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Channel: 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)
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鋼の錬金術師 ロイアイ小説INDEX<旧>


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●化粧とは何ぞや

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近況報告というか何というか。雑文。

最近、ちょいと真面目に仕事しておりますでやんす。

給料泥棒の看板に偽りありの状況。「らしくないわー、こんなの私じゃない」とか自分でもつっこみつつ。まあ人間流れに逆らわず生きていれば、こんな私でもやる気がでる時がたまには巡ってくるざます。

実は、今回のプロジェクトを私にとっての”最後の錬成”にしようと内心決意しているのですが、仕事とは一人でやるもんではありませんので、私の思惑通りに進むかどうかは未知数です。まあ死なない程度に本気出して頑張ってみます。


ただね。気持ちはともかく、肉体は確実に衰えておりまして、あちこちガタがきております。20代の頃のような頑張りや、30代の頃のような粘りが効かず、そこんとこは要領とバランス感覚(割り切りともいふ)で補って這い進むしかなさそうです。

特につらいのは視力の衰え。近視・乱視・老眼・ドライアイなど全部が一斉に襲ってきよりました。目が見えなくなるって本当につらいですわー。集中力にもダイレクトに影響してきますし、ああ、私にも支えてくれるリザたんのような人が欲しいっ。


さてさて。前置きがやたら長いのはこのブログの特徴ですから、、もうあきらめてください。

えっと、ようやく本題です。

医者に止められて、ここしばらくハードコンタクトレンズをやめてメガネのみで生活していたんですよ。特に支障もなく、ずっとこのままでもいいかと思っていたのですがね。

メガネオンリーとなった結果、私に何が起きたと思います?


答え=化粧をしなくなりました。


もともとは、私は結構塗りたくる派でございました。年齢的にも、バブルを知っている最後の世代ゆえ、化粧品は百貨店の売り場で買うものと洗脳されており、滅茶苦茶お金かけてた時期もあります。

ところが。

メガネしない裸眼の状態では、何かを塗ろうにも、なんも見えんのですよ。いや、シャレでなく。

私、裸眼視力0.03で、乱視つき。メガネ奪われた瞬間に、向こうから歩いてくるのが男か女かも分からなくなって「助けてどらえもーん!」状態になるのです。


だから、日焼け止めクリームだけ塗って、メガネかけた後、口紅のみつけて完成だぜどやあ!というのをやってました。ラクチンでしたねえ・・・。

ところが、車の運転やらもろもろの事情が発生しまして、もっと度数の出る状態にしなくてはならなくなり(実はメガネだと余りちゃんと見えていなかった)、久しぶりにコンタクトレンズをつけたんですね。使い捨てタイプのソフトレンズを処方してもらいました。


そして、本当に久しぶりに、まじまじと自分の顔を見た。

「これは、ひどい・・・・」

つい鏡に向かって呟いてしまった私。


半年ぶりに見る自分の顔は、とんでもなく老けとりました。

人間、たった半年でここまで衰えるもんでしょうか。いったい何が起きたというのでしょうか。誰か私に説明してお願い!

この世界地図のように広がるシミは何なのっ!ブルドッグのような頬齢線は何なのっ!目じりや目の下に深く刻まれたクレバスのような溝は何なのようううう


きーきー大騒ぎをして、ダンナにすがりつき

「ねえ、どう思う?やっぱり、こんな顔で会社行ってたのって、有り得ない?」

などと半べそで尋ねてみましたが、

「まあ、最近気ぃ抜いてたのは知ってたで。お前は、もう、おばはんなんや。あきらめんかい。」

と突き放されました涙。


で、だ。

お気づきの方もおられるかもしれませんが、私、かなりの負けず嫌いです。

ダンナの「おばはん」の一言にカッチーンときまして笑、売られた喧嘩は買うわよスイッチが入ってしまいました。

「よくも、コケにしてくれたわねっ。見てらっしゃい。世の中には美魔女と呼ばれる方々もおられるのよっ」

そして、クレジットカード握り締めて、かつて通っていた化粧品コーナーのカウンターへ猛ダッシュしました。


「あらお久しぶりでございますメイ様。どうなさったのですか?」

「説明は抜きで。幾らかかってもいい。コレ、コレをなんとかしたいのっ。」

はあはあしながら、メイクミラーの前でシミシワを指さして訴えた。

綺麗なやり手アラサー美容員のお姉様は落ち着いたものです。お任せください、とばかりに頷き、あれこれと商品を並べ始めました。

「随分と、放っておかれましたね。」

「はあ、すんません・・・」

「これは、お手入れの問題だけではありません。お分かりでしょうか?」

「いえ、全然分かりません・・・」

そうこう言いながら、お姉様の手はちゃくちゃくと動き、収斂化粧水→保湿化粧水→美容液→毛穴隠しクリーム→ハイライト?→頬齢線塗りこみクリーム→崩れ防止下地→UVカット機能つきBBクリーム→クリームファンデ→クリームチーク→コンシーラー→フェイスパウダー→目元専用下地→アイシャドウ→・・・・えっともうあとよく分かんないものをいっぱい塗りたくってくれました。


「さ、これで緊張感を取り戻していただければ。」

お姉さま勝利の微笑み。さすが、緊張感を全く無くしていた事を完全に見抜かれておりました。

鏡の中の私、戻ってる。完全に元通りとはいきませんが、かなり持ち直してます。

もう黙ってカードを差し出すしかありませんよね。6品ほど抱きかかえて帰りました笑。

帰って、ドヤ顔でダンナの周りをこれ見よがしにうろつきます。(←私、本当にこういう子供みたいな性格なんです笑)

「どうよ、どうよ。ちょっと、阪神戦はいいから、こっち見なさいよっ」

ダンナしぶしぶTVから目を放して、こっち見ました。そしておーっと。

「やればできるやんけ。」


私、もう得意の絶頂。(←ダンナにいいようにあしらわれている事に気づいていない)

「すごいでしょ。すごいよね。だから○万円の請求がきても怒らないでね。」

ダンナ、さっきとは違う声でうおーって叫んだみたいだったけど、まあいいよね。

「どう?女の怖さを思い知った?」

私がふふんと鼻で笑い問いかけると、ダンナは肩を落として言っておりました。

「思い知ったというより・・・・思い出したというか・・・・」

そういえば、ケッコンした後、騙されたとか詐欺だとかなんかぶつぶつ言ってたこともあったような記憶もあるけど、まあそんな昔のことはいいじゃないのよ。


では本日の結論をずばり申し上げます。

化粧とは、化ける術なれど、その実は心に纏うものなり。

使用前使用後で落差があった方が、コストパフォーマンスが高いと前向きに評価しましょう。それに、それは広義の意味での人間の幅というものです。(←え?)フォーマルとカジュアルとでがらりと印象を変えてみせる事こそ、真のお洒落です(←ええっ?)

そういえば、女が一番真剣な顔をする時は化粧をする時とか申します。そういう緊張感の積み重ねが加齢抵抗にも大事みたいっす。皆さん、あきらめないで、ぜひ踏みとどまってください。


アホな精神論と馬鹿にしてはいけませんよ。

だって、化粧を再開してから、私、仕事効率がものすごくアップしました。おまけに、するすると体重まで落ちてきたんです。(要は、いかにダレきってたかという証なんですけど笑)

実際には厚塗りのアラフォーが人様の注目を浴びることなんざもうない訳ですが、「いつ見られてもいいぜかかってこいや!」という緊張感・心構えが大事なんですねえ・・・。


会社の同僚・後輩たちも、毎日スーパーフルメイクで出社を始めた私に対して「もうメイさんてばまたバカなこと始めた」とか軽蔑の視線を向けてくるかと思いきや、好評です。

「勝負師の顔に戻りましたね」

って言われたわ笑。女の顔と言って欲しかったんだけど・・・ま、いっか笑。

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ブログ楽しいぜ、ブログ。&拍手メッセージ御礼

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このブログを書き始めたのは、2009年9月のことです。
それまで自サイト運営などもしたことがなく、まして小説なんて書いたことも無かった。本当に初めて尽くしでした。
そんな私でしたが、今では、書く快感に目覚めさせてくれた「ブログ」というサービス形態に、とても愛着を感じるようになっています。

2009年の段階ですでに、「ブログは終わったサービス」、「これからはSNS」と言われていたような気がします。
実際に、私もツイッターなどは手を出してみたものの、結果としては、むしろブログ形態の安定感・完成度を再評価する結果となりました。
もともと流行を追う性格ではありませんし、このままいけるとこまでゆるゆるとこのブログ続けようと思ってます。

現時点で、私がブログを書き続けたいと考える強い動機を、メモとして2点まとめておきたいと思います。
(何年後かには、理由が代わっていたり終わっていたりするかもしれませんから)

1)ネットにおけるホーム機能
facebookに代表される実名主義を前提としたサービスの方が、罵倒や暴論が少なく客スジが良いというのは、ある面で真実でしょう。
しかし、最近よく言われているように、本音をさらけ出せない関係や文章なんて、客観的に見ていて面白くも何ともないんですよね。
従って、ネットの海のディープさを積極的に楽しもうと思ったら、やはり匿名主義の魑魅魍魎の領域に泳ぎに行くしかないのです。
読み専ライフも悪くはないですが、ある一定のネットワークを欲したり、反応を得たいと思ったら、自分でどこかに何かを書く必要性が出てきます。
そんな時に、使い捨てハンドル名ではなく、ブログ管理人としての名前をもって書き込むことで、繋がりに継続性や広がりをもたせることが可能になります。
また、重要なのは、名刺効果があるということですね。
つまり、「匿名ではありますが、私はこういうことを言ったりやってる人間で、その場しのぎのつもりはなく発言しておりますよ」という姿勢を相手に伝えることができるように思うのです。
いわばそれは一種の信頼感ですから、ブログやサイト運営とは、アクセス数なんかよりも継続性こそが大事なんじゃないかと思い始めています。

2)書くことで得られるメリットを実践・実感したい
ちょっと前に、ツイッターで見かけたコメントに「書くことは受信の質を高めます」というのがありまして、私はこの言葉に、その通りっと膝を打ちました。
本当に、自分自身がこのブログを書いていて、それを実感していたからなんですね。
そこで、その後私がツイッターで呟いたことを、ここに再掲させていただきます。

>「発信することは受信の質を高めます」 なるほど。うん。なるほど。

>昨日の続きメモ。「発信することは受信の質を高めます」から私が思った事は2つ。
>その1)自分の考えや好きな事について発信していると、勝手に近しい情報が集まってくるようになる。
>どこに情報があるのかについても結果的に詳しくなる。情報はあるとこにますます集まる。これ実感中

>続きその2)自分でも発信しようかなという視点で目を通す事は、ふーんとか萌え~だけで終わらない、ただ消費するだけの行為から一歩自分を踏み込ませてくれる。
>内容を吐き出すために、自分なりに真面目に消化し栄養にしようとする。

>続きその3)自らも緊張感とリスクを背負って発信してみると、発信者側の意図や姿勢についても想像が及ぶようになる。
>結果、教師・反面教師双方の意味で情報とその発信者をシビアに評価し選別するようになる

>あれ?私3つ書いてますね笑



さてさて。以下は、拍手メッセージへのお返事です。

>初めてみたブログというものがこちらです
>いたってフツウの主婦だったのになんで


いらっしゃいませ。
分かります。分かりますとも。「普通の真面目な人間だったはずのわたしが何で」。その困惑に満ちた気持ち、私にも覚えがあります。
ですが、正直に申し上げますと、もう貴女は手遅れです笑。私が落ちてしまったこの道に、身体半分はまり込んでしまっておられますねー。
>DVDを8回通りみて、小説を3回
残念なことに、メッセージがここで切れておりました。もし気が向いたら、また続きを送っていただければ嬉しいです。
だってこんな寸止め状態だと、続きを妄想し放題なんですがいいですか?
(例その1) 小説を3回でやめておこうと思ったのに、今もう28回も読み返してます!どやあ!
(例その2) 小説を3回で終わらせるつもりで書き始めましたが、今1030話を超えてしまっています。私どうすれば。
私の妄想力をなめてはいけませんぜ笑。では、真の続きをお知らせ下さいますよう、切にお願い申し上げます。

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専門家のインタビューなどから、菌やウイルスの特徴と対策をご紹介します!

気安く呼んでいいよ(ただしイケメンに限る) & 拍手メッセージ御礼

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結婚している方にちょっとお尋ねしますが、あなた、相手の事を何て呼んでいらしゃいますか?
え?私?
私は、「パパさん」と呼んでおります。当然向こうは「ママさん」と呼んでくれます。
パパとママになる前は何て呼んでたんだっけ・・・・。「おい嫁はん」とか「おまいさん」とかテキトーに呼び合ってたような記憶しかないのですが。(←時代劇かよ。)
実はうちのダンナは、大学時代のクラブの先輩でして。付き合い始めてからも、私はずっと「○○先輩」とか「○○さん」と呼んでおりましたし、あちらは私のことを基本苗字で呼び捨て。人前で気を使うときにたまーにさんづけで呼んでくれる、そんな関係でずっとやってきました。

何を言いたいかというとですね、私、男性に下の名前で呼ばれるの慣れてないし苦手なんですよ。

ところが、縁あって入社した会社が、よりによってかなり軽薄な社風の変な会社でしたので、特に入社したてのまだバブルの残り香漂う頃には、いわゆる「ギョーカイ」なお兄さんたちがわんさかおりました。
彼等の特徴が、人を呼ぶ時の呼称に現れておりまして、とにかく誰でも「ちゃん」付け。相手が男でも女でも。年上でも年下でも。社内でも社外でも。
だがしかし、私はそんなノリには何とかついていけました。なぜならば、彼らは基本「苗字+ちゃん」だったからなんです。

一方、その後長く務めることになったシステム部門では、苗字呼び捨て文化へと大きくノリが変わりました。
男くさいなーここはとか思っていたら、昨年異動した今の部署は、とにかく誰にでもあだ名をつけて呼びあう文化の様ですね。
ほとんどは苗字由来の「いしくん」とか「ざっきー」など在りがちで無難なもの。
たまに外貌由来と思われるもので強烈なインパクトのあるのも耳にします。「ジューシー」とか(=脂がのってる体型だから・・・?人気者で本人が気に入ってるらしいからまあいいけれども) 先日は、ジョンくんが自己紹介してましたが、エルトン・ジョンに似ているから付いた名前だとう?こいつら面白すぎる。
その上、大変興味深いことに、そのあだ名文化と、上下関係に厳しい体育会系ノリがミックスされた結果、新入社員が大真面目な顔で「いしくんさん、お電話でっす」とかやっとりますがな。私は秘かにこれを太陽にほえろ方式と名づけて、日々笑いをこらえながら、なんとか馴染むように努力しております。

そんな部署へ、先日大型新人が入ってきました。
社外からお招きした取締役です。この方、うちの部署なんかメじゃないくらいのウルトラ級体育会系。本物のアスリートだった経歴もお持ちで、見た目は、はっきり言って超いけてます。あんな絵に描いたようなロマンスグレイでダンディなおじさまは、なかなかいないですね。
ぶっちゃけ、うちは自称イケメン取締役という人材は豊富で、TVとか新聞・雑誌に得意顔で出てる人もちらほらいるんですが、ほとんどは女泣かせまくって水子の祟りを背負ってそうな業界人とか、さもなければ前科3犯くらいの極道の若にしか見えない人だったり。なんとも微妙なんです。
そのため、いやでも皆の期待は高まってしまい、ダンディ入社後、ものすごい勢いで女子たちの秘密ファンクラブが結成されたほどでした。

だがしかーし!ダンディの中身は、ザ・日本のおやじであった。
ダンディってば偉いから、人を呼び捨てにすんのは、全然構いません。結構そんなノリが似合っちゃう方ですから。
でも、男は苗字で呼び捨てにすんのに、女は全員下の名前の方で呼び捨てにすんのには本気でびっくりでした。
「おい、アヤコ」とか「おーい、クミ」とか、おっきな声で呼ばわりだした時に、「いまどきこんなオヤジが生き残っていたとは・・・」と秘かに感心していた私でしたが、ななな何と!先日はついに私のことまで「あのな、メイ」とか呼び捨てにしてくれましたよっ。
いやあ、その場にいた全員が誰の事を指しているのか分からなくて、一斉に首をかしげてましたねー。無理もないよ。だって私も一瞬誰の事かわかんなかったもん笑。

で、だ。
私ったら、あろうことか頬染めちゃって、「あ、はい・・・」とか小声でお返事。
だめじゃん。ぜんぜんダメじゃん私。いつもの強面のお局がどうしちゃったんだよ。
いやあ・・・。名前で呼ばれるのって、こんなに恥ずかしい気持ちになるものだったのね。どきどきしちゃうっ。(ただしイケメンに限る)
本当はさ、あんたの女房でもなんでもないぜって啖呵きりたいところだけど、たまになら男の所有物のように扱われるのも悪くないものですね(ただしイケメンに限る)
あたしは命令するのは大好きだけど、命令されるのは大嫌いな性格。だけど名前で呼ばれると命令を聞いてあげたくなっちゃうのよ。不思議ねー(ただしイケメンに限る)

さてさて。何のオチもないしょうもない話はこれくらいで切り上げまして、以下はメッセージへのお返事です。

▼拍手メッセージ御礼

>オタクっぽくて気が引ける
>こんな私にしてくれたメイさん
>毎日が楽しくて1000文字じゃあ語りきれませんわ

ああ。お仲間がまたひとり笑。
なんだか、まるでこの私が普通であった方を悪の道にひきずりこんだかのような書きっぷりですが・・・。
どうやら、自分でも気づかぬうちに、私の才能は罪深いレベルにまで達してしまっていたようですねwww
というか、いったいどういうきっかけでうちのブログをお読みになったのか、そこに非常に興味が湧きましたねー。

こんなに壊れちゃってはいるものの、私だって、いまだにヲタ的遊びに上手く言葉にできないような照れや後ろめたさを感じてしまう時があるんですよ。
ほとんどは、年齢からくるもので、「いい年してなにやっとんのやワタシ」というもの。
あとは、「私は一児の母であり、本来ならば娘を立派な大和撫子に育て上げなくてはならなかったのに(もう手遅れ)」とか、「働く女として、もうちっと知性をひねりださんとあかんのでは?」という立場や世間体を心配することからくる気持ちですかねえ。

でもまあしかし。人生の折り返し地点を過ぎた今は、つくづく思うんです。人生楽しんだもん勝ちだぞって。
本当に好きなことだけをやれる人生の後半戦を迎えた時に、人は自分に相応しい時間の使い方へと自然に回帰していくのではないかと思うのです。
笑う人には言わせておけばいいじゃないですか。子供っぽいとか、バカっぽいとか、照れとは自己を客観視できていることの証であり、大人として案外大事なものだと思ってます。それに、本当に恥ずかしいと感じる場面があっても、自分自身が読んだり書いたりするものはそうならないように意識して努めれば済むだけの話です。
30代には30代の、40代にも50代になってもそれなりの楽しみ方がある世界のはずだと私は楽観的に信じておりますよ。要は自分が年齢に相応しく生きてさえいれば、何を読んでも書いても、そこに等身大の自分が反映しておるだろうと。そんな風に思うわけであります。

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スマホから初投稿。テストで手持ちのハガレン英語版をさらしてみる

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スマホから初投稿。テストで手持ちのハガレン英語版をさらしてみる。

<追記>
写真アップが手軽にできて、これ、いいわー。アメーバさんの新しい簡易ブログサービスを利用。
英語版コミックの値段に皆びっくりしやがれ! 
家族旅行に行った時に買ったんですけどね。
原作では「イシュヴァール」なのに、英語だと「イシュバール」なのよ。なんか違和感~

あと、使い方わかんない上に、なんか意味わかんないけど、こういう↓イラストみたいのを選んで貼れたから貼ってみた。
ワタシをマンガキャラ化したら、こんな感じだな、うん。
しばらくこれで遊んでみます。





●愛それは愛<宝塚べるばらフェルゼン編鑑賞記>

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本日は会社お休みして、奥様はべるばら観劇に行ったざます。
そもそも、ヅカ銀英を観て以来、私は有名なあのシーン→「わたくしはこのフランスのじょおおおうなのですからー」を観たくてたまらなかったんですのよ。
そのため、チケット発売の日に、宝塚ホームページに果敢にアタック。ところが。
時間きっかりにアクセスしたというのに、何十分も待たされた挙句、撃沈。繋がった時には全て予定枚数終了。
べるばらってどんだけ凄いの。怖いよ。うえーん、べるばら怖いよー。
打ちひしがれた私に、さる方が手を差し伸べて下さらねば、私はスタート地点にもつけなかったのであります。
ご尽力いただいた方のお陰で、ようやく念願かないました。(ありがとうございました。)

さてさて。ご一緒した某所様と銀座で事前にランチ。
人様をうらやましがらせるためだけにこんな風↓に写真をツイッタとシンプログにアップしまくる私。


投稿写真

>本日はフェルゼンに会いにいくの。銀座でランチ中


投稿写真

>デザートタイム突入。待っててねフェルゼン@銀座

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>愛それは甘く
>自分がまさかアンドレ死ぬとこで泣くとは思いませんでした。姫川亜弓的アントワネットが好きなのでフェルゼン編が好きです


・・・・完全に浮かれまくったウザい主婦ですね。本当に済みません。
事前情報として、べるばらは歴史ある作品ゆえに、演出などはヅカ銀の方が現代的であり、比較してしまうと好みが分かれるだろうと伺っておりました。
確かに、そういう面はあったと思います。やたら幕が閉じた時間が長く、場面ごとが細切れで、流れるように話が繋がっていくというわけにはいきませんでしたね。それに、ヅカ銀英伝の方が、とにかく全体にキラキラして派手でした。
しかし、私はこのやや古風な趣の演出も結構気に入りました。特に台詞。美しい言葉を丁寧に選び抜いていて、ジェンヌさんたちもまたそれを丁寧に演じていたために、「芝居」としてはこちらの方が見応えあるなと感じました。

・・・・だからという訳ではないのですが、じ、実はね・・・
私泣いちゃいました・・・・・(は・づ・か・し・い)
それも、アレですよ。アンドレが死ぬとこ。
いや待て。これフェルゼンが主役だからっ。そこクライマックスじゃないからっ。
しかし、私の目から涙が溢れ、気付けば鼻水までたれまくり。もうどうしようもないから、ハンケチで鼻をふきまくって、感涙にむせびました。
これがべるばらの威力かー。怖いよーべるばら、怖いよー。

照れ隠し半分で言わせてもらっちゃいますけどね。
冷静に見れば、ヅカ銀も真っ青なつっこみどころ満載なんですよ?
フェルゼンてば、アントワネット様を救う為にフランスに戻る時に、いきなり剣豪になってチャンバラ始めちゃうんですけど、そういう人でしたっけ?
馬車に乗って急ぐ場面でも、完全に独りで熱走してましたが、おい、ちょっと待てよ。わざわざ迎えにきてくれていたジェローデルくんはどうした?まさか置いてきたのかよっ。なんて一途なんや。さすが私のフェルゼンさんやで。
アンドレよお前もだ。お前は一体何発銃弾をくらったら死ぬんや。あの異常なしぶとさは、平民の血の証なのね。きっとそうなのね。

しかし、なんだかんだ言っても、私そーとー宝塚にやられちゃってますよ。
帰りの地下鉄の中でもこんな↓ツイート流す程度には重症。


投稿写真

>宝塚観賞後の私の目には、ニュートンがアンドレにしか見えませんどうしたら?


んで、さっきね、娘にべるばら舞台の再現を一生懸命して見せてました。
あの、フランス人形みたいな動きを再現するのが難しくってねー。スケート靴はいてるみたいな、つーっと滑るようなあの動き。ほとんど縦に揺れないあれ。貴婦人役をやるためにあの動きを数年かけて修行すると見た。やっぱ宝塚ってさ、凄いですよ、うん。

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●2013年4-6月の面白検索ワード

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3ヶ月ぶりにまとめておきます。
最近、解析対象データに着目しています。(暇人の証明)
以前から、アメブロの解析結果とフリーで設定している解析ソフトの結果に乖離があるのは分かってましたが、最近それが酷くなりましたー。
単純にアメブロさんの方の定義が変わったとかという問題ではなく、解析ソフトの方が追えない(対象外としている)方法で読む方が増えてきているものと想像しております。(RSSはもちろん、モバイルでのアクセスも一部追えてないことが分かっている。)
・・・・だからなに?いえいえ、物凄くどうでもいい事でしたねっ。

さてさて、久しぶりですから、張り切ってご紹介いたします。

▼銀河英雄伝説関連

>死なないラインハルト
→またきましたよ・・・。もうさ、不老不死の秘密を求めて旅をし、ホムンクルスと化してしまうラインハルト物語でOK?
(それってどう考えても悪役ポジション・・・)

>ラインハルトヒルダ性交
→性交ってあなた・・・。もうちょっと他に言葉なかったのでしょうか?

>はたらけ ガイエ
→すみませんでしたすみませんでしたすみませんでしたあ!!

▼鋼の錬金術師関連

>リザホークアイを操り人形に小説
→リザちゃん人形っすか。具体的だから、きっと現存している作品と見た

>金歯 マスタングくん
→金歯で検索かける人って、さすがに珍しいと思うの。

>鋼の錬金術師小説療養中のロイ小説
>エド 骨 入院 ロイ
→なんか、大佐って弱ってる状態の方が需要がありそうなんですよね笑

>リザホークアイの内臓が小説
→全っ然分かりませんてば。どんなの読みたいんでしょう?

>ロイアイ だるだれ
→こっちの方が、まだ分かる(・・・気がするだけかもしれない・・・)

>すごくhな慢画はがれん
→はいはい。よーく分かったから落ち着け。

>キンブリー小説
→こ、これは「次は紅蓮の錬金術師を書けよコノヤロ」という私への挑戦でつか?

>ホークアイ マスタング オスカル
>ロイ リザ ロミ×ジュリ

→いやあ・・・。よりによって。あの二人に夢見すぎ笑
(万が一にでも、ハガレンまでヅカ舞台になっちゃったりしたら。私どうしたらいい?笑)

▼マンガ関連

>ムトー OZ 惚れる
→惚れるよねえ。貴女、絶対私と気が合うから、お友達になりましょうよー。

>お会いしとうございました ポチョムキン
→ポチョムキンは攻め。異論は認めない。
というか、秘かに毎月ポチョムキンでの検索があるのは何でなんだろう・・・

>チェス マンガ
→将棋や囲碁のマンガがあるんだから、あってもおかしくはないが。・・・あるの?

>トーマの心臓 根性焼き
→私という人間は、あの大名作にいったい何をしてしまったのだろう(白目)

▼二次創作界の深い闇

>(暗号化されたキーワード)
→以前から技術がある方がやってはりましたが、最近こういうサービスが汎用化されつつあるみたいで。
私のささやかな楽しみを奪わないでくださいよう涙

>失明した彼 創作
→う、うん。うちの作品がヒットして間違ってないと思うよ・・・多分。

>二次金髪美青年
→こ、これも、うちの作品であながち間違ってない・・・はず。

>お尻叩き 二次創作
→ううむこれは。果たして、お求めの条件を、うちの作品が満たせたのでしょうか?

>48手 二次創作
→すみません。さすがに無理でした。さようならー。

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●成功する女の2つのタイプとは<荒川弘とヤマザキマリ>

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久しぶりにマンガネタ書きます。
今一番勢いのあるマンガ家にしてアラフォーの働く母、しかもどちらも北海道育ち、と共通点が多々あるお二人ですが、私はこのお二人の書くものから本質的な違いを感じとりましたので、その点を軸にまとめたいと思います。
例によって、真面目な作品紹介などは一切なく、勝手な呟きのみですから、そこんとこよろしく。
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まずは、荒川弘氏。
この方のポリシーを一言で言い表すと、それは「マッチョイズム」ではないでしょうか。
鋼の錬金術師が大ヒットした後に、この方が実は女性だということが分かって大勢の読者が驚いたそうですが、それも頷けます。
男性誌で活躍する女性作家が増えたとはいえ、今だに「やっぱり女の書くものは」とか言われてしまうのを見ると、あえて性別不明なペンネームで書くという選択をする作家がいることは当然だと思います。
ただし、荒川さんの場合には、そういう深い狙いや何かを避ける目的でこのペンネームを使ったとはどうしても思えませんね。
実にナチュラルに、この方「漢-おとこ-」です
そういう意味でこの人は、高橋留美子とか紫門ふみとか、かつて男性誌で活躍したどの女性作家とも異なるタイプの作家であると感じています。もしかしたら、女の視点や感性や共感をことさらに武器にしなくても活躍できるフロンティアなのかもしれないっす。
女性・妻・母である以前に、まず人間として大変に健全で強い精神をお持ちです。従って、女流作家とかいう妙な色づけやカテゴリ分けは不要な存在であり、むしろそんなのはこの方に対して失礼というものです。今回、「百姓貴族」を読んでつくづく思いました。(←これ、ハガレンより面白いってどーゆーことなの笑)
ハガレンの二次創作なんかやらかしちゃった女が言うと余り説得力が無いかもしれませんが、私は鋼の錬金術師という作品のファンというよりは作家・荒川弘氏のファンであります。
もともと私は作家主義者でして、一度好きになった作家の作品は忠実にずっと買い続けるタイプです。だから、「ああ、また財布から吸い取る存在が出現しおったわ・・・」というのが出会ってしまった時の私の正直な気持ちでした笑。

この方の何が一番素晴らしいかというと、自分が産み出したキャラクター達への愛です。それがフェアで温かいんですね。
これだけの人気作家になると、当然ネットなどで悪口も書かれますが、ほとんどは女の子が可愛くないだの美形男がいないだの絵に対するものか、ストーリーが分かりやすい面白みに欠ける、といった声。
まあ、人それぞれなので、感想は好きに受け止めればいいと思うのです。でも、媚媚の萌えキャラ作ったり、女夢全開のあり得ないイケメンを描かないことこそ、この人が成功した理由だと私は思いますがねー。この人は産み出したキャラを責任をもって精一杯”人間”として描こうとしているのであって、ストーリー都合で単純な役割与えるためだけにキャラ作る人じゃないんです。
それに、いわせてもらえれば、分かりやすい悪との対決や、Hなラブコメに頼らないで正攻法にヒューマンドラマ作って勝負できる作家が、今、他にどんだけおると思うねんや。おばさんに教えてみんかい小僧どもめ。
出産時も連載を中断させず、大ヒット作をちゃんと綺麗な完結に持ち込んだのもお見事でした。そして、次作が書けなくなる作家も多い中、全く異なるジャンルへ転身し、超地味キャラだけの「銀の匙」をヒットさせたというのも、鮮やかすぎてしびれます。本当に、並ならぬ強靭な精神がないとできない事です。
こんだけの仕事をしている人をつかまえて、ワーカホリックとか母親業は大丈夫なんかとか、まったくもって大きなお世話ですわ。仕事人として働く人には、純粋に仕事の評価だけで良いのです。それ以上いったい何を求めてんのよ?

先日、ついに新連載が開始されましたね。銀匙の方は必ずきっちりとした終わりに持ち込んでくれるだろうと安心感を持って見ておりますが、原作もの、それも「未完の帝王」我らが田中芳樹先生原作のアルスラーンって・・・、これまた凄い選択をしたものですねー。もしや、以前の原作もの失敗へのリベンジを果たそうというのでしょうか。さすが”漢”荒川ですぜ。いやもう、物語そのものよりも、ちゃんとヒットするのかちゃんと終わらせられるのか、違う意味でファンをどきどきさせてくれちゃうんだから、もう、牛先生てばニクい人です。本当に。
投稿写真

さてさて。一方のヤマザキマリさんですが
この方見てると、「人生は旅」って言葉しか浮かばないです。
タフさという点では荒川氏といい勝負してると思いますが、破天荒さで圧勝してますね。
だいたい、書くものにそれがよく表れていると思います。
皆さん、当然テルマエ読みましたよね?あれ、どう思います?
名作?いえいえそうじゃないでしょう。どちらかというと、珍作の部類。
ですが、堂々の大ヒット。なんでだと思います?
絵でしょうか?絵の技術的なことは正直あまり良く分からないのですが、表紙絵以外はあまり上手いと思ったことはありませんね。あー男の裸描かせたら凄いなーとは感じますが笑。少なくとも一般的なマンガ絵とはかなり異なるテイストで、あれ、もしかして本格デッサン画でマンガ描いちゃったみたいなミスマッチ感があるんじゃないですかね?いずれにしても、キャラの魅力で売れたとはどうしても思えませんね。少なくとも、ご本人は、人物よりローマアイテム描く方が絶対好きでしょう。(そういうトコは森薫さんとおんなじ匂いがする・・・)
では物語性?・・・いえいえ。それもない。はらはらどきどきページをめくるのももどかしくっ、て思いで読んだ人誰もいないでしょうねー。
それなのに、なぜか面白いんです。全部買っちゃううんです。これ、凄いことだと思いません?

私が考えるこの方の魅力。それは、際立った個性、これに尽きると思います。
だいたいね、ローマのお話書きたいなら普通は歴史ものでしょとしか常識人には思い浮かびません。
それを何ですか?現代日本と古代ローマとをタイムトリップ&テレポート。風呂を通じていったりきたり。どういう理屈でトリップするのかとかSF的思考脳は瞬時に崩壊。
これを大真面目に作品化しちゃうんですよっ。小難しい理屈こねて設定に矛盾がどうこうと悪口ばっかり言う批評家きどりのネラーも無言化するレベル。
この突き抜けた清々しさ、圧倒的に素晴らしい。
この方以外に、いったい他に誰がこんな作品を書けるというのでしょうか。これこそが作家性でございます。「絶対人が真似できない」「絶対人が思いつかない」これこそがクリエイティブを仕事にする人の一番の武器なんですね。その事をこの人は見事に証明してくれたと思います。

ただし、正直申し上げて、オリジナル作品よりも、エッセイの方が断然向いていると思います。だから、次作がスティーブ・ジョブズの伝記をやると聞いた時、その企画だけで既に勝利している点にさすがっと驚きましたし、どういう切り口で語ってくれるのか、オリジナルを書くのよりずっと期待をしております。
また、私は、自分が若い時バックパッカーだったという事もあるのでしょうが、旅や外国生活をテーマとする本は大好きでして、ついつい買い集めてしまいます。その中でも、ヤマザキさんのエッセイマンガの面白さは、どの本もかなりのレベルで、ご自分のリアルライフをそのまんまネタにできているところに強みがあると感じます。ご本人はいたって大真面目に一生懸命生活しておられるのだろうと思うのですが、なかなか・・・、何と言うか・・・、いちいちフツーじゃない笑。本当に楽しい本ばかりで、つい憧れてしまう女性読者も多いんじゃないでしょうか。

そして、このヤマザキさんの「赤裸々さ」こそ、私は荒川氏との決定的な違いであると感じたのでありますよ。

と、いうわけで、いろいろゴタクばかり書いて申し訳ありませんでした。ようやく結論書きます。
仕事で成功する女には2種類あります。
一つは、女であることを出さず、あるいは殺し、徹底的に仕事人であることをストイックに極めるタイプ
もう一つは、女であること、妻であり母であることを大らかかつ赤裸々に出し、それを武器としてしまうタイプ

このお二人は、まさにこの2タイプの、典型的代表選手であるように、私には思えたのでした。

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●ブックマークと連絡先

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※2013.07.28 花嵐様とbaku様のリンク追加しました
同人サイトのルールやらマナーがいまいち分かっていないのですが 二次創作系サイトはRSS対応されていないところが多くて、自分が通うのに、不便という理由だけで作ります。 勝手に記載させていただいた皆様、申し訳ありません。 何か問題ありましたら、私、碧海メイまでご連絡いただけませんでしょうか。

▼碧海メイ 個人のサイトと連絡先

パンダメイの部屋 長編「皇妃ヒルダ」の格納先です。メールフォーム入り口とバナーもこちらにあります。 また、こちらのサイトも当ブログもどちらもリンクフリーです。連絡はくださると、嬉しいです。


▼銀河英雄伝説関連

バラ獅子の泉でつかまえて   まこりん様 (私のライヒルの原点。萌え地獄の入り口だった。)

バラEgo BLOG   Jeri様 (謎の大富豪の奥様にして大長編を書くオタク)

moon*月と星座   不動柚様 (私のパロディの目標。ほのぼのする。)

asayake☆☆暁の森   わっか様 (ロイエンタール×オリキャラの王道小説)

ハートtwo double two   芝様 (土下座するから皇ヒルの公式挿絵と言わせて欲しい)

キラキラぽやっとBLOG   sabrina様 (筆達者なライヒル小説。マンガレビューも凄く読ませる)

マンダラChroming Phantasy   やま様 (ここのヒルダとアレクたんの絵には確実にやられる)

ハート銀の塊   様 (ライヒル最後の夜の台詞はここから頂戴した。金髪童貞に萌え。)

ヨット真帆片帆  ゆうやん様 (ビッテン愛。オリキャラとの大人の長編小説)

雪厳冬舎  べる様 (本職の絵描き。捏造的銀英後伝のシリーズは企画力が秀逸)

ハイビスカス幸味屋  宮川様 (もう、この方の書く物はどれも繊細で格調高くて。)

晴れっ!金髪の孺子と赤毛のボウヤとその彼女達 南様 (銀英界の生ける伝説)

青色あおのもり 蒼山史樹様 (砂色メイン。マンガの趣味も合う御方)

tree緑の森の泉 nene様 (新しいライヒル小説。長編連載応援したくてリンク追加)

桜花嵐 鈴木様 (可憐にして清廉な二人がいました。あー私本当にライヒル好きだなーって思える。)


▼鋼の錬金術師 ロイアイ関連

炎Twin Flame   けーた様 (パロディセンスが抜群だと思う。そして大佐が超攻め)

星Long night   よる様 (長編連載中。仕官学校編に萌え死にした)

銃survivor   猫宮かりん様 (かっこいい系の絵なのに、まんがは楽しいの)

惑星ICHIJIKU   高野彬様 (緻密で考察オーラを放つ大人のための小説。読み応えあり)

ハート増田妄想劇場  sige様 (さらりとすごい量の作品が。ここの子リザは悶絶するほど可愛い)

ume.うめ屋  うめこ様 (精力的に本を出していらっしゃるご様子なのに、更新も止まらない。すごい。)

花Archaic Garden  結城鈴々様 (絵も描けて文も書けて。複数のカプを描き分ける。何者でしょう、この方。)

キャンディbaku  りさ様 (いろいろな関係・シチュエーションがあって楽しいのだが、特に兄妹ものが最高!)

PR: 食品中の放射性物質は今どうなっているの?-政府ITV

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放射性物質の低減対策や米の検査といった自治体の取組等について、詳しくご紹介します

●プロとしての二次創作とは<銀河英雄伝説舞台化へのこっそり感想>

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これは、私のような趣味を持つ者にとっては、語るには難しいテーマです。
私は、ひょんな事から勢いで二次創作業界に嵌まり込んでしまったものの、その後ずっと「結局二次創作って何なんでしょう」ということを考え続けています。
正直、いくら考えても答えが無く、また、答えを求める行為自体が大変に無粋もしくは薮蛇な気もしてきた今日この頃。

我々趣味仲間の間でよく話題として挙がるのは、法的にグレーな位置づけのものであるという点についてですかね。
一方、商業としての二次創作、あるいは文化としての二次創作という観点から語れば、二次創作とは、”アングラな遊び”というのとはまた違った評価と価値を伴うものであるはずです。つまり二次創作にもプロの世界がある。
そして、本日私が書きたいことは、この後者の点についてだったりします。

あくまでも、現時点での私の理解の範囲ではありますが、プロが行う二次創作とは、作品スタンス別に分けると以下の2つに大別できると考えています

1)リメイク
原作を忠実に再現しようと試みている。もしくは、別メディアでの再現に努めているもの

2)本歌とり
原作を素材としてのみ扱い、本質的には別の新しい作品を生み出そうとしているもの

マンガで例えるならば、1)の代表として私が真っ先に思い浮かべるのは以下の作品群。
>大和和紀「あさきゆめみし」
>横山光輝「三国志」

このふたつは、原作の代わりに読むという人がいても全く違和感ない。○○版源氏とか、○○版三国志などの文芸作品と並び称されるべき作品。
>萩尾望都「ウは宇宙船のウ」
何かで読んだのですが、実は漫画家を目指していた故栗本薫氏が、この作品を読んで、あまりの才能の違いにうちのめされてしまい、あっさりと小説へと転向したとか。
分かる。あのブラッドベリ独特の詩的情緒の再現力が尋常でない神作品です。とくに「霧笛」が凄い。


一方、2)に分類される作品は、捉えようによっては物凄く広範であるにも関わらず、意外にこれぞ、と思い浮かぶ作品が多くありませんでした。それだけ絶妙なバランス感覚や技術的洗練を求められる難しい手法なのかもしれません。
つまり、単純に素材として扱う事なら誰にでもできますが、そこに重層的な深み、つまりその原作を使う必然性やひねりある面白みを持たせることは至難なのでしょう。

そんな中、まず思い浮かんだのは、こちら。
松田奈緒子「少女漫画」
上記「あさきゆめみし」同様、既にマンガテーマの本ブログ過去記事でとりあげたことがあったので、詳細は省きます。
が、どちらも「プロの二次創作」というテーマで語るには、はずせない傑作だと思っております。

で、今日一番語りたかったのはコレ↓

浦澤直樹「PLUTO」
二次創作を本物のプロがやるとここまで凄いことができるのか、と私をうならせた作品です。
大胆なキャラデザイン、原作設定を十分に活かしファンに懐かしの涙を流させつつも、複雑さと深みを増した独自設定と物語。原作テーマを壊さずして、見事に別の物語として成立することに成功してます。

あと、この話題にあげるべきかどうか、もしあげるとしたら1)か2)かどちらなのか、判断がつかなかったのがガンダムオリジンですね・・・。いやもう、私シャア様大好きすぎて笑。士官学校編を鼻血流しながら読んだ変態なんですごめんなさい。

いずれにしても、読者を納得させてくれるレベルの仕事には、以下の全てが備わっています。

・原作へのリスペクトが大前提となっており
・それでいて、原作とは大胆に異なる設定や物語で読者をひきつけ
・二次創作としてでなく単なる1作品としても十分に成立している


結果、原作未読者も十分に楽しめ、むしろ原作へ触れるきっかけとなり得るし、原作愛好者にとっても「そうきたか」という驚きを楽しめるものとなっています。

さてと。我慢強くここまで読んでくださった本ブログ読者の方であれば、もうそろそろお気づきの事でしょう。
なんだって突然、こんなテーマを語りだしたか。
そう。私、昨晩日本青年館で行われた銀河英雄伝説舞台版「初陣」を観てまいりました。
私は観劇の目が肥えておりませんので、細かいことは語れませんし語りません。ただシンプルに感想を述べさせていただきます。
「見て損はない。次も行くぜ」
はい。以上です笑。

まず、芝居にする以上、どうあがいても忠実なリメイクは無理なわけです。
そもそも、超絶美形のラインハルトはじめ、登場人物たちはあんな奴おらんで」というキャラばっかなんだから、それを生身の人間が演ることからして相当ハードル高い。
宝塚の場合には、そこを上手く2.5次元の世界へ繋ぐメソッドを持っていましたから、銀河英雄伝説の舞台というよりは、宝塚の演目として楽しめるわけです。そう、まさに新しい別の作品を作った。

一方、舞台版については、ヅカほどの大胆さにはまだ及ばず、ややどっちつかずというか暗中模索というか・・・、苦しんでいるなーという印象は受けました。そもそも難しい企画なんだよね、うん。
それでも、一遍のストーリーにちゃんとまとめあげたのは、さすがにプロの仕事だと私は感じたわけです。比べるのもおこがましすぎますが、かつて自分で銀英世界の再構築を試みた経験から、この難しさは少しは分かるつもり。拍手を贈りたいですね。

次作では、いっそもっと大胆に独自化してもいいよ、と個人的には思う。要は芝居として面白い作品に成立しているかどうかの方が大事。私は1観客としてそう感じましたんで。
それに、役者さんたちが素晴らしいじゃないですか。だから、無理に原作キャラの枠にはめようとせずに、それぞれの個性をもっと積極的に活かす方法もあると思いますよ。長丁場な企画なんだから、ヅカには及ばずとも、全舞台シリーズに共通する何か独自世界のようなものを築く必要性があるでしょ?

最初から通してこのシリーズを観劇されている方は、きっと異なる感想をお持ちになることでしょう。
でも、初参戦の私にとっては十分に楽しかったので、多分、いや間違いなく次作も観にいきます。
若い役者さんたちの成長も見守れたら、きっと楽しいだろうな。いや、むしろそれこそを舞台版独自の楽しみのコアに据えるのはどうでしょうね?(2年後、「マミヤは私が育てた」的なおばはんになってたらこわいよ・・・)

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●俺に指揮権を寄越せ<銀河英雄伝説舞台への間違った期待>

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舞台「初陣」、終わっちゃいましたが、まだまだ感想が熱く語られている様子。いいぞ。私もまぜろ。

くどい位言ってもいい足りないので、前置きをもう一度繰り返しますが、私、芝居の難しい事はさーっぱり分かりません。
だから、全然違う方向から語っちゃってもいいかな?多分、こんなアホなことほざける恥知らずはそうそうおらんと思うんで、怖いもの見たさ感のある方だけお読みください。

この後、どうやって残る銀河英雄伝説の舞台シリーズを盛り上げていくか。
先日、無責任感まるだしで「もっと独自路線走ってみてもいいと思う」とかブログに書いてはみたものの、具体的にそれってどういうことなんでしょうね?
言いだしっぺの私がなんか考えないといけないよな。
だから、鼻ほじりながら考えてみたよ。

1)ダブルキャストやってみてくれ
ヤンとかラインハルトとか、主要キャラを複数役者が演じることになってしまったことを逆手にとるのだ!逆転の発想だぞどうだ参ったか。
ほいで、役者さんたちの火花散るバトルを堪能する。リアル姫川亜弓とマヤワールドを期待。超期待。
それぞれのファンが贔屓のために狂ったようにチケット買い捲るよ間違いない。
すでに伝説となりつつある例のお二人さんも、どうぞどうぞ参戦なさってください。若きジャニヲタさんの本気をぜひ見せてもらい、我々老いたヲタクは刺激とパワーをもらうべし。

2)最終ステージは勝ち残った役者だけのキャストで上演
この場合、何をもって勝ち負けとするかが重要なのだ。やはり金か?金を呼んだ役者を勝たせるべきか?
もしくは、ネット投票。チケット購入番号1枚につき1票投票できるシステムを、私が作って納品してもいいぜ笑。
AKB握手会も真っ青なあくどい手法で、これまた一人でチケット50枚とか買っちゃう人続出するから!間違いないから!

3)マイナス投票権を設定してさらにえげつないバトルを見せものに
しかし、そんなことをしたら、来もしないのに財力もしくは組織力にものを言わせてチケットだけ大量購入、座席はガラガラなんてことになりかねない。
そこでだ。
実際に公演見に来てくれた方への特典を用意しよう。
何とマイナス投票権だ。贔屓を勝たせるために邪魔なライバル側に容赦なくマイナス投票。実際に舞台を観た人間だけに与えられる超特権。お客様は神なのであるぞよ。


3)役者さんたち本人や舞台製作側にも投票権あげよう
自分で自分に投票もできますし、相方キャストに組みたい相手を投票するのもよいではないか。
誰が誰に投票したという呟きだけで、妄想をたぎらせてしまう人、ここに大量に湧いてますねん。
まあ厳しいプロの世界に生きている方々に敬意を表して、一人100票くらいずつ権利をお渡しすべきかもしれませぬな。
やっぱさ、作り手こそが一番真剣にいいもの作りたがってると思うからさ。

4)シナリオ公募してみません?
ジャンルの浮き沈み激しい同人世界で、だてに20年も続いていないのだという銀ヲタ魂を、同志たちよ、ぜひ証明してくれ頼んだぞ!私も無理やりライヒルひねりだすっ。
応募作のあらすじを公開し、それもネット投票にしてみてもいいかもしれない。
ただし、結果としてどれもこれもBL舞台と化しても、私は責任とりませぬ。

5)複数シナリオってのはどうよ?
ゲームみたいに、マルチエンディング舞台ってたまにあるらしいじゃないですか?専門用語でなんていうのかしら?
ヤン死なない版、ロイ謀反しない版、ライ死なない版とか用意されてたら、DVDの売上までを完全保障してさしあげます。多分、セット化しても売れるよ。社会人ヲタクなめんな。



なあんてね。ひゃっほー。夢みてみました。夢見果てりたり。
既にお気づきでしょうが、今、私酒に酔ってます。ときどきやっちゃうのよ、こういうテンションで記事アップ。いいのアタクシ自由人。
後でこの記事削除したら、メイさん自己嫌悪と共にふて寝でもしてると思っていてください。
では、ごきげんよう。ファイエル!

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●優性遺伝とかいったな。あれは嘘だ

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私には娘が一匹おりまして、今、中3です。
私が一人で作って産んだみたいな顔して出てきた赤ん坊でした。ええ、まるきり私のコピーを錬成してしまったと思っていたんですがね。
お年頃になった娘は、最近いろいろ細かい事が気になり始めた様子でして。

「ねえ、どうして、ママもパパも二重まぶたなのに、うちだけ一重なの?」
「おばあちゃんが一重だから、かなあ?」
「ママが実は整形ってことはないよね?」
「ないですよっ」(ママちゃんの高校生時代の写真みろよ!)

「ねえ、どうしてうちの足は大きくて太いの?」
「えへん。ママもです。おまけに臭くて。まじごめんー。」
「ねえ、どうしてパパは痩せてるのに、うちは太ってるのかな?」
「ママが昔、肥満児だったからですかね。怖いですねー。」

「運動音痴なのは誰に似ちゃったの?」
「ママが聞きたいわ~。誰に似たの、あんた」
「だいたい、どうしてうちだけチビなの?」
「パパの家系みたいだねえ。」
「ねえ、どうしてうちの爪はみっともない反爪(そっくり返って生えてる爪)なの?」
「あーあ・・・そんなとこだけパパに似ちゃって・・・。」

「そもそも、うちがヲタクになったのはさ・・・」
「はいはい。ママのせい、ママのせい。」
「ねえ、もしかして、うちって失敗作?」
「そ、そんなわけないわよっ。可愛い可愛い一人娘ですよ。よしよし。」

わが娘ながら、なんと不憫な子でしょう。
確かに、親戚の子見てても、いろいろとおかしいのです。子供って何でこんなに似て欲しくないとこばっかり似るんですかね。
そりゃあ恥と欠点だらけの私たち夫婦ですが、寄せ集めればそれなりにいいとこだってあるんですよ?祖父母の代から遡って優性遺伝のルールを発揮し続けていれば、運動神経抜群・超秀才でお目目ぱっちりの美少女となっていたって、ちっともおかしくないはずなのにっ。

いやしかし。待てよ?
もしや、これこそが優性遺伝の結果ということはないですかね?
つまり、何を優性ととらえるについて、私の認識の方が根本的に間違っていたのではないだろうか。

そう、例えば。

二重まぶた。これ優性遺伝対象となるのが常識と聞いた。
だが、常識をこそ疑え!
生物として二重の方が優れていることの証明を貴様はできるのか?
一重の方が居眠りしていても気づかれにくいという確かな利点があるではないか。もしやこれぞ現代日本にフィットした遺伝形質なのではあるまいか?

反爪、あれだってそうだ。いざという時武器になる。娘寝かしつけてた時代に、蹴られて何回か血を見たもんね。もしかして満員電車で痴漢に会ったときとかに役立つのかもしれないぞ。

チビで運動音痴のぽっちゃりメガネっ娘。
条件を全部並べてみてみたら、何かの二次元キャラへと変貌を遂げつつある途中段階のような気もしてきた。子リラックマに似てると前からこっそり思ってたの。うん、この後いつか、人類を超えたペットっぽい凄く可愛い生き物に進化するのよ、きっとそうよ。

ヲタク性質。
これぞ間違いなく未来人の証。いやマジでこれって才能なんだってばよ。だから優性遺伝しました。何か文句ある?

あらあら、そんな風に考えれば、うちの娘ってば、すんごい優性遺伝の賜物じゃありませんか。神様ありがとう私にこんな素晴らしい子を授けてくれて。

・・・え?大足・太足・臭足は何の役に立つのかって?
知らね。何かの武器になるんじゃないですかあ?
えーと、例えば、ホラ、立体機動装置を装着した時に全身バランスとりやすかったり、ブーツの臭いだけで巨人に食われずにすんだりとか。いろいろさ。

おっと進撃方向へ話がずれまくりました。
いつものことながら、何がいいたいのか良くわからない記事ですね。結論代わりに、うちの夫婦漫才でも置いておきますか。

「という訳で、なぜ娘が私にだけ似てあなたに似ていないかを考察してみました。」
「相変わらずお前ヒマやなー。」
「科学的実証データを信じれば、あれは優性遺伝の結果なのです。」
「なんやそれ。恐ろしい結論だしおってからに。反論でけへん空気を感じるんやが。」
「つまり、あなたよりも私の方が生物学的に優れた生き物だったのです。」
「・・・・お前が、すごく強い生き物だって事は、認める・・・」

本日の保守記事は以上です。ではまたー。

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●私の「書く気」スイッチは、どこにある?

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予定通り、ぶらぶらと読み専ライフを楽しんでおります。
このモードに入ると数だけはこなす私。
最近こんなもん読みましたリストを一言コメントと一緒に列挙いたします。見ての通りチョイスはノンポリ。意味とかはない。

・進撃の巨人(コミック)
巨人を狩るシーンに、己の血が熱くなるのが分かる。凶暴なチビ(リヴァイ)最高。
すごく楽しそうに巨人描いてるけど、普通の人間キャラも、もうちょっと本気だして描いてあげてお願い。
それにしても、あのキャラでどうやってホモるのか、私には謎すぐる。  

・ヒストリエ(コミック)
奇生獣で有名な人らしいけれど、そちらは未読につき、本作が初見の作家。おもしろいぞ!
これで魅力的な女性キャラが出てきたら言うことないんだけど~。
何も予備知識なく読み進めていたから、途中から「なんや、これアレクサンダー大王の話やったんか!」と驚いてしまった間抜けな読者。

・男の肖像(エッセイ)
私、塩野作品おたくでコレクターですから。持ってるだけで満足しちゃって全読破はしてないけどねテヘッ。
お説教モード全開なので、心酔していた高校生時代ならともかく、今は読み続けるのきつかった。
この人、いい意味で本物のスノッブなのよね。下品や無教養というのが大嫌い。男の一流趣味をこじらせてカエサルにいきつくあたりが、普通じゃない方なのである。

・図書館戦争(小説・ラノベ)
こんな、ど少女マンガ読んだの本当に久しぶりだよ!ニヤニヤしちゃったよ!
実は、次の二次創作のネタにと狙っていたシリーズだったのだが、これをやるには私はトシをとりすぎたな。残念。
別冊がなければ、多分手柴を書こうとしたと思う笑。あるいは、メディア良化委員会側にも面白いキャラが揃っていれば、そちら視点でのものを書きたいと思った可能性は高いのだが・・・。
中学生の娘は愛読していて、私が「うちのパパが体鍛えたら、堂上教官になると思わない?」って言ったら激怒され「あっち行って!!!」と子供部屋を追い出されますた。

・銃・病原菌・鉄(論説?)
生物学者が書く人類史の本。
数年前ベストセラーになった頃に手にいれておいたものを、今頃読んでる私、流行を意識してなさすぎて我ながら笑える。
家畜化と文明発展のくだりが一番面白い。「シマウマはなぜ家畜にならなかったのか」命題の立て方が上手い人だ。
それ以外は、うーん・・・。学術書ではないからな。多くを求めすぎてはいけない。個人的には、エンタテインメント本なら「神々の指紋」の方が、歴史大綱としては「大国の興亡」の方が面白かった。


どれも楽しみながら読んだのですが、私の書くスイッチが入るまでには至りませんでした。どうしてでしょうね?いったい私が「二次創作書きたい」って思える作品の条件って何なんでしょう。だらだらと考察してみましょうか。

1)結局のところ二次創作とはキャラ萌えなのだ

特に女の書く二次創作の9割はこれだと断言させてもらう。無論私も。
まず特定キャラに惚れこんでしまうところが、最初の一歩なのだ。
そういう意味で、進撃やヒストリエは明らかに違いましたね、私にとっては。厚かましいと怒られようが、自己を投影しやすい女性キャラが必要みたいです。
無論キャラクタ登場のないエッセイも論説も完全対象外。
この方向で一番期待していたのは図書館戦争で、事実、私はまんまと「堂上教官萌え~」となったのですが(ああ40女がナニやってんだか・・・)
だがしかし。

2)補完の余地が欲しいよう

図書館戦争は、笑っちゃうくらいキャラクタ全員がカップル化してくっついて終っちゃったんです。ゲロ甘と評される所以。
だめじゃん、だめじゃん、想像の余地を残しておいておくれよう~涙。
多分作者の有川さんは、エンタテインメント作家として、徹底したサービス精神をお持ちの方なのだろうと思うのですが、それにより、妄想意欲が萎えてしまいました。本編読み終わった段階では、私の頭の中には不器用な初夜を迎えるまでの手柴プロットが勝手にできあがっていたんだけどねっ笑。
ああ、こんな意見は多分特殊な病にかかったわれわれ二次創作書きにしか理解不能でしょう。いいの。病気だって知ってる。同情なんていらない。

3)複数の別視点でリ・ストーリーが可能なこと

こんな妙なこと言い出すの、萌え二次創作業界では私だけかも。ごめんね、変人で。(戦記もの書いてる男性二次創作書きなら、もしかして言わんとすることに共感してくれるかも・・・)
例え「書きたい」と思うきっかけは単なるキャラ萌えでも、実際に書く段階で、私は遊びたいのであります。
無論、上記の「補完」に走るのも遊びのメインではありますが、それに加えて私は、物語を自分風味に再構築する楽しさに味をしめてしまいました。
できれば突飛な意外性で人をびっくりさせたい。呆れられてもいいから笑わせたい。それを原作沿いという厳格なルールを自らに課した中でやることに、マゾ的快感があるのです。何言ってんだわたし大丈夫か。

変える事自体が目的ではないので、キャラ改変やifとはまたちょっと違うのですよ。うまく言えませんが、リ・ストーリーとしか表現できないなあ・・・。格好つけていうなら要するにやりたい事は「本歌とり」なんです。

原作世界を共有している仲間だけに分かるひねりで遊ぶために、物語を、別の視点・別の切り口で味付けしなおす。
オリジナル創造能力の低い私がこれをやるには、そもそも原作サイドに、それを満たす条件がないと実現できないんですね。
つまり、主人公以外の登場人物とか、反対勢力とか。別視点となりうる候補がしっかり描かれていない作品じゃないと、ダメみたいです。まあ、大変自分勝手な基準なので、この条件をもって「作品の深み」なんてことは決して申し上げませんから許してください。



・・・と、いうわけで、いつものごとく長々とゴタクばかりを述べてしまいましたが、要するに、次なる萌えにはまだ巡り合っていません、と。言いたかった事は、ただそれだけの近況報告でございました~。

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拍手メッセージ御礼

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▼拍手メッセージ御礼

>妄想の余地がもうない
>メイさんと考え似てるな~

メッセージありがとうございます!感覚が似てる様子で嬉しいですね。
こういう”感覚”は、言葉ではうまく説明できないし、熱く語ろうとしても、つい説教くさい自分語りになっちゃったりして、文章にするの難しいです。
ただ、とにかくエンタメを楽しむ時に、大サービスてんこ盛りが好きな人と、抑え気味で読者や観客の想像に任せてくれるのが好きな人とで、はっきり別れるのは確かだと思いますね。私の場合、基本は後者タイプで妄想の余地がある方が好きですが、時々前者タイプのものが見たくなる時もあります。(←大抵、ものすごく疲れてる時・・・)


現在の私は、週末ごとに自分の本棚の積読山からテキトーに引っこ抜いてきて何か読む、という感じでぶらぶらしております。
そこで、つくづくと、自分の性質を痛感してしまっておりますよ。
一言で言って、私は”空想力過多”の人間みたいです。

かねてよりフィクションで一番好きなのは小説で、次がマンガ。アニメや実写ドラマや舞台と、三次元に近づくほど足が遠ざかる傾向にあったのですが、それがもうはっきり自覚できてしまいました。単なる文章だけで、私の脳みそには十分。全てのキャラクタが勝手に映像化されて、音や臭いまで再生されてますから笑。かえってリアル映像とか無いほうが、ずっと自分好みで楽しい世界に浸れるの。もうビョーキですよ、ビョーキ笑。

まあ、こうなった理由は自分でも分かっております。
私の両親は当時としては珍しいばりばりの共働きでしたので、私はチビの頃里子に出されたりその後もずっと鍵っ子だったりと、それはそれはぼっちな子供時代を送っておりまして。
おかげさまで、孤独にものすごく強い人間に育ちましたし笑、人生のいたる局面で、自分自身を勝手に何かの物語のヒーローやヒロインに置き換えて酔うことで全ての苦労を妄想と共に乗り越えてまいりました。お前の打たれ強さは不気味、といわれるほどに。はっはっはっ。
物語って、妄想力って、偉大ですねー。

そんな人間でも、妄想に疲れる時がやってきて、どうやらそれが今みたいです。
また深海もぐりスイッチはいるまで、しばらく浅瀬あたりでちゃぷちゃぷして遊んでいようと思います。
ではまた~。

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読書感想<阪急電車/貧困大陸アメリカ/ウォッチャーズ>

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どーでもよい読書感想メモをまたつらつらと。
他に書くことないんですよう。許してください。


阪急電車(小説)有川浩
私、図書館戦争よりこっちの方が好きかもっ。実際に沿線を訪れてみたくなりました。
あちこちに、キュン系の恋模様を散りばめてあるのが、この作家さんらしいかな。自分の学生時代の恥ずかしい思い出が蘇り、キュンというよりはほのぼのしてしまう私はおばさん涙。
ただし、既に2作目にして、この方の欠点らしき傾向をみつけてしまった・・・。私、この方の”悪い人間”の描き方に物足りなさを感じる。メインキャラへ感情移入しやすく分かり易いという利点は大いに認めるけれども。
でも、まだ何作も手に入れてありますし、読みますよ。だって面白いから笑。


(株)貧困大国アメリカ(ルポ)堤未果
私の母は語学を人に教える仕事をしていて、大変な英米びいきでありました。
その母が、うっかりこの本を読んでしまい、憧れの自由アメリカの現実に打ちのめされてしまったらしい笑。
私にとっては、初めて知る内容は余り無かったし、極端な面を強調しすぎているような印象を受けた。けどもし米国の正しさを信じすぎても頼りにしすぎてもダメということを広く知らしめてくれたんだとしたら、このベストセラーの功績はそこにあるのだろうと思います。
一方的な反米臭が玉にキズですが、資本主義の限界や暗部こそが問題の本質であり、そこを勘違いしなければ有益な本。


ウォッチャーズ(小説)クーンツ
・・・むしょうに犬飼いたくなる。犬飼ってる人、犬好きな人はところどころで泣かされるだろう。
個人的には<アウトサイダー>の哀しさにほろりときた。単純悪でないこういう存在が描かれている作品がやはり好きだ。
クーンツの作品を読むのは、これが初めて。実に、実に、ハリウッドっぽい。これがアメリカンノベルの王道なんでしょう。確かに面白いもの。映像的で。
スティーブン・キング様より先にクーンツ読んじゃったってところを、ものすごく反省してるので、次こそキング読んでみる。ついに、20年も積読状態にあるファイア・スターターの出番がきたようだ笑。ストーリーに共通点多そうだし、比べて読んでみたいと思います。

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読書感想<秘密/もやしもん/ファイアスターター>

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どっかにレビューとして書きこむほどの価値なきただの個人メモ。
しかし・・・、つくづく痛感。仕事始めてからの私は、TVや映画はおろか、まともに読書すらしてこなかったのですよねえ・・・。子育て開始後はなおさら。髪ふりみだしちゃってさ、あーあ。
失われた20年を夢中でとりかえしにかかってます笑。


秘密11・12巻(コミック)清水玲子
10巻までを読んだのがかなーり昔であったので、記憶に自信がなかったのだが、結構イケた。
ようやく大作を完結してくれたことは本当に嬉しかったが、感想を一言でいうと・・・「うーん惜しい」。
分かってはいたが、直球BLエンドはちょっと~。醸す程度が理想です。それに、主人公、いくらなんでも泣きすぎです笑。

もやしもん11巻(コミック)石川雅之
あんまり共感してくれる人いないと思うんだけどさ・・・美里×遥が結構好きなんだよね・・・。(好きとかいうの憚られる雰囲気なんで、小声で言ってみる) だって、ホラ、あたし童貞処女好きじゃん?(真顔)

ファイアスターター(小説)キング
すごい・・・。確かにこの作家は神だ。なんだって私は、この人の作品をこの年になるまで1冊も読んでこなかったのだ!反省しろ!
ストーリーや設定には、既視感を伴う点が多々ある。軍用実験・超能力・組織からの逃亡・対決・裏切り・復讐・神秘的な存在感が圧倒的な殺し屋・・・。
先日読んだクーンツだけじゃないぞ。宮部みゆきとか恩田陸とか。コミックでもほぼテンプレと化しているパターンといえる。
もしかしたらこのパターンは、この人がルーツなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。そんな事どうでもいい位、小説としての完成度において、この作品は断トツであった。
こんなの読んじゃったら、作家の端くれなら誰でも、「自分でもこんな作品書いてみたい!」って願わずにいられないと思うの。
底辺二次創作書きのワタクシですら、求道の方向性を思わず改めようかと考えてしまった。それほどまでに圧倒的な面白さでありました。

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