白する機会を逃したまま、決死のバックハグすらも華麗にスルーされてしまっていますが、だからこそ花枝の心が自分じゃなく芦田にしか向いてないのを痛感してるんですよね。



その慎吾が、芦田にモヤモヤをぶつけに行くシーンもなかなかの見応え。

「所詮その程度しか好きじゃないって事でしょ」



ここは、わざと芦田を焚きつけて背中を押しに来たのだ、と解釈する意見も多い様ですが、私はちょっと異なる感想を持ちました。


「決めた事は、絶対にやり通す」そういう花枝の性格を凛と共に一番良く分かってる慎吾なんじゃないですか?


自分でも何を言いたいのか気持ちが整理できないと言いながらぶつけた慎吾の言葉は、一見理不尽な様にも思えましたが

「花枝を守ると決めてる」男が、自分には何もできない悔しさの中で、せめて「取り組み」なんて曖昧な関係で彼女を悲しませる事を許さない、そういう宣言だったのではないでしょうか?


ただ、ここは珍しく芦田も言葉に詰まっていただけではありませんでした。



「彼女が話したくない事を無理に聞こうとは思わないし、できないです」

「彼女の意志を尊重したいんで」

この台詞を聞いた時の慎吾の顔は、私には呆れたり怒った表情にはみえませんでした。むしろ芦田の言葉で気づいたんじゃないですかね?花枝のためを思ってるのはどちらも同じなんだと。

だからむしろこの時に、慎吾は「全てを花枝の希望通りに叶えてあげよう」って気持ちが強くなった気がするのです、私は。



ただ、言われた方の芦田の心は千々に乱れてしまいます。










③意志を貫き通した花枝の本心は


芦田なりに、気持ちを整理してやって来たであろうお別れ会。サプライズ花束にはしゃぎ合う笑顔が、眩しいけれども切ねえ。











「恋の取り組み」に残された最後のタスクである「お別れ」を全うするために、二人は互いの嫌だった所をわざと指摘し合いますが


「髪、もっと切った方がいいです」

「服も真っ黒ばっかりじゃ」

「あ、とか、え、とか一言だけ返すってのもちょっと」









言いたい放題wwの花枝に、心底びっくり&ドン引きしつつ、頑張って芦田も反撃😆

「そういうの、自分が思ってるより5倍は怖いから」

「10倍は怖いからっ」






そしてつい勢いで

「ずるい。俺はみっともない所も全部出して見せてるのに、秘密教えてくれないし、ずるい」

本当は教えてくれって言いたいのに言えないし言わない中での、精一杯の悪あがきで駄々こねです。





そしてついに、芦田は口に出してしまうのです。

「別れ…たくない。曲とか関係なく、一緒にいたい」





さすがの花枝も一瞬だけ怯んだが…だがしかし。

鉄の女花枝のお返事はもの凄かった!

「お断りします。私はそれ程じゃない」

「恋に負けるのは嫌です」



(΄◉◞౪◟◉`)←この台詞聞いた瞬間のワシ、まじでこんな顔でした😂花枝渾身の空手チョップ、強烈過ぎて腰抜かしたわww


芦田の目に浮かぶこの絶望と放心を見よ😭









果たしてこの切ない顔に心揺らがない女なんてこの世に存在するのでしょうか?どういう訳だか花枝だけは揺らがない派みたいっすけど!


「私は、この取り組みで前に踏み出す勇気をもらったし、良い恋だったと信じてます。芦田さんにとってもそうであって欲しいです」



「新曲、楽しみにしています。芦田さんの作る曲で、また勇気もらう人がたくさんでますね」


そして「さようなら」とだけ決然と言うと立ち去ってしまった花枝。





背中に向けて、静かに響いた芦田さんの「…さようなら」がもう可哀想で可哀想で、必死で涙こらえてたんですけど





芦田さんの涙が溢れてくるのをみたら、遂に私の心も決壊してしまいましたよ。









花枝が別れのために作っていた笑顔が、すーっと消えて無表情に戻っていく演出も切なく


「なんでだよ〜花枝、カムバーック😭」




私は前回の感想で、秘密を明かさないままで別れようとする花枝の気持ちについて色々考察してみましたが、ぜーんぶ間違っていた事を知りました。


花枝は「芦田のために」「芦田が曲を作るために必要だと確信して」恋の取り組みを当初の計画通りに達成した、ただそれだけなのですね!


乙女のセンチメンタルなんかミリも無かったわ。「恋心の誘惑に負けて」初志貫徹できないなんて事はあってはならないというゴリゴリの体育会系的思考でした!


だから、最後の思い出に芦田にちょっとでも良い顔しておこうなんて発想はゼロ。花枝、あんた凄いわ…




④そしてたどり着いたファイトソング


でもさ、大いに傷ついたであろう芦田が、本当にこの状態で作曲できるのでしょうか?



ところが!作ってしまうんですね!のめり込んでしまうんですね!

という事は、結果的に花枝の決意は間違ってなかったという事になります。



これは創作をする人の性(さが)というか業(ごう)としか言いようがありません。半分青いでも感じましたが、私は困った事にこういう人種の事がわかり過ぎるほど分かってしまいます。(じっと手を見る…)


ただ、あんなこっぴどい拒絶をされたら、どう考えても切なくって悲しい曲しか作れそうもなくない?



実際、昨晩の私は悲しくなっちゃったあまり、頭の中はずーっとスピッツのチェリーみたいな切ない系お別れソングばっか流れてたし、おかげで夢に出てきた芦田さんはルーララ宇宙の風にのって空飛んでた気がするの…そして私は叫びました。「我が子を崖から突き落とし鍛えようとする百獣の女王花枝様〜その子は獅子の子ではありませぬ〜ムササビなのです〜」


(全部夢の話ですからっ)


(自分でも訳わかってないから突っ込まないで)




(因みに、「最後にムササビやってくださいね」って約束させられてたのに果たせなかったのは、ラストに向けた伏線だと信じていますからっ!)



あの別れの言葉から、芦田がどうやって「応援」というワードにたどり着いたのか、私にはわかりません。



離れていてもお互いの気持ちを察する様になっていた二人ですし、彼女の態度と言葉を振り返りつつ整理してみたら自然に浮かんだのかもしれませんが。





そんな芦田が完成させた渾身の新曲は「ファイトソング」というタイトルなのはわかりました。



一番に花枝に聞いて欲しくて、夢中で駆け出した芦田ですが、





忠実な門番と化した慎吾がブロック。

「もう花枝があなたと会う事はありません」

花枝の望みを叶えてあげるための行動でしょう。



途方に暮れ、取り残された芦田のこの顔…芦田残酷不憫物語、完である。



そして物語は一気に2年ワープするらしいぞ!まじかよララランド〜





私絶対待ってるから!2人の再会とハッピーエンド、待ってるから!

ドラマの神さま、どうか不憫な間宮祥太朗にシアワセをお恵みください!(血涙)















【ファイトソング感想_9話】助けて!芦田と慎吾が不憫競争してるの!

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①2年後の世界始まる


冒頭で2人の再会が示唆された後、直ぐに2年後の世界の日常が始まりましたが。







花枝が完全に失聴してる描写にがーんと打ちのめされて、私はいきなり思考停止に陥ってしまいました😢





周囲に温かく包まれて、元気で頑張ってる明るい描写だったにも関わらず、です…

覚悟してた筈だったんですけど、頭の片隅では「ドラマなんだしハッピーエンドにしてくれるのでは?」って淡い期待しちゃってたんですかねえ…我ながら情けないです。

そして、それを乗り越えている花枝の強さが並大抵のものではないって痛感させられましたよ。



一方の芦田もまた、穏やかで安定した暮らしを手に入れている様です。髪を切り明るい色の服を纏ったのは、花枝の最後の言葉を気にしての事ならいじらしい😊

新曲「ファイトソング」が大成功を収めた事も分かり、一安心。



つか、

その曲聴かせろお願い!!!!


そんな二人が互いに

🌺「弱かったなぁ芦田さん」



🐶「強かったなぁ花枝」





って懐かしく思い出す場面は、ほっこりと可愛らしいのですが、





互いにまだ想いが残っている描写というよりは、むしろ最早「過ぎた恋」「良き思い出」としてのみ思い起こされている様な気もして…



・二人の恋は二年前に一度終わった

・そしてその後全く連絡も取り合ってない


これらの事実をはっきりと印象づけてくれちゃってました😢






「ファイトソングのモデルは私だ、利用された!ってあの子が訴えてきたりしない?」

という弓子さんに、穏やかながらめちゃくちゃキッパリ「絶対ありません」と答えた芦田。



更に弓子の立場をも配慮して、花枝への気持ちや信頼以前に、大人の男としての自信や落ち着きを身につけた様子が見てとれて、ちょびっと眩しかったですね。











もともとは、互いに似た様などん詰まりの状況で出会い、「一人だったら踏み出せなかったけど、二人だったから前に踏み出せた」という関係性だった二人でした。

けれども、二年後の二人は、それぞれに成功も成長も果たし、もう一人でも生きていける人同士に見える…。



そんな二人が再会する事で、何かがまた変わるのか?あるいは新しい何かが始まるのか?それがラスト二話で描かれるのだと思っています。



②慎吾の見せ場だったが切な過ぎたよ泣


今回私にとって特に印象に残ったのは、

一つは芦田が真実を知ってしまった瞬間でしたが、もう一つが慎吾の告白の場面でした。



芦田に再会したら?と問いかけられて、

「耳の事知ったら、きっと責任感じたり謝られたりする。そんなのは嫌。良い思い出のままにしておきたい」





もうこの言葉すら、花枝の本心なのか?それとも強がりなのか?視聴者にとっても分からない!それくらい花枝は強いキャラですよね。


でもね、私気づいちゃちゃんです…。

本心を隠して見せないのは、花枝だけじゃない。やり方が違うだけで慎吾も凛ちゃんも同じじゃんって。



花枝が押忍!って鉄のガード型だとすれば、

凛ちゃんは「バーカ!」ってワザとはすっぱで口悪く言う事で強がり、

慎吾は、おどけて笑いを振りまく事で本心を覆い隠してる。

三人の複雑な生い立ちを思うと、なんとも悲しい気持ちになってしまいます😢



芦田の事はもう過去、との花枝の言葉を受けて、

遂に慎吾が本気の告白の決意をします。


二人の思い出の場所を選び、事前に心を込めて用意したフリップで心を一生懸命伝えた慎吾の姿は、実に泣かせるものでした😭



けれども、それに対しての花枝の言葉もまた切なくて

「世界で一番好きな人なのに」

「もう謝るしかないよ」





彼の心をずっと傷つけてきた事に漸く気づき、動揺を隠せませんでした。

そして残念ながら、花枝にとって慎吾はどうあっても恋の対象にはなり得なかった…それがハッキリしてしまった瞬間でもありました😢


そんな花枝の気持ちを誰よりも察してしまう慎吾が、結局一番キメたかった「恋人になって」のページを諦め、「これからもヨロシクな」で締めくくったのは号泣ものでしたし、







帰ってきた二人の顔を見た瞬間に全てを察してしまう凛ちゃんの表情も切なかった。



とどめが、その後の花枝の態度がどこかよそよそしくなったと感じて、悩む慎吾。もうめちゃくちゃ可哀想でした。





この二人はこの二人なりに、ちゃんとケジメをつけなくてはならなくなった様です。



③偶然の再会から真実に辿り着いてしまった芦田


仕事は順調、な筈ですが、マネージャーになった薫の助手席に座る芦田の目は、気のせいかどこか虚(うつろ)にも見えました。





それが、歩行者の中に花枝の姿を見つけた瞬間に文字通り目の色が変わり









咄嗟に慎吾に釘を刺された事を思い出したものの(それを律儀に二年守ってきた)、それすらも振り切って衝動的に飛び出してしまった芦田。







もう花枝には芦田の声は届いていないのに、

それを知らない彼は必死に追いかけて大声で呼ぶ。当然彼女は気づきもせず去っていく。






こんな悲しく残酷なシーンあるでしょうか…だーから芦田ヒロイン説が生まれるのじゃ!(地団駄)


二年間、芦田が花枝への気持ちをどんどん募らせていたとまでは思いませんが、

少なくとも彼は花枝に届けたくて曲を作った、それは間違いないと思うのです。







「ファイトソング」が応援歌なのだとすれば、それは花枝が自分を助け応援してくれた事への感謝を歌ったのでしょうし、

あるいはもしかしたら、

自分もまた何かと立ち向かおうとしていたらしき彼女を応援したいと作った曲なのかもしれないんです。





二年もの年月の封印が、偶然によって解かれてしまい、心落ち着かなくなった芦田はつい花枝の名前をググってしまい…







そして見つけてしまったのでした。失聴した彼女が映る動画を。





なんだよぉ〜😭😭😭

もう泣かされるのは前回で最後かと思ってたのに、ボロッボロに号泣したじゃんかよぉ〜







ねえ、本気で心配になってきたんだけど、本作のスタッフさん間宮を幸せにしてくれる気あるの?ねえねえねえ!アタシもう挫けそう!耐えられない〜😭



④逃げないで!花枝!


全てを知った芦田が、恋の戒めを破って花枝の目の前に現れます。(これ間宮的一足早い“破戒”ぞ)







芦田は、凛や慎吾と違って、分かりやすく顔に出るし身振り手振りだって何かを伝えようと必死。それは昔と何も変わってません。







でも、その瞬間花枝の世界に切り替わり、全ての音が消えてしまった演出は残酷でした。芦田の言葉は何一つわからないのです。





花枝は踵を返して逃げ出しました!

あの強い花枝が!いつも最悪の何かに立ち向かうためにファイティングポーズ取ってる様な女の子が!



それくらい、この再会が花枝には想定できていなかったという事であり、それは実は、彼女がこの事から目を逸らして考える事からも逃げ続けていた証でもありました。


「お願い!待って」

必死に追いかける芦田と、

「走ったら危ねえよ花枝!」

ってやはり追いかけてきた慎吾。

火曜10時らしい恋ダッシュのお時間れ〜す。





つか、オープニングで花枝ちゃんが男二人を抜き去ってゴールテープ切ってたけど、こういう事だったの?(違います)(…と言い切れなくて最早怖い)



花枝は、慎吾の想いにも、芦田の想いにも、ちゃんと正面から向き合えるでしょうか?逃げないで頑張って欲しい!


この三人がまとめて強制的にエレベーターに閉じ込められたラストは







「マジかよ!」

「流石に誰も想像出来なかった展開」

としか言いようがなく😂







本当に「全員幸せ」になるんでしょうか?いったいどうやって?(途方に暮れるメイさん)

どう考えても無理だと思うんですがっ😂







もう見るしかねえ最終回!

受けて立つぜ!押忍!




【ドラマ感想_奇跡のバックホーム】感動的なドキュメンタリードラマ

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泣きました。号泣です。


ドキュメンタリー仕立てで、リアルな映像やインタビューが使われているのも良く、臨場感と説得力が全然違いました。











こんなにも心に残る作品に間宮くんを起用してくれた事にも、

間宮くんが出演を決意してくれた事にも、

心から感謝の気持ちで一杯です。



①奇跡なんだけど奇跡じゃない


脳腫瘍の後遺症で目がちゃんと見えないにも関わらず、引退試合で見せてくれた見事なバックホームの送球。



あまりにも鮮やかであった為に、本人にも周囲にも「奇跡」と言わしめたこのエピソードですが、

これが「単なる神様の気まぐれ」などでなく、横田選手が地道に積み上げてきた努力と才能ゆえの、ある意味「当然の権利と必然の結果」であったのだなぁ、と受け止めています。



まず第一に、子供の頃から野球一筋で、徹底的に身体に動きを叩き込んで来た人だという事。補球後のバックホームの流れなど、もう何も考えなくても身体が覚えていて本能で動けるレベルの人だっただろうと思います。







そして第二に、恵まれた足と肩。どんなに頑張って練習したって、ああいうレーザービームみたいなダイレクトバックホームって、実は誰にでも出来るプレイじゃありません。彼は、間違いなく選ばれし体格と才能を持った人でした。





最後に、これが一番大事な点ですが、彼は手術後のリハビリから復活し、なんと目以外の身体能力を元のレベルまで戻していた!

とにかく野球を再びやりたいという一心だったとは言え、凄まじい意志力です。

身近に抗がん剤治療を受けた人がいる人ならば、この過酷さはよく分かるはずです😭私は、他の何よりも、この努力に心打たれました。







例え最後の晴れ舞台を用意してもらったからといっても、この「プロとしての誇りと備え」がなければ決して実現する事のなかった「奇跡」でした。


だから、「当然の権利と必然の結果」







もし神様がご褒美をくれたんだとしたら、それは球音と共に前へ飛び出した横田選手の目の前に球を飛ばしグラブへ収めてくれた事、だったかもしれませんね。




②私は母親目線で見てしまった


気づけば私は、横田選手のお母さんの目線で物語を見てしまっていた気がします。



栄えあるドラフト指名を受けた時には、舞い上がった余り、控室で待っている「母の事はつい忘れてしまいました」

という少年が、







最後のスピーチでは、支えてくれた周囲と「強い両親」への感謝を、繰り返し繰り返し訴えていました。



不幸な闘病生活を経た後の、横田選手の人間としての成長がよく分かります。

この事は、支えてきた親にとっては何より嬉しく誇らしいのではないでしょうか。



私は女の子一匹しか育てておりませんが、男の子という生き物を無事育てあげるのは、過酷な体力仕事と理解しております笑

近所のママ友は、ちびっ子坊やと遊んだり躾けたりするだけで全身謎のあざだらけになっていたというのに😂!

野球少年を、それもクマとかゴリラサイズにまで育てるんですよ?神でしょ!私には無理です(断言)







目が見えない事に怯える息子と鈴で繋ぎ









目が見える様になるよと明るく励まし











幼稚園児レベルの体力に戻ってしまった息子と、昔を思い出しながらキャッチボール



母の献身と愛には、ただもう涙するしかありませんでした。見守ったお父様、お姉さんともども、本当に立派なご家族だと思います。



③スカウトさんとの絆と人生


私の夫は正真正銘のトラキチなので、号泣しながら視聴している私の横で、お節介な解説をしてくれるんです😂頼んでもいないのに笑


その夫が、田中秀太氏の登場にエラく喜び

「ちょっとイケメン過ぎちゃうか〜」

となぜか嬉しそうにツッコミを入れつつも、秀太スカウトもまた実在の元選手で、阪神ファンにはお馴染みの「いじられ系愛されキャラ」であると教えてくれました。





秀太スカウトが、闘病中の横田選手を見舞い、

「良いプロ野球選手とは、ファンに応援される選手である」

って語る箇所は、本作の名シーンの一つだと思います。










実はこの台詞は、横田選手を勇気づける言葉だったというだけではなく、スカウトマン自身の人生模様や人生観も込められていた、という点が二重の意味で深く味わい深い台詞だったと思うんですね。


野球人の人生とは長く多様で、中高生時代にはスーパースターだった人ばかりが集まるのがプロの世界。そこでレギュラーになるだけでも凄い事なのですが、その華やぎはほんの一瞬で終わり、誰しも脱落や引退が待っている。





監督やコーチとして残れる人も僅かという中で、スカウトマンとして第二の野球人生を選択した田中秀太氏自身が、「記録より愛された選手」として自らの野球人生に感謝し誇らしく思っていたのでしょう。私はそう感じました。





そうして届けられた数々のファンのメッセージを、横田選手が繰り返し眺めて励まされていた場面も、ジーンとします。





みんな、恥ずかしがらずに推しにはガンガンメッセージ送ろうな!って思いましたよ、ハイ😆



④「野球辞めます」の涙に引き込まれた


ご本人のインタビュー映像後にドラマが流れるなんて、比較されるし正直やりにくいというか難しかったと思うんですよね、この役

ファンゆえの責任も感じていたという間宮くんですが、誠実に実在の役を演じきってくれたと思います。


まず、朴訥でどこか憎めない感じの語り口から、顔や体格の見た目の問題ではなく、横田さんという人物の「人となり」を伝えたいという気持ちが伝わってきました。




「ふ、不甲斐ない」

の失言は、笑える実話だそうですねw





なんだか可愛いらしい印象になってましたし、

多くの阪神ファンの方が、好感を持って受け止めてくれていたのも嬉しかったです。


本来は右投げ右打ち、しかも野球経験は実は軟式の中学時代まで、という間宮氏なのに、バッティングシーンなどで違和感を感じさせなかったのもお見事です。

(彼の本気の右投げ強肩を見てみたい方は、有名な甲子園始球式だけでなく、「弱くても勝てます」というドラマを是非!確か終盤の9話か10話あたり?で、センターからカッコいいバックホーム投げるシーンが映りますので、ほんの一瞬だけですが!根性で探し出してみてください😆)





しかしなんと言っても一番の白眉であったのはこの場面。

「今でも楽しくやれているか?」



「…野球、やめます」















ここはお世辞抜きで、もう本当に素晴らしい。

「泣き演技」なんていう安っぽい言葉では言い表せない本気の涙であり、魂に伝わってくるものがありましたよ。素晴らしかったです。









野球や阪神に興味ない人にも是非見て欲しい作品です。

なのになんで、阪神オープン戦の真裏で放映したのか?この点だけは謎過ぎて首を捻ってますが笑


Tverで見逃し配信あるうちに、皆さま、是非ご覧下さい。

【ファイトソング感想_最終回】全ては音を伝えるシーンのために

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終わっちゃいました…

なんだかあっという間の3ヶ月だったなあ…私、本当にこの作品に熱中してたんだなぁって虚脱状態と共に実感中です。





最終回は、期待が大きくなり過ぎていた分、正直不満もありました。

が、兎に角!期待通りのハッピーエンドを届けてくれた事には最大限の感謝をしたいです!

ハッキリしないふわっとエンドとかだったら、私は憤怒のあまり二人の二次創作物語全200話とか書き出しちゃうところでしたよマジ危ねえ。

本当にありがとうございました😭



①芦田よ、その自信はどこから😂


口下手な芦田が一生懸命に気持ちを伝えようとし、それを慎吾が仲立ちして助けてくれる所までは想定通りでした。



けど、私がまずビックリしたのは、花枝を怒らせた「頑な過ぎなの、嫌だな」発言ではなく、

「花枝はまだ俺の事が好きなんじゃないかって感じました」って発言の方でした😂

オイオイオイ凄い自信だな芦田😂😂😂



まあ花枝らしくもなく逃げ出した様子から、過去完了形にできてない花枝の本心を読みとったという事でしょう。

かつ、自分自身の恋心も再燃してしまった自覚があった上での、「俺が花枝を忘れてないのと同じ様に」発言もありましたね。


でもさ、万が一この推測が的外れだったらどーすんの?大事故よ?

…とか、そういう計算とか全然できない状態なんでしょうねえ、今の芦田は。

「二人の心は確かに通じ合っていたし、今でもそうに違いない。だから素直になって」

平たく言えば芦田の主張はこういう事で、ハッキリ言ってめちゃくちゃ怖いぞ笑。ロマンチストとかそういうレベルを超えている😂



芦田は、いったいどのタイミングで「二人は本物の恋に落ちた」と感じてたのでしょう?

遊園地の回ではまだ「片想いみたいな」って言ってましたから、やはりお部屋で鍋囲んで初キスした時から、でしょうかね?あの後のお見送りデートは浮かれて最高に可愛い盛り上がり方してたからなー多分あそこからなんだなー(確信)



幸いというべきか、花枝の不自然なほどのキレっぷりからして、痛い図星を突かれたからとしか思えませんでしたので、芦田の思いは彼だけの勝手な思い込みではなかった様です。だけど…笑



②花枝の眉間のシワが怖すぎる😂


そっから開始された芦田の猛アタックは、恋のドライブかかっちゃった状態の芦田のヤバさが全開😂






垂れ幕ポエムで青年の主張も凄かったが









追いかけフリップ・ケンケンパ事件もなかなかで、このすっ転び方を見ても助けず逃げた花枝を、ちょっと責められないかもしれない笑







ブロックされてた時には、私も「マジか」って一緒になってショック受けましたが、良く考えたら私もウザいゴシップや転載系のアカウント片っ端からブロックしまくってたわ笑。まあするよね、ブロック←









「芦田の不憫キャラでこれ以上遊ばんといてや〜」って苦笑いしつつ、実はこの時一番見てて悲しかったのは、とにかくずーっと花枝が怖い顔して怒って見えた事でした😢



ナチュラルな笑顔があんなに素敵な女優さんなのに、なんでこんな演出するかなぁって残念だったし、

この言動からでは、花枝がまだ芦田の事が好きとは全く感じとれないのもちょっと問題だと思いましたね。完全に嫌がって(不気味がって?😂)逃げてるだけに見えましたww







漸く葉子さんに本心を伝えた時には、少しホッとしましたが

「実は追いかけられるのは嫌ではない。だけど…」

「芦田さんは音楽の人なのに、私は彼の曲がもう聞こえない」

その切ない気持ちを聞いた時、花枝が頑なに避け続ける理由として全て納得できました。







そのせいで、彼と一緒にいるのも辛いし、彼にもまた辛い思いをさせる。彼女はそう思い詰めていたのですね😢

果たして、恋の暴走機関車と化した芦田に、この課題をクリアできるのでしょうか?



③芦田の愛が試されているぞ😂


弱った芦田が頼ったのが何と慎吾。



慎吾は芦田の鈍感さに苦笑いしつつも、彼の本気を確かめてキューピッド役を了承。

自分の告白にはケリがついちゃったし…自分には無いこの芦田の鈍感さこそが、頑なな花枝の鉄のガードを突破できるパワーと感じたのかもしれません。







ついでに時価メニューをタカッて、大事な花枝を任せられる財力の男かどうかもチェックした疑惑が😆







でも、私が「これぞ慎吾からの試験問題」と感じたのは、実は恋のお助けとして設けられたパーティー企画。

ファミリー全員の目の前で告白タイムとか拷問かよ?!普通の神経では耐えられない笑



私、最初にこの展開見た時、のけぞりましたもん笑。正直言って、芦田が花枝に言葉を伝えて心を開かせる場面は、二人っきりでしっとりとした演出を期待していたものですから…。その方が繊細な二人の演技を堪能できると思って。



でもちょっと頭を冷やして考えたら、これは花枝の硬いテリトリーの壁を越えるには絶対必要なプロセスで、大切なファミリー達に迎え入れてもらう為の儀式の様に思えて来たんです。

花枝の部屋で鍋を囲んだあの日、皆優しかったけれどもそれは花枝の為の優しさで、彼だけが秘密を知らない疎外感が滲み出てしまっていた事を思い出しました。



今回は、なぜか花嫁の父みたく泣いてる薫がいてくれて癒されましたけれども笑



包囲されたのは花枝も同じで、そこを突破しろという事でしょう。

芦田が一生懸命に伝える言葉は、彼の誠意が溢れ出ていて、花枝だけでなく皆んなの心を動かしました。



「僕たちは奇跡みたいな出会いをし、そういう繋がりだったと信じてる」

「花枝が僕を必要と思ってくれるまで、いつまでも待ちます」



④全てはこのファイトソングのために


芦田の真摯な言葉に、漸く花枝も心を開きました。

恋をしても弱くなるのも弱さを見せるのも怖い。甘え方も分からない。

「けど私も芦田さんが好き。一緒にいたいです」

「なのに、私は芦田さんの音楽が聴けない」





この彼女の気持ちを、芦田は既に気づいていたんだと思います。



「大丈夫だよ」と優しく屋上テラスへ彼女を連れて行き、そこで二人っきりになると、花枝をアンプの上に座らせました。


そして自分の背にもたれるよう促すと、



「ファイトソング」を演奏し始めたのです。











当初は怪訝そうな表情だった花枝の表情が

彼の鼓動と共にリズミカルな三三七拍子の波動を感じとり、みるみる輝きを増しました。















この心の動きを丁寧に演じた清原さんの演技、素晴らしかったです🥺

「ファイトソング」の正体が、本作のテーマ曲そのものだったのも驚きと納得であり、私は最初から応援歌リズムやホイッスル音などをアレンジしてあるこの曲素敵だなぁって思ってました😊ホントに「元気出る」音楽ですよね。






このシーンの為だけに、二人の全ての物語があったのだなあと感じ、深く深く感動しました。



⑤凛ちゃんがキュンを全て持っていった


私は、慎吾というキャラも大好きになったのですが、一方で花枝の相手は慎吾ではないな、とも感じておりました。

それは役の番手とか当て馬とかの問題ではなく、彼が余りにも花枝の家族になり過ぎてしまっていたからです。



第一回目の時の彼は、「仕事舐めんな」と花枝を叱る芯の強さを見せてくれていたのに、花枝の耳の問題を知って以降は、ひたすら保護者となり花枝を守るばかりになりました。

実は「あさひ学園」の皆が全員同じで、家族として花枝を温かく包み込む一方で、誰も彼女を叱ったり否定したりしない、そういう存在だと感じていました。

厳しい事を言ってしまいますが、家族の仲は居心地は良いかもしれないけれど、そこに居続けるだけでは成長はないのです。


だから口下手でも鈍感でも、「そこは違う」と本音をぶつけ合える芦田でなければならなかったのだと思っています。





しかし、その立ちはだかるファミリーの壁を、パワフルに飛び越えたキャラが現れた。それが凛ちゃんです。


彼女の名台詞「あるものを壊さないと何かを得られない」それを見事に実行してくれたこの場面!





「とっとと恋しろ私に」

という勇ましい台詞もかっこよく、芦田花枝カプには全然ない笑、実に火10らしいキュンキュンを演じてくれました。すっごく魅力的でしたね😍


あと、弓子さんのカッコいい選択も忘れたくない!印象的でした。






⑥私が求めていたのはコレだ!





空手を再開した花枝が

「負けた!悔しい!今すぐ会いたい!大好き」

と一方的に芦田に電話する場面、葉子さんの甘え技のお仕込みですね笑









この作品は、こんな風に同じ台詞や行動を、役割を変えてリフレインする事がたびたびあって、私はそこに変奏曲聴いてるみたいな音楽的構造を感じておりました。独特ですが、ベテラン脚本家の技巧の一つなんでしょうね。









嬉しそうに迎えに来た芦田とのデート。

何気ない会話、会話とも言えないやりとりが本当に自然で心地良く…何度見ても感じますがもう演技を超えてます(感嘆)





芦田の「うん」「だね」といった、純朴な一言返しが、今の花枝にとってとても心地よいというのも泣かせる会話でしたね。もし芦田が最初からそういう狙いで作られたキャラなのだとしたら、脚本の続きを知らない中で演じてきた間宮祥太朗すげえな、としか言えません。







思わず「尊い…」と呟いてしまう。

私は、なによりもこの二人が笑顔で見つめ合う場面を欲していたんだなあ、って思いました。








未熟な愛は言う。

「愛してるよ、君が必要だから」と。


成熟した愛は言う。

「君が必要だ、愛してるから」


エーリッヒ・フロム



こんなに恋心全開で女の子追っかける間宮氏見れるの、もう二度とないかもしれない笑

大事に大事に、繰り返し楽しみたい作品となりました。





そして最後に幸せ溢れるラストシーンをありがとうございました。ムササビ💕






【Netflixトークサバイバー感想】生き様を笑いに昇華してこそ芸人

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まず大前提として

この作品を俳優目的で観る人は超少数派のはずである笑



その少数派の典型である私の感想など、視点は偏ってるし恐らくピント外れである可能性しかないのだが…

とっても!楽しんでしまったので!😆

その正直な気持ちを、ただ記録しとこうと思います。



①間宮氏目的で見ても、そこそこ満足


トークバトルによるお笑いがメインだろうし、ドラマパートはあくまでも繋ぎであろうと過大な期待を抱いていなかった😂

そのおかげもあって、間宮氏チェック目的で見ても、そこそこ、いや十分?楽しめる作りだったと感じました。


出番はちゃんと毎回あるし、全体を通してキーパーソン的な役割だったし。

何よりも、メガネのインテリ陰キャという、刺さる人にはぶっ刺さるwとっても美味しいキャラ設定。

過去作でいうと「不能犯」での役所に一番近いかなぁという印象ですね。





ただ、まあ。

めちゃくちゃ正直に本音を書いときますが、役をシリアスに演じてる間宮くんの魅力を100点とすると、

トークについ笑ってしまってる方の間宮くんの可愛さは490点だったくらいの差はあるんで(謎の刻み)(感想には個人差があります)



あくまでも、バラエティーで自然体で笑う間宮氏とか、ニーチェ先生でつい吹き出してしまう間宮氏を愛でる方こそに強くオススメしたい作品であります😆



あと、それを言っちゃお終いよ的なアレですが、

芸人さん達が「民放バラエティーとの予算の差が酷い」てな事をネタ気味に繰り返し言うてはりましたが、

それ、ドラマ比でも同じ事感じましたから〜😂





まあハリウッド作品とか、全然大したことない粗筋をやたら大仕掛けで派手にする事でなんか知らんけどワクワク楽しめちゃう、っての沢山あるんで。そういうアメリカさん的力技もやっぱり大事で、特に製作陣を奮い立たせる効果テキメンなんでしょう😆



②頂点極めた後からが本当の勝負なんだなって


実は私は、間宮氏が出てる以外のバラエティー・お笑い番組を見る事は滅多にありません。

別に嫌いとか苦手とかという理由ではなく、むしろ笑いを仕事にしてる過酷さにはめちゃくちゃ尊敬心を抱いています。ただ、そもそも私はTVを観る習慣のない家に育ってしまったの…


舞台きっかけで間宮氏オタを始めてから、アホの様にTVドラマとバラエティーを追っかける羽目になっただけなんですよ…変な奴でしょ?極めて変なおばちゃんって事で、色々カンベンしといて下さい。



従って、ズラリと揃った芸人さん達それぞれ人気も実力もあり、きっと頂点(民放レギュラークラス?)を極めた事のあるレベルの人たちなんだろうなーって漠然と察する事は出来ても、残念ながらその頂点時のネタも芸風も分からない。このせいで所々笑い損ねる箇所がありましたね。悔しいです。


千鳥さん(色々お世話になって)

劇団ひとりさん(べしゃり暮らし)

ケンドーコバヤシさん(ゼロ一攫千金での兄貴)

塚地さん(高台家)

ナダルさん(トリガール)

などなど…あーこの人もあの人もバラエティーにいたなーって思い出しながら…


マジで間宮氏と共演した事ある人しか分からないのよ!もう教養無さすぎて生きてて恥ずかしいわ😂



そんな私なのに、トークは本当に面白く、幾度も声たてて大笑いしましたから!つまりネームバリューで笑ってない。これって結構凄い事なんじゃないでしょうか?

(因みに、私は下ネタ全然平気な人です)(なんなら可愛く恥じらう青春送ってみたかった)


本気で心から笑えた理由を考えてみたんですけど、、、

「素人弄りなく自虐ネタメインだった」

私にとっては多分コレが一番大きいですね。


私の学生時代には素人弄り番組が大流行で、飲み会とかはその真似を皆がして誰かを弄って盛り上がってた。私は小説でもマンガでも「きちんとオチまで構成し練られた笑い」の方が好きなタイプなので、場のノリと勢いだけに依存して、しかも誰かを笑いものにして傷つける可能性のある空気が苦手でした。(だいたい元ネタの番組観てないし)


今回のエピソードトークは、ほとんど全てが「傷ついた話」などで、笑いのネタは自分自身。誰も傷つけない。それどころか、ご本人が辿って来た数奇な人生を感じさせてくれて、所々ホロっときそうでしたよ。いやマジで!


あと、個人的にとても興味深かったのは、「芸人の笑い」は本質的にステージであり演劇と同じなんだなと感じた事ですね。

多分、ちゃんと一人ずつ十分な時間的尺をもらってエピソードトークできたせいでしょう。TVのバラエティーでよくある一発芸やリアクション芸とは違った、ちゃんとした「導入からのオチ」「間合いやタメ」「語り口」といった個々の技量を明確に見せて貰ったと感じます。



笑いながら、私は幾度も「べしゃり暮らし」を懐かしく思い出してしまってました。

間宮くんは、あの作品の中で幾度も漫才・コントを披露してますが、ちゃんとシナリオを踏まえた上に恐らくアドリブも加えて笑いをとっています。

本編だとカット編集されてしまっていますが、実は円盤購入の特典映像に、イベント時含むノーカットフル漫才が収録されているのです。

切なかったりクールでかっこ良い演技などは、演出の力を借りれば割と誰でもできますが、喜怒哀楽の激しい表現、中でも笑いをとる演技というのは最も難しい部類です。(舞台とかだと実力差が悲惨なまでに出ます)

間宮くんの真の実力を堪能できて、私はこの特典映像を購入wした事に大いに満足しております😊😊😊


そして何より、「べしゃり暮らし」を間宮くんきっかけで読んだ事で、芸人さん達への見る目が物凄く変わったんですよね。人生を賭けてお笑いやるって、コンビを組んでその道を共に歩むって、こういう事なんだなって。



何千人の中から競争を勝ち抜き、トップで輝けるのはほんの僅か。

しかもその瞬間は短く、むしろ頂点を極めてからが本当の勝負で、その人の生き様や背負ったもの全てを「味」にするまでもがき続ける


役者業やスポーツ界だって、多分本質は同じなんでしょう。

そういう劇的な生き方を見る事で、人生の過酷さも面白さも疑似体験的に味あわせて貰ってるところ、私はあります。

芸人さんからしてみれば、「いや、そんなマジで泣かれても!笑ってもろてナンボなんで!」って言うかもですね笑

でも、応援したい。リスペクトしてる。こう感じたのはホントです。ありがとう。





【ナンバMG5感想_1話】直球勝負のエンタメだぜかかってこいや!

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いきなりですが

ナンバは難波じゃなくて難破なんだぜ夜露死苦!




①痛快でかなり面白かったよ😆


初回、勢いあって面白かったですよね!?

いやあ〜素晴らしいテンポで、感想も「シンプルに面白かった」ってのが多く、正直なところ凄くホッとしましたよ😂







だってさぁ…

フジTVさんてばわざわざ日テレ水10の裏にぶつける不利な新枠で、よりによって見る人を選びまくるヤンキー漫画実写化ですよ?

そんなもん「推しの記念すべきprime帯初主演がダダ滑りしたらどうしよう」って、オタクなら皆不安になるに決まってんじゃんか←

その為、事前のかなり凄い番宣やプロモーションにもビビリまくっていた私でした。






でも、初回を終え反響を見守った今になって、漸くではありますが笑。フジTVの狙いや意欲に理解・共感ができるようになってきました。


みんな、こういうスカッと痛快、単純で明るいエンタメ求めてるんだなって😆😆





この枠は、若手男優主演枠として育てて行きたい様です。女優主演やベテラン主演だと出来ない冒険的企画を扱い、離れてしまっていたかつてのドラマ視聴者層と、TVドラマを見る習慣のない若者層に見てもらいたい。

ナンバMG5は確かにそういう狙い通りの痛快エンタメになっていました👏ネット視聴でも見やすい作品でしょう。








②一人二役とはまた違った面白み


「まだ高校生役やんの?」という声は全力でスルーするとして😆、この難破剛をウチの間宮祥太朗大兄貴が演じた意味は大いに感じましたねー。

結構な演技力というか、器用なバランス感覚が必要な役なんだもん。


最強ヤンキーバージョンの剛



シャバい学ランバージョンの剛とで



ヘアメイクと演出の力を借りて華麗に変身する訳ですが、



完全に別人化するのではなく、ちゃんと「芯に剛という同一人格がある」という絶妙な役作りが完璧に仕上がっておりました。見事であります。


シャバ剛なのにうっかりヤンキー臭や殺気がもれるところも良かったし









逆に、ヤンキーなのについつい可愛くなってしまう瞬間もまた最高でありました。










声の使い分けがね、本当に上手いんだよね。惚れ惚れするわ😍


「かかってこいや」







これお決まりの決め台詞とポーズになりそうですね!ゴツい手指からして喧嘩強そうで超素敵😆


体格十分でカッコよくて。声の張りも声量もあって、こんな説得力あるヤンキー役者(語弊)、やっぱりそうそういませんよ。その証拠に、男性視聴者が見て喜んでたもん笑。







ヤンキードラマがウケるかどうかは、実はイケメン目当て女性視聴者じゃなくて、男性視聴者にかっこいいと思って貰えるかどうかが鍵だと思ってるんですよ。間宮氏はその点、同性支持にかなり期待が持てるタイプなんで、大船に乗ったつもりで今後を見守りたいと思います。


一方、繊細な表情の演技も心にしっかり残りました。

家族を欺いている後ろめたい気持ち









普通の高校生」に憧れ、頑張って手に入れた生活を失いたくない剛。





そしてその生活を守れた喜びを密かに噛み締めてる剛。







可愛いと可哀想とが同居していて、楽しいシーンの筈なのに、なんだか既に切ない気持ちが湧いてしまいました。愛され共感される主人公への仕込みはバッチリって所です✌️



③共演者にハズレなし


視聴後何よりも真っ先に感じたのは、ベテラン本広監督の手腕はやっぱり流石だって事ですね。本当にありがとうございます😭(いつかPSYCHO-PASS実写化して下さい!コウガミ役を間宮で!)


森川さんは、癖の強いヒロインにぴったりで、次回もやらかしてくれる事でしょう。



神尾くんは、クールイケメンぶりが期待通りで、人気爆発間違い無し!





両親も本物ヤンキー過ぎて笑うしかなかったし





妹ちゃんまで初回から笑わせて貰ったわ。つか、さり気なく松の中の人がこんな所でイケオジとしてポスター映り込んでるのワロた



早く満島兄貴のキレまくり喧嘩みたいし、イニシャルSM全員揃うシーンあったら絶対楽しそうなんですが!





アクションスタッフやキャストは、トークサバイバーでもご一緒した方がかなりいるみたいだし



フォロワーさんに教えて貰ってびっくりしたのは、エンドクレジットや美術部の絵などを手がけて下さってるのが、かの懐かしい戦国鍋イラストの方であるってのも、なんだか嬉しかったなあ。




そんなこんなで、間宮くんにとってきっと楽しくてやりやすい現場だろうなぁって感じてます。

良かったね😊



④松、可愛いよ、松💕


もう助演賞はキミに投票したい!

それくらい素晴らしかったよ、松!





中の人のダンディーだけれどユーモラスな声も楽しく(津田健二郎さん、実はかつてトライストーンに所属してて、お誕生日が間宮氏と同じなんですってw)



本当に演技してるように見えたよね…

特に凄かったのは


満島兄貴にバカって吠えた

なぜバレたし。のところと







ラストの、俺の兄貴の喧嘩はかっこいいんだぜって、本当にエヘンと誇らしそうに見えたところ







子役ならぬ子犬時代も劇カワだったので、絶対また出てくるシーンだといいなー




次回が素直に楽しみです。

推しの主演ドラマが面白いって、こんな元気もらえる事ないですよ。推し活の神様ありがとう😭




【ナンバMG5感想_2話】伍代との友情が激アツの超エモ

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なーんーでー!!こんなにオモロいのに数字が低いんだよ。メイさんマジギレ5秒前💢





(朝から阪神ファンの夫に愚痴を散々聞いてもらって、「お互い苦しい時こそ推し活がんばろな」って励ましあったわ。奴も阪神今年激弱で辛いのよ😭我ら麗しきオタ夫婦💏)





ま、真面目な話。視聴率厳しいのは最初から覚悟の上だったろうし、せっかく初回評判良かったのに2話がコロナで延期になって盛り上げる好機を逸したのは、無念だったとしか言いようが無いですね。







ただ、それを誰のせいにもしてないし、関係者が変にお詫びとかしてない姿勢は凄く好き。きっと現場の良い空気感やモチベは保たれている事でしょう😊





ネットの評判は今回も高く、配信の成績だってかなり良い。だから!とにかく!ファンとしては、このままブレずに当初通りに全うして欲しいのです。願いはただそれだけ😆



①泥に落ちたヒロインが新し過ぎて


今回台風の目となったのは、ヒロイン藤田さん。

これまでは、正義感が空回りしがちなズレた子のイメージでした。







今回、お金目当てで特服の正体を突き止めようとするんだけど、その手段がえげつなさ過ぎて驚き


あの可愛い可愛い💕島崎くんを餌に使うし









剛の気も知らず確かめる為にわざと喧嘩させようとしたり















その度に、あの可愛い顔で「アタシったら何て事を!」ってプチ反省する姿すらウザ過ぎてもう笑うしかないレベルだった。





そして確信しましたね。この役、間違いなく森川さんにしか出来ない!不思議ちゃんどころか、超癖強すぎのアホの子って😂普通の清純派女優じゃ絶対に無理!😂



あのビー玉みたいな大きなお目目で全てを持ってくのズルいわー。確かにキミはブスじゃない。ただし大層困った子である。だがそこがキュート。うむ。絶妙。



②伍代との友情エモエモのエモ


ヤンキー服しか持ってない剛が、いつもシュッとした格好の伍代を頼り




その御礼に母ちゃんお手製の上手い唐揚げ食わせてやる。超ヤンキー一家のはずの難破家は、騒がしいが皆あったかく、伍代は寂しい母子家庭の育ち。







🦊「家族に(嘘ついてて)悪いと思わないの?」



🦁「思ってるよ…でもヤンキーやめたいなんて言って家族をがっかりさせたくないし」





🦁「バレるまででいいんだ…せめてそれまで普通の高校生続けたい」





そんな剛の思いを知った伍代は、剛のピンチに思いもかけない行動を取るのです。


シャバ剛のまま大人しく殴られていた剛が、自分の為でなく危機が藤田さんに及びそうになって腹を括り、正体を明かして暴れ出そうとした瞬間








なんと剛の特服を着て変装した伍代登場!







怪我を押して敵の2年ボス最上と対峙します。

これで何とか剛の正体の秘密は守られましたが、代わりにボッコボコにされてしまった伍代。







自分のせいで彼を巻き込んでしまったと責任を感じる剛。けれど伍代は

🦊「今の学生生活を続けたければ最上とやろうなんて考えるな」

と釘まで刺してくれたのでした。



ここねえ…二人ともお顔に血糊とか青アザベッタベタで、せっかくの綺麗なお顔が台無しのはずなんですよ?絵的にはね?



ところが、男の友情が熱過ぎてエモ過ぎて、私の目には二人ともキラッキラに光り輝いて見えました。どちらのキャラも魅力爆発の、実に泣けるシーンでした😭



何これ軽ーく笑えるチンピラギャグドラマなんかじゃ全然ないじゃん!

綺麗な男たちによる漢気!友情!青春!感動巨編じゃん早く言ってよ!



クールでシュッとした伍代役の神尾くんもまた、本役が当たり役になる事間違いないと感じます。とーってもかっこいいです😆



③マジギレ5秒前の間宮の迫力凄まじい


本作の記事や感想を読んでいて、世間での間宮氏の好感度がいつの間にか上がっていたというのを実感出来た事は大きな喜びです。


正直言って数年前には考えられなかった現象で😂、コツコツ積み重ねて来た役の数々は勿論、バラエティなどでも積極的に頑張り、人柄や個性を認知して貰えた結果だろうと思っています。





本作の難破剛は、そんな「なんだか応援したくなる」彼の現在地の魅力を最大限に発揮できる役になりそうですね。


こんなカズレーザーみたいな真っ赤なヤンキー服着ててもどこか可愛げのある良い奴







だから何とか剛に普通の生活続けさせてあげたいって感じちゃいます。



一方で、やはり間宮の本領発揮と言えるのが、喧嘩シーンでの目力で!初回よりもはるかにパワーアップしてました!





他の誰が何と言おうと、「かかってこい」の決め台詞は同世代随一の迫力だと私は思ってますし、華奢で綺麗系の俳優ではあの説得力ある「強そうオーラ」も出せないだろうなぁ…カッコよさを狙って凄く計算された演技演出だと感じるんですよね。





本人のインタビューだけでなく、本広監督やアクション監督も「間宮くんとも話し合って」「意見を出し合って」というフレーズを良く見かける本作品。なんだか良い予感がする。







学園ドラマのオーディションで役をゲットしてた頃のアグレッシブな演技から成長し

近年では求められた事をきっちり演じきる職人感を醸してきたわーと感じておりましたが笑


本作品では、彼は第三ステージに登ろうとしているのかもしれないって思いました。即ち、「言われた事をきっちりこなす」だけでなく、チームやシーンに提案や提言もできる俳優へ。





彼が元から持っていた役への理解や共感力とか、ちゃんと年相応に成熟した人間性とがますます発揮されるきっかけになるのではないでしょうか?





30代を前にまた新しい魅力を見せてくれる事を奥様は期待してまっす😆😆



④オマケ本日の松


酒くさい大人たちの相手してマジ偉かったぞ😆
















【ナンバMG5感想_3話】これは幸せな実写化だ!

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実は私は、原作コミックを冒頭しかお試し読みしていないのです。

だから、再現度云々を偉そうに語る資格は全くないのだけれど、視聴者の感想を見ていれば原作ファンの反応は分かる。本作は間違いなく、幸せな実写化成功例として受け入れられてるって事が😆😆


続き読むのをグッと我慢した過去の私に感謝する笑。この先の展開を知らない私は、今、心からドラマをハラハラドキドキ楽しめています





ドラマ視聴後は、間違いなく原作まとめて大人買いしますよ!この作品凄く好きだし、何なら私の最初のマンガ体験は全盛期のチャンピオン作品で始まってますからww。バビル二世にブラックジャック、ドカベンまで全巻揃えた秋田書店に表彰されそうな小学生女子だった←(アタシ生まれながらのオタクだからさぁ…ふっ)



藤田さんが「どおくまん先生」って言った瞬間に、『花の応援団』のあの絵を瞬時に思い浮かべる事が出来た今時のイケメン俳優オタとか、この広い日本に一体何人おるねん。わし、ホンマに変な人生歩んできて心から良かったわ笑



①大丸、すっごくいいじゃないか!


初回登場時から、素で男らしい感じが良いぞって好印象だった大丸。

藤田さんに一目惚れしてアタックしちゃうストレートさもイメージ通りでしたが















今回、二つのシーンで、キャラの魅力を決定づけてくれたと思います。


1)「理想の青春じゃんか。いいなぁ」


これだけで、好きでケンカやってるわけじゃない心優しい男だと分かる







そして、図らずも剛の願いと一致しているんだけど、それを苦悩してもがいてる剛と違って、素直に口に出せる明るさがとっても良い👏






2)「男なら自分で正体明かせ」


「藤田さんに近づくために普通を装った」そこは誤解なんだけれど、剛が家族にも友達にも嘘をついているのは事実で、そしてそんな事ずっと続けられる訳がないってズバッと指摘。とても男らしい!









全て的を得た言葉だったから、剛の心に響いたのだと思います。



②ヒロインポジの争奪戦が勃発


夏の終わりのキラキラ思い出シーンのお陰で、正当なヒロインポジションを漸く取り戻したかに見える藤田さん😂





この吸い込まれそうな瞳は、他の誰にも真似できん訳ですよw






でも今回も、いや前回に増して今回こそ!伍代くんのヒロイン感が物凄かったんですけど!!!


1)昔の男(😂)が登場して付き纏われ、



2)無意識に難破を頼ろうとしてしまうんだけど、一人で強がり











3)結局は颯爽と登場したヒーローに救われるっていうね😆







絵を描ける幸せをしみじみ語る剛のこと見守る優しい視線が例によってエモいし







バイクに乗って登場したとことか

カッコ良さマックスで異常値叩き出してたわ!


神尾くんは確かに綺麗な男子だと思うんですが、どんな髪型や表情でも常にクール系イケメンって訳でも無さそうなので、監督とカメラの映し方・切り取り方が凄く上手いんだと思います。(間宮氏も切なかったりワイルドだったりの表情を素敵に捉えて貰ってると感じてますので😊)


間宮くんもTwitterでヒロイン争奪に松まで加えて言及wする事態となっており

個人的には島崎くんも、「もし松が人間になったらこんな感じでは」って思わせてくれる可愛いワンコぶりと毎度の災難ぶりには十分過ぎるヒロイン資格を感じるんだよな笑。









ものすごい大混戦じゃないですかあ😂



③主役の剛に、間宮ならではの魅力がどんどん出てきた


周囲を欺いて二重生活を続ける苦悩が次第に大きくなってきて。見ていて切ないんですけど、同時に見応えのある演技堪能場面も増えてきました。









繊細な表情の変化を捉えた場面は特に好きで何回も見ちゃう。


1)兄貴にバレたかとビクビク

首元に付いたの血じゃなくて赤い絵の具だったんだけど笑









「男の勲章だぜウエーイ!」


2)「じゃっ!」って言い残して秒で去る


マスクから見える目だけで!無敵剛からシャバ剛への変化が堪能できた瞬間が面白かった。









秒で敵を倒した後、時間に追われてそそくさと立ち去るヒーローとか、変身ヒーローというよりはウルトラマンみたいっすね😂






3)悪気ない家族の励ましに泣き笑い


剛はさ、ヤンキー全開な家族の事が嫌いじゃないんだよね。むしろ大好きなんだよね。













だからこそ、賑やかで楽しかった難破家の食事シーンなのに、なんだかとっても切なくなってしまいました。



④本日の松


出番は少なかったけど、

ちゃんと家族と一緒に歌ったり

兄貴を励ましたりしたぜ!ワン!








推しが主演するドラマともなりますと、視聴率どころか、ありとあらゆる評価指標がつい気になってしまうのがオタというもの。

今回の3話Tverから、凄くCMが増えたと感じましたが、多分気のせいじゃないと思う笑。

前はFODなどフジテレビの自社広告メインだったのに、これはやっぱり嬉しいし安心しました。

ちゃんと良いもの作ってたら結果はついてくる。それを信じて、次回も楽しみに応援しまっす📣

【ナンバMG5感想_4話】血塗れ間宮がますます神々しい

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形の異なる色々な友情に胸が熱くなりましたし

「努力を見てくれている人がいるだけで救われる」

「力というものの使い方について」

それぞれ結構深く考えさせられてしまったよ…

放映後の反響も良く、実に泣ける感動回でした。


季節の移ろい(紅葉)を感じる背景をちゃんと作り込んでくれたり、淡い青春感を醸す美しい場面が多く、なんだかノスタルジックな気持ちにもなりました。



①爽快感ある三人の友情


藤田さんに背中を押され、部長が自分の絵への情熱や頑張りを認めてくれている事を知った剛。





絵を完成させて期待に応え、その上で自分の正体を皆に告白する事を密かに決意します。


一方、剛の事を誤解したままの大丸は、先輩に騙され伍代とタイマン張る事に。

大丸の投げ、伍代の蹴り、カッコ良いなり😍







両者互角のため潰し合いをさせられた二人の元に現れた特服の剛。




両校先輩同士の陰謀だった事を知り助けに来たのでしょうが、





その目的とは別に個人的事情でひと暴れしたい気満々だったらしい。

「ムシャクシャしてんだ。相手しろや」



このいつもより挑発的に敵を煽ってた所、単純な正義のヒーローと違う人間味感じてむしろ好きだったんですけど、誰か分かってくれますか?😂

(自分の気分で、しなくていい喧嘩に首を突っ込んでる自覚があるから、怒鳴る大丸に反論もしてなかったですよね。)



定番と化した決めポーズですら、こうやって毎回表現を変えてくる引き出しの多さは、我が推しながら本当に良いです😄観てて飽きないの。

最強だからこそ、感情に任せて力の使い方を誤ったら酷い事になっちゃうぞって。強さ故に求められる責任や危うさを、ほんの一瞬ですが垣間見せて貰った気にすらなりました笑


その後、意気投合した伍代から真実を聞かされた大丸





剛が意を決して美術部員に告白しようとしていた所に現れて、冗談紛れに阻止。







そして熱血漢らしい素直さで、剛に詫びました。







私、大丸が何気なく言っていた「俺ら似てる」という台詞がお気に入りです。そうなの。君たちは似てるの。強いけど別に喧嘩好きじゃない。でも許せない事に対してほっとけなくて、力で解決できちゃうししちゃう。うん、似てる似てる😆







そして本来は対照的なクールキャラなのに、そんな二人によって熱血方向に引っ張られちゃう伍代もエモい


漸くこの最強の三人が意気投合するという、視聴者の大好きな展開になりました😍よっ!待ってました!!




②ガリ勉関口くんとの友情は泣く


本屋で万引き未遂した男子に見覚えがあった剛



それは中学の時代のガリ勉同級生でした。

ヤンキー校の中で、夢のために一人コツコツ勉強していた彼を見て、剛もまた喧嘩だけでない自分の可能性に思いを馳せるきっかけになったのです。










こっそりと基礎から受験勉強始めた剛でしたが、



あまりのハードルの高さに、「どうせ無駄な努力」とちょっとめげそうになっていた時、





この関口くんが、陰で剛を笑う奴らに反論してくれた声を聞き

「あなたたちに彼をバカにする権利なんてない」

大いに勇気づけられたという事もあった。





だから、彼が進学校の同級生にいじめられている事を知った剛は、自分の正体を明かし

「…もしお前さえ良かったら…俺があいつらをやってやろうか?」

そう尋ねるのですが、





関口くんは断りました。ここが凄く良かった!ただ、自分に手を差し伸べようとしてくれた剛に深く感謝します。





勇気を貰った彼は、エスカレートした苛めにも屈せず、傷だらけの姿になりながらも言うのでした。

「難破くんのおかげで、僕言えた。お前らの言うことなんか聞かないって」



関口くん役の演技には多くの賞賛が寄せられていましたが、この場面は特に素晴らしくて私は泣きました。



前場面で、ヤンキーメンツwにこの件を剛が相談したらしき際に答えた、島崎くんと大丸の会話が大事な伏線になっていて、


🐶「俺は苛められていたからちょっと分かる。特服の兄貴に助けて貰って嬉しかった」

🦍「でもそれって結局力で押さえ込んだって事じゃねえ?」

🐶「ちげえよ!大事なのは、皆が見て見ぬフリをする中でも、ちゃんと味方になってくれる人がいるって事だ」





かつてのヤンキー剛が、孤独な闘いの中で救われた様に、今度は関口くんに勇気をお返しした。ザ・ヤンキーの恩返し。

とても深い友情物語になっていると思いました。

(結局のところ、やり過ぎたいじめっ子達を剛は見過ごしはしませんでしたが笑)


ラストシーンで、一見反省したフリだけして見舞いに来たいじめっ子が「何で釣ってヤンキーを手懐けたんだ」などと無礼な事を聞くので、

「お前と一緒にすんな。友達だからだよ!」

と怒鳴り返したところもスカッと致しました。





難破と関口は本来だったら住む世界の違う二人です。

だから、ずっと連む様なマブダチにはなれないけれども、思いがけない繋がりが生まれた。これもまた大切な友情ですよね。


間宮くん自身がかつて語った中学時代の思い出に、少し似たエピソードがあった事をつい連想してしまいました。

野球部でもあり非常に目立つグループの中心的存在であった事を自覚していた彼ですが、野球を辞めたタイミングで、自分の派手な空気に寄ってきてると感じた人達と連むのをやめ、一人で過ごす事が増えた。すると、全く接点の無かった子の中に面白い映画とか本とかを知ってる奴が沢山いた、と。



関口くん役だけでなくいじめっ子側も学園ドラマ時代の戦友だったキャストさんだった様ですし、間宮くんも本エピソードは共感と思い入れを持って演じた気がしてなりません。



「ヤンキードラマなんて、どうせ全てを暴力で解決するんでしょ」という偏見を大いに改めてくれるお話になっておりました👏



③そうは言っても血濡れの間宮は最高


かき鳴らすギター音と共に、特服剛が登場すると、「来た〜♪───O(≧∇≦)O────♪」

ってなりますし



主題歌がかかって、不死身の剛のターンが始まると、血が沸き立つ様な興奮を抑えきれません😂









強いは正義!悪をぶっ飛ばして愉快痛快!😆😆









「金持ちの家に生まれたって事がそんなに偉いのかよ」

「連んで弱いもの苛めしやがってこのクズが」



血塗れ姿が、芸術作品の様である。神々しいんじゃ!


無敵感がどんどん様になってきていて、本作のアクションチームの情熱と、間宮くん自身の頑張りが伝わってきます。

もうこれは間宮史上屈指のアクションと言って良い👍



これまでも物騒な役どころは得意としていましたが、ここまでワイルドで強そう、かつカッコいい!を両立できている役はなかなかありません。

本当に素晴らしいハマり役になりつつありますね!







この圧倒的なクライマックスシーンがあるからこそ、家族とのちょっと笑える場面の可愛さや繊細な表情も活きます。











ますます主人公としての存在感が出てきました😊


次は、これまた懐かしい戦友の柳俊太郎くんが登場。絶対にクールでカッコいいじゃん😍





「だれぇ…」って一人呟く様な台詞でさえ聞き取りやすい間宮の声質最高!😆





難破一家もたくさん出そうで楽しみですね。









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